第2話「ストーカーのアリバイ」は、単に“アリバイを崩す”だけで終わらない、後味の重さが強く残る回でした。
元夫が怪しい。動機もある。態度も不自然。――それなのに、時間のロジックだけが彼を犯人にしない。捜査が進むほど、「じゃあ誰が?」よりも、「なぜ、この時間をここまで偽装したのか」という疑問が前に出てきます。
時計店主・美谷時乃が見抜いたのは、派手なトリックではなく、食事の時間が少しずつ前倒しされていたという生活レベルの違和感。
SNS、胃内容物、証言――すべてが正しく見えるからこそ、時間は簡単に信じられてしまう。その思い込みを、時乃は静かにひっくり返します。
そして明らかになるのは、「犯人は誰か」よりも残酷な真実。
この第2話は、アリバイ崩しというロジックが、人の善意や愛情すら容赦なく切り分けてしまう物語でもありました。
ドラマ「アリバイ崩し承ります」2話のあらすじ&ネタバレ

第2話「ストーカーのアリバイ」は、この作品が“ただの謎解き”じゃなくて、事件の奥にある人間ドラマまでひっくり返して見せる回でした。
表面上は「元夫が怪しい。でもアリバイが崩れない」という分かりやすい構図。ところが、最後に残るのは「犯人は誰か」よりも、「なぜ、そうまでして“時間”を偽装したのか」という余韻なんですよね。ここから先はネタバレ込みで、時系列を丁寧に整理しながら振り返ります。
事件発生:刺殺された医科大教授・浜沢杏子
ある朝、那野県警捜査一課に通報が入る。現場に駆けつけた察時美幸(よしゆき)と渡海雄馬たちが見たのは、胸を包丁で刺されて倒れている女性の遺体だった。被害者は医科大学教授・浜沢杏子。室内に物色の形跡は薄く、金品目的というより「恨み」や「顔見知り」の線が濃い。
遺体の状態、そして胃や十二指腸の内容物などから、死亡推定時刻は“夕方〜夜”あたりだと見立てられる。さらに杏子はSNSに日中から複数回、食事の写真を投稿していた。昼食、午後のデザート、そして夜のシチュー。これが捜査の“基準時計”になってしまう。
第一発見者は弟の浜沢安嵐。姉と連絡が取れず心配して訪ね、部屋で遺体を見つけたという。泣きながら、しかし妙に断定的に「犯人は元夫です」と言い切る。ここで事件は一気に“ストーカー案件”の匂いを帯びる。
容疑者は元夫・菊谷吾郎…しかし鉄壁のアリバイ
安嵐の話によれば、元夫・菊谷吾郎はギャンブルが原因で杏子と離婚した。その後も金の無心に来たり、周囲から見ればストーカーのような振る舞いをしていたらしい。実際、杏子の職場にも顔を出していたという情報も出てくる。
察時は直感で菊谷を疑う。というか、察時の性格からすると「直感で疑ったら、理屈で叩き潰したくなる」タイプだ。ところが菊谷には、事件当日の夜6時から深夜0時まで居酒屋で友人と飲んでいたというアリバイがあった。店側の証言も取れ、会計の記録もある。
致命的なのは、“死亡推定時刻”が夜7時半前後に寄ってしまったこと。もし杏子が19時半頃に殺されているなら、菊谷は店にいる。さらにその時間帯、菊谷が席を外したのはわずか5分程度だという。5分で店を出て、マンションに行って、殺して戻る…は、さすがに無理がある。
それでも察時は引かない。なぜなら、菊谷の受け答えが「知っているはずのない情報」を含んでいたからだ。警察がまだ教えていない“死亡推定時刻”に触れてしまう。普通の無実の人間なら、そこは踏まない。つまり菊谷は、事件のタイムラインを把握している。察時は確信する。「こいつだ。でも崩せない」。
バレンタインのマカロン:時乃の“アリバイ成立”レーダー
同じ頃、時計店主・美谷時乃は、捜査一課にバレンタインのマカロンを配りに来る。第1話から変わらず、この子は距離の詰め方が絶妙に図々しい。しかも可愛いから、場がちょっと緩む。刑事たちが浮かれている横で、時乃は“時計を見に来た”という名目で、そのまま捜査会議の近くに居座る。
会議で語られるのは、SNS投稿の時刻だ。杏子は12時に昼食の写真、15時にケーキ、19時35分にシチューの写真を上げている。そして現場のシチューは手つかず。ならば「19時35分以降に殺されたはず」という筋書きができる。ここに胃腸の内容物の鑑定が重なり、捜査本部は“19時半”を、かなり強く信じる。
この瞬間、時乃の目が変わる。会議で飛び交ったワードは「アリバイ成立」。時乃はそこに反応してしまう。彼女の中で、事件が“時計の針”になる。
そしてもう一つ、ドラマとして効いているのが、渡海の嫉妬だ。渡海は時乃に好意があるのに、時乃は軽く受け流す。その渡海が、察時が時乃の家に下宿している事実を知ってしまう。
嫉妬というより「なんでこの男が?」という苛立ち。二人の口論は、事件の緊張を一度ほぐしてくれるけど、同時に“捜査の視線がどこへ向くか”を暗示してるようにも見える。
捜査線は弟・安嵐へ:借金と保険金の一致
菊谷のアリバイが崩れない以上、捜査本部は別の線を太くする。そこで浮かび上がるのが弟・安嵐だ。安嵐には多額の借金があり、その額が杏子の生命保険金と一致する。しかも受取人は安嵐。
これ、捜査側からすると“絵が綺麗すぎる”。
借金3000万、保険金3000万。受取人=弟。第一発見者=弟。元夫を犯人と強く主張する弟。疑わない理由がない。
ただ、視聴者としてはここで嫌な感じもする。安嵐の言動は確かに怪しい。でも、あまりにも「疑わせるための配置」でもある。ミステリーの基本として、“疑われすぎる人間は、必ずしも真犯人ではない”。そしてこの作品は、そこにもう一段、ひねりを入れてくる。
察時、ついに折れる:5000円の意味が変わる瞬間
プライドの高い察時は、本来なら誰にも頼らない。そもそも第2話の冒頭でも、時乃の「アリバイ崩し承ります」という貼り紙を見て、時計で隠すくらいの拒絶をしている。頼ることは、自分の無能を認める行為だから。
けれど、菊谷が犯人だという確信があるのに、捜査が安嵐へ向かっていく。自分の推理が通らない。自分の言葉が軽くなる。ここで察時は、ついに時乃に頭を下げる。成功報酬5000円で依頼する。
このシーン、事件解決のためというより、察時の人格が一つ剥ける瞬間なんですよね。
5000円は「便利な外注費」じゃない。察時が“他人の知恵を借りる”ことを選んだ、決意の値段になる。
ほころびは「甘いものは控える」:塩饅頭の矛盾
時乃と察時は、杏子の職場を洗い直す。そこで出てくるのが、研究生(助手)からの証言だ。事件当日、研究生が手土産として塩饅頭を差し入れたところ、杏子は「甘いものは控えておく」と言って断ったという。
この一言が、時乃にとっては“針のずれ”になる。
だって、杏子はその日の午後、喫茶店でケーキを食べている(しかもSNSに投稿している)。甘いものを控える人間が、数時間後にケーキ…?
ここで重要なのは、「甘いものを控える」=“体調が悪いから”みたいな理由に飛ばないこと。時乃の推理の筋は別だ。矛盾を矛盾として扱い、「時間がズレている可能性」を疑う。
つまり、塩饅頭の拒否は、動機のヒントではなく“タイムライン偽装”のヒントだった。
時乃の再現:カフェ「ぶんぶん」と、ケーキの“存在感”
時乃は単独で、杏子が行っていた喫茶店(カフェ「ぶんぶん」)へ向かう。ここで彼女は、杏子がSNSに載せたのと同じケーキを手に入れる。
ドラマ的には、ここで例の“お風呂もぐもぐ”が挟まる。第1話ではコロッケ、第2話ではケーキ。SNSでも「今週も風呂で食うんかい」「お風呂でケーキは背徳感すごい」みたいな声が飛んでたけど、僕はこの恒例シーンを、ただのファンサービスだと思ってない。
このドラマって、時間のトリックを扱いながら、時乃という人間は“生活のリズムが変”なんですよ。普通の人が普通にご飯を食べるタイミングを、彼女だけが崩している。だからこそ、彼女は「人が時間を偽装するとき、どこが不自然になるか」に敏感なんだと思う。風呂でケーキを食べる違和感は、彼女の観察力の裏返しでもある。
アリバイ崩しの結論:食事が3時間ずつ前倒しされていた
時乃がたどり着いた答えは、派手な仕掛けじゃない。むしろ地味で、だからこそ怖い。
杏子は、事件当日の“食事の時間”を、3時間ずつ前倒ししていた。
- 昼の弁当は、周囲が思っている時間より早いタイミングで摂取
- 喫茶店のケーキも、実際は“12時頃に食べて”、SNSには15時に投稿
- 夕食のシチューは、19時35分に投稿されるが、杏子はその時点ではすでに死亡している
胃腸の内容物から割り出される「摂取から約4時間」という情報は、食べた“物”と“時間”が前提になる。捜査側は、SNS投稿を「食べた時刻」と思い込んでしまった。だから、15時にケーキを食べている=19時頃に死亡、という計算が成立してしまう。
でも実際は、ケーキを食べたのは12時。なら、4時間後は16時台。つまり杏子が殺されたのは、菊谷が居酒屋へ行く前の時間帯だった。これで菊谷のアリバイは崩れる。
さらに、菊谷が居酒屋で席を外した5分間——そこが「19時35分のシチュー投稿」を実行するための時間だった可能性が高い。たった5分の中座が、犯行の時間ではなく“偽装を完成させる時間”だった、という反転が気持ちいい。
真相:杏子は膵臓がん、そして“殺される計画”を立てていた
ここで、事件はさらにもう一段ひっくり返る。
菊谷は確かに犯人として逮捕される。だが動機が「金目当て」でも「恨み」でもない。杏子は膵臓がんを患い、余命が長くない状態だった。
弟・安嵐の借金返済期限が迫っている。杏子は、唯一の家族を守りたい。そのために生命保険を使う。しかし“自殺”では保険金が下りない(少なくとも杏子はそう考えた)。だから彼女は、元夫・菊谷に「自分を殺してほしい」と依頼する。
ここがこの回の一番エグいところで、ミステリーとしては「被害者が自分の死を演出した」という構図になる。
そしてドラマとしては、菊谷が“悪役の仮面”を被らされる。ストーカー行為も、金の無心も、捜査の視線を一手に引き受けるための役割だった可能性が出てくる。
胸を刺されているのに争った形跡が薄いこと、正面から刺されていることも、振り返れば「無抵抗で受け入れていた」サインに見える。第2話のタイトルが「ストーカーのアリバイ」なのに、最後に残るのが“愛と罪のアリバイ”なのが、ほんと残酷だ。
エピローグ:渡海の疑念が、次の火種になる
事件が解決しても、那野県警の人間関係は解決しない。むしろ悪化する。
渡海は、察時がここまで綺麗にアリバイを崩すことに疑念を抱き始める。「本当に自力なのか?」「誰かが裏で助けているのでは?」という疑い。
そして渡海は、時乃に“探り”を入れる。察時の裏に協力者がいないか調べてほしい、と。ここで時乃は、あくまで飄々としている。けれど視聴者としては分かっている。協力者は、まさに“あなた”です、と。
この作品は、事件の謎と同じくらい「バディの秘密」を引っ張る。第2話は、察時が時乃に依頼したことでバディが成立し、同時に渡海の疑念が芽生えた回でもあった。
ドラマ「アリバイ崩し承ります」2話の伏線

第2話は、トリックが解けた瞬間に「なるほど!」で終わらせず、あとから見返すと“最初から置いてあった違和感”がジワジワ効いてきます。ここでは、次回以降にもつながる要素も含めて、伏線を整理します。
杏子のSNS投稿が「真実の時計」に化ける危うさ
12時、15時、19時35分。投稿時刻がそのまま“食事時刻”として扱われ、捜査全体がそれを前提に動く。
この「SNS=生活のログ」という思い込み自体が伏線。現代的で、次回以降の事件でも応用が効く危険な発想です。
「シチューが手つかず」=死亡時刻を決める決定打に見える
現場のシチューは手が付けられていない。だから「夕食前に殺された」となる。
ただ、ここで“投稿が19時35分”という情報が混ざることで、死亡時刻が勝手に後ろへ伸びる。このねじれが伏線でした。
塩饅頭を断った言葉「甘いものは控える」
一見、体調不良の匂わせに見える。実は“時間偽装”の入口。
「甘いものを控える人がケーキを食べる」という矛盾が、全てをひっくり返すキーになります。
菊谷が口にしてしまう“死亡推定時刻”
警察が伝えていない情報を、容疑者が知っている。
これ、刑事ドラマの基本だけど、今回それが「犯人の露見」ではなく「計画の存在」を示す伏線でもあったのが面白い。
菊谷の居酒屋アリバイと「中座5分」
中座5分は、普通なら“犯行のチャンス”として疑うポイント。
でも実際は“投稿(偽装)を完成させるための時間”だった可能性が高い。ここが第2話の反転の肝。
12時の弁当/15時のケーキの“並び”
投稿が整いすぎているほど、逆に不自然。
さらに色味の似た食べ物が続くこと自体が「見間違い」「先入観」を誘発させる仕掛けになっていました。
安嵐の借金3000万と、保険金3000万
動機の“整いすぎ”はミスリードの定番。
ただし今回は、ミスリードに見せて「杏子が計画した理由」を補強する材料でもあった。疑いの材料が、そのまま真相の材料になってる。
胸を刺されているのに争った形跡が薄い
ストーカーに刺されたなら抵抗があってもいい。なのに無い。
この違和感が「被害者の同意」を静かに示していた伏線でした。
渡海の嫉妬と、“察時は自力じゃない”疑惑
ラブコメ的なノイズに見えて、シリーズ全体の縦軸になる疑念。
渡海が疑えば疑うほど、時乃と察時の距離が浮き彫りになる構造になっていきます。
時乃の“風呂もぐもぐ”が恒例化する気配
コロッケ→ケーキ。
ただの可愛いシーンのようで、時乃というキャラを「時間感覚の外側にいる人」に見せる伏線でもある。常識的な食事のタイミングに縛られない=常識的なアリバイに縛られない、という象徴になっていきます。
ドラマ「アリバイ崩し承ります」2話の感想&考察

第2話を見終わって最初に残ったのは、「トリックが面白かった」より「後味が苦い」でした。アリバイ崩しって、基本は痛快な行為です。嘘を暴いて、矛盾を揃えて、犯人を追い詰める。
でも今回、時乃が揃えた“時間”の先にあったのは、犯人の醜さじゃなくて、被害者の覚悟だった。そこがこの回の強さだと思います。
“時間の偽装”は、トリックじゃなく遺言だった
杏子の計画って、理屈だけ見れば「自分の死亡推定時刻を偽装して、元夫にアリバイを作る」なんだけど、感情の軸で見ると「弟の人生を守るための遺言」なんですよね。
人は、未来を残すために嘘をつくことがある。しかもその嘘は、誰かを犯罪者にする形で成立する。ミステリーとしては鮮やかだけど、人間ドラマとしては残酷。
SNSで「切ない」「犯人が可哀想で泣いた」って反応が出るのも分かる。真相を知った瞬間、菊谷の“ストーカー”というラベルが、ただの悪役記号じゃなく「引き受けた十字架」になるから。
菊谷は悪役を演じたのか:ストーカーというラベルの残酷さ
僕が一番ゾクッとしたのは、タイトルが「ストーカーのアリバイ」なのに、ストーカー行為そのものが“演出”だったかもしれない点。
ストーカーって言葉は強い。警察も世間も一気にそっちを向く。疑われた時点で、人生が削られる。杏子はそれを分かった上で、菊谷にやらせた可能性がある。
「愛してるから殺せる」みたいなロマンチックな話にするのは簡単だけど、実際はもっと泥臭い。菊谷は、愛情だけじゃなく、罪悪感や負い目や、逃げ切れない過去を抱えていたんじゃないか。だから“頼まれた”瞬間に断ち切れなかった。そう考えると、犯人なのに薄い同情が残る、嫌な読後感(視聴後感)になる。
捜査がSNSと胃腸に寄りすぎる怖さ
一部の視聴者の声で「胃の内容物だけで決めすぎ」「SNSは予約投稿もある」みたいなツッコミが出るのも正直分かる。現実の捜査なら、そこまで単純化しない。
ただドラマとして見ると、あれは“現代の落とし穴”の提示なんですよね。
SNSは便利で、時刻が残る。だから人は「嘘をつけない」と思い込む。
でも実際は、嘘をつける。むしろ“時刻が残るからこそ”、嘘が強固になる。
第2話の怖さは、まさにそこでした。証拠が増えた時代ほど、嘘も洗練される。アリバイが「言い訳」じゃなく「編集された日常」になっていく。
察時が頭を下げた意味:バディ誕生の瞬間
事件の面白さとは別に、キャラの転換点としても第2話は大事。
察時は、プライドで孤立する男です。正論を言うけど好かれない。自分の正しさのために、誰にも頼れない。
その察時が、5000円を払って時乃に依頼した。
これって「事件を解くため」だけじゃなくて、「自分が間違う可能性を受け入れた」ってことだと思う。バディ物の最初の握手って、たいてい派手な共闘じゃなくて、“弱さの開示”なんですよね。ここが成立したから、この先の事件が気持ちよく回る。
渡海の嫉妬はノイズじゃなく、視線の問題
渡海の嫉妬はコメディとして描かれるけど、あれも「視線」の話です。
渡海は察時を嫌う。だから察時の成果を信じない。結果、「察時は誰かに助けられている」という疑念を持つ。
ここ、ミステリー的にはかなり重要で、シリーズを通して“誰を信じるか”がアリバイと同じくらいのテーマになっていく予感がある。渡海が疑うことで、時乃が揺れる。時乃が揺れることで、察時が変わる。第2話は、その回路が起動した回でした。
お風呂でケーキを食べる時乃の“異物感”が、救いになる
最後に軽い話をすると、やっぱり風呂ケーキは強い。
SNSでも「今週も風呂w」「背徳感すごい」みたいな反応が出るのは当然で、あれはこのドラマの“空気穴”なんですよね。
人が死ぬ話を、ずっと重く描くと息が詰まる。でもこの作品は、時乃の妙な生活感で空気を抜く。その上で、最後にズドンと切ない真相を落とす。緩急が上手い。
そしてこの異物感は、時乃が「普通の刑事ドラマの探偵」じゃないことの証明にもなっている。だからこそ、時乃がアリバイを崩すときに“人間のズレ”を見抜けるんだろうな、と納得できるんです。
第2話が示したシリーズのルール
第2話をひと言でまとめるなら、こうです。
アリバイは、犯人が作るものじゃない。人間が作るものだ。
犯人の工作より先に、被害者の選択があって、家族の事情があって、世間の視線があって、SNSがあって、そこに“時間”が貼り付いてしまう。
時乃が崩したのは菊谷のアリバイだけじゃない。捜査本部が信じてしまった「綺麗な時系列」そのものを崩した。
そして、崩した先に残るのはスッキリじゃなく、切なさ。
この後味が、第2話をただの“トリック回”じゃなく、シリーズの芯に置いている気がします。
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