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CODE/コード3話ネタバレ&考察。恩師・田波への疑念と佐々木の告白、深まる陰謀の正体

CODE/コード3話ネタバレ&考察。恩師・田波への疑念と佐々木の告白、深まる陰謀の正体

ドラマ『CODE―願いの代償―』第3話では、刑事・二宮湊人(坂口健太郎)が最も信頼してきた恩師・田波秋生(鈴木浩介)に疑惑の目を向けざるを得ない衝撃の展開が描かれました。

どんな願いも叶える代わりに過酷な任務を課す謎のアプリ〈CODE〉は今回も二宮を翻弄し、彼の周囲の人間関係を大きく揺さぶります。

さらに、逃亡者・佐々木慎介の告白や、謎の女・三輪円の暗躍など新たな伏線が次々と提示され、物語は一層スリリングに。ここでは第3話のあらすじとネタバレ、そして物語に散りばめられた謎と今後の考察をまとめます。

目次

「CODE/コード」3話のあらすじ&ネタバレ

「CODE/コード」3話のあらすじ&ネタバレ

7月16日に放送された『CODE―願いの代償―』第3話では、刑事・二宮湊人(坂口健太郎)が恋人・七海悠香(臼田あさ美)の死の真相に迫る中で、彼が最も信頼していた恩人であり暴力団対策課長でもある田波秋生(鈴木浩介)にまさかの疑惑が浮上します。

どんな願いも叶える代わりに代償を伴うアプリ〈CODE〉は今回も湊人に過酷な任務を突きつけ、彼の周囲の人間関係を翻弄しながら物語をさらに加速させました。以下では、任務の詳細や登場人物の動き、伏線の数々を振り返りながら整理していきます。

任務と麻薬取引

二宮に届いた新たな任務は、港の倉庫にアタッシュケースを運ぶこと。ケースの中身は拳銃と目出し帽という物騒なもので、現場では甲斐篤志が率いる犯罪組織による覚醒剤取引が行われていました。

そこで二宮が与えられた指令は「暴行を受けている木下を助けろ」というもの。刑事として犯罪を取り締まる立場でありながら、犯罪者を救うという皮肉な任務に従わざるを得ない展開は、CODEの残酷な仕組みを象徴していました。

銃を手に取って木下を救おうとする二宮でしたが、組織の人数に圧倒され絶体絶命の状況に陥ります。そこへ尾行していた百田優(三浦貴大)と八重樫享(兵頭功海)が駆けつけ、取引現場を摘発。組織のメンバーを逮捕にこぎつけました。しかし甲斐本人は逃走し、暴力団が単なる一回限りの存在ではなく、今後も物語の大きな軸として関わってくることが示されました。

恩師・田波への疑念

任務を終えた二宮は田波課長から「本部への栄転」を勧められます。しかし彼は悠香の事件の真相を突き止めるまでは動けないと固辞。そこで二宮は、百田に協力を求め、自身が入手した監視カメラ映像を見せます。そこには、悠香が命を落としたエレベーター事故当日、立ち入り禁止区域に寺島貴司を誘導している田波の姿がはっきりと映っていました。

長年の恩人であり信頼していた上司が事件に関わっている可能性に、二宮の心は激しく揺れ動きます。信じたい気持ちと疑念がせめぎ合いながらも、彼は真相を暴く決意をさらに固めることになります。

CODEを教えた佐々木慎介を椎名が追う

同じ頃、フリー記者の椎名一樹(染谷将太)とハッカーの三宅咲(堀田真由)は、二宮に〈CODE〉を紹介したとされる佐々木慎介(渋谷謙人)の行方を追っていました。佐々木は不動産会社を3か月前に退職しており、その理由は1億円もの横領。しかも一度に巨額を引き出したことから、通常の犯行ではなく〈CODE〉の任務によるものだと推測されました。

やがて椎名は潜伏先を突き止め、怯えきった佐々木を発見。問い詰められた佐々木は「自分は二宮にCODEを教えていない」と衝撃の告白をします。彼は営業成績を上げるためにアプリを利用し始めたが、任務はどんどんエスカレートし、最終的には横領や殺人を要求されるまでに至ったと明かしました。

殺人を拒んでスマホを捨て逃亡していた佐々木は、「CODEは一度始めたら逃げられない。見つかれば殺される」と警告。この証言は二宮にとっても視聴者にとっても不気味な現実味を帯びたものでした。

田波の口座記録が奪われる

一方で二宮と百田は、田波の手帳に記された謎の数字から不正な入金の証拠を掴みます。

それは3か月の間に3度に分けて振り込まれた合計1500万円で、暴力団からの賄賂である可能性が濃厚でした。二宮が自宅でコピーを確認している最中、正体不明の男たちに襲われ気絶。目覚めると口座記録は奪われていました。

さらに銀行データからも不正入金の痕跡が消されており、背後に強大な隠蔽の力を持つ組織の存在が浮き彫りになります。

同時に、謎の女・三輪円(松下奈緒)の暗躍も描かれました。彼女は甲斐が使っていたアタッシュケースを他の組織に受け渡し、二宮たちを遠くから監視。暴力団や警察とは異なる勢力に属しているらしく、黒幕候補として一層存在感を強めていきます。

田波の逮捕と謎の女の存在

証拠が揃ったことで百田は田波の収賄容疑で逮捕状を取得し、二宮は自らの手で恩師に手錠をかけることに。百田が示したメールには、悠香が田波の金銭授受を掴み、上司に報告しようとしていた痕跡が残っており、田波に口封じの動機があったのではと考えられました。

しかし田波は最後まで「無実」を主張し、悠香を殺す理由などないと訴えます。恩人に対する疑念と恋人を失った怒りが二宮の中で激しく衝突し、視聴者にも「本当に黒幕は田波なのか」という大きな疑問を残します。

逮捕後、警察上層部は事件を収賄のみで処理し、二宮に本部への異動を命じます。真相に近づこうとする彼が組織に疎まれている様子が浮かび上がり、警察内部の腐敗と隠蔽体質が強調されました。

クライマックスと次回への布石

一方、椎名は二宮を佐々木の潜伏先へ案内。佐々木は自身がアプリの任務から逃亡している現状を告白し、「見つかれば殺される」と恐怖に震えます。しかしその直後、銃を手にしたプレイヤーたちが施設へ向かう場面が描かれ、第3話は緊迫感の中で幕を閉じました。

次回以降、佐々木がどうなるのか、田波は真の黒幕なのか、あるいはさらに大きな勢力が背後にいるのか。〈CODE〉をめぐる陰謀はますます複雑さを増し、二宮の苦悩と葛藤も深まっていくことが予想されます。

「CODE/コード」3話の感想&考察

「CODE/コード」3話の感想&考察

恩師への疑念と刑事の倫理

第3話最大の見どころは、主人公・二宮が心から尊敬してきた恩師・田波秋生へ疑いの目を向けざるを得なくなる展開です。第1話で二宮は生活安全課の不良少年から救い上げてくれた田波に憧れ、警察官の道を選んだと描かれました。

そんな恩人が恋人の死に関与していたかもしれないとなれば、二宮にとって倫理と感情の葛藤は計り知れません。暴力団対策課長でありながら裏で犯罪組織と繋がっている田波の映像は、二宮に大きなショックを与えました。

彼は百田に「もし家族のように信頼している人が犯罪を犯していたらどうするか」と相談します。この問いは視聴者にも突きつけられており、正義を守る者が身内の不正をどう裁くべきかという深いテーマを投げかけています。

また、二宮の行動には刑事としての倫理観と〈CODE〉の任務との板挟みが常に付きまといます。第3話では犯罪者を助ける任務を強いられたり、武器を持って覚醒剤取引現場に踏み込んだりと、正義と法の枠を超えた行動をせざるを得ません。

彼が百田に協力を求める場面では、証拠の出所を深く追及しない百田の度量の広さが印象的でした。百田が終盤で田波を逮捕する際、彼の正義感が本物か、それとも上層部の策略かは判断が分かれるところで、今後百田自身の過去や思惑も注目すべきポイントです。

佐々木の告白とプレイヤーの代償

佐々木慎介は第3話から本格的に登場した新キャラクターであり、〈CODE〉に手を出した人間の末路を象徴しています。

営業成績を上げたいというささやかな願いから始めた彼の任務は徐々にエスカレートし、1億円の横領や殺人を命じられるまでになりました。佐々木は最後の任務を拒否して逃亡しますが、〈CODE〉は「星」を使ってプレイヤーの死を制裁するため、いずれ報復が来ると覚悟しています。彼が「CODEに見つかったら殺される」と怯える姿は、アプリの恐ろしさを端的に示し、現実社会のギャンブルや違法アプリに手を染めた人々の転落を連想させます。

さらに佐々木が語った「自分が二宮に〈CODE〉を教えたのではない」という告白も重要です。二宮のスマホにアプリを送った何者かが他にいるという新たな謎が提示され、誰が二宮をこの危険なゲームに引き込んだのかというミステリーが深まりました。第1・2話でアプリを渡した人物とされた佐々木が冤罪だったことで、登場人物全員が疑わしい状況が生まれ、観客は「誰も信じられない」感覚に陥ります。さらに佐々木の星が「1」であったことも伏線であり、星の数がプレイヤーのステータスや制裁の重さを示す可能性が高いと考えられます。

三輪円と裏社会の暗躍

第3話では、三輪円という謎の女性が甲斐グループや田波と接触し、プレイヤーの動きを監視している姿が映し出されました。円は物語の中でほとんどセリフを発しませんが、アタッシュケースや賄賂の受け渡しに関わり、佐々木が襲撃される場面でも近くの車から様子を窺っていました。

彼女が〈CODE〉の運営側なのか、暴力団とは別の勢力なのかは不明ですが、行動から察するに複数のプレイヤーや組織を操る存在のようです。円の登場により、〈CODE〉が単なるアプリではなく、国家規模の陰謀や裏社会の利権に結びついている可能性が示唆されました。

また、田波が暴力団から1500万円を受け取った疑惑がある一方で、賄賂の振込記録が全て消されてしまうという不可解な展開は、警察内部に情報操作が可能な人物がいることを示しています。二宮が襲撃される場面も含め、誰が裏で糸を引いているのか、警察組織や政治家が関与しているのかなど、今後の考察材料が増えました。


今後の展開予想と考察

第3話で二宮は恩人を逮捕するという大きな決断を下しましたが、その判断が正しいかどうかはまだ判明していません。田波が収賄の疑いで逮捕されたのは事実ですが、悠香殺害の黒幕かどうかは不明であり、彼自身も〈CODE〉のプレイヤーとして罠にはめられた可能性があります。百田が証拠のメールを入手した経緯や、上層部が収賄容疑だけで事件を片づけた事実からも、警察内部に別の黒幕がいる疑いが強まっています。

佐々木への襲撃は第4話で描かれると予想されます。彼が〈CODE〉から逃げ続けていることを知った運営側が制裁を下しに来るのか、それとも佐々木の証言を封じようとする第三者なのか。二宮は佐々木を守りきれるのかが大きな注目点です。また、第3話で提示された星の数「1」がどのように物語に影響するのか、他のプレイヤーの星の数やルールが明かされるのかも気になるところです。星がゼロになれば死の制裁が下るという伏線が第4話以降に回収されるでしょう。

さらに、〈CODE〉アプリを誰が開発し、どのように収益を得ているのかといったシステムの核心に触れる展開も期待されます。第2話までの伏線では大企業や政界の関係者が絡んでいる可能性が示唆されており、今後は国家規模の陰謀に発展するかもしれません。第3話までの流れでは、暴力団の麻薬取引、警察の収賄、ハッキングといった要素が複雑に交差しているため、黒幕は複数存在する可能性も考えられます。

まとめ

総じて第3話は、二宮が信じていた人間が次々と怪しく見えてくる「誰も信じられない」展開であり、プレイヤーたちの代償と裏社会の闇を浮き彫りにしました。

、今回の物語で描かれた人間の欲望と倫理の葛藤が非常に興味深く、裏切りや陰謀の連鎖が今後どのように収束するのかを推理する楽しみが増しました。視聴者の多くがSNSで「もう何を信じていいのかわからない」とつぶやいたように、ドラマは巧妙に視点を翻弄し続けています。

第4話では二宮が本部異動を拒否し、佐々木や三輪円との攻防が激化するはずなので、引き続き伏線を回収しながら楽しみたいと思います。

全話のネタバレ&結論はこちら↓

次回のお話はこちら↓

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