ドラマ「DREAM STAGE」は、ただのK-POP成長譚ではありません。
この物語が描いているのは、「夢を諦めきれなかった人たち」が、もう一度立ち上がるまでの時間です。
海外ツアーを成功させた勝者の眩しさ。
選抜から漏れ、“残り物”と呼ばれた側の汗と沈黙。
その対比をこれでもかというほど突きつけながら、物語はNAZEという7人組と、元天才プロデューサー・吾妻潤の再生を描いていきます。
勝つことだけが正解なのか。
夢は誰のものなのか。
仲間といる意味はどこにあるのか。
この記事では、「DREAM STAGE」全話のあらすじをネタバレありで振り返りながら、各話で積み重ねられていく感情の変化、伏線、そして最終回が示した“夢の着地点”を丁寧に整理していきます。
派手な成功譚では終わらなかったこのドラマが、なぜこんなにも胸に残るのか。その理由を一緒に掘り下げていきましょう。
【全話ネタバレ】ドラマ「DREAM STAGE」のあらすじ&ネタバレ

1話:負け犬たちの国立30分、吾妻の“ひと月”が始まる
凱旋の光と、取り残された影
物語は、仁川国際空港でファンに囲まれる新人グループTORINNERの凱旋から始まります。
熱狂と歓声の中で、ひとりだけ浮いているのが、ファンと揉めていた女性――弱小事務所社長のナム・ハユン。彼女はかつての恋人であり、業界から追放された“元天才”プロデューサー・吾妻潤を韓国へ呼び戻していました。華やかな始まりの裏で、すでに敗者の物語が走り出しています。
50億ウォンの借金と、奪われた候補生たち
ハユンが背負っているのは、笑顔では隠しきれない現実です。アジア各地でオーディションを開き、50億ウォンもの借金を抱えながら育ててきた候補生たちを、プロデューサーのパク・ジスが連れ去り、Bouquet Musicへ移籍させてしまう。
彼らはTORINNERとして華々しくデビューし、ハユンのもとに残ったのは、最終選考に落ちた7人の練習生――NAZEだけでした。
「ひと月だけ」という条件で始まる地獄
吾妻は「俺はもうプロデューサーじゃない」と最初は拒みます。けれど、日本で1000万円の借金を肩代わりしてもらっている立場でもある彼は、条件付きで引き受けることに。
「ひと月だけ」「俺のやり方で」。そう言い切ってNAZEの前に立った吾妻は、初対面から酷評を浴びせ、「若さを無駄にするな」と突き刺す一言まで放ちます。
さらに10個のルールを課し、破れば即クビ。マネージャーの水星が不安を隠せない中、ハユンだけが静かに信じ続けている姿が切なく映ります。
いちばん急いでいるキムゴンの焦り
厳しい環境の中で、誰よりも“急いでいる”のがキムゴンです。
事務所に内緒で飲食店のバイトをし、怪しい男に金を渡している姿を吾妻に見つかり、「どうしたら一日でも早くデビューできますか?」と食らいつく。
吾妻はゴンのサッカー経験まで見抜きながら、「夢じゃ飯は食えない」と突き放します。それでも翌日、ルール破りの連帯責任で基礎トレ地獄になり、不満が爆発する中、ゴンだけが黙って腕立てを始める。
その背中が、“ひとりじゃないチーム”の始まりでした。
母の病室で重なる過去と後悔
後半で明かされるのは、ゴンの家庭事情。病気の母・弥栄子の手術費を稼ぐためのバイトであり、その金は父親にだまし取られていた現実。
母に会いに行っても拒まれる痛みが胸に刺さります。それでも吾妻は病室で弥栄子にゴンの思いを伝え、「逃げたらきっと後悔する」と、自分自身の過去を重ねて言葉を残します。
国立30分という無謀な目標
そして吾妻が突然宣言するのが、「国立でライブをする」という無謀な目標。
観客は一人でもいい、ゴンの母に見せるための30分だと言い切ります。吾妻は会場を借りるため、かつての上司に頭を下げ、USBを突きつける。さらにラストでは、チェ・ギヨンが吾妻の姿に涙を浮かべて憤る。初パフォーマンスの熱狂の直後に、吾妻の過去が再び動き出す気配を残して、第1話は幕を閉じました。
1話の伏線
- 物(小道具):吾妻が元上司に突きつけたUSB
中身は吾妻の過去と直結していそうです。 - セリフ:「TORINNERは嘘つき!」のシール
デビューの裏にある“嘘”が何を指すのか、核心に近い可能性があります。 - 関係性:チェ・ギヨンと吾妻の因縁
ラストの涙は怒りだけでなく、未解決の感情を含んでいそうです。 - 沈黙:パク・ジスの移籍理由
裏切りだけでは終わらない背景が残されています。 - 未回収の背景:弥栄子がゴンを拒んだ理由
本人の言葉が出たことで、さらに奥があると感じさせます。 - 期限設定:「ひと月だけ」という区切り
誰が脱落するのか、それとも吾妻自身が逃げるのか。 - 水星の視点
マネージャーとしての焦りと判断が、今後NAZEの運命を左右しそうです。 - 国立の選曲
曲そのものより、「なぜそれを歌わせたか」が吾妻のプロデュース哲学を示す鍵になりそうです。
1話のネタバレはこちら↓

2話:初ライブへ!泥臭くてドンくさい挑戦
取材ゼロという“入口すらない現実”
国立での初パフォーマンスを終え、ようやく心が一つになれたNAZE。
しかしその直後、ライバルTORINNERが所属する超大手事務所の圧力により、NAZEへの取材は完全にゼロになります。
どれだけ努力しても、評価される以前に“入口”に立てない。その現実に、マネージャーの遠藤水星は途方に暮れてしまいます。
日本移転と、基礎ばかりの日々
社長のナムは、現状を打開するため活動拠点を日本へ移す決断を下します。
メンバーは吾妻潤の家で共同生活を始めますが、待っていたのは派手なチャンスではなく、生活も練習も“基礎”の繰り返し。TORINNERが大きな舞台に立つ一方で、NAZEだけが足踏みしているように見え、メンバーの不安はじわじわと広がっていきます。
「私にできることはないですか」水星の焦り
水星は吾妻に「私にできることはないですか」と助言を求めます。
吾妻から返ってきた指示は、知名度ゼロのNAZEでも出られるライブイベントを探せ、という現実的なものでした。
水星はイベント会社や関係先へ飛び込み営業を続けますが、反応は冷たい。それでも諦めきれずに走り回る彼女の手には、退職届が握られていました。
自信のなさと、それでも前へ出る覚悟
水星は学生時代のいじめ経験から、強いトラウマと自信のなさを抱えています。それでも逃げずに前へ出ようとする姿は、見ている側の胸まで締めつけます。
一方でユウヤも、TORINNERのリョウが兄であることへのコンプレックスを抱えながら努力を続けていて、水星はそんなユウヤの姿に励まされていきます。
裏切られた善意と、打ち砕かれる期待
追い詰められた水星が頼ったのは、レコード会社に勤める学生時代の知人・レイナでした。笑顔で協力を約束されたものの、当日待っていたのは“出演”ではなく裏方作業という理不尽な現実。
真意を確かめに行った水星に対し、レイナは嘲るような態度に変わり、頭を下げる水星にワインをぶちまけます。びしょ濡れのまま帰った水星は、NAZEに「ライブは無理だった」と謝るしかありませんでした。
吾妻の逆転策と、TGCへの道
しかし吾妻は、ここで終わらせません。
水星とメンバーをTGC宣伝部へ連れて行き、密かに準備していたNAZEのドキュメンタリー動画を公開します。夢に向かって必死に進む姿が評価され、宣伝部はNAZEのTGC出演を許可。歓喜するメンバーの中で、水星は思わず涙を流します。
「遠藤水星が必要だ」という言葉
TGCでパフォーマンスを披露するNAZEを見守りながら、吾妻は水星に「彼らには遠藤水星が必要だ」と語ります。その言葉は、水星にとって初めて“肯定された実感”でした。
NAZEが少しずつ人目につき始める一方で、TORINNER側も牽制するように日本での活動を発表。勝負の舞台が日本へ移っていく予感を残し、第2話は幕を下ろします。
2話のネタバレについてはこちら↓

3話:客席は敵だけ…絶体絶命!陰謀のステージ
波に乗れない現実と“巨大事務所の壁”
東京ガールズコレクションでのステージが話題になり、NAZEは「やっと波に乗れる」と胸を躍らせる。けれど現実は甘くなくて、取材や番組出演は次々と白紙に。
原因は、ライバルTORINNERが背負う“巨大事務所の力”だった。
兄・リョウの誘いと吾妻の決断
そんな追い打ちの中で、TORINNERのセンター・リョウが「僕らのライブにゲストで出ない?」と持ちかけてくる。ユウヤは、兄でもあるリョウを前に感情が爆発して「これ以上、仲間をバカにしないで」と拒否。ところが吾妻は、罠だと分かっていてもライブ出演を受け入れる――裏で糸を引くパク・ジスの思惑ごと、舞台をひっくり返す覚悟を決めた。
「知らない人にどう届けるか」という課題
まず吾妻がNAZEに投げた課題は、意外と地味だった。
「自分たちのことを、知らない人にどう届ける?」。メンバーは街へ出てビラを配り、声をかけ、名前を覚えてもらおうとする。けれど返ってくるのは、「日本人なのに?」「タイ人なのに? それでK-POP?」みたいな心ない言葉で、ターンがぐっと黙り込んでしまう。
“闇鍋”がつなぐ混ざり合う居場所
夜。重たい空気を払うみたいに、吾妻は鍋を作る。
部屋を真っ暗にして「闇鍋だ」と言い出すから、みんな一瞬びくっとするのに、口に入れると「…おいしい」と笑顔が広がる。韓国・日本・タイの食材や調味料を混ぜた“究極のミックス鍋”で、吾妻は「誰が何人かなんて、今さら考える必要ある?」と背中を押した。
完全アウェイのライブ当日
そして迎えたライブ当日。客席はTORINNERのファンで埋め尽くされ、SNSではNAZEを沈黙させる“公開処刑”の空気ができあがっていく。
さらに週刊誌記者の風祭まで現れて、不穏な視線を向ける。完璧に仕立てられた“敵のステージ”で、NAZEは一度、飲み込まれそうになる。
圧倒的なTORINNERと揺れるNAZE
先にステージに立ったTORINNERは、圧倒的なパフォーマンスで会場を掌握する。
拍手と歓声の渦を袖で浴びながら、NAZEの手は震えてしまいそうで、それでも吾妻は静かに落ち着かせる。
「知ってもらう」ことを選んだ理由
でも彼らは、沈黙の客席に向かって「知ってもらう」ことを選んだ。子どもの頃の写真でこれまでを映し、国籍も背景も違う自分たちの“素”を差し出す。衣装もそれぞれのルーツを感じさせるデザインで、混ざり合うことを怖がらない宣言みたいだった。
俺達だけのDREAM STAGE
ステージ袖で円陣を組み、彼らは「俺達だけのDREAM STAGEだ」と言い切る。
その一言で、NAZEはアウェイの空気を真正面から受け止め、客席の温度を少しずつ動かしていった。
3話の伏線
3話は“罠の中でどう自分たちを見せるか”がテーマになっていて、ここから先につながりそうな種がいくつも散らばっていました。次回以降、回収が楽しみなポイントをまとめます。
- リョウの本心
助けたい気持ちがどれだけ本物なのか、それともジス側の駒なのか。兄弟の距離が、この先の爆弾になりそう。 - ジスの“金と権力”の使い方が、次の攻撃にも直結しそう
ファンの動員やSNSの扇動まで含めて、やり口が組織的。ステージで一矢報いても、別ルートで潰しに来る怖さが残る。 - 風祭が狙う“ネタ”は何か
ただの観客じゃなく、明確に“終わらせに来ている”目だった。吾妻の過去やNAZEの弱点に触れる記事が出たら、また空気が変わる。 - 街頭で浴びた「国籍」への言葉
「日本人なのに」「タイ人なのに」という刺さり方は、ターンだけの問題じゃない。NAZEの“多国籍”が武器にも刃にもなる伏線。 - 闇鍋の比喩=“混ざる強さ”は、後で揺さぶられそう
いまは結束を作った象徴だけど、のちに誰かが「混ざりたくない」と言い出したら、逆に一番痛いところを突かれる気がする。 - SNSという戦場が本格化する予感
3話で“沈黙を作られる怖さ”が描かれたぶん、次は数字(フォロワーなど)で殴り合う展開が加速しそう。
3話のネタバレについてはこちら↓

4話:芸能界の女帝…嘘まみれのゴシップ爆弾!
※ここから先は第4話のネタバレを含みます。
バラエティ収録で火がついた、フォロワー数対決
複数のボーイズグループが集まるバラエティ番組の収録で、NAZEのナム社長はTORINNERのプロデューサー・パク・ジスと鉢合わせる。
収録中にもかかわらず口論になり、勢いのまま「2週間後のSNSフォロワー数対決」を約束してしまう。
負けた側が勝った側の望みを1つ叶えるというルールに、ナムはあとから青ざめ、吾妻も呆れる。
女帝・吉良富子の接近と、録音された“本音”
そんなナムに電話をかけてきたのが、大手事務所会長・吉良富子。
TORINNERの派手な宣伝を嫌う富子は「一緒に戦いましょう」と近づき、ナムはその言葉を救いのように受け取ってしまう。
そのまま誘われた食事の席で、ナムは録音されているとも知らず、TORINNERを自分が発掘したこと、そしてパクにメンバーを引き抜かれたことまで打ち明けてしまう。
因縁ネタとデマ動画が生む、負の連鎖
翌日、その話は“因縁ネタ”としてネットに拡散される。
さらにTORINNERメンバーのデマ動画まで出回り、評価は急落。
フォロワー数が目に見えて減っていく。
私が怖かったのは、真実の確認より先に「空気」が先走ってしまうところ。
努力や背景ごと切り取られていく感じが、とても苦しかった。
富子の脅しと、ナムの追い詰められ方
富子はナムを呼び出し、新たなネタを持ってくるよう迫る。
従わなければNAZEも潰す――その言葉に、ナムは完全に追い込まれていく。
一方で水星は、パクに直接会い、対決自体をなかったことにできないか頭を下げるが、状況は簡単には変わらない。
NAZEメンバーの直談判と、一時休戦の決断
追い詰められていくTORINNERを見て胸を痛めたのは、NAZEのメンバーたちだった。
彼らは「正々堂々と勝負したい」「トリナーを助けたい」と吾妻に直談判する。
吾妻もその思いを受け止め、一時休戦を決める。
社長が失敗した時は自分たちが支えるとナムに告げ、ナムもついに頭を下げて協力を求めた。
正論ではなく“火を消す段取り”
吾妻が用意したのは、正論で殴り返すことではなく、炎上そのものを鎮めるための“段取り”だった。
TORINNERの事務所前で記者会見を行うようパクに指示し、会見当日にはNAZEのメンバーと、TORINNERを応援する子どもたちが記者の前に立つ。
子どもたちの声がひっくり返した構図
子どもたちは「本当のトリナーを知ってほしい」と訴え、切り取られていた動画の全編を映し出す。
デマの構図は、ここでひっくり返された。
TORINNERは騒動について謝罪し、もう一度胸を張って進むと宣言する。
勝敗よりも残った「ライバル」という言葉
炎上は鎮まり、2週間後のフォロワー数対決は僅差でTORINNERが勝利する。
それでもパクが望みとして口にしたのは、「NAZEに消えてほしい」ではなく、「これからも良きライバルでいてほしい」という言葉だった。
解散の危機を免れたNAZEは、吾妻と共に“年末の大舞台”で新人賞を狙う、次の戦いへ踏み出していく。
4話の伏線
第4話で気になった“次につながる種”を、私目線でメモしておきます。
- 吉良富子の“録音”と脅し:ナムが食事の席でこぼした本音が、世論操作の材料になった。富子が握った情報は、次はNAZE側に向けられてもおかしくない。
- ナムとパクの因縁の深さ:TORINNERを発掘したのは誰なのか、誰が何を奪ったのか。勝負の裏にある「過去の取り分」が、今後も火種になりそう。
- 切り取り動画が生む“空気”の怖さ:デマだと分かっても傷は残る。今回の手口は、NAZEに向けられた時のダメージを想像させる。
- 一時休戦で結ばれた“ライバル関係”:フォロワー対決は決着したのに、パクの望みは「解散」ではなく「良きライバル」。競うだけじゃない関係性が、次の局面で武器になるかもしれない。
- 次の目標として提示された“年末の大舞台”:新人賞を狙う戦いが始まる。ここからは実力だけでなく、世論や仕掛け合いも絡んでいきそう。
4話についてのネタバレはこちら↓

5話:待ち焦がれたデビュー日…裏切り者は僕です
同日デビュー決定がもたらす焦り
NAZEのデビュー日は、2月14日のバレンタインデーに決まります。
喜ぶべき知らせのはずなのに、同じ日に宿敵TORINNERも日本デビューすると知った瞬間、空気が一変。水星とナム社長は焦り、吾妻には「デビューランキング1位」を強く求める圧がのしかかります。デビューは祝祭であるはずなのに、最初から“勝敗”が前提になってしまうのが苦いスタートでした。
TORINNER陣営の圧と、吾妻の迷い
TORINNER側では、プロデューサーのパク・ジスが“同日デビュー”をぶつけ、NAZEを潰す算段で動きます。ところがデビュー当日の音楽番組がNAZEにも出演依頼していると分かり、チェ代表から容赦なく詰められ、陣営内の緊張が増していきます。
一方の吾妻も、NAZEのベストを引き出す方法と、TORINNERへの対抗策の間で答えが出せないまま悩み続けます。勝つために尖らせるのか、伸びるために守るのか。どちらを選んでも代償がある状況で、迷いが長引くほど時間だけが削られていきました。
末っ子ドヒョクが抱え込んだ“脅し”
そんな中で動き出すのが、NAZE末っ子・ドヒョクのトラブルです。姉が息子を連れて日本に来ることになり、張り切って案内するドヒョク。しかし飲食店での揉め事をきっかけに、タチの悪い男に絡まれてしまいます。
「アイドルが他人に怪我をさせたとバレたら大騒ぎだ」
そう脅され、多額の金を要求される流れは、デビュー直前の彼にとって致命的でした。怖いのは、ここで“自分が黙っていれば守れる”と思ってしまうこと。ドヒョクはデビューを潰したくない一心で、吾妻たちに言い出せないまま、言われるがままに金を渡してしまいます。
情報漏えいが招いた危機
金を工面するため、ドヒョクはNAZEとTORINNERの共演情報などを週刊誌に売ってしまいます。情報漏えいはテレビ局の怒りも買い、トラブルはスキャンダルとして拡散。NAZEはデビュー直前で、危機的状況に追い込まれていきます。
ここが残酷なのは、ドヒョクの動機が“保身”ではなく“守り”から始まっていることです。守りたいから黙る、守りたいから売る。その選択が全部、逆方向に転がっていく怖さがありました。
吾妻の完成と“漏らさせる仕掛け”
その頃、吾妻はデビュー曲のアレンジに苦しみながらも、ナム社長の一言をきっかけに曲を完成させます。そして、内部情報がリークされ続けている状況を逆手に取り、デビュー曲に関する“仕掛け”を用意。
ここで吾妻がメンバーに告げるのが、「絶対に漏らすな」という釘刺しです。守るための言葉に見えて、実際には“漏れる前提”で盤面を組み替える準備が始まっている。第5話のタイトルに繋がる不穏さが、ここで静かに立ち上がります。
デビュー当日の地獄と、ドヒョクの失踪
迎えたデビュー当日、NAZEのデビュー曲に盗作疑惑が浮上し、週刊誌にも取り上げられます。追い打ちのように、ドヒョクは「ごめんなさい、さようなら」と書き置きを残して姿を消します。
デビューの日に、誰かが一人で全部背負って消えてしまう。あの怖さは、画面越しでも痛いほど伝わってきました。祝うはずの瞬間が、いちばん孤独な選択に塗り替えられてしまうのが苦しい。
明かされる真相:フェイクと警察の線
やがて明らかになるのは、吾妻が敢えてフェイクニュースを流していたこと。さらに、ドヒョクを脅していた男は外国人を狙って脅しを繰り返す人物として警察が目をつけていたことも判明します。
飲食店でのトラブル時、ドヒョクに声をかけた男が警察だったことがここで繋がり、姉と甥の保護も警察に依頼する流れへ。脅しの構図が“個人の不運”ではなく、捕まえるための線の上にあったと分かった瞬間、ようやく息が戻るような感覚がありました。
放送に間に合わない危機と、屋形船の中継
ただし本番は待ってくれません。バレンタインイベントの渋滞で放送に間に合いそうになく、現場は途方に暮れます。そこで吾妻が屋形船で現れ、中継という形で生放送出演を成立させる展開へ。
こうしてNAZEはデビュー曲を披露し、大きな注目を集めました。絶望の連続だったはずの一日が、最後だけは“ステージに立つ”という一点で繋がる。その構成が、やけに鮮明に残ります。
勝敗の残酷さと、次回へ残る火種
それでもデビューランキング1位はTORINNER、NAZEは2位。結果は残酷です。
それでも私は、“2位でもステージに立った”という事実に、次回へ繋がる火種を感じました。守るために壊しかけたものを、どうやって取り戻すのか。勝敗よりも、その後の立て直しに物語の熱が残った回でした。
5話の伏線
第5話で一気に状況が動いたぶん、「この先に何が待ってる?」も濃くなった。私が気になった“伏線っぽい種”を整理しておくね。
- 回収済み
- 盗作疑惑は、吾妻が敢えて流したフェイクニュースだった。
- ドヒョクを脅していた男は、外国人を狙った脅しを繰り返していて警察がマークしていた。
- 飲食店トラブルでドヒョクに声をかけた男が警察だった。
- 未回収の余白
- 吾妻が語った「デビュー曲の“仕掛け”」の中身はどこまで計算されたものだったのか。
- 情報漏えいで怒ったテレビ局との関係は、今後の出演や露出にどう影響するのか。
- 記者・風祭とパク・ジスの繋がりが深まった先で、TORINNER陣営はどんな“次の一手”を打つのか。
- デビューランキング2位という結果を、ナム社長はどう評価するのか。チームの空気が崩れるのか、逆に固まるのか。
- ドヒョクが抱えた罪悪感は、NAZEの関係性にどんな痕を残すのか。
6話:夢も仲間も捨て…涙と決意のラストライブ
1位を逃した瞬間、“数字の呪い”が降りてくる
デビューランキングでTORINNERに敗れた瞬間、ステージの光が一気に冷たく見えました。
「デビュー曲で1位を取れなかったグループは数年以内に消える」――その“数字の呪い”が、TEAM NAZEの空気を重くします。
吾妻は頭を下げて責任を引き受けます。さらに「負け犬のまま人生を無駄にしたくなければ、他の生き方を選ぶ手もある」と言ってしまう。励ましにも聞こえるのに、ユンギにだけは“別れの宣告”みたいに刺さった気がしました。
ユンギの約束、父が突きつける「安定」
ユンギは父・シニャンと「1位を取れなかったら芸能活動を辞める」と約束していました。
幾つもの会社を経営する父は、息子に日本支社の経営を任せようとし、「人生に失敗したくなければ私の言う通りにしなさい」と迫ります。夢より“安定”を選べ、と。
他のメンバーと水星が「次で勝つ」と前を向くほど、ユンギだけが置き去りになる。夢を追うほど家族との距離が広がっていく。その苦しさが顔に出てしまうタイプなんだと感じました。
空回りするモールライブが、決壊の引き金になる
そしてショッピングモールでのライブ。観客は少なく、集中も噛み合わず、どこか空回りしてしまう。
それが余計に、ユンギの心の決壊スイッチを押しました。
ステージを降りたユンギは、メンバーに「今日でNAZEを辞める」と告げます。
「こんな下らない奴らと組んでても未来がない。もう遊んでなんかいられないって言ってんだよ!」
わざと嫌われる言葉を選んで、彼は去っていく。なのに涙だけは止まらない。その背中が痛かったです。
憤りのあとに残る“違和感”、辞めたくない涙
残されたメンバーは憤慨します。「遊びだったんだ」「こっちは人生かけてるのに」と怒って当然。
でも時間が経つにつれて、みんなの中に“違和感”が残っていく。「泣いてたよな」「本当は辞めたくなかったんじゃないか」と。
「ユンギと一緒に夢を見たい」
そう言ってくれたメンバーの言葉が、一番沁みました。
退路は裏切りじゃなく、“約束に縛られた演技”
吾妻もそこで、ユンギが過去に進学のことで父とぶつかっていたこと、そして「絶対1位を取れるアーティストになる」と約束していたことを明かします。
ユンギの撤退は裏切りではなく、約束に縛られた“撤退の演技”に見えてきます。
吾妻はユンギの父の会社へ向かいます。そこには髪を黒く染めたユンギがいて、「どこにも居場所がない」と漏らす。吾妻は「もう一度ユンギを預からせてほしい」と頭を下げますが、父は首を縦に振りません。
父の否定の奥に見える、好きの気配
それでも吾妻は、父がこれまでNAZEのライブに来ていたことに気づいていました。
「応援してくださっていたのに、1位を取ることができず申し訳ありませんでした」と謝る吾妻に、父は不器用なまま「安定した人生を歩んでほしい」と言い切ります。
否定の言葉の奥に、好きの気配が見えてしまう。だから胸がぐっとなる。
守りたいからこそ、夢を否定する。そのねじれが切ないです。
全員で頭を下げる強さ、抱き寄せた瞬間にほどける緊張
ラストで強いのは、NAZEのメンバーが父の前で頭を下げる場面でした。
「ユンギと一緒に夢を目指したい」という真っ直ぐさに、父も「息子をまたみなさんの仲間に入れてやってもらえますか」と返す。吾妻の「責任もってお預かりします」に続いて、父がユンギを抱き寄せた瞬間、こちらの緊張もほどけました。
やっと戻ってきた日常――のはずなのに、最後にパク・ジスが現れて「私をこの事務所に入れてくれないか」と言い出す。
敵か味方かも分からない新しい波が、次回の空気を一気に変えていきそうで、怖いのに目が離せない第6話でした。
6話の伏線
- 【セリフ】吾妻の「他の生き方を選ぶ手もある」:メンバーそれぞれの“辞める理由”が、今後も揺さぶられそう。
- 【セリフ】ユンギの「もう遊んでなんかいられない」:本心と逆の言葉で自分を追い込む癖が、次の危機でも出ないか心配。
- 【沈黙】シニャンがライブに通っていた事実:反対しながら応援していた“ねじれ”が、今後の支えにも爆弾にもなる。
- 【関係】父子の和解は“終わり”ではなく“始まり”:ユンギが家業と夢をどう両立するのかは未解決。
- 【出来事】父の会社のピンチにNAZEが駆けつけた流れ:グループの結束が「外の世界」を動かし始めた合図。
- 【ラスト】パク・ジスの加入希望:裏切りの過去を持つ相手を受け入れるのか、チームの価値観が問われる。
6話のネタバレについてはこちら↓

7話の予想:2名解雇セカンドオーディションで試される“7人の絆”
7話では、かつてNAZE側を痛めつけたジスが「事務所に入れてほしい」と頭を下げ、吾妻がそれを受け入れる流れになります。
ナムが拒絶する一方で、吾妻は歓迎し、ジスはメンバーを容赦なく叱責したうえで「2名を切る」と宣告する。
デビュー直後に“リストラオーディション”なんて、私だったら胸がざわついて眠れません。
ここからは、現時点で見える材料をもとに、7話の展開を予想していきます。
予想① ジス加入は「救い」なのか「潜入」なのか
まず事実として、ジスはチェ代表の強圧的なやり方に疲弊している様子で、仕事を手放せないほど追い詰められている。
だから私は、加入の動機が「逃げ場を探している」に寄っている可能性も、十分あると感じました。
ただ同時に、ジスは“外面は穏やかでも中身は軍人みたいに厳格”なタイプで、人の本質を見抜く冷たさを持っている。
そんな彼女が突然、弱小側に降りてくるのは、あまりに不自然にも見えるんですよね。
だから7話は、次の3ルートが併走すると予想しています。
- ルートA:本当にチェ代表から離れて再出発したい(贖いの加入)
- ルートB:チェ代表の指示で内部から崩す(潜入の加入)
- ルートC:最初はルートB寄りでも、NAZEを見て揺れてしまう(裏切りの揺れ)
私が一番“刺さる”のはルートCです。
NAZEは、下手に計算した人ほど、心のどこかを撃ち抜いてくるチームなので、ジスの予定調和が崩れる瞬間が来そう。
予想② 「2名解雇」は実力査定じゃなく、絆を裂く装置
ジスが言い切る「7人は多すぎる。5人が妥当」という言葉は、上手い下手の議論を一瞬で終わらせます。
ここから先は、努力の物語じゃなく、生存の物語になる。
そして怖いのは、解雇対象が“実力が低い人”とは限らないことです。
むしろ、「いなくなったら崩れる役割」を狙う方が、チームは壊れやすい。
私の予想は大きく2パターンです。
A:弱点が見えやすいメンバーを切り口にする
ダンスがまだ発展途上のキムゴン、末っ子のドヒョクは、数字や評価軸で切られやすい。
でもキムゴンのラップ、ドヒョクの清涼感はNAZEの“色”でもあるので、ここを切るなら痛みは最大です。
B:逆に、チームの心臓を候補に置く
歌で支えてきたアト、精神的な柱になりがちなカイセイが候補になった瞬間、空気は一気に重くなる。
ジスが本気で「崩壊」を起こしに来るなら、むしろこっちの方が効くはず。
7話の見どころは、誰が候補になるかより、「候補にされた瞬間に誰が誰を守るか」だと私は見ています。
予想③ 大乱闘の先に“新しいNAZEの魅力”が生まれる
追い込まれたメンバーが衝突し、大乱闘寸前になる流れ自体は、たぶん避けられない。
ただ私は、その喧嘩が“悪い喧嘩”で終わらない気がしています。
これまでのNAZEは、トラブルのたびに「誰かが謝る」「誰かが抱え込む」で収めてきた。
7話は逆で、言い切って、ぶつかって、初めて見える本音が出る。
そこでようやく、7人それぞれの「ここだけは負けたくない」が揃って、魅力として立ち上がるんじゃないかな。
ジスの厳しさは“切るため”というより、“立てるため”の圧力にも見える。
苦しみの先で、誰も見たことのないNAZEの武器が芽生える――ここが7話のいちばん熱いポイントになりそうです。
予想④ 水星の恋心が、仕事の顔を揺らしてしまう
水星は、誠実で一生懸命だけど自信がなくて、空回りして壁にぶつかってきた。
それでも吾妻に見い出されて、今は「NAZEを支える人」として、少しずつ居場所を作ってきたんですよね。
そこに、吾妻と息が合うジスが入ってくる。
水星が抱く複雑さは、嫉妬というより「私はここにいていいの?」という不安に近いと感じました。
だから7話は、水星が初めて“主張”する回になる予感がします。
ジスに対しても、吾妻に対しても、マネージャーとしての言葉を投げる。
その言葉が、NAZEの空気を守る唯一のストッパーになるかもしれません。
予想⑤ 吾妻の沈黙は「ジスを信用」ではなく「NAZEを守る」ため
チームが崩壊しかけても、吾妻はなぜか沈黙を通す。
これ、冷たいんじゃなくて、先に止めたらNAZEの覚悟が育たないと分かっている沈黙に見えるんです。
吾妻の狙いは、ジスを信じることより、ジスを“鏡”にしてNAZEを映すこと。
「このままだと消える」と言われた時、7人がどう立ち上がるかを見極めて、最後に吾妻が一言だけ効く言葉を落とす。
そんな構図で、7話は進む気がしています。
最後に、私が7話で注目したいのはここです。
- ジスは味方なのか、それともスパイなのかを決める“違和感”の瞬間
- 「クビ候補」になった2人を、誰がどう守るのか
- 水星が吾妻に何を言うのか、そして吾妻はどう返すのか
- 喧嘩のあとに生まれる、NAZEの新コンセプトと一体感
デビューはゴールじゃなくて、むしろスタート。
7話は、その現実をいちばん痛い形で教えてくる回になると感じています。
8話以降について:後ほど更新
※後ほど更新
ドラマ「DREAM STAGE」の主要キャスト

『DREAM STAGE』は、K-POP業界を舞台にした“スポ根”ドラマ。
挫折した大人と、落ちこぼれと呼ばれた少年たちが出会って、もう一度「夢」をやり直す物語です。
ここからは、公式情報を軸に「誰が、どんな立ち位置なのか」を、温度感も添えてまとめます。
物語の中心人物
吾妻 潤(中村倫也)
“元”天才音楽プロデューサー。ある問題でK-POP業界を追放され、どん底まで落ちた男です。
初回からかなり厳しく、NAZEに「レベルが低いにも程がある」とバッサリ言い切る側。
ただ、突き放す言葉の裏ににじむ“苦しさ”が、この作品で一番しんどくて刺さる部分になりそうです。
遠藤 水星(池田エライザ)
NAZEを支えるマネージャー。内気で繊細だけど、懸命に歩み続けるタイプ。
“支える側の青春”って、派手じゃないのに涙腺を直撃してくるので、水星が最初に泣かせてくる可能性、大です。
ナム・ハユン(ハ・ヨンス)
弱小芸能事務所の社長で、吾妻の元恋人。
50億ウォンもの借金を背負い、新グループ結成で一発逆転を狙う女性です。
お金にシビアなリアリストに見えて、実は情の深い人──このギャップが物語を大きく揺らしそう。
NAZE(ネイズ)
NAZEは、アジア各国から選抜された7人組ボーイズグループ。
グループ名には「どこへでも向かえる無限の可能性」という意味が込められています。
- カイセイ:最年長。端正な顔立ちと圧倒的なオーラ
- ユンギ:練習生経験あり。英会話も堪能
- アト:歌が得意で、太陽みたいな存在
- ターン:歌・ダンス・ラップのオールラウンダー。タイでTikTok100万人フォロワー
- ユウヤ:ブレイクダンスが得意で受賞経験も
- キムゴン:ムードメーカー。初々しい表情や仕草が魅力
- ドヒョク:末っ子。清涼感ある爽やかなビジュアル
公式設定では、彼らは選抜から漏れた「残り物メンバー」と呼ばれる側。
でも、その言葉が出た瞬間から、物語はもう“覆す準備”に入っているんですよね。
TORINNER(トリナー)
TORINNERは、NAZEのライバルとして誕生した“期間限定”チーム。
グループ名の由来は「TOP/RUN/WINNER」。勝ちの匂いが強すぎて、正直ちょっと怖い。
- リョウ(岩瀬洋志):注目俳優。本作で本格ダンスに初挑戦
- ヨヌ(HOJIN/KAJA):長身を生かしたダンスと柔らかな表現力
- アイク(志賀李玖):明るさと高い身体能力でグループを支える
- イロ(松瀬太虹):ダイナミックなダンスが武器
- ニック(ISAAC/KAJA):ユーモアで場を盛り上げる存在
物語の序盤では、韓国で鮮烈デビューし海外ツアーも成功させた“ライジングスター”として登場。
その中心にいるのがリョウで、彼らを率いるのがBouquet Music代表のチェ・ギヨンです。
周辺キャスト
パク・ジス(キム・ジェギョン)
ハユンの“相棒プロデューサー”だった人物。
選抜したメンバーを丸ごと持ち逃げした張本人で、物語の一番痛いスタート地点。
この裏切りは、最後まで尾を引きそうです。
チェ・ギヨン(イ・イギョン)
Bouquet Music代表。K-POP界の頂点に君臨する男。
梶 恵子(森香澄)/小鞠(村瀬紗英)
出演が発表されている2人。
作品の“推し活”側、ファン心理や熱狂を体現するポジションとして、物語に別の温度を足してくれそうです。
ドラマ「DREAM STAGE」の最終回の結末予想

※ここからは放送前の「結末予想」です。公式のあらすじや作品コンセプトを土台に、“この物語がどこへ着地しそうか”を、感情多めで考察していきます。
『DREAM STAGE』が描こうとしているのは、世代や国籍を越えた“仲間との熱い絆”。
そして、泥臭く前に進むことで起きる「奇跡」。
だから私は、最終回のゴールは「優勝」だけじゃなくて、もっと生活に近い“救い”の形になるんじゃないかと感じています。
結末予想1:NAZEは「デビュー」して終わりじゃない
最終回のクライマックス、たぶんNAZEは大舞台に立つ。これはもう、スポ根の約束みたいなもの。
でも『DREAM STAGE』が切ないのは、最初から「K-POPで生き残れるのは10万人に一人」という現実を突きつけてくるところ。
勝つか負けるかの手前で、心が折れる子がいる世界。
その残酷さを知った上で、NAZEが最終回で掴むのは、肩書きよりも“誰かに必要とされる実感”なんじゃないかな。
主題歌が「BABYBOO(大切な存在)」で、友情・絆・挑戦・青春の輝きが散りばめられていることを考えると、最終回は「この7人が、互いにとってのBABYBOOになれた」という瞬間がいちばん強い。
デビュー=ゴールじゃなくて、デビュー=やっとスタートラインに立てた。
そんな涙で終わる気がします。
結末予想2:ハユンの借金50億ウォンは“勝利”では返せない
ハユンが背負う借金は50億ウォン。これは、“夢”のために背負った現実です。
最終回で一発逆転して全額返済、という気持ちいい展開も見たい。でも私は、このドラマはそこまで単純にしないと思っています。
むしろハユンは、「全部返す」より先に、“これ以上失わない経営”に切り替えるんじゃないかな。
夢を売り物にしない。
誰かを消耗品にしない。
それって、社長としての革命だと思うんです。
一発逆転が欲しい夜ほど、本当は「明日も続く仕組み」が欲しい。
最終回のハユンは、借金の“数字”よりも、NAZEを守る“線引き”を選び直す。
その選択が、いちばん泣けそうです。
結末予想3:吾妻潤は「過去の事件」の答え合わせをする
吾妻は、ある問題で業界を追放された“元”プロデューサー。そして、夢を語ることを頑なに拒んできた人です。
最終回まで引っ張る最大の謎は、「吾妻に何があったのか」。
ここは“暴露してスカッと”では終わらない気がしています。
もし吾妻が過去に傷つけた人がいるなら、最終回で彼がするのは、勝利宣言じゃなくて、謝罪や償い。
夢を叶える話って、夢を叶えられなかった人の痛みも一緒に映るから。
そのうえで、吾妻が最後にNAZEへ渡す言葉はきっと、「夢を見ろ」じゃなくて、「若さを無駄にするな」。
最初に突き放すために使った言葉を、最後は守るために使う。
そんな“同じセリフの意味が変わる最終回”が来たら、耐えられないです。
結末予想4:TORINNERとの決着は「勝った/負けた」だけじゃない
TORINNERは最初から強い。名前の由来も“選ばれた側”の匂いがする。
だからこそ最終回の決着は、勝敗よりも「奪ったもの」と「奪われたもの」の精算になる気がします。
パク・ジスの“持ち逃げ”で始まった因縁。
ここを放置したまま、気持ちよく終われるドラマじゃない。
ただしTORINNER側も、完全な“悪”にはしないはず。
勝者には勝者の孤独があり、
選ばれた瞬間から、転落が始まる人もいる。
だからラストは、
- TORINNERはトップの座を守る(でも代償も描く)
- NAZEは“負け犬”のラベルを剥がす(勝敗じゃなく存在証明で)
この二本立てで、胸を熱くしてくると思います。
結末予想5:吾妻×ハユンの恋は「復縁」より“共犯関係”に近い
吾妻とハユンは“元恋人”。
恋愛って、再燃したら幸せ、じゃない。
壊れた時間があるほど、「好き」より先に「怖い」が来る。
だから最終回は、キスやプロポーズよりも、“同じ方向を向いて歩ける契約”に近い関係を選びそう。
背中を預けられる相手って、恋より難しい。
吾妻が「ありがとう」を言えたら。ハユンが「もう逃げないで」と言えたら。
それだけで、この恋は救われる気がします。
最終回のラストカット予想
最後のカットは、ステージの上じゃなくて、ステージの裏。
メイクが落ちかけて、汗で前髪が重くて、それでも笑っている7人。
主題歌「BABYBOO」が流れて、“誰かの大切な存在になれた夜”を抱きしめるように終わる。
そんな最終回だったら、私はエンドロールの文字が見えなくなるまで泣くと思います。
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