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【家政夫のミタゾノ】シーズン3第1話のネタバレ感想&考察。800億の嘘と替え玉人生、愛だけが残った夜

【家政夫のミタゾノ】シーズン3第1話のネタバレ感想&考察。800億の嘘と替え玉人生、愛だけが残った夜

シーズンが変わっても、三田園薫は変わらない――そう思って安心して見ていたら、初回から想像を軽々と超えてきました。

砂漠から帰還し、再始動したむすび家政婦紹介所。新たな仲間を迎えたシーズン3は、笑いのスケールも、暴かれる“人生の重さ”も、いきなり最大出力です。

派遣先は“豊洲のドン”と呼ばれる大富豪・丹波幸之助の豪邸。
若妻との結婚を機に「命を狙われている」と怯える彼の周囲には、金と欲、そして疑惑が渦巻いていました。
けれど第1話が本当に描こうとしたのは、財産争いや殺人未遂ではなく、“他人の人生を生き続けてきた男の孤独”だったように思います。

疑うほど深まる疑心暗鬼、守ろうとするほど壊れていく関係。
第1話は、笑わせながらも、最後に胸をぎゅっと掴んで離さない、シーズン3の覚悟を突きつける始まりでした。

※ここから先は、第1話の結末までを含むネタバレで進みます。未視聴の方はご注意ください。

目次

家政夫のミタゾノ(シーズン3)1話のあらすじ&ネタバレ

家政夫のミタゾノ(シーズン3)1話のあらすじ&ネタバレ

シーズンが変わっても、三田園さんは変わらない。むしろ変わらないからこそ、「今回もどうせスッキリ落としてくれるんでしょ」と安心して見ていたのに……初回から、こちらの想像を軽々と超えてきました。笑っていたはずが、最後には胸がギュッとなる。そんな第1話です。

むすび家政婦紹介所、まさかの再始動。ミタゾノはアラブから帰ってくる

幕開けはいきなり砂漠。三田園さんが“とあるアラブの国”で石油王一家に仕えているのだけど、家政夫として働いているはずなのに、なぜか石油まで掘り当ててしまう。あの人、生活の汚れだけじゃなくて国の資源まで見つけちゃうんだ…と、冒頭から世界観が強すぎて笑った。

そんなミタゾノさんを呼び戻したのが、もちろん所長の結頼子。紹介所は一度、怪しい疑惑でバタついたものの、無事に再開。頼子さんの「働ける人は働いて!」みたいな雑な力強さが、逆に頼もしい。

そして、ここからがシーズン3の“新体制”。頼子さんの甥っ子で、社会経験を積むために見習い家政夫として働くことになった村田光。さらに新人家政婦の恩田萌も加わって、ミタゾノさん+光くん+萌ちゃんの3人体制で現場に出ることになる。

光くんは、とにかくピュアで、素直で、すぐ信じる。頼子さんに「ヒー坊」と呼ばれているのも納得の、愛され末っ子ポジション。怖いものを見るとすぐプルプル震えるのに、いざという時は守ろうとするところが健気で、私は初回からだいぶ心を掴まれた。

萌ちゃんは家事スキルが高いのに、癖が強い。疑り深くて、事件を見るとすぐ“推理モード”に入ってしまう。でもその推理がだいたい外れる。外れるのに本人は自信満々。ここが可愛いというか、ちょっと危ういというか…。ミタゾノ世界に必要な「ツッコミたくなる人」が、しっかり投入されている感じがした。

私の中で、初回の段階で役割分担がくっきりしたのが面白かった。
光くん=“心で受け止める担当”(ピュアゆえに巻き込まれる)
萌ちゃん=“頭で疑う担当”(推理するけどズレる)
ミタゾノさん=“手で片付ける担当”(真相も家も片付ける)
この三角形が、今回の事件をぐいぐい転がしていく。

派遣先は「豊洲のドンタン」丹波幸之助。条件がクセ強すぎる面接

第1話のタイトルが、もう強い。「美女に800億を貢ぐ豊洲のドンの家!?」。初回から“金と欲”の匂いを全開で漂わせてくるのが、いかにもミタゾノだなと思った。

初回の依頼先は、飲食業界のドン――丹波フーズ会長・丹波幸之助の豪邸。戦後に丼チェーン『丼・来放題(ドン・キホーダイ)』を興して成功し、個人資産は800億とも言われる大富豪。通称「豊洲のドンタン」。しかもロボット犬のラブを溺愛している。設定だけで濃い。

ところがドンタン、家政婦を雇う条件がとんでもなくて、「高身長でモデルみたい」「若くて顔がきれい」みたいな、ほぼ“理想の異性リスト”。家事を頼みたいのか、夢を買いたいのか、最初から危うい。

この条件に対して、三田園さんは“高身長枠”、光くんが“若くて顔がきれい枠”、萌ちゃんが“女性枠”としてカメラが切り替わるのも、制作側の遊び心が容赦なくて笑った。全員で条件を埋めにいくチームプレー、ずるい。

ただ、笑っていられない空気も同時にある。面接の段階で、ドンタンはいきなり猟銃を構えて脅してくる。お金持ちの家って広いのに、心が狭いとこんなに怖いのか…と思った。そこで三田園さんが淡々と、銃に入っているのが弾ではなく“使い捨ての箸”だと見抜く。私はあの瞬間、背筋がゾクッとした。あの人の観察眼、家事のためじゃない。人の嘘を見抜くための目だ。

ドンタンは「こいつはただ者じゃない」と感じたのか、三田園たちを家政婦としてだけでなく、ボディーガード兼探偵として雇う。理由はひとつ――「誰かに命を狙われている」から。

若妻ユリアの妖艶さと、集まってくる“怪しい人たち”。この家、疑う材料が多すぎる

ドンタンが命を狙われていると感じるようになったのは、若妻ユリアと結婚してから。結婚してまだ1か月、年齢差は60歳。相手は現役のスーパーモデルで、世界中を飛び回る“ユリリン”。そりゃ周りがザワつく。

この屋敷に出入りする人たちがまた、全員“お金と近い”
実妹で、丹波フーズ社長の悦代
悦代の夫で婿養子、丹波フーズ専務の貞雄
秘書の森下
顧問弁護士の勅使川原
自叙伝執筆のため密着取材中の記者・月岡
名前を並べただけで、もうサスペンス。

しかも全員、ドンタンに対して「心配している」と言いながら、距離がある。心配って言葉って便利で、言う側は善人になれるけど、受け取る側がそれを信じられない場合、ただの圧になる。ドンタンが疑心暗鬼になるのも分かる気がした。

ユリアは「遺産なんていらない」と言い切る。清々しい。でも、視聴者の私は最初、素直に信じられなかった。こういうドラマの初回って、分かりやすく黒い人がいるパターンも多いから。しかも、ユリアの周りには“イケメンとの写真”がちらつく。あれ、絶対ミスリードなんだろうなと思いつつも、やっぱり引っかかる。人って、自分で「疑わないように」と思うほど疑ってしまうんだな、と自分の嫌な部分も見せられた。

そして萌ちゃんが、その“疑う気持ち”を代弁してくれる。ユリアを観察して、持ち物を見て、行動を見て、勝手に推理を広げる。外れても外れても、疑うことをやめない。それが今回の事件をかき回す“火種”になる。

事件①甲冑の斧、事件②床のサラダ油…「殺人未遂」が続きすぎて笑えない

「命を狙われている」というドンタンの訴えは、被害妄想どころか、次々と“それっぽい事件”が起こってしまうから厄介だ。

まずは西洋甲冑の斧が、ドンタンの頭上に倒れかける事件。豪邸の飾りって、ただの趣味じゃなくて“権威の象徴”でもあるから、ああいう武器が家に置いてあるだけで怖い。しかも固定していたはずのワイヤーが外されている。誰かが手を入れた?目的は?この時点で、屋敷の空気が一気にサスペンスに傾く。

さらに、床にサラダ油が塗られていて、ドンタンが滑りそうになる。こういう“手が込んでないのに確実に危ない”やつ、いちばん怖い。悪意って、案外こういう雑さで人を傷つける。

事件が起こるたびに、光くんは目をまん丸にして震える。怖いのに逃げないで「守らなきゃ」と思ってしまうところが、痛いくらいに優しい。私はここで、光くんのピュアさが“可愛い”の域を超えて、“危うい”に見えてきた。信じることは美しいけど、信じることで自分が壊れることもあるから。

一方で三田園さんは、怖いくらいに冷静。状況を見て、手を動かして、証拠を拾う。家事の手際ももちろんプロで、事件の合間に掃除や整理整頓を淡々と進めていく。その姿が、逆に不気味なくらい落ち着いて見える。「この人、最初から全部分かってるのでは?」って疑いたくなる。

そして屋敷の癒し担当(のはず)のロボット犬・ラブまで、何者かに壊されてしまう。ドンタンが“心のよりどころ”みたいに可愛がっている存在が傷つけられると、事件がただの脅しじゃなく、心を折りに来ているように見えてくる

ラブに仕掛けられた“目”。密談の映像で浮かび上がる「全員グル」疑惑

壊されたラブを修理する三田園さん。ここで彼がこっそり仕込んだのが、隠し撮りできるカメラ。家政夫の手つきで当たり前のようにやってのけるのが怖い。

そしてカメラが捉えたのは、ユリアを含む関係者たちの密談だった。妹夫婦も、弁護士も、秘書も、記者も、みんな同じ場所に集まっている。「え、犯人って一人じゃなくてチーム?」と私は一気に寒くなる。

この密談の存在だけで、ドンタンの疑心暗鬼が“正しかった”ように見えてしまうのが恐ろしい。疑いが疑いを呼び、証拠っぽいものが出てきて、もう引き返せなくなる。視聴者の私も、ここで完全に「ユリア黒では?」の方に振れた。ユリアが入っている時点で、怪しすぎる。

でもミタゾノ世界って、“怪しさ”がそのまま真実にならない。むしろ怪しい人ほど、別の顔を持っている。だからこそ、何が真相か分からなくて面白い。

光くんは「そんな…みんなが?」と混乱しながらも、ドンタンを守ろうとする。ここが刺さる。疑ってしまう大人の世界で、信じることを選ぶ人って、それだけで尊い。でも同時に、その尊さが一番利用されやすいのも現実で、私は勝手に心配になってしまった。

銃を持った一族が集合!光のバリケード大作戦、そして割れてしまった“聖丼”

ついに屋敷には、猟銃などを手にした一族が集結する。映像だけ見ると襲撃。光くんは必死でドンタンを守ろうと、即席のバリケードを作るけれど、一瞬で突破されてしまう。あの頼りなさが逆にリアルで、胸が苦しい。

しかも最悪のタイミングで、光くんがラブにつまずき、ドンタンが大事にしていた“伝説の丼ぶり”――いわゆる聖丼を割ってしまう。

この聖丼、ドンタンの成功の象徴で、「かつて信長が愛用していた幻の陶器」みたいな伝説まで背負っている。割れた瞬間の空気が凍るのも当然だし、光くんの顔が真っ青になるのも当然。私はここ、胃がキュッとなった。

でも、ここで全員が呆然としている中、さらっと明かされるのが“聖丼は安物だった”という事実。中古ショップで買った普通の陶器。しかも、それを知らなかったのがドンタンだけ。周りは当然のように理解している。これが残酷すぎる。

豪邸の真ん中で、いちばん孤独なのはドンタンだったんだと思い知らされるシーンだった。みんな同じ情報を共有しているのに、本人だけが仲間外れ。人の悪意って、殴るよりこういう“置いていく”形でくるから痛い

「殺したい」じゃなく「健康診断に連れて行きたい」だった…疑心暗鬼の正体

銃を持って押しかけてきた一族の目的は、殺害ではなく、健康診断。80歳になるドンタンの体を本気で心配していて、頑固で病院に行かない本人を無理やり連れて行こうとしただけだった。

ここで一気に笑えるのが、光くんが「え…殺人じゃないの?」って顔で固まるところ。視聴者も同じ顔になってる。今までの緊張、何だったの…!って拍子抜けするのに、同時にホッとする。だけど、拍子抜けだけで終わらないのがミタゾノだ。

だって、健康診断に連れて行きたいなら、もっと普通に説得すればいい。なのに彼らは“殺されそうな演出”までしてしまった。それはつまり、ドンタンがそれだけ頑固で、説得が通じない人だったから。周りの方法も歪んでいるけど、ドンタン自身もまた、信じないことで周りを追い詰めてきたんだと思う。

それでもドンタンは納得しない。「聖丼を狙っていたのでは」と疑い続ける。そこで三田園さんは追い打ちをかけるように、昔の写真をばら撒いて、ドンタンの過去を暴く。昔は熟女好きだったのに、今は若くて高身長で美しい女性が好きだと言い張る。その好みの変化すら、“別人感”を匂わせる伏線になるのがゾッとする。

私はここで思った。三田園さんって、真相を明かす時に容赦がない。言葉の刃を研いで、最短距離で相手の虚栄心を刺してくる。でも、それをする理由もまた“掃除”なんだろうな、と。

最大のどんでん返し:ドンタンは替え玉。「丹波幸之助」は別人だった

そして三田園さんが最後に見せたのが、ラブの映像。夜、ドンタンがラブに向かって本音を漏らす場面だ。

「先代の替え玉になるんじゃなかった」

……ここで全てがひっくり返る。ドンタンは“本物の丹波幸之助”ではなく、30年前から替え玉としてその座に座ってきた男だった。正体は中島実(みのる)。本物の丹波幸之助は余命宣告を受け、会社を守るために彼に替え玉を依頼。聖丼を含め、すべてを引き継がせた。

中島実は今55歳。けれど、替え玉になった当時は25歳で、老けメイクをして“年上の人生”を生きてきた。「25歳で50歳になった男の気持ちがお前らにわかるか」という叫びが、痛いほど刺さる。

私はこの瞬間、急に胸が苦しくなった。若さって、お金で買えない。時間って、どんなに偉くなっても巻き戻せない。人生でいちばん恋をして、一番未来にワクワクしていい時期を、他人の顔で過ごしてきた人の悔しさ。これはギャグじゃない。恋愛の痛みだ。

そして、真実を知った妹夫婦も、弁護士も、秘書も、記者も、彼の元を去っていく。詐欺だ、嘘だ、と責めるのは正論。でもその正論が、いちばん残酷に刺さる場面でもある。会社を守ったのに、名前を守ったのに、結局“自分”は誰にも守られない。

ここで私は思った。人って、相手の正体を知った瞬間に、急に冷たくなれるんだなって。今まで「ドンタン」だった時は敬っていたのに、「中島実」になった途端に見下す。この落差が、怖いくらいリアルだった

ユリアの正体も、また別のどんでん返し。愛は「肩書」より強かった

全員が去り、残ったのは三田園さんたちだけ。追い詰められた中島実は、三田園さんを疑い、これまでの事件すら「あなたが仕組んだのでは」と詰め寄る。確かに、ワイヤーも小麦粉も、三田園さんは最初から持っていた。状況証拠だけなら、黒に見えるのが怖い。

でも、ここで“最後の救い”として現れるのがユリアだ。

ユリアは金目当てではなかった。そもそも彼女自身が、アラブの大富豪――石油王の娘。だから遺産なんて必要ない。彼女がいくつもの男の写真を持っていたのも、浮気ではなく、父の会社の関係者(いわば部下や使用人)だったというオチがつく。冒頭のアラブ描写がここで回収されるの、うまい。

そしてユリアは、中島実に真正面から言う。

「替え玉でもいい。私はあなたが好き」

この言葉、簡単そうに見えて、ものすごく強い。人は“肩書”を愛することもあるし、“お金”を愛することもある。でもユリアは、肩書を全部剥がした後の人を選ぶ。孤独を知る者同士が、最後に手を取り合う感じがして、私はすごく泣きそうになった。

ユリア自身もまた、自由そうに見えて自由じゃなかった。父に結婚を認めてもらうために必死で働き、誰にも言えない孤独を抱えていた。だからこそ、同じように“本当の自分を隠して生きてきた人”に惹かれたのかもしれない。お金のある人同士の恋って、派手に見えるけど、孤独の形はむしろ深いのかもしれないと思った

エピローグ:暴かれた後の人生は、幸せだったのか。私が残った余韻を抱きしめた理由

第1話のラストには、さらに余韻が残る。ドンタンの人生をまとめた本が世に出て話題になり、巻末にはユリアが妊婦姿で写っている。しかも「二人の子供を妊娠する」と示されるから、あの二人は“その後”も続いたんだと思える。胸が少し温かくなる。

一方で、テレビには“ドンタン突然死”のニュースが流れる。あれは本当に死だったのか、それとも「丹波幸之助」という仮面を終わらせるための死だったのか。真相は明かされない。だからこそ、私は考えてしまう。死んだのは“人”なのか、“肩書”なのか

もし私が中島実だったら、どんな気持ちであのニュースを見るだろう。
怖いけれど、やっと終われる気持ち
嬉しいはずなのに、虚しい気持ち
やっと自分になれるのに、名前が消える寂しさ
そういう相反する感情が、全部いっぺんに押し寄せてきそうで、想像しただけで苦しくなる。

そして、ここで改めて“ミタゾノの怖さ”が効いてくる。三田園さんは、家をきれいにする人じゃない。人の嘘を暴いて、ぐちゃぐちゃにして、それでも最後には“本当の温度”だけ残していく人だ

家政夫のミタゾノ(シーズン3)1話の豆知識・家事情報

シーズン3の第1話は、飲食業界の“ドン”の豪邸で「家政夫兼ボディーガード兼探偵」みたいな依頼を受ける、とにかく騒がしいスタートでした。なのに、そんなドタバタの隙間にスッ…と差し込まれる家事テクが、ちゃんと使えるのがミタゾノさん。私が「これメモする!」って思ったものを、1話に出てきた順にまとめます。

飲みかけでも泡が復活!ビールに「割り箸」を入れる

飲んでいるうちに泡が消えてきたビール。第1話でミタゾノさんが見せたのは、コップ(ジョッキ)の中に割り箸を入れて、泡を“戻す”裏技でした。

やり方は超シンプルで、

  1. きれいな割り箸を用意
  2. ビールの中にスッと入れる(軽く動かす程度でOK)
    これだけ。割り箸の細かい凹凸に炭酸が集まりやすくなって、泡が立ちやすい…という仕組みです

※注意:使い古しの割り箸はにおい移りがあるので、できれば新品で。泡を増やしたいからって混ぜすぎると、炭酸が抜けて味が薄く感じることもあるので、ほどほどがちょうどいいです。

フローリングにこぼした油は「小麦粉で固めて回収」

床にサラダ油をこぼした時、反射的に拭きたくなるけど…実は“まず粉”が正解。第1話では、こぼした油の上から小麦粉を振りかけて吸わせ、まとまったら回収する方法が紹介されていました。

手順はこんな感じ。

  • 油が見えなくなるくらい小麦粉をふりかける
  • しばらく置いて吸わせる(サッとでもOK、余裕があれば少し待つ)
  • 粉が油を含んでポロポロ〜ねっとりの塊になったら、カードやヘラで集めて捨てる
  • 最後に中性洗剤を薄めた水で拭き上げる

「拭いて広げてベタベタ地獄」になりがちな油汚れが、かなりラクになります。

無調整豆乳+にがりで「汲み上げ豆腐」を作れる

第1話で地味に好きだったのが、豆腐づくりのくだり。市販の無調整豆乳とにがりがあれば、家でも汲み上げ豆腐が作れます。

基本の流れは、

  1. 無調整豆乳を鍋で温める(沸騰させない)
  2. にがりを加えて、ゆっくり混ぜる
  3. 触らず少し待つ(固まってくる)

できたては香りがふわっと甘くて、想像以上にごちそう感。黒蜜をかけてスイーツ寄りにするのもアリです。

※注意:温度が高すぎると分離しやすいので、火加減は弱めで。にがりは入れすぎると苦味が出やすいから、最初は少量からが安心です。

壁の小さな穴は「クレヨン」を温めて埋める

画鋲やネジで壁に小さな穴が開いてしまったとき。第1話では、クレヨンを温めて穴に押し込み、埋めるテクが登場しました。

  • 壁の色に近いクレヨンを選ぶ
  • ドライヤーなどで少し温めて柔らかくする
  • 穴に押し込む
  • 余分をカードでならす

「完全に元通り」ではないけど、パッと見のストレスがかなり減ります。賃貸の“退去前の応急処置”として覚えておくと便利。

シールのベタベタは「酢+ラップ」でふやかして落とす

家具や収納ケースのシール跡、地味にしつこい…。第1話の豆知識では、酢を含ませたキッチンペーパーを当ててラップで覆い、時間を置いてから削り取るやり方が紹介されていました。

  • できるだけシールを剥がして“ベタベタ”を露出
  • 酢を含ませたキッチンペーパーを貼る
  • ラップで覆って乾燥を防ぐ
  • しばらく置いたら、カードでこそげて拭き取り

※注意:素材によっては変色の可能性があるので、目立たない場所で試してからが安心。最後は水拭き→乾拭きで、においも残りにくくなります。

こういう“小さな裏技”って、派手な展開の中だと流し見しがちだけど、実際にやってみると生活のストレスが減るタイプのやつばかり。私は特に「油=粉で固める」を覚えた日から、キッチンの事故が怖くなくなりました。ドラマを見終わった後に、ひとつでも試したくなるのがミタゾノさんの罪です。次の回を見る前に、割り箸と小麦粉だけでもキッチンの隅に置いておくと、ちょっと安心します。

家政夫のミタゾノ(シーズン3)1話の感想&考察

家政夫のミタゾノ(シーズン3)1話の感想&考察

シーズン3の第1話、正直「戻ってきた…!」って、冒頭からニヤッとしてしまいました。

営業停止だの脱税疑惑だの、シリーズ側がちゃんと“現実の空気”を背負って帰ってくる感じがあるのに、やってることは相変わらず規格外。笑っていいのか怖がっていいのか分からない、あの温度のままスタートを切るのが、やっぱりミタゾノさんだなって。

砂漠から帰還するミタゾノさんが、もう「最恐」

とあるアラブの国で石油を掘る一族に仕えていた…って設定からして強い。しかも“帰ってきて”の電話一本で即帰国、しかも「承知しました」の顔が黒すぎる。私はこの時点で「今回も家が壊れるな…」って覚悟しました。

このシリーズって、毎回“家庭の闇”を暴くのに、まず最初に「ミタゾノさんは人間じゃない(褒めてる)」を見せてくるのが好き。視聴者の常識を一回壊してから、家庭の常識も壊しに行く。シーズン3はその宣誓から始まった感じがしました。

800億のドンの家は、豪華なのに息が詰まる

派遣先は個人資産800億円とも言われる丹波フーズ会長・丹波幸之助の家。家政婦の条件が「モデルみたいな高身長で若くて美しい顔」って、もう“人を道具として見る目”が露骨でゾワッとしました。そこに三田園さんがスッ…とハマってしまうのが怖い。

ドンは家に来た三田園さんたちを追い返そうとして、ライフルで威嚇するし、「命を狙われているから犯人を見つけてほしい」と言い出す。豪邸なのに安心が一ミリもないんですよね。

しかも、若い妻ユリアへの視線が、家の中全体で冷たい。妹、秘書、弁護士、記者…全員が「どうせ金目当て」って顔をしていて、見てる私まで肩が凝る。

ここで私が思ったのは、“お金がある家ほど、人を信じるのが下手になるのかな”ってことでした。

「事件」は起きるのに、誰も泣けない不思議

甲冑の斧が落ちそうになったり、床が油でツルツルになっていたり、ロボット犬が壊されていたり…。普通なら「誰がやったの!?」ってサスペンスで盛り上がるはずなのに、この家はどこか冷めている。
みんなが“本気で心配してるフリ”をしていて、でも本音は別の場所にある…その空気が怖かったです。

光くんが一生懸命「守らなきゃ!」ってテンパるほど、余計に家の冷たさが際立つのも切ない。SNSでも「光くんのピュアさが癒し」「震えてるのかわいい」みたいな声が多かったの、すごく分かる。

「殺人未遂」の正体が「健康診断」だった時の後味

一番びっくりしたのがここ。みんなが“グル”で銃まで持って集まってきたのに、目的は「健康診断に連れて行くため」だった、というオチ。確かに笑えるんだけど、私はちょっと笑いきれませんでした。

だって、相手を大事に思うなら、脅かすんじゃなくて、ちゃんと向き合えばいいのに。
でも向き合えないんだよね、この家は。
本音を言うより、芝居を打つほうが簡単で、しかも“お金持ちの家”って、その芝居が上手くなる環境が揃ってる。

この回の前半で「ユリアは遺産目当て」「周りは財産を狙ってる」って疑いが積み重なるほど、後半の“健康診断オチ”が刺さる。疑いって、一回回り始めると止まらないんだなって。

替え玉の告白が、恋愛ドラマみたいに胸をえぐる

さらに上を行く真相が「ドン本人が替え玉だった」こと。30年前に本物から頼まれて、若いまま老け役を演じ続けた――これ、コメディの顔をしてるのに、実質ホラーです。

「25歳で50歳になった」って言葉、重すぎる。
恋愛って、“誰かに選ばれること”でもあるけど、その前に“自分として生きること”が土台だと思っていて。替え玉として生きた30年って、その土台を丸ごと奪われてるんですよね。お金と地位は手に入ったのに、青春も恋も奪われた。そんな人生、どうやって取り返すの…って、私はしばらく画面から目を逸らしたくなりました。

しかも、真実を知った家族や周囲が一気に冷たくなるのもリアルで苦しい。
“騙された”って怒りは正しいんだけど、替え玉をやった本人もまた、人生を担保にした被害者でもある。ここをスパッと「自業自得」で切り捨てないのが、ミタゾノの残酷な優しさだと思いました。

ユリアの正体が「愛の証明」になるの、ずるい

ここで救いになるのがユリア。散々「金目当て」と疑わせておいて、実は彼女の方がもっと“お金持ち側”だった(アラブの石油王の娘)。写真の男たちも、恋人じゃなく使用人だった――この回収、気持ちよすぎました。

そして何より、「替え玉だけどいいか?」に対して「どうだっていい、好きなの」って寄り添うところ。
私はここでやっと息ができた気がしました。
だって、誰も信じられない世界で、たった一人だけが“肩書き”じゃなく“その人”を見ている。恋愛って、こういう瞬間に全部が詰まってると思うんです。

ミタゾノさんの「男声」が鳴った瞬間、私も正座した

終盤、三田園さんが「お金に目が眩んでいたのは、お前だけなんだよ!」と男声で言い放つシーン。あそこ、私の背筋が伸びました。
普段は淡々としてるのに、あの瞬間だけ“感情の重み”が落ちてくる。ミタゾノさんって、家を壊す人じゃなくて、「壊れたままにしない人」なんだなって思います。

しかも、今回の“事件”のいくつかは、三田園さんが仕掛けた可能性が示されるんですよね。つまり、暴いたのは外の敵じゃなくて、ドン自身の心の汚れ。ここまでくると、家政夫というより“人生の強制洗浄機”です

新メンバーの光&萌が、これからの呼吸を作っていく

シーズン3の空気を明るくしてくれるのが、光くんのピュアさと、萌ちゃんの“しっかり者感”。光くんは、守ろうとして空回りして、でもまっすぐ。萌ちゃんは、状況を整理して推理して、でも若さもある。三田園さんの無表情の隣に、この二人の温度があると、ドラマがちゃんと“人間の話”に戻ってくる気がします。

私はこの第1話で、「このトリオ、きっと最終回には家族みたいな距離になる」って勝手に期待してしまいました。ミタゾノさんが壊すのは家だけど、残るのは案外、関係の方だったりするから。

「聖丼」が象徴するのは、“本物”への執着

ドンがやたらと大事にしている「聖丼」の話、最初は「また大げさな伝説を…」って笑ってたんです。でも、見れば見るほど、あれは“本物でいたい”という執着の塊なんだなって思えてきました。老いを認めたくない、周りに舐められたくない、でも本当は怖い――だから「特別な器」を信じることで、自分の価値まで守ろうとしていたのかもしれません。

そして、その丼が割れた瞬間(しかも光くんのドタバタで)、ドンが握っていた“物語”も一緒に崩れる。さらに追い打ちのように「実は安物だった」と明かされるのが、残酷なのに鮮やかでした。信じていたものがガラガラと音を立てて崩れる時って、笑えるのに胸が痛い。

恋愛でも、「この人は運命」「私はこうあるべき」って、勝手に物語を作って安心したくなる瞬間がある。だけどその物語が壊れた時に残るのは、結局“本当の自分”だけなんですよね。第1話は、そこを無理やり直視させてくる回でもありました。

1話の結論:穴は開く。でも、埋め直せる

最後に置かれた“クレヨンで穴を塞ぐ”メモ。あれ、家事テクとして便利なのはもちろんだけど、私は完全にメッセージだと思いました。
嘘や秘密で開いてしまった穴も、時間をかけて埋め直すことはできる。
ただし、埋める色を間違えたら目立つし、雑に詰めたらまた崩れる。
だからこそ、最後に必要なのは“技術”じゃなくて、“誰と埋めたいか”なんだろうなって。

この回、コメディとして笑わせて、サスペンスで引っ張って、最後は恋愛の温度で救ってくる。シーズン3の始まりとして、強すぎる一発目でした。

個人的には、ユリアが見せた“好き”の強さが、今後どんな家庭の闇にも負けない光になってくれる気がしています。私も、誰かを疑うより先に、ちゃんと信じる勇気を持ちたい。そう思わせてくれた初回でした。次回からも、ミタゾノさんの“痛み入ります”の裏にある本音を、私なりに追いかけていきます。そして光くんと萌ちゃんが、どんなふうに成長していくのかも楽しみ。毎回ちゃんと心が揺れるのが、このシリーズのすごさです。

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