MENU

「東京タラレバ娘」5話のあらすじ&ネタバレ感想。占いと運命の出会い、そして“逃げ道”の選択

「東京タラレバ娘」5話のあらすじ&ネタバレ感想。占いと運命の出会い、そして“逃げ道”の選択

吉高由里子さんが主演の注目ドラマ『東京タラレバ娘』の4話が終了しました。

3人がついに仲直りしましたね。倫子が新たな恋をみつけて、それぞれの恋がどんどん進んで行きます。そして、KEYの真実とは?

第5話では、よく当たると評判の占い師を訪れた3人が、それぞれの恋や生き方を見つめ直すところから物語が動き出します。

倫子には運命の出会いが訪れ、香と小雪は“セカンド女”を卒業しようと決意。しかし、現実はそんなに甘くありません。

2017年2月15日(水)夜10時放送のドラマ「東京タラレバ娘」5話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介していきます。

※以後ネタバレ注意

目次

「東京タラレバ娘」5話の見どころ…運命と逃げ道の狭間で

「東京タラレバ娘」5話の見どころ…運命と逃げ道の狭間で

第5話には、恋と仕事のターニングポイントがいくつも登場します。特に注目したいポイントをまとめました。

当たると評判の占い師が突きつける現実

倫子、香、小雪は怖いくらい当たるという占い師に相談しに行きます。結果は3人とも厳しいもので、香は都合のいい女だと指摘され、小雪は不倫を言い当てられます。

彼女たちはこのままではダメだと自覚し、香は元カレ・涼と会わないことを誓い、小雪も丸井との不倫をやめると口にします。占いによって突きつけられた現実が、3人の決意を揺さぶる始まりとなります。

倫子に訪れる“運命の出会い”とオトナの恋の兆し

恋も仕事も崖っぷちの倫子はスーパーで長身イケメンの奥田優一と出会い、彼が経営するバーに招かれます。

料理上手な奥田のバーで食事をし、趣味の映画やお酒の話で盛り上がる倫子。しかも「できれば一人で来てほしい」と言われ、彼女は一気に舞い上がります。バーでの交流から水族館デート、そして告白と、久々のキラキラした恋が急展開する様子は、第5話最大のときめきポイントです。

KEYの衝撃告白と過去の伏線

呑んべえで倫子が奥田のことを報告していると、KEYが現れて「タラレバばかり」と皮肉ります。倫子が「結婚もしたことない若造に言われたくない」と反論すると、KEYは「したことあるよ!結婚!」と告白し、3人は衝撃を受けます。

小雪はKEYが墓参りしていた相手こそ亡くなった奥さんではないかと推理し、KEYの過去への伏線が張られます。終盤ではKEYの回想シーンもあり、「俺があなたの逃げ道になる」と言って病気の先生と結婚した過去が明かされます。

脚本家としてのチャンスと失敗

倫子は早坂から、倒れた笹崎まりかの代わりにドラマ『恋するシーズン』の脚本を書けるかもしれないとコンペ参加を打診されます。

気合を入れて執筆するも、残念ながらコンペに敗れてしまい、脚本家としての自信を失います。恋が上手くいき始めた途端に仕事が崖っぷちになる皮肉な展開は、多くの女性が共感するところでしょう。

「東京タラレバ娘」5話のあらすじ&ネタバレ

「東京タラレバ娘」5話のあらすじ&ネタバレ

当たる占い師とそれぞれの決意

三人は「怖いくらい当たる」という占い師を訪ねます。香は“都合のいい女”と指摘され、涼との関係を断ち切ることを決意。小雪は不倫をズバリと言い当てられ、丸井との関係を終わらせると宣言します。

倫子だけは恋も仕事も崖っぷちで解決策がなく、2人は用事を思い出したように帰ってしまい、倫子は一人取り残されます。占いの結果に打ちのめされながらも、3人は自分の現在地と向き合うことになります。

スーパーでの出会いと新たな恋の始まり

その後、スーパーで買い物をしていた倫子は、長身でイケメンの奥田優一に声をかけられます。奥田は自分がバーを経営していると言い、倫子を招待します。好奇心から足を運んだバーでは美味しい料理と落ち着いた雰囲気に癒され、映画好きで酒好きという共通の趣味でも意気投合。奥田は「できれば一人で来てほしい」と特別扱いし、倫子は胸が高鳴ります。

倫子は呑んべえで香と小雪に奥田のことを報告し、「結婚していないか確認してから通い詰めた方がいい」とアドバイスを受けます。するとKEYが現れ、「またタラレバ話で盛り上がってる」と茶化し、倫子と口論に。

倫子が「結婚もしたことない若造に」と言うと、KEYは「結婚したことあるよ!」と衝撃の事実を告げます。小雪は以前KEYが墓参りしていたことを思い出し、彼の過去への興味を掻き立てられます。

コンペ参加と仕事の行き詰まり

その夜、早坂から連絡が入り、倒れた笹崎まりかに代わる脚本家をコンペ形式で選ぶことになったと告げられます。倫子は締め切りまで不眠不休で脚本を書き上げ、プロとしてのチャンスに賭けます。しかし結果は落選。コンペに敗れ、仕事を失った倫子は心の支えを求め、再び奥田のバーへ向かいます。

小雪と香の揺れる決意

香は涼との連絡を断つと決めますが、倒れているのではと心配した涼が現れ、彼女の心が揺らぎます。小雪も丸井のSNSを見て未練を断ち切れずにいました。そんな中、小雪のもとに丸井から「会いたい」と連絡が入り、外で待っていると言われると会いに行ってしまいます。

丸井は別居と言っていたが妻の出産で実家に帰っていただけで子どもがいることを正直に話し、小雪は「こういうのは辞めた方がいいですよね?」と言いつつも、最後には彼の「好きだ」という言葉に屈して不倫を続けてしまいます。その様子を陰から見ていた香は、涼からのメッセージを見返し、彼との関係を再考し始めます。

奥田との急接近とKEYの過去

奥田との関係は急速に進展します。落ち込んだ倫子は奥田のバーに行き、癒しを求めながら話しているうちに、二人は脱サラしてやりたいことをしている点で意気投合します。翌日、奥田から水族館デートに誘われ、倫子は「付き合ってほしい」と告白を受けて付き合うことを決め、香と小雪に「幸せになりまーす」とメッセージを送るほど浮かれます。

その頃、丸井の妻が妊娠中であることが発覚し、小雪はますます泥沼に。香は涼からのメッセージに心が揺れ、決意が揺らぎます。

デート帰りの倫子と遭遇したKEYは、コンペに落ちて落ち込んでいると思いきや奥田との恋に浮かれる倫子に「逃げるんだ?」と切り込みます。倫子は「どん詰まった時にいいタイミングで救世主が現れたんだから逃げたっていいじゃん」と言い、逃げ道を肯定します。

この「逃げ道」という言葉が、KEYの記憶を呼び覚まし、彼は病気で余命わずかな先生・沢田曜子を現実から救うために結婚した過去を回想します。KEYにとって結婚は“逃げ道”であったことが示され、彼の硬い態度の裏にある傷が垣間見えました。

「東京タラレバ娘」5話の感想&考察

「東京タラレバ娘」5話の感想&考察

運命の出会いは救世主か逃げ道か?

第5話では、倫子に新しい恋のチャンスが訪れます。奥田優一という料理上手で包容力のありそうな男性。バーでの丁寧な食事、おしゃれな水族館デート、そして「付き合ってほしい」というストレートな告白。まるで少女漫画のように順調に進む恋に、「やっと幸せになれるのでは?」と思わず応援したくなります。

しかし同時に、仕事でつまずいた瞬間に現れた救世主のような存在が“逃げ道”になっていないか気がかりでした。倫子の「救世主みたいな人が現れたんだから、逃げたっていいじゃん」というセリフは耳障りが良い一方で、自分の夢を諦める理由探しにも聞こえます。恋愛は支えになり得ますが、自分の中にある逃げたい気持ちと向き合うことも必要です。

“セカンド女”をやめる難しさ

占い師の助言を受け、香も小雪も「都合のいい女をやめる」と誓いますが、現実は簡単ではありません。涼の優しい言葉と心配そうな姿を見ると、香の心は揺らぎます。

小雪も丸井から「好きだ」と言われるだけで再び不倫に戻ってしまいます。頭ではダメだと分かっていても心がついていかないもどかしさに、SNS上でも「やっぱり抜け出せない」「わかる、私も似た状況だった」という共感の声が多くありました。

恋愛における依存や習慣は簡単には断ち切れず、他者からの「やめた方がいい」という言葉が逆に反発心を生むこともあります。だからこそ、香と小雪が自分の意思で変わろうとする姿を、今後も見守りたいと思いました。

KEYの“逃げ道”と痛み

KEYが「結婚したことがある」とカミングアウトしたことは驚きでした。

第4話までずっと上から目線でタラレバ娘たちに説教していた彼が、自らも過去に逃げ道として結婚を選んでいたという事実は、彼の言葉に重みを与えると同時に矛盾も感じさせます。病気の先生を救うために結婚したという回想は美談のようにも見えますが、逃避的な側面が強く、自分自身の生き方を見つめ直すことなく結婚という形を選んだとも解釈できます。

KEYが倫子に「逃げるんだ?」と問いかけたのは、自分自身への自戒も込められているのかもしれません。彼が過去を背負うことで、ただのクールなモデルから人間味のあるキャラクターへと変化していく予感があり、今後の物語で倫子に対してどう向き合うのか注目です。

仕事と結婚、どちらを選ぶべきか

倫子はコンペに落ちて脚本家としての仕事が無くなりそうな中で、奥田との恋がとんとん拍子に進みます。

仕事か結婚か、どちらかを選ばなければならないような状況に追い込まれ、「安定した家庭を手に入れれば仕事を諦めてもいいのでは?」という思考が垣間見えました。これに対し、SNSでは「仕事を捨てたら後悔する」「仕事も恋も両立してほしい」といった意見が飛び交い、女性にとってキャリアと結婚のバランスがいかに難しいかが議論されていました。

私自身も、仕事で壁にぶつかると安全な場所に逃げたくなることがあります。しかし、そこに留まるだけでは本当の意味で幸せにはなれないと痛感します。倫子が今後どのように自分の夢と恋愛のバランスを取っていくのか、その選択に注目したいです。

占いの力と自分の力

当たると言われる占い師の言葉に一喜一憂する姿は微笑ましくもあり、危うさも感じます。

占いは時に背中を押してくれますが、それに依存しすぎると大切な決断を他者任せにしてしまう危険もあります。第5話で香と小雪は占いに背中を押され「もうやめよう」と決意しましたが、結局は自分の心が動かなければ変われないことが証明されました。

結局のところ、運命の出会いも逃げ道も、占いではなく自分自身の選択で形作っていくもの。彼女たちが占いに頼らず自分の力で幸せを掴む姿を見たいと強く願います。

まとめ

第5話は、占い師の言葉から始まる決意と裏腹な現実、倫子の新しい恋と仕事の試練、香と小雪の揺れる心、そしてKEYの過去という盛りだくさんの内容でした。運命の出会いに胸がときめきつつ、逃げ道のような危うさも感じる倫子の恋。都合のいい女をやめようとしても揺らぐ香と小雪の決意。KEYが背負う過去と彼の矛盾。どの要素も現実的で、見る者の心に刺さります。

次回以降、倫子が仕事と恋愛の選択にどう向き合い、香と小雪が“セカンド女”から卒業できるのか、そしてKEYの過去がどう明かされるのか注目です。自分自身の“逃げ道”や“運命”を考えさせられる一話でした。

ドラマ『東京タラレバ』の豪華キャスト陣紹介

吉高由里子さん、榮倉奈々さん、大島優子さん以外の豪華出演陣も一挙に紹介しています!

東京タラレバ娘(新ドラマ)のキャストと相関図。吉高由里子、榮倉奈々、大島優子が主演

KEYを演じる坂口健太郎さんについては以下記事を参照してください!

ドラマ『東京タラレバ娘』キャスト。金髪モデル・KEY(キー)を坂口健太郎が演じる

ドラマ『東京タラレバ娘』の過去あらすじを紹介

東京タラレバ娘の過去のあらすじを紹介します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次