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サイレーン(ドラマ)第8話のあらすじ&ネタバレ感想。完全悪女カラの正体と衝撃のラスト直前展開

サイレーン(ドラマ)第8話のあらすじ&ネタバレ感想。完全悪女カラの正体と衝撃のラスト直前展開

前回第7話で完全悪女・橘カラ(菜々緒)の狂気が爆発し、夕貴(木村文乃)が監禁される衝撃展開を受け、いよいよクライマックス直前のドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』第8話が放送されました。

命の危機に晒された夕貴をめぐり、里見(松坂桃李)は孤独な戦いを強いられます。

さらにカラの壮絶な過去と正体が明らかになり、物語は最終章に向けて緊迫感を増していきました。ラスト目前の衝撃展開に、思わず息を呑む回となりました。

目次

サイレーン(ドラマ)8話の見どころ…悪女の正体暴露と衝撃の死闘

サイレーン(ドラマ)8話の見どころ…悪女の正体暴露と衝撃の死闘

ここからは8話のどういったシーンが見どころなのか、解説していきます。

カラの壮絶な過去と正体

カラは監禁した夕貴に自らの過去を語り、高校時代に親しくなった少女との関わりから整形と殺人に至った経緯を明かします。

さらに実父を自らの手で殺していた事実まで告白し、その異常な生い立ちと狂気に夕貴は戦慄しました。

夕貴救出と壮絶な死闘

一方、昏睡から目覚めた里見(松坂桃李)はアイ(佐野ひなこ)と共にカラの潜伏先へ。

銃を手にしたカラと死闘を繰り広げ、夕貴を救出しますが、拘束したはずのカラが背後から斧で襲撃。間一髪で夕貴がカラの銃を奪い、発砲して悪女を撃ち倒すという劇的な結末が描かれました。

里見と夕貴、愛と絆の回想シーン

極限状態で里見は意識を失いながら4年前の夕貴との出会いを思い出します。

ひったくり犯を捕まえた交番勤務の夕貴の笑顔に心を奪われた瞬間が挿入され、張り詰めた物語の中で二人の絆と愛情の深さが浮き彫りになりました

サイレーン(ドラマ)8話のあらすじ&ネタバレ

サイレーン(ドラマ)8話のあらすじ&ネタバレ

いよいよクライマックス直前を迎えた第8話は、主要キャラクターたちが次々と窮地に立たされる怒涛の展開となりました。里見偲(松坂桃李)は命を狙われ重傷を負い、猪熊夕貴(木村文乃)は橘カラ(菜々緒)によって監禁されるという絶体絶命の状況に。

さらに、カラの過去と正体に迫る衝撃の事実が次々と明かされ、視聴者を釘付けにしました。事件の核心が暴かれ始め、物語は最終回へと一気に加速していきます。

里見の重傷と過去の回想

カラの故郷で彼女の過去を追っていた里見偲(松坂桃李)は、恋人の猪熊夕貴(木村文乃)と協力者の三沢レナ(入山杏奈)が行方不明になったことに気付き焦ります。

しかし直後、カラの婚約者を自称する渡公平(光石研)に襲われ、階段から転落。

意識不明の重体に陥り病院に搬送されました。治療を受けつつ薄れる意識の中、里見は4年前に夕貴と出会った日の記憶を回想します。街でひったくり犯を追いかけ、交番勤務の夕貴と出会った瞬間、その笑顔に惹かれたという原点でした。

渡の逮捕と警察の見解

里見を襲撃した渡は警察に逮捕され、速水翔(北山宏光)と安藤課長(船越英一郎)による取り調べを受けます。

渡は「自分はカラの婚約者だ」と語り、以前「カラがストーカー被害に遭っている」と警察に訴えていたことも判明しました。

警察は渡の犯行動機を「カラを守るため里見を襲った」と解釈しますが、夕貴の失踪に直結する証拠は掴めず、捜査は混迷します。

監禁された夕貴とカラの告白

一方その頃、夕貴は渡の山荘に拉致され監禁されていました。

衰弱した夕貴の前に現れたのは、行方不明だった整形外科医・月本圭(要潤)です。驚く夕貴に、カラ(菜々緒)は「里見は重体で助からない」と冷酷に告げ、彼女を絶望させます。

その後夕貴が「なぜこんなことをするのか」と問うと、カラは自身の過去を語り始めました。孤独な高校時代、同級生の少女の影響で整形を始めたこと、さらに実の父を橋から突き落として殺害したこと――これが自身の殺人衝動の原点だったと淡々と明かします。

そして夕貴のスマホを使い「一人になりたい」と母親へ偽装メールを送信、家族に捜索させないよう細工しました。

里見の復活と別荘への突入

昏睡から1か月後、里見は奇跡的に目を覚まします。

すぐに夕貴の寮を訪ね、届いていた荷物から発送元が山梨・河口湖であると突き止め、夕貴とレナが渡の別荘に囚われていると推理しました。

無理が祟り再び病院に戻されますが、渡を問い詰め「河口湖の別荘で夕貴を匿っている」と白状させます。警察の動きが鈍いため、里見は速水アイ(佐野ひなこ)と共に独断で別荘突入を決意しました。

壮絶な救出劇と死闘

山中の別荘に乗り込んだ里見とアイは、監禁され衰弱した夕貴とレナを発見。

しかしその直後、拳銃を構えたカラが現れ、激しい銃撃戦に突入します。傷を抱えながらも里見は必死に立ち向かい、カラを気絶させて拘束、夕貴の救出に成功しました。

だが安堵も束の間、カラはいつの間にか拘束を解いて消え、背後から斧を振りかざして襲撃。絶体絶命の瞬間、夕貴が落ちていた拳銃を奪い取り、迫るカラに発砲。ついに悪女は銃弾を受けて倒れました。

焼け落ちる別荘と悪女の最期?

里見と夕貴は極限状態で力尽き、意識を失います。

直後に速水たち機動捜査隊が駆け付け二人を保護しましたが、何者かによって別荘に火が放たれ激しく炎上。焼け跡からはカラと思われる焼死体が発見され、里見と夕貴はただ呆然とその光景を見つめるしかありませんでした。

さらに衝撃の事実として、カラは戸籍を乗っ取り他人になりすました偽物であり、その整形手術を行ったのは月本であることが示唆されます。カラが最後に呟いた「私の計画に変更は無い」という言葉の真意は依然として不明のまま。数々の謎を残しつつ、物語はいよいよ最終回へ突入します。

サイレーン(ドラマ)8話の感想&考察

サイレーン(ドラマ)8話の感想&考察

第8話は事件のクライマックスだけあって緊迫感と驚きの連続でした。

ここからは、ライターYUKIが感じた見どころや考察ポイントを語っていきます。カラという悪女の動機や事件の全貌、そしてこれまで張り巡らされてきた伏線について、論理的に整理してみましょう。

カラの動機と狂気

まず注目すべきは、カラの歪んだ動機と狂気です。彼女は夕貴に対し「恨みは一切ないです。でも殺します」と冷酷に言い放ち、個人的な恨みではなく純粋な殺人衝動によって犯行に及んでいることを示しました。実の父親さえも手にかけていた過去から察するに、カラは幼い頃から他者の命を奪うことに異常な快感を覚えるサイコパス的資質を持っていたと考えられます。

さらに高校時代、唯一心を許せる友人と出会ったことでその衝動に拍車がかかり、自分を変えるために整形を繰り返すうちに、ついには殺人鬼へと変貌していったと考えられます。劇中で彼女が「孤立していた同級生の影響で整形を始め、恐ろしい衝動に駆られた」と語ったことも、まさにその原点を示すものでした。

第7話から続く夕貴への拷問シーンでの狂気的な言動や残虐な手口は、視聴者に強烈な恐怖を刻み込みました。菜々緒さん演じるカラの怪演は圧巻で、人間的な情を一切感じさせない“殺すこと自体が目的”という異常性が第8話で頂点に達したのです。

事件の構造とカラの計画

第8話では、カラがどれほど周到に事件を組み立てていたかが明らかになりました。彼女は富豪の渡に取り入り、「婚約者」として警察に接触させることで、自分を守る仕組みを作り上げます。渡は「カラがストーカー被害に遭っている」と警察に訴え出ており、その結果、里見の警告は信じてもらえず、逆に彼自身が危険人物として扱われてしまいました。渡はその思い込みから里見を襲撃し、里見は重体に陥るという最悪の状況に。

さらに夕貴を拉致した後には、母親に「一人になりたい」と偽装メールを送り、家族の捜索を遅らせるなど、細かい部分にまで気を配る周到さを見せています。警察や家族の目を欺き、計画を円滑に進めるその徹底ぶりは、まさに“完全悪女”の名にふさわしいものでした。

そして最大の衝撃は、“橘カラ”という存在自体が虚構だったという真実です。本名・十和田幸は、高校時代に親友であった本物の橘カラを殺害し、その戸籍を乗っ取っていました。整形外科医の月本を利用し、自らを橘カラとして作り上げることで新たな人生を歩み始めたのです。月本を長らく生かしていた理由も、彼が不可欠な共犯者だったからにほかなりません。

こうした緻密な計画に対し、警察は終始後手に回り、里見が単独で夕貴救出に向かわざるを得ない状況となりました。作品全体を通して「警察<完全悪女」という構図が強調され、カラが圧倒的に一枚上手な存在として描かれていたのです。

散りばめられた伏線と最終回への期待

第8話のラストには、いくつもの謎と伏線が残されました。特に注目されたのは、別荘に火を放った黒幕の存在です。カラが母親への偽メールを送信した後、黒ずくめの人物に「うまくいきました」と報告する場面があり、背後にもう一人協力者がいる可能性が示唆されました。

視聴者の間では「真のラスボスは別にいるのでは?」と議論が沸き起こり、「カラ本人がまだ生きている」「里見や夕貴に裏があるのでは?」など多くの仮説が飛び交いました。中には「カラに似た人物が影武者だったのでは」という大胆な推測も出るほどです。

また、一度倒したはずのカラがあっさり拘束を解き、再襲撃してきた点や、直後に別荘が炎上した点など、不自然さも残りました。これらの違和感が、共犯者の存在やさらなる黒幕を疑う根拠となっています。

さらに、ドラマ版のタイトルにある「刑事×彼女×完全悪女」という副題にも意味が隠されているのではないかと囁かれました。この“×”で繋がれた三者の関係性そのものが鍵であり、「夕貴が実は黒幕だった」という極端な予想まで登場するなど、最終回への期待は高まるばかりでした。

まとめ

第8話は、カラという稀代の悪女の正体と過去を明かしつつ、新たな謎を提示して幕を閉じました。カラは本当に死んだのか、それともまだ生きて暗躍しているのか。別荘を焼いた黒幕は誰なのか。そして、里見と夕貴はこの極限の状況をどう乗り越えるのか。

残された伏線はすべて最終回で回収されるはずです。衝撃のラストに向けて緊張感は高まり、視聴者も結末を待たずにはいられません。破滅へと誘う悪女カラの物語が、どのような決着を迎えるのか――最終回は必見です。

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