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【ネタバレ】VIVANT(ヴィヴァン)第2話あらすじ・感想。“別班”の正体と薫の失踪の衝撃

【ネタバレ】VIVANT第2話あらすじ・感想。“別班”の正体と薫の失踪の衝撃

2023年7月23日に放送された日曜劇場『VIVANT』(ヴィヴァン)第2話では、前回を上回る緊迫した脱出劇と衝撃の謎解きが描かれました。日本大使館での攻防から、砂漠横断に挑む決死の逃亡劇まで、目が離せない展開の連続。

さらに、第1話から謎として提示されていた「VIVANT」という言葉の意味がついに明かされ、物語は新たな局面へ突入しました。

今回は第2話の見どころ、あらすじ、ネタバレ、そして深掘り感想を論理的にまとめていきます。

目次

「VIVANT」第2話の見どころ…大使館攻防と“別班”の衝撃の正体

「VIVANT」第2話の見どころ…大使館攻防と“別班”の衝撃の正体

「VIVANT」第2話では、日本大使館での外交戦から、裏切り者の存在、そして“VIVANT”=別班という衝撃の真実まで、次々と謎と緊張感が押し寄せました。

乃木憂助の正体に迫る伏線も数多く散りばめられ、物語は一気に加速。

さらに砂漠横断のシーンでは、スリリングなサバイバルと圧倒的な映像美が融合し、まるで映画のような迫力を体感できました。謎解きとアクション、そして人間ドラマが同時進行で描かれるこの第2話は、まさに『VIVANT』という作品の本気度を示す回だったといえるでしょう。

日本大使館での緊迫の攻防と裏切り者

乃木(堺雅人)と薫(二階堂ふみ)が現地警察から逃れて日本大使館に駆け込む冒頭は、大きな見どころの一つ。大使館ではバルカ共和国の外務大臣ワニズ(河内大和)がチンギス(Barslkhagva Batbold)警部隊を伴い、「爆破テロの容疑者として乃木と薫を引き渡せ」と迫ります。

しかし日本大使・西岡英子(檀れい)は「確固たる証拠がなければ引き渡せない」と毅然と拒否。一触即発の緊張感が漂います。さらに大使館地下に隠された非常用トンネルを使った脱出計画が持ち上がるも、出口には警官隊が待ち構えており作戦漏洩が発覚。

ここで「裏切り者は誰か?」という新たな謎が浮かび上がり、視聴者を釘付けにしました。

謎の言葉「VIVANT」の意味が判明

第1話から続いていた謎のキーワード「VIVANT(ヴィヴァン)」が、第2話で早くも明らかに。公安刑事・野崎(阿部寛)は、大使館職員ナジュムの「ヴィカン(現地語で“別館”の意)」という言葉をきっかけに、「ヴィヴァン」とはモンゴル語訛りの「BEBBAN」=“別班”ではないかと推理します。

この“別班”が自衛隊の非公式秘密情報部隊であると説明され、一同は驚愕。タイトルにも関わる謎が解かれるこの瞬間は、第2話最大の見どころでしょう。乃木たちが追う巨額資金事件と“別班”の関わりは、今後の物語の核心となっていきます。

乃木憂助の謎めいた言動と伏線

主人公・乃木憂助の言動にも注目です。野崎との会話で「ラクダは目が良いから落石を避けてくれる」といった知識を自然に語ったり、好きな食べ物を問われ「お赤飯」と即答する場面など、一般的な商社マンとは思えない振る舞いが散見されます。

これは自衛隊の保存食に赤飯があることと結びつくなど、訓練経験を示唆する要素だとも考えられます。
さらに乃木の中に別人格が存在するかのような描写も続き、怒りで周囲を威圧する“黒乃木”が再び出現。乃木が何者なのかという謎は、ますます深まっていきました。

砂漠横断の決死行と圧巻の映像美

物語後半は舞台を砂漠へ移し、乃木たちはバルカ共和国から隣国への脱出のため、成功率わずか3割とされる“死の砂漠”アド砂漠を横断する決断を下します。ラクダに乗って進む過酷な旅路、果てしなく続く砂丘の光景はまさに圧巻。美しさと恐怖が同居する映像は、ドラマのスケールを示す名場面となりました。

そしてラストでは、ラクダで行軍中に薫の姿が消えていることに乃木と野崎が気づく衝撃の展開。緊張感あふれる引きで幕を閉じ、次回への期待を一気に高めました。

「VIVANT」2話のあらすじ

「VIVANT」2話のあらすじ

日本大使館での攻防から始まり、誤送金事件の真相、謎の言葉「VIVANT」の正体、そして裏切り者の発覚と砂漠横断への決断まで――第2話も息つく間もない怒涛の展開が続きました。ここからは、物語の流れを順を追って整理していきます。


日本大使館での攻防と新たな疑惑

公安刑事・野崎(阿部寛)の助けで、乃木(堺雅人)と薫(二階堂ふみ)は現地警察から逃れて日本大使館へ。ところが、バルカ政府は2人の引き渡しを要求し、外務大臣ワニズと警察のチンギスが大使館を包囲します。

大使・西岡英子(檀れい)は証拠が無ければ引き渡せないと拒否しますが、館内は不穏な空気に包まれました。

誤送金事件の真相とテロ組織「テント」

野崎は乃木から1億ドル誤送金事件の経緯を聞き取り、丸菱商事の関係者の中に内通者がいると推測。さらに、資金は「テント」と呼ばれる正体不明のテロ組織に渡った可能性が浮上します。

野崎は乃木に「濡れ衣を晴らす代わりに、テント捜査に協力してほしい」と提案。乃木は半信半疑ながらも手を組むことを選びました。

食事のひとときと薫の願い

その夜、野崎は乃木と薫に日本食を振る舞い、一息ついたひとときが描かれます。そこで薫は「病気の少年ジャミーンを日本へ連れて行きたい」と明かし、亡き婚約者アディエルとの約束を守るため帰国を望んでいました。

「VIVANT」=“別班”の正体

大使館職員ナジュムの言葉をきっかけに、野崎は「ヴィヴァン」が「別班」を指すと推理。別班は自衛隊の非公式諜報部隊で、日本の治安を陰で守っている存在だと説明されます。

ザイールが死の間際に発した「ヴィヴァン」は、この別班のことを意味していた可能性が高まり、一同に衝撃が走りました。


裏切り者は誰だ?

西岡大使の指示で、乃木たちは大使館地下のトンネルを使って脱出を試みます。しかし出口には警官隊が待ち構えており、情報漏洩が発覚。裏切り者は誰か――緊張が走ります。

やがて野崎は、裏でワニズ外務大臣と連絡を取っていたのが西岡大使本人だと突き止めました。


脱出とジャミーンの危機

野崎は急遽作戦を変更し、相棒のドラム(富栄ドラム)の協力で脱出を敢行。3人はトラックで大使館を後にします。
その途中、薫は同僚からジャミーンが行方不明になったと知らされ、彼の家で発見。

重い発作で倒れていたジャミーンを必死に看病し、乃木も協力します。数日後、ジャミーンは意識を回復し、薫は後ろ髪を引かれつつも再び脱出に合流しました。

最後の選択――砂漠横断へ

しかしその間に国境警備は強化され、陸路での脱出は不可能に。乃木は「アド砂漠なら手薄だ」と提案し、一同は過酷な砂漠を突破する決断を下します。

灼熱と極寒が交互に訪れる“死の砂漠”をラクダで進む一行。ところが夜明け、乃木と野崎が振り返ると、薫の姿が消えていることに気づきます。極限の砂漠で何が起きたのか――衝撃の引きで第2話は幕を閉じました。

「VIVANT」2話の簡単なネタバレ

「VIVANT」2話の簡単なネタバレ

ここからは第2話の重要なネタバレをまとめます。未視聴の方はご注意ください。


「VIVANT」の意味が判明

第1話からの謎だった「ヴィヴァン」の正体がついに明かされます。

それは現地の発音で「別班」を指しており、自衛隊の非公認秘密情報部隊のことでした。テロリストのザイールが死の間際に残した言葉の真意が判明し、一同に衝撃が走ります。


裏切り者は日本大使・西岡英子

大使館脱出作戦が外部に漏れ、内部に裏切り者がいることが判明。調べの結果、裏切り者は日本大使の西岡英子だったことが明らかになりました。彼女はバルカ当局と通じ、乃木たちを引き渡そうとしていたのです。


薫の失踪と衝撃のラスト

西岡の裏切りにより、乃木たちは大使館から砂漠へと逃亡。道中、薫は病院の患者ジャミーンを救うため寄り道しますが、一行は「死の砂漠」を越える決死行に挑むことに。

ところが夜明け、薫がラクダから姿を消していることが判明。第2話はこのショッキングな引きで幕を閉じました。

「VIVANT」2話の感想

「VIVANT」2話の感想

第2話はテンポ抜群の展開で、視聴者を一気に引き込みました。

頭脳戦の妙味と裏切りのスリル、そして「VIVANT=別班」という衝撃の真相。さらに乃木憂助の二面性や壮大な砂漠シーンなど、語るべきポイントが盛りだくさんです。ここからは感想を整理してお届けします。

緻密な頭脳戦と裏切りのスリル

野崎が裏切り者を炙り出すため、わざと「トンネル通過に30分かかる」と偽情報を流す作戦は見事でした。公安のエースらしい周到さを印象づけ、視聴者を唸らせます。

一方で、日本人を守る毅然とした姿に見えた西岡大使が裏で敵に通じていたという衝撃。ナジュムの潔白が証明され、西岡が裏切り者だと確定する流れは非常に論理的で、緊張感のあるスリルを生みました。

「別班」と乃木憂助の正体をめぐる考察

第2話最大のトピックは「VIVANT=別班」という謎解き。自衛隊の非公認諜報部隊という設定は興味深く、物語のスケールを一気に拡大しました。ただし野崎の推理は確証がなく、視聴者からも「早すぎる真相では?」という声が上がっています。真の「VIVANT」は別の意味を持つ可能性もあり、考察が尽きません。

乃木の二面性も見逃せません。穏やかな「白乃木」と激昂する「黒乃木」、さらに心の中で別人格と対話するような描写が続き、彼の精神状態に大きな秘密が隠されていることを示唆します。幼少期にテロ組織に連れ去られる悪夢も描かれ、乃木の過去と現在がどのようにつながるのか興味は尽きません。

映像美と砂漠シーンの迫力

後半の砂漠シーンは圧巻でした。モンゴルでの大規模ロケにより、果てしない砂丘や陽炎の中を進むキャメル・キャラバンは映画のようなスケール感。映像美と同時に、極限環境でのサバイバルの緊張感がひしひしと伝わります。

細部に「ご都合主義?」と思える場面もありましたが、テンポの良さと映像の迫力が勝り、気にならなくなるほど。リアリティラインの調整を超えて楽しませてくれるシーンでした。

キャラクターの魅力と演技力

堺雅人さんの二面性ある演技、阿部寛さんの知性と包容力、二階堂ふみさんの芯の強さ。それぞれのキャラクターが第2話で一層際立ちました。薫がジャミーンを必死に救おうとする姿は感動的で、砂漠で姿を消したラストには「無事でいて」と強く願わされます。

さらにドラム(富栄ドラム)のコミカルかつ有能なキャラクターも絶妙なアクセント。SNSでも「ドラムがいなければ詰んでいた」という声が上がるほど、存在感を放っています。


総評

『VIVANT』第2話は、国際サスペンス、謎解き、アクション、ヒューマンドラマが見事に融合した濃密な回でした。130億円の行方を追う物語に加え、仲間との絆や裏切りの緊張感が深みを与えています。ラストの薫失踪という衝撃的なクリフハンガーで次回への期待は最高潮に。

いよいよ物語の舞台は日本へ移り、新たなキャラクターも登場予定。ますます広がるスケールと謎に、引き続き目が離せません。

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