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あなたのことはそれほど(あなそれ)第2話ネタバレあらすじ&感想。嘘に溺れる美都と涼太の執着

あなたのことはそれほど(あなそれ)第2話ネタバレあらすじ&感想。嘘に溺れる美都と涼太の執着

ドラマ「あなたのことはそれほど」1話のお話が終わりましたね。

元々「1番の人しか結婚したくない」という気持ちから、ずっとそれ以外の人とは何もなかったでした。しかし、涼太という最高に見える男と結婚するものの、有島に再会してしまいましたね

ここから美都は茨の道へいってしまいます。

2017年4月25日(火)夜10時放送のドラマ「あなたのことはそれほど」2話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介していきます。

※以後ネタバレ注意

目次

「あなたのことはそれほど(あなそれ)」2話のあらすじ&ネタバレ

「あなたのことはそれほど(あなそれ)」2話のあらすじ&ネタバレ

前回の第1話では、「二番目に好きな人と結婚する方が幸せになれる」という占いの言葉に従って涼太と結婚した美都(波瑠)が、初恋の相手・有島光軌(鈴木伸之)と運命的に再会し、不倫へと足を踏み出したところで幕を閉じました。

第2話では、彼女が不倫相手との関係を深める一方で、夫や相手の妻が抱き始めた違和感が描かれます。ここからは、濃密に物語を追いながら感情の揺れを分析していきます。

初夜の高揚と友人への告白

ホテルで一夜を過ごした翌朝、美都は「運命の人」と再び結ばれた喜びに震えながら帰宅します。浮かれた気持ちを抑えきれず、親友の香子に「奇跡の再会だった」と声を弾ませます。

香子はただごとではない夜を過ごしたことを察しますが、美都は「深い関係にはなっていない」とごまかし、真実を隠します。この時点から彼女は大切な友人にさえ嘘をつき、「運命だから仕方ない」と自分を正当化し始めるのです。

一方、自宅に戻った美都を涼太(東出昌大)はいつも通り優しく迎えます。しかし彼女の変化に気づいた涼太は、風呂場にいる隙にスマホを確認します。

第1話の寝言で「有島くん」とつぶやいたこともあり、不安に駆られた涼太はこの日から監視を強めていきます。愛情の裏に嫉妬と恐れが混ざり始め、行動は危うさを帯びていきます。

眼科医の“浮気指南”と罪の重さ

職場の武蔵野眼科でも、美都の浮かれた様子は隠せません。それを見抜いた同僚医師は、自身の過去の経験から「メールはすぐ消せ」「嘘と本当を混ぜると誤魔化しやすい」といった“浮気の心得”を伝授します。

美都はそのアドバイスを実行し、メッセージを消し、予定を友人の名前に置き換えるなど巧みに隠し事を仕込んでいきます。浮気が現実的な作業に落とし込まれる瞬間であり、罪悪感が麻痺していく過程が生々しく描かれています。

有島夫妻の日常と微妙な変化

一方、有島家では妊娠中の妻・麗華(仲里依紗)が夫の態度の変化に敏感に反応します。彼女は仕事に励みながらも赤ちゃんの名前を考えるなど幸せそうに振る舞いますが、有島がスマホに気を取られて曖昧な返事をするたびに不安を募らせます。

有島は美都とのやりとりに胸をときめかせつつも、麗華には「出張だ」と嘘をつき二重生活を始めます。妊娠中の妻に隠し事をする姿に視聴者はざわつきますが、彼の中には「選ばれる男でありたい」という承認欲求が見え隠れします。麗華との会話に漂う違和感が、彼らの夫婦関係の不安定さを際立たせています。

嘘と隠し事が日常を侵食する

美都は有島からの返信に浮かれつつ、涼太には「香子とランチ」「歯医者に行く」と嘘を重ねて外出します。

予定帳には本当と嘘を混ぜ込み、帰宅後にスマホを確認されても証拠が残らないようにします。疑念は深まる一方で、涼太は表面上優しさを崩さず「仕事大変だった?」と気遣います。その不自然な優しさが恐怖を呼び、美都は「自分だけ楽しんでいて可哀想」とすら感じてしまいます。

やがて美都は有島と再会を重ね、カフェデートを楽しみつつも既婚であることを隠します。「旦那はいるの?」と聞かれても笑ってごまかし、「もし奥さんがいたら?」と逆に探りを入れる。互いに真実を語らないまま情事にのめり込み、罪を分かち合う共犯関係に安心を見出す姿が描かれます。

涼太が知る「二番目に好きな人」の真実

美都の母・悦子のスナックに立ち寄った涼太は、美都の過去を耳にします。

常連客は「美都は昔から好きな人に執着し、占い師に『二番目に好きな人と結婚すると幸せになれる』と告げられていた」と話します。美都が自分を一番に選んでいないと知った涼太は大きな衝撃を受けます。この出来事が彼の愛と疑念を揺さぶり、今後の執着の引き金となっていきます。

運命の温泉旅行と残酷な電話

後半では、美都が有島と温泉旅行を計画。香子に「一緒に行くと涼太に伝えてほしい」と頼みますが、香子は困惑しながらも承諾します。美都は罪悪感を振り切るように指輪を外し、「悪いことはしていない」と自分を言い聞かせて旅立ちます。

宿ではついに互いが既婚者であることを打ち明け合い、罪悪感よりも安堵を覚えます。しかしその直後、有島に麗華の出産の知らせが届き、彼は急きょ帰宅。美都は「赤ちゃんが生まれるなら仕方ない」と自分を納得させつつも、彼を憎めない自分に呆然とします。運命を口実に身を委ねる彼女の危うさが鮮明に描かれました。

「あなたのことはそれほど(あなそれ)」2話の感想&考察

「あなたのことはそれほど(あなそれ)」2話の感想&考察

「運命」に溺れる女の危うさ

美都は「二番目に好きな人と結婚すれば幸せになれる」という助言を信じて涼太を選びましたが、再会した有島を「運命の人」と思い込み、葛藤なく不倫へ進みます。

その根底には「自分の幸せのためなら罪は許される」という甘えがあり、運命や奇跡という言葉で自分を正当化しています。少女のように浮かれる姿は痛々しく、自己陶酔が強い主人公の危うさを際立たせています。

占いの呪縛と自己責任

美都は占いを都合よく解釈し、涼太との結婚を選びながらも、その責任を占いに転嫁しています。

一方、涼太は「二番目の男」としての立場を知り、愛と執着を強めていきます。占いは物語の呪縛として機能し、視聴者にも「信じるべきは何か」を問いかけます。

涼太の愛と狂気

涼太の優しさの裏には強烈な支配欲が潜みます。表向き笑顔を保ちつつ、スマホを盗み見る姿は恐怖を誘います。彼は「妻の幸せが自分の幸せ」と語りますが、実際には彼女を手放さないための監視であり、その執着がどこまで暴走するのかが見どころです。

美都と麗華――二人の妻の対比

有島の妻・麗華は自立し夫を支える女性として描かれ、一方で美都は欲望に正直で嘘を重ねる幼さを見せます。この対比が不倫の罪深さを際立たせ、物語を深めています。

まとめ

第2話は、嘘と隠し事が日常を侵食し始める回でした。美都の「運命」という言葉に依存した危うさ、涼太の執着、有島と麗華の夫婦の揺らぎが交錯し、物語はますます複雑に。今後、登場人物それぞれの選択がどんな結末を招くのか、目が離せません。

次回はこちら↓

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