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【ネタバレ】『じゃあ、あんたが作ってみろよ』1話あらすじ&感想。竹内涼真の“化石男”がめんつゆで覚醒!?

ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の1話の予想考察(ネタバレ)。キャスト一覧と再生ロマンスコメディの魅力とは

ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、谷口菜津子さんの人気漫画を原作とした2025年10月期TBS火曜ドラマです。

大学時代から付き合い、同棲生活も順調に見えたカップル。しかし“料理は女の仕事”と信じて疑わない亭主関白な彼氏と、“恋人ファースト”で自分を見失ってしまった彼女の価値観のズレから、プロポーズ直後に破局してしまうという衝撃的な展開で幕を開けます。

料理をきっかけに二人がそれぞれ自分を見つめ直し、再び成長していく姿を描く再生ロマンスコメディ。

価値観の違いや時代の変化をリアルに映し出す物語は、恋愛ドラマ好きはもちろん、仕事や家庭でのパートナーシップに悩む人にも共感を呼ぶはずです。ここからは、キャストの魅力や第1話のあらすじ、さらには今後の展開について詳しく紹介していきます。

目次

じゃあ、あんたが作ってみろよ1話のあらすじ&ネタバレ

じゃあ、あんたが作ってみろよ1話のあらすじ

主人公の山岸鮎美(夏帆)と海老原勝男(竹内涼真)は大学時代に出会い、周囲から“理想のカップル”と呼ばれたまま6年目を迎えます。しかし、価値観の違いが徐々に大きくなり、物語はプロポーズの失敗と別れから始まります。ドラマ版は全話放送前ですが、公開されている情報から第1話の流れを整理してみます。

公式の番組ガイドによると、勝男は都心で働く会社員で、昭和的な価値観を持つ“亭主関白男”。同棲中の彼女・鮎美の手料理に対して「おかずが茶色すぎる」といったアドバイスをしてしまうのが日常です。

入念な準備の末にプロポーズを決行しますが、鮎美からはまさかの返答が待っています。プロポーズを断られた勝男は自信を喪失し、合コンに出かけるものの女性陣から相手にされず、思い悩んだ末に料理に挑戦。会社の後輩・白崎ルイの提案で、鮎美が得意な筑前煮を初めて作ってみようとするものの、手間のかかる料理に悪戦苦闘する……というのが第1話の大まかなあらすじです。

原作紹介を行ったプレスリリースでも、二人の関係が“理想のカップル”から崩れていく様子が語られています。

大学時代にミス&ミスターとして注目された鮎美と勝男は、社会人になっても交際を続けていましたが、勝男が思い出のレストランでプロポーズした際に鮎美はあっさりと断る展開が描かれていると紹介されています。

勝男を「令和の昭和男」、鮎美を“恋人ファースト”で自分を見失ってしまった女性と表現し、勝男がめんつゆや時短レシピを鼻で笑うなど、料理や家事に対する古い価値観を持っていることを強調していました。

慣れない料理に挑戦することで二人が自分たちの“当たり前”と向き合い、新しい恋物語が始まることが示されています。

第1話の見どころ

公開されている情報だけでも、初回から視聴者の心に刺さるシーンが多いと予想できます。勝男が「おかずが茶色すぎる」とアドバイスする場面や、プロポーズを断られて落ち込む姿は、笑える一方で彼の無自覚なモラハラが浮き彫りになりそうです。

また、勝男が初めて筑前煮作りに挑む過程は、料理に対する価値観の変化を象徴する大切なシーン。包丁を握ったこともない彼が、料理の手間と難しさに気付き、少しずつ鮎美への感謝や反省の気持ちが芽生えていく様子が描かれるでしょう。

じゃあ、あんたが作ってみろよ1話の予想考察(ネタバレ)

じゃあ、あんたが作ってみろよ1話の予想考察(ネタバレ)

火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、恋愛と料理を通じて男女の価値観のズレを炙り出す作品だ。

昭和の呪縛から抜け出せない男性・海老原勝男(竹内涼真)と、恋人ファーストで自分を見失ってきた山岸鮎美(夏帆)の別れから物語は始まる。公式の第1話は、勝男が「女の幸せは家で料理をして男を待つこと」と信じ込んでおり、彼女が作る筑前煮に「おかずが茶色すぎる」といちいち口を出す日常が描かれている。

勝男はプロポーズを断られて初めて自分で煮物を作るが、料理の手間と奥深さに直面し、悪戦苦闘する。この導入だけでも「地雷男が主役?」「昭和感が強すぎて無理かも」と身構える女性は多かったのではないだろうか。

ところが実際に視聴すると、勝男は単なる嫌な男ではなく、時代に取り残された無邪気な化石男として描かれている。その無邪気さや成長の兆しが、第1話をただのモラハラ物語に終わらせない魅力になっていた。以下では、深掘りしたいポイントを感情軸で整理してみる。

勝男の“めんつゆ事件”:料理の先にあった対話

第1話の中盤、勝男は職場の後輩・白崎ルイの手作り弁当を見て「彼女が作ってくれないの?」「めんつゆは手抜きだろ」と決めつけてしまう。これに対し白崎は「めんつゆの材料って知ってます? バカにしてるけど知らないでしょう」と反論し、その場を去ってしまう。ここで見ている側は「勝男、また余計なことを…」と呆れつつも、めんつゆ一つで価値観の違いが露わになる面白さにニヤリとしてしまう。

傷ついた白崎に気まずさを覚えた勝男は、帰宅後に一からめんつゆを手作りしてみる。昆布と鰹節でだしを取り、醤油やみりんを煮詰める。その手間の多さに驚きながらも「うまい!」と自画自賛する。

翌日、手作りめんつゆでそうめんランチを用意し、白崎に食べさせながら「お前の弁当もうまい」と素直に謝る姿は、視聴者にとって大きな癒やしだった。二人が笑い合いながら食べ物を介して和解する場面は、「食を通じて対話が生まれる」というドラマ全体のメッセージを体現している。

このエピソードが象徴するのは、料理に潜む「見えない工程」と「相手への思いやり」だ。勝男はめんつゆ作りを通じて、食卓に並ぶ一品一品が愛情と時間の積み重ねだと知る。後輩と対話するために自ら動いたこともポイントで、彼の無自覚なモラハラに変化の兆しが見え始めた瞬間でもある。

腐った筑前煮が教えてくれた“当たり前”の崩壊

白崎との一件の後、勝男は改めて鮎美の得意料理である筑前煮に挑戦する。しかし冷蔵庫の奥には、鮎美が以前作って放置されたまま腐ってしまった筑前煮が残っていた。その光景を見た勝男はハッとする。彼女がどれほど忙しい中で彼のために料理を作り続けてくれたのか、その思いをこれまで一度も受け止めていなかったのだと痛感する。

このシーンは、鮎美の無言の叫びを視覚化したようで胸に迫る。料理は「女の仕事」と思い込んでいた勝男が、腐った筑前煮を通じて彼女の気持ちに触れる瞬間、彼の昭和的価値観が音を立てて崩れたように感じた。

思わず「鮎美、ごめん。俺、変わりたい」と涙を流す勝男の姿には、視聴者から「泣けた」という声も多かった。感情移入のポイントは、こうした生活の細部に潜んでいる。

なぜ勝男は憎めないのか?──竹内涼真の演技と成長の余白

勝男は「料理は女が作るもの」「めんつゆは手抜き」と連発する完全な地雷男だが、俳優・竹内涼真の演技によってどこか憎めないキャラクターに仕上がっている。記事では、彼が勝男を“無自覚な男”として演じることで「イライラするけど笑ってしまう」「リアルにいそう」「腹立つけど可愛い」という声が多く上がったと分析している。ウザさと哀愁を同居させる絶妙なバランスが、本作の大きな魅力だ。

また、竹内涼真は勝男の中に“成長の余白”を丁寧に見せている。めんつゆ作りで真剣な表情を見せたり、後輩に素直に謝ったりする姿は、観客に「この人は変われるかもしれない」と期待させる。

酔っ払って未練タラタラになるシーンではユーモアも忘れず、エビフライを素手で頬張る姿には思わず笑ってしまう。演技の振れ幅が大きいことで、勝男の人間味が増し、視聴者はモラハラ発言に苛立ちながらも彼を嫌いになれない。

SNSの反響──「ウザいけど可愛い」「うちの旦那に見せたい」

放送後のSNSでは、勝男に対する賛否が入り乱れた。目立ったのは「イラつくけど憎めない」「リアルすぎて刺さる」といった声で、多くの視聴者が複雑な感情を抱いている。

特にめんつゆ発言やエビフライを素手で食べるシーンが話題となり、「憎めないウザ男」「嫌なヤツなのにちょっと可愛いのがズルい」といったコメントが並んだ。炎上すれすれの地雷発言にもかかわらず、リアルな描写として共感を呼んでいる点が面白い。

「地雷踏みまくり」という指摘も多く、視聴者は勝男の古臭い価値観にツッコミを入れつつ、そのギャップを楽しんでいる。中には「うちの旦那に見せたい」「自分も昔は勝男のようなことを言っていたかも」と現実と重ねる声もあり、単なるフィクションではなく社会問題の提起として受け止められていることが伺える。

また、「竹内涼真の演技が上手すぎてイライラする」という感想も高評価の裏返しで、彼の演技力がキャラクターの炎上ポテンシャルを救っている。

第2話への期待──すれ違いと自己発見

第1話のラストでは、勝男と鮎美が偶然同じ居酒屋に居合わせ、トイレで目が合ったところで幕が下りた。第2話では、髪色を変えた鮎美に勝男が気づかない場面が描かれ、「やっぱりこの人とは無理」と彼女が再確認する可能性が示唆されている。また、鮎美が美容師の渚から「好きなものは何?」と問われ、自分が長い間“どうやったら好かれるか”ばかり考えていたことに気づく回想シーンが登場する。

一方、勝男はまだ鮎美への未練を断ち切れず、新しい料理に挑戦しながら成長のきっかけを探すことになりそうだ。記事では、第2話で鮎美と酒屋の店員ミナトとの出会いが描かれ、恋愛ではなく自己発見の物語が進むことが示唆されている。男女双方が「自分の人生を生きる」ことに目を向け、料理がその媒介となる構造が、このドラマを単なる恋愛劇以上のものにしている。

まとめ

女性としてこの第1話を見た後、胸の中にざわざわとした怒りと、それ以上の温かさが同時に残った。勝男の言動には思わず眉をひそめるが、彼の無自覚さと真面目さ、そして少しずつ変わろうとする姿に「なんだか放っておけない」という感情も湧く。めんつゆ作りや腐った筑前煮など、食卓の細かな描写が女性の家事労働を可視化し、「料理は愛情の証」と信じてきた鮎美の重さも丁寧に描かれている。SNSで「うちの旦那に見せたい」と話題になったのも納得だ。

恋愛と料理を掛け合わせたこの作品は、価値観のアップデートを促すと同時に「自分を大切にすること」の重要性も教えてくれる。勝男と鮎美が互いに料理を通じて自分を見つめ直し、再び向き合える日は来るのか。昭和的な“化石男”と現代的な女性の対話がどう進むのか。第2話以降も、彼らの心の変化を優しく見守りたい。短い怒りや笑いの裏にある深い共感を手繰り寄せながら、次の火曜日を楽しみにしている。

恋愛ドラマが大好きな著者の目線で、第1話の展開や今後の展開を予想してみました。あくまで放送前の予想ですので、ぜひ放送後に答え合わせを楽しんでくださいね。

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