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【ネタバレ】原作のザ・ロイヤルファミリー佐木隆二郎の結末は?最後の裏切りロイヤルの敵になる?

【ネタバレ】原作のザ・ロイヤルファミリー佐木隆二郎の結末は?最後の裏切りロイヤルの敵になる?

2025年放送の日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』は競馬界を舞台にした人間ドラマですが、その原作小説の展開が気になる方も多いでしょう。

特に佐木隆二郎(さきりゅうじろう)という若手騎手のキャラクターが物語後半でどのような結末を迎えるのか、「最後に裏切ってロイヤルファミリー(山王チーム)の敵になるのか?」という点について詳しく解説・考察していきます。

※以下、原作小説の重大なネタバレを含みます。

目次

佐木隆二郎(さき・りゅうじろう)とは【原作の人物像と前半の活躍】

佐木隆二郎(さき・りゅうじろう)とは【原作の人物像と前半の活躍】

佐木隆二郎(さき・りゅうじろう)は、原作小説に登場する金髪の若手騎手です。

調教師の父のもとで幼い頃から競馬に親しみ、生粋のジョッキーとして育ってきました。金髪の派手な見た目とチャラい言動から一見不良っぽい印象を与えますが、騎乗センスは調教師たちからも高く評価されるほど抜群です。

とにかく「強い馬に乗ることにこだわる」タイプで、本人も「強い馬を選んで乗る」と公言する野心家。

目標はもちろんGⅠ制覇。勝利に貪欲で実力も兼ね備えた、いわゆる“問題児系のスター候補”として描かれています。

山王チーム入りとロイヤルホープとの出会い

物語序盤で佐木は、ワンマン馬主として知られる山王耕造(さんのう・こうぞう)のチームにスカウトされます。山王は経営難の牧場から青鹿毛の牡馬を購入し「ロイヤルホープ」と名付け、その全レースを任せる若手騎手として佐木を指名しました。

さらに佐木は、山王の娘・百合子と密かに交際している設定もあり、山王ファミリーとは公私ともに深いつながりを持つ存在として描かれます。

デビュー戦の快挙と、その後の苦難

佐木が騎乗したロイヤルホープは期待に応え、デビュー戦でいきなり快挙を達成します。

因縁のライバル馬主・椎名善弘の有力馬ヴァルシャーレとの初戦を堂々の1着で制し、重賞勝利すらなかった山王陣営に初戦勝利をもたらしました。

この結果に山王は大喜びし、「GⅠ初制覇へ!」と意気込むのですが、競馬は甘くありません。ロイヤルホープはその後、勝ち星を思うように重ねられず、GⅠの大舞台では椎名陣営の馬にあと一歩届かないレースが続きます。

佐木自身も「ロイヤル冠の馬でGⅠを獲りたい」という思いを強く抱きつつ、悔しい日々を過ごすことになります。


原作小説の結末:佐木隆二郎の裏切りと最後の展開

原作小説の結末:佐木隆二郎の裏切りと最後の展開

物語の後半、山王チームを取り巻く状況は大きく変化します。

山王耕造にガンが見つかり余命が心配される中、さらに追い打ちをかけるように山王の私生活の不祥事(違法派遣や愛人の隠し子スキャンダル)が週刊誌に暴かれ、世間から激しいバッシングを受けることになります。

山王は弱気になり、「ロイヤルホープは年内で引退させる。残り三つのレースのどれか一つでいい、どうにかGⅠを獲らせてやってほしい」とチームに願いを託します。佐木らチーム山王は、病に倒れる前にオーナー悲願のGⅠを届けるべく、最後の勝負に挑みます。

最後の挑戦と、無情の敗北

しかし、最後のチャンスも無情な結末を迎えます。

ロイヤルホープは渾身の力でGⅠ戦線に挑むものの、宿敵・椎名のイマジンドラゴンにわずかの差で敗北

↓ここまでが6話の話です。

結局ロイヤルホープはGⅠ制覇に手が届かぬまま引退し、種牡馬入りすることになりました。

山王耕造は体調とスキャンダルの影響から馬主業を退き、ロイヤルホープの後継は自らの隠し子・中条耕一に託されます。そして、ロイヤルホープの産駒に「ロイヤルファミリー」と名付け、新オーナーのもと再びGⅠを目指す新章が始まるのです。


佐木隆二郎の新天地 ― ロイヤル陣営と“敵”になるまで

ロイヤルホープ引退後、山王の引退に伴いロイヤル陣営は一時的に停滞し、佐木は他陣営の馬にも騎乗するようになります。

とくにライバル馬主・椎名善弘はロイヤルホープの血統に注目し、産駒や血を引く馬を次々と購入。

皮肉にも佐木はその“椎名ファミリー側”の馬に乗る機会を得るようになり、物語終盤ではかつての仲間だったロイヤル陣営(中条耕一オーナーのロイヤルファミリー号)とレースで敵対する立場に立つことになります。

クライマックス有馬記念 ― 衝撃のラスト

物語のクライマックスである有馬記念(GⅠ)。

ここにロイヤルホープの意志を継ぐ者たちが集結します。

すでに山王耕造は亡くなっていますが、中条耕一は「このレースを最後にロイヤルファミリーと共に引退する」と宣言し、最後の大舞台へ臨みます。

椎名陣営も強豪を揃えて参戦。

ロイヤルホープ産駒「ビッグホープ」イマジンドラゴン産駒「レインボーキャンプ」、椎名の息子・展之が所有する「ソーパーフェクト」など強敵が並び、極めつけに佐木隆二郎がビッグホープに騎乗して有馬記念へ挑みます

一方、中条オーナーのロイヤルファミリー号には、佐木の後輩ジョッキー・野崎翔平が騎乗し一世一代の勝負へ挑む展開に。

野崎翔平についてはこちら↓


写真判定の末…佐木隆二郎が“ロイヤル”を差し切る

レース終盤、ロイヤルファミリー号が先頭に立とうとした瞬間、大外から佐木隆二郎騎乗のビッグホープが猛追。ゴール板はほぼ同時に駆け抜ける激闘となり、写真判定の結果――わずか数センチ差でビッグホープ号が勝利

ロイヤルファミリー号は惜しくも2着に敗れました。

かつて山王耕造に忠誠を誓いロイヤルホープを駆った佐木隆二郎が、最後の大一番で“ロイヤル”の名を継ぐ馬を差し切って勝利するという衝撃のラスト。

結果として佐木隆二郎は、“裏切り者”としてロイヤル陣営の前に立ちはだかる敵となったと言える結末です。

佐木隆二郎が裏切った理由と伏線【考察】

佐木隆二郎が裏切った理由と伏線【考察】

この結末だけを見ると、「佐木隆二郎は恩義ある山王ファミリーを裏切り、ライバル陣営に寝返ったのか?」と感じる方もいるでしょう。

確かに物語終盤では佐木はロイヤル陣営を離れ、椎名オーナー側の馬ビッグホープに騎乗して勝利しており、表面的には山王チームへの裏切りとも言える行動です。

しかし、その背景には“騎手としての信念”と“環境の変化”が大きく影響していたと考えられます

佐木隆二郎の野心とフリーの騎手という立場

まず佐木の根本にあるのは、「強い馬に乗りたい」「GⅠタイトルを掴みたい」という強烈な野心です。彼は勝利至上主義で、ロイヤルホープでGⅠを目指していたのも、ひとえに自分が栄光を掴むため

しかしロイヤルホープ引退後、山王オーナー不在のロイヤル陣営にはすぐに有力馬がいなくなります。一方で椎名オーナーは、ロイヤルホープの血を引く有望馬を次々と所有するようになり、勢力図は逆転

騎手はフリーに近い立場であり、「勝てる馬に乗る」ことは評価にも収入にも直結します

佐木の「強い馬にしか乗らない」というスタイルを踏まえれば、強豪ビッグホープへの騎乗依頼を受けるのは自然な流れであり、「裏切り」と断じるのは酷とも言えます。

山王一家への“情”は消えていなかった可能性

ただ、佐木が単に山王一家を捨てたわけではない、という点も重要です。

原作のラスト描写では、佐木がビッグホープで勝利したことに対し、どこか複雑な余韻が漂います

ビッグホープという馬名そのものが「ホープ(希望)の継承」を示す存在であり、
「ホープの子でGⅠを勝つことが、山王耕造への恩返しだった」
とも受け取れる描写があるのです。

ロイヤルホープにずっと寄り添ってきた佐木だからこそ、ホープの血を引く馬で悲願のGⅠ制覇を達成したいという思いは自然です。

結果的にロイヤルファミリー陣営の夢を砕きはしましたが、佐木自身は

「ホープの血で夢を叶えた」

という達成感も背負っていたように読めます。

序盤から積まれた“伏線”としての裏切り

佐木の結末は突拍子もない展開ではなく、序盤から積み上げられていた伏線の延長線上にあります。

  • 常に強い馬を選ぶ姿勢が描かれていた
  • ロイヤルホープが勝てなくなった時、苛立ちや焦りが滲んでいた
  • 勝利への執念が強すぎて荒い騎乗で制裁を受けることも多かった

こうした描写から、佐木の行動原理は最初から“己の勝利”であって、激変する環境のもと、より勝算のある馬に乗るのはむしろ必然。

一方で、ビッグホープという“ホープの血”を引く馬にこだわった点からは、

「ロイヤルの血を手放したくなかった」

という未練や敬意も読み取れます。

佐木隆二郎のキャストは高杉真宙(たかすぎまひろ)

佐木隆二郎のキャストは高杉真宙(たかすぎまひろ)

佐木隆二郎を演じているのは高杉真宙さんです。

TBS公式でも「佐木 隆二郎=高杉真宙」と明記され、ロイヤルファミリーの“若きエース騎手”として物語の中心を担う重要キャラクターとして紹介されています。

若手No.1騎手としての存在感

劇中の佐木は、調教師の父のもとで育ち、子どもの頃から競馬が生活の一部だった若手ジョッキー。金髪でチャラい雰囲気ながら、調教師たちも一目置くほどの抜群の騎乗センスを持ち、「強い馬にしか乗らない」という徹底した価値観を貫く、かなり尖った人物として描かれています。

そんな“問題児気味の天才騎手”像に、高杉さんの繊細さと芯の強さが驚くほどフィットしており、ロイヤルホープを手懐けて栗須栄治や山王耕造たちを救うシーンでは、彼の存在感が回を追うごとに増していくことが分かります

高杉真宙の乗馬経験がキャラクターを強化

高杉さん自身は、過去の企画で乗馬ライセンスを取得しており、ドラマでもその経験が活きています

細身の体つき、ステッキさばき、安定した騎乗フォームなどが「本物のジョッキーのようだ」と視聴者から高評価

SNSでも「違和感ゼロ」「ロイヤルホープとのコンビが最強」といった声が多く、キャラクター性と俳優のフィジカルがここまで噛み合うキャスティングは非常に珍しいと言えるほどです。

“危うさ”と“純粋さ”が同居する佐木像に

原作ではクセの強さが際立つ佐木隆二郎ですが、ドラマ版では高杉さんの柔らかさが加わることで、「危うさ」と「純粋さ」が同居する人物へとアップデートされています。

この絶妙なバランスが、物語終盤の“裏切り”や栗須たちとの関係性の変化にどんな深みをもたらすのか――佐木隆二郎というキャラクターを語るうえで、高杉真宙というキャスティングが特別重要な意味を持つことがよく分かります。


佐木隆二郎の結末に対する感想

佐木隆二郎の結末に対する感想

筆者も、この原作クライマックスには本当に驚かされました。

まさか佐木隆二郎が最後の最後でロイヤルファミリーの前に“敵”として立ちはだかるとは想像していなかったからです。

デビューから苦楽を共にした佐木が、別陣営としてロイヤルの夢を打ち砕く…その瞬間は悲劇でありながら、強烈なドラマ性を感じました。


裏切りなのに、どこか爽やかに感じた理由

驚くべきは、読後にどこか“爽やかさ”のような感情が残る点です。

ビッグホープがゴール前で飛んできたあのシーンは鳥肌もので、ホープの名を継いだ馬がGⅠ制覇したという事実は、山王耕造の願い「ホープでGⅠを」を“別の形”で叶えたようにも感じられます。

山王の馬ではなく、ライバルの所有馬だったとしても、血の継承によって夢が成し遂げられたという競馬ドラマとしてのカタルシスがありました。

佐木隆二郎も、ただの裏切り者ではなく、
「最後に自分の信念とホープへの愛を貫いた男」
として強烈に印象に残ります。


ロイヤルファミリー号が敗れた“苦さ”の意味

もちろん、「ロイヤルファミリーに勝たせてあげたかった」という気持ちもあります。

新オーナー・中条耕一、騎手・翔平という新世代の挑戦が報われなかったのは読者として痛い。

しかし、原作者・早見和真さんはあえて“苦い負け”を描いたのだと感じます。

  • 競馬では夢が叶わないまま終わることもある
  • 血と努力が次世代に繋がるからこそドラマが生まれる

そしてエピローグで示されるロイヤルファミリー号の戦績が、
「夢は一度では終わらない」
という希望をわずかに残してくれるのです。

ドラマ版では佐木隆二郎はどう描かれる?

ドラマ版が原作通りになるのか、改変されるのかは不明ですが、
佐木隆二郎のキャラ性を考えると、

  • 強い馬に乗る信念はブレない
  • 物語後半でライバル化する可能性は十分ある
  • “敵になる佐木”はむしろ一番盛り上がる

と予想しています。

いずれにせよ佐木隆二郎は、裏切り・野心・情を併せ持つ“競馬ドラマの火薬庫”のような存在。

彼が物語に与える刺激は強烈で、読者・視聴者の心に深く刻まれるキャラクターだと言えるでしょう。

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