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【全話ネタバレ】夫に間違いありませんの最終回の結末予想。なぜ夫は生きているのか?毎話あらすじ更新

【全話ネタバレ】夫に間違いありませんの最終回の結末予想。なぜ夫は生きているのか?毎話あらすじ更新

「夫に間違いありません」――本来なら、遺体確認の場で“終わり”を受け入れるための言葉が、このドラマでは呪文のように効いてきます

夫の失踪、顔の判別できない遺体、保険金の受給。
そして1年後、死んだはずの夫が家に立っているという異常事態

この作品が怖いのは、犯人探しより先に「正しい選択をしたはずの人間が、制度と生活に追い詰められていく過程」を描いている点です。

真実を言えば家族が壊れる。
黙れば罪が積み上がる。
どちらを選んでも、元の生活には戻れない。

この記事では、全話のあらすじとネタバレを軸に、
・誤認された遺体の正体
・夫はなぜ失踪し、なぜ戻ってきたのか
・保険金問題はどう決着するのか
・タイトル「夫に間違いありません」が最終的に何を意味するのか

を、伏線と因果関係を整理しながら解説していきます。

感動よりも後味が残る、“生活を壊すタイプのサスペンス”を、最後まで一緒に読み解いていきましょう。

目次

ドラマ「夫に間違いありません」は原作はある?

ドラマ「夫に間違いありません」は原作はある?

結論から言うと、ドラマ「夫に間違いありません」は特定の原作(小説・漫画)が存在しない、完全オリジナル脚本のサスペンスです。

ただし、設定自体は“現実に起きうる出来事”を強く意識して作られており、その生々しさが物語の怖さに直結しています。

脚本を手がけるのは 岡崎聡子さん
本作では、ミステリーとしての仕掛けだけでなく、

  • 家族としての倫理
  • 嘘をつく理由と、黙る理由
  • 正直でいることが必ずしも救いにならない状況

こうした“人間の選択ミス”が積み重なっていく地獄を丁寧に描く構成になっています。

犯人探しよりも、「なぜ、そうせざるを得なかったのか」に重心が置かれている。

結論|原作小説・原作漫画はなし。オリジナル脚本のサスペンス

本作は、原作付きドラマではありません。
最初から「オリジナル脚本」として企画されており、先に結末だけを原作で確認する、といった楽しみ方はできない作品です。

その分、視聴者は毎話「いま開示されている情報」だけを材料に推理することになります。
誰の証言を信じるのか、どこまでが事実で、どこからが思い込みなのか。
この不安定さこそが、本作をサスペンスとして成立させている大きな要素です。

【全話ネタバレ】夫に間違いありませんのあらすじ&ネタバレ

【全話ネタバレ】夫に間違いありませんのあらすじ&ネタバレ

夫の遺体を誤認して保険金を受け取った妻・聖子の前に、1年後“死んだはずの夫”が帰還

遺体の正体と失踪の理由が日常を崩す。

1話:死んだはずの夫、ある日突然目の前に…誤認した遺体は誰!?

起点|夫の失踪で「生活だけが先に止まる」

物語の起点は、朝比聖子の“生活が止まる瞬間”から始まる。夫・一樹が、ある日ふっと姿を消す

家の中から、夫という役割だけが抜け落ち、残されたのは子ども2人と同居の義母、そして家業のおでん屋を回し続けなければならない現実だった。悲しむ余裕も、崩れる時間もなく、日常だけが容赦なく前に進んでいく。

誤認|顔を直視できず「手のほくろ」で断定してしまう

失踪から約1か月後、警察から連絡が入る。川の下流で水死体が発見され、所持品の中に一樹の運転免許証があったという。ただし遺体は、顔を直視できないほど損傷していた。

ここで聖子は、手にある“特徴的なほくろ”を決め手に、震える声で言い切ってしまう――「夫に間違いありません」

この一言が、家族の現実を一気に固定するスイッチになる。

「確定」が必要だった理由|悲しみより先に生活を選ぶ

重要なのは、この判断が確信ではなく「生活を続けるための決断」だった点だ。

夫の生死が曖昧なままでは、子どもにも、店にも、明日を用意できない。だから聖子は“間違っているかもしれない”可能性ごと飲み込み、死を確定させてしまう。

1年後|未亡人としての日常と、消えない違和感

それから1年。聖子は子どもたちを育て、義母の世話をしながら、おでん屋を切り盛りしていた。周囲から見れば、未亡人としての一年を生き切ったように見える。だが本人の中では、あの断言の瞬間から時間が止まったままだ。

帰還|死んだはずの夫が、生きて戻ってくる

そんなある日、店の奥に現れたのは――死んだはずの一樹本人だった。ここが第1話最大の転落点だ。奇跡の再会ではなく、現実の破綻。聖子はすぐに理解する。あの遺体は夫ではなかった

自分は“別の誰か”を夫として引き取ってしまったのだと。

保険金|救いが一転して「共犯の鎖」になる

聖子は警察へ行こうとする。しかし一樹はそれを止める。

理由は保険金だった。聖子はすでに5000万円を受け取り、そのうち2000万円を使っていた。訂正すれば、すべてが逆回転し、金の問題が家族を直撃する。一樹の帰還は、救いではなく“全員を縛る現実”に変わる。

違和感|警察を避け、偽の戸籍で生きようとする夫

聖子は一樹を家に戻せず、誰にも言えず、店の外に“隠す場所”を用意する。

一樹は偽の戸籍を使って仕事を探すが長続きせず、金も浪費していく。さらに瑠美子の存在がちらつき、視聴者の疑念は「妻がかわいそう」から「この夫は何を隠している?」へ移っていく

拡張|葛原紗春の登場で“誤認”が社会問題になる

終盤、聖子は葛原紗春という女性と出会う。彼女もまた、失踪した夫を探し続けていた。似た境遇の2人が出会った瞬間、聖子の問題は家庭内の不幸から、社会の穴へと変質する。

ラストの一撃|誤認した遺体は「紗春の夫」かもしれない

そして突き刺さるのが、紗春の夫にも“同じ手のほくろ”があると示される点だ。聖子が信じた「確定」は、偶然で崩れるのか、それとも誰かに崩されたのか。

第1話は、再会の感動では終わらず、「あの遺体は誰だったのか」という地獄の入口を残して幕を閉じる。

夫に間違いありません1話の伏線

・手のほくろによる本人確認=最初から崩れる前提の証明
・免許証が遺体の所持品にあった違和感
・保険金5000万と使用済み2000万が生む沈黙
・一樹が警察を止めた不自然さ
・偽戸籍という“身元を捨てた選択”
・瑠美子が知る「空白の1年」
・葛原紗春の登場で、誤認が別の家族を壊す可能性

1話のネタバレについてはこちら↓

2話の予想:空白の1年が暴かれる

第2話で動き出す確定要素

番組あらすじの時点で、第2話はすでに火種だらけです。しかも厄介なのは、それぞれが独立した騒動に見えて、同じ一点に収束するよう配置されていること。

キャバクラ嬢の藤谷瑠美子が「旦那さん、本当は生きてますよね?」と核心を突き、さらに一樹と行方不明当時に一緒に暮らしていたと明かす
・動揺する聖子に対し、一樹は瑠美子との関係を弁解しつつ「俺が生きていることは証明できない」と言い放つ
・長男・栄大がライバル藤木から陰湿な嫌がらせを受け、藤木は『あさひおでん』のホームページを見て何かを企む
聖子は「誤認した遺体=紗春の夫かもしれない」という疑念を抱き、葛原紗春を避け始める
・弟・光聖の結婚話が進み、相手の母が国会議員・九条ゆりだと判明する

ここまでが第2話のスタートライン。
問題は、これらが“別々の不幸”では終わらないことです。

予想1|瑠美子は脅迫者か、それとも“証人”か

瑠美子の登場は、不倫暴露で終わるキャラではありません。彼女の一言は、

・夫婦の信頼
・保険金の正当性
・遺体誤認の是非

この3点を同時に揺らします。

もし瑠美子が脅迫者なら、狙いは明確です。1つは口止め料。
もう1つは「返還リスク」を武器にすること。

逆に、証人側に回るなら、一樹が失踪していた1年間に「家族に言えない事情」があった証明になる。瑠美子は、脅す側にも、崩す側にもなれる存在。第2話は、そのどちらの顔が先に出るかで空気が一変すると見ています。

予想2|「俺が生きていることは証明できない」の異常さ

一樹のこのセリフは、ただの開き直りではありません。かなり危険な伏線です。

普通なら、生きていれば身分証も記録もある。
それでも「証明できない」と言うのは、1年間、

・身分を隠して生きていた
・記録に残らない場所にいた
・身分に触れられると困る事情がある

このどれか、もしくは複合です。

怖いのは裏切りよりも、戻ってきたのに社会に戻れない矛盾
幸福な再会に必要なピースだけが、意図的に欠けている。ここがこのドラマの社会ホラーです。

予想3|保険金は「返せば終わり」にならない

保険金は、返せば済む話に見えます。でも現実は違う。

返還の段階で問われるのは、

・受け取った時点の判断
・その後の生活の変化
・誰が、いつ、何を知っていたか

しかも聖子は、店の改装や生活費、子どもの将来に使ってしまっている。

だから地獄はこう進む。
・返せないから隠す
・隠すために嘘を重ねる
・嘘を重ねるほど、夫の帰還が“事件化”する

瑠美子の脅しが効くのも、ここが致命的な弱点だからです。

予想4|栄大へのいじめは、家庭の嘘を“学校”へ運び出す

第1話の嘘は、家庭内で完結していました。
第2話でそれが壊れるのが、栄大の存在です。

藤木が『あさひおでん』のホームページを見る描写は、かなり不穏。

・店の情報から家庭の事情を嗅ぎつける
・SNSや掲示板に流す
・評判や推薦に傷をつける

つまり、親の嘘が子どもの未来を直撃する構図。
ここが一番しんどいし、リアルです。

予想5|九条ゆり登場で、物語は“社会の地図”へ拡大する

弟・光聖の結婚話は箸休めではありません。
相手の母が国会議員・九条ゆりと分かった時点で、物語は家庭を超えます。

このドラマ、序盤から政治と週刊誌の匂いを忍ばせています。
個人的には、一樹の失踪と「政治家のスキャンダル」が、同じ地図上で繋がる布石だと思っています。

もし一樹が何かを見た、知った、巻き込まれた側なら、
家族の嘘は「生活のため」から「命を守るため」に変質する。
そうなると、聖子の選択の重さは一段跳ね上がります。

第2話の着地予想|暴かれるのは“不倫”ではなく「遺体の正体」

第2話の終盤に来そうなのは、

・瑠美子の追撃
・紗春の急接近
・藤木による拡散

どれでも地獄ですが、最終的に残る問いは一つ。

誤認した遺体は、誰だったのか。

この問いが動き出した瞬間、
聖子は「夫が戻った」では済まなくなります。

自分が断言した“夫の死”が、
別の家族の人生を壊しているかもしれない。

第2話は、聖子が最初に背負った言葉の重さを、
真正面から突き返される回になるはずです。

3話以降について:後ほど更新

後ほど更新

夫に間違いありませんの考察:夫「朝比一樹」はなぜ生きていたのか?

※そもそも夫本人は「死んだ」と思っていません。借金から逃げていただけ。ただ、周囲からは「死んだ」と確定されてしまったので、結果的に“探されない1年”が生まれていました。

ここ、最終的に怖いのは「夫が生きていたこと」よりも、“生きているのに死んだことにされる条件が揃ってしまう”社会の穴なんですよね。

第1話の情報をつなぐと、かなりロジカルに成立します。

結論|夫は「逃げていただけ」なのに、社会的には「死んだ」扱いになった

まず結論から。

  • 夫は借金を抱えて家族を置き去りにし、失踪(逃亡)していた
  • その間に「夫の身分証」と「別人の遺体」が結びつき、死亡扱いが確定した
  • 死亡扱いになったから捜索も止み、夫は“都合よく消えた人”として成立してしまった

つまり、夫が生きていたのは奇跡じゃない。逃げていたら生きている。ただし、その逃亡が「死んだことにされる土台」になったのが最悪です。

逃亡の理由|店の借金で首が回らず、家族を置いて消えた

夫は店の借金を抱えていて、詰んだ結果として家族を置き去りにして逃走します。

ここで大事なのは、夫に“家族を守る”という発想がないこと。借金という現実から逃げるために、家庭をまるごと捨てている

「行方不明=事故」ではなく、「行方不明=逃げた」が先に来るタイプです。

逃亡中の1年|藤谷瑠美子と同棲していたという地獄

さらにタチが悪いのが、逃亡した1年の間に藤谷瑠美子と同棲していた点。

家族を置いて消えた上に、別の女と暮らしていた
ここで夫の立ち位置は一気に“可哀想な失踪者”ではなく、“自分の人生だけ続けていた男”に落ちます。

この情報が効くのは後半です。

視聴者としては、以降どれだけ夫が「被害者っぽい顔」をしても、信用できなくなる。

探されなかった理由|「死亡の確定」が、捜索を終わらせた

夫が“探されなかった”最大の理由はここ。

夫の失踪が、途中で「死亡」として確定してしまったからです。

家族は警察からの連絡で、「夫の免許証を持った遺体が見つかった」と知らされる。それに加えて、本人だと思ってしまう材料がそろうと、遺族は確認の場で言ってしまう。

「夫に間違いありません」

この一言で、現実の歯車が逆回転できなくなる。

捜索は終わり、葬儀も終わり、生活も“次”へ進んでしまう。

夫の立場で見ると、これは皮肉な保護です。生きているのに、死んだ扱いになったから探されない。逃亡が成立する。

鍵は免許証|居酒屋で財布を失くしたタイミングで「身分」が流れた

第1話で夫は「居酒屋で財布を失くした」と話している。
つまり、免許証が本人の手元を離れたタイミングがある。

ここがミステリーのスイッチです。

  • 免許証が第三者に拾われた(回収された)
  • その免許証が“遺体の身元”を固定する道具として使われた
  • 結果、別人の遺体が「夫の遺体」として処理されてしまった

身分証って、日常だとただのカードなんですよね。でも死体とセットになると、社会的には「証明書」になる

この落差がホラー。

遺体投棄の気配|誰かが「取り違え」を成立させるために動いた可能性

第1話の中には、遺体が橋の上から落とされるシーンがありました。
これをそのままロジックに落とすと、

  • 誰かが遺体を捨てた(処理した)
  • 遺体の身元を別人にしたい理由があった
  • だから夫の免許証を持たせれば、“夫の遺体”として誤認される

という流れが組めます。

重要なのはここで、夫本人が「自分の死を偽装した」とは限らない点です。
むしろ第1話の情報だけなら、

夫は逃げていただけ
→ 免許証が流れた
→ どこかで遺体と結びついた
→ 勝手に“死亡”が完成した

つまり「知らない間に死んだことにされた」側にも見える。この時点で夫は、道徳的には最低でも、事件構造上は“被害者の位置”を取れてしまうのが気持ち悪い。

戻ってきた理由|金が尽きたタイミングで帰宅したら、自分が死んでいた

夫が帰ってきたのは、基本的に“生活が続かなかったから”です。

逃亡って、資金が尽きたら終わる。
戻るしかない。

で、戻ってみたら自分が死んだことになっている。
ここからがさらに最悪で、夫はその矛盾を正すより先に、“使える状況”として飲み込んでいく。

死んだ扱いなら、過去(借金・失踪)の責任が薄まる
死んだ扱いなら、今さら顔を出したら揉める
死んだ扱いなら、妻を黙らせる材料ができる

つまり夫にとっては、「死んでいる自分」は便利な仮面なんです。

夫は被害者なのか?|「死に関与していない」なら被害者。でも家庭は壊した

整理すると、夫は二重の顔を持ちます。

被害者としての顔
・自分の知らないところで“死亡”にされていた
・免許証の流出と遺体投棄が第三者の仕業なら、夫は巻き込まれ側

加害者としての顔
・借金から逃げ、家族を置き去りにした
・逃亡中に別の女と同棲
・戻ってきても誠実に説明せず、状況を利用しようとする

この作品の面白さはここで、「夫は被害者っぽいのに、倫理的には一切同情できない」このねじれが、視聴者の感情をずっと不安定にします。

ここから先の伏線|“誰の遺体だったのか”が、この物語の本丸になる

第1話時点で一番デカい疑問はこれです。

結局、捨てられた遺体は誰なのか。
なぜ夫の免許証が握らされていたのか。
そして、その取り違えで誰が得をするのか。

夫は「死んだことにされた」としても、夫の周りには借金も女も嘘もある。
だから視聴者は疑う。

夫が黒幕なのか
夫はただのクズなのか
それとも、もっと別の“誰か”が取り違えを設計したのか

この問いが走り出した時点で、第1話は勝ちです。

ドラマ「夫に間違いありません」の主要キャスト

ドラマ「夫に間違いありません」の主要キャスト

物語の中心にいるのは、主人公・朝比聖子と、“死んだはずの夫”一樹。

ここに「行方不明者を持つ家族の会」で出会う女・葛原紗春、そしてゴシップ誌のライター・天童弥生が絡み、家族の内側と外側から、じわじわ日常が侵食されていくキャスト配置になっています。

朝比家(主人公側)|「家族を守る」名目で、全員が揺らぐ

朝比聖子(あさひ せいこ)/松下奈緒
本作の主人公。夫の遺体を誤認し、保険金を受け取ったのちに“死んだはずの夫”が帰還するところから、人生が崩れていく。正しさよりも「生活」を優先した判断が、後から自分の首を絞めるタイプの主人公です。

朝比一樹(あさひ かずき)/安田顕
朝比家の夫。行方不明になり、妻が「死亡の確定」を受け入れたあとに戻ってくる存在。戻ってきた瞬間から、家族の前提が全部ひっくり返る=物語の爆心地です。

朝比栄大(えいだい)/山﨑真斗
聖子の長男。成績優秀で家族思いの中学2年生。大人の事情が露骨に家庭へ波及するほど、子ども側の「察してしまう能力」が残酷に効いてきそうです。

朝比亜季(あさひ あき)/吉本実由
聖子の娘。絵を描くのが得意な小学1年生。まだ言葉にならない違和感を、子どもの目線で表に出してしまう役回りになりやすいポジション。

朝比いずみ/朝加真由美
朝比家で暮らす聖子の義母。孫に優しい一方、家の“空気”を一番先に感じ取るのもこの世代で、ここが揺れると家庭は一気に崩れます。

貴島光聖(きじま こうせい)/中村海人
聖子の弟。大手銀行の融資課で働く有能な銀行員で、年の離れた姉を敬う人物。家族の危機が「金」や「書類」に接続される時、最前線に立たされる枠です。


九条家(政治家サイド)|「世間体」が家族を焼く

朝比家のトラブルが“外”へ漏れた瞬間、世間体の圧力が物語を加速させる。その役を担うのが九条家です。

九条まゆ/松井玲奈
光聖の婚約者。茨城県出身の国会議員の一人娘という立場が、恋愛よりも「家」と「体裁」を優先させる装置になり得る。

九条ゆり/余 貴美子
まゆを女手一つで育て上げ、主婦層から支持を受ける国会議員。家庭の問題を「政治的リスク」に変換してしまうと、善意の顔で一番冷たい判断を下せる人物でもあります。


葛原母娘|“同じ痛み”で繋がるのか、“利用”になるのか

葛原紗春(くずはら さはる)/桜井ユキ
「行方不明者を持つ家族の会」をきっかけに、聖子と交流を始める女性。救いの顔で近づきつつ、物語の展開を左右するキーパーソンとして置かれているのが怖いところ。

葛原希美(のぞみ)/磯村アメリ
紗春の一人娘で保育園に通う。子どもがいる母同士の共感は強い武器になりますが、同時に「子どもを守る」という大義は暴走もする。ここが作品の肝になりそうです。


週刊誌チーム|真実を暴く側が、真実を壊す側にもなる

このドラマは「家族ドラマ」だけで終わらせず、ゴシップ/報道の回路を噛ませる設計。誰が正義で、何が真実なのかを濁らせる役割がここに集まっています。

天童弥生(てんどう やよい)/宮沢氷魚
ゴシップ雑誌のライター。怪しい人物たちを追い続ける側で、事件の“外側”から朝比家に踏み込んでくる存在。真相に近づくほど、家庭の「守りたいライン」を踏む役です。

薩川景虎(さつかわ かげとら)/大朏岳優
天童弥生と取材でコンビを組む若手カメラマン。写真=客観のはずなのに、切り取り方で人を殺せる、という報道の怖さを背負うポジション。

山上仁(やまがみ じん)/前川泰之
ゴシップ雑誌「週刊リーク」の編集長。現場の正義より“売れる真実”を優先できる立場は、倫理と現実のぶつかり合いを生みます。


周辺人物|日常の「小さな悪意」が燃料になる

藤木快斗(ふじき かいと)/二井景彪
栄大と同じ中学校に通い、彼をライバル視する生徒。子どもの世界の序列や噂が、大人の事件と接続されると最悪の方向に転びます。

藤谷瑠美子(ふじたに るみこ)/白宮みずほ
いつか自分の店を出したい野望を持つキャバ嬢。欲望がはっきりしている人物は、むしろ“本音で動く”分だけ、秘密を握る側に回りやすい。

ドラマ「夫に間違いありません」の最終回の結末予想

ドラマ「夫に間違いありません」の結末予想

ここからは完全に予想です。
とはいえ、公式イントロで提示されている謎はかなり整理されているため、そこから逆算すると「着地しやすい結末パターン」はある程度見えてきます。

まず、この作品の根っこにある謎は大きく次の3つです。

  1. 1年前に“夫として扱われた遺体”の正体は誰なのか
  2. 夫・一樹はなぜ失踪し、なぜ今になって戻ってきたのか
  3. 受け取ってしまった保険金は、最終的にどう扱われるのか

この3点は、最終回で必ず一本に収束する構造になっているはずです。
そして結末は、「夫婦の情」だけでは誤魔化せない場所に落ちる可能性が高い。


予想1|戻ってきた男は“本物の夫”だが、無実ではない

最も現実的で、あり得そうなパターンがこれです。
戻ってきた一樹は“本人”であり、聖子も最終的にはそれを確信する。ただし、失踪の理由が「家族を守るため」といった綺麗な動機では終わらない。

作中では最初から、

・誰が見ても夫だと分かる遺体ではなかった
・持ち物や身体的特徴によって“夫だと判断した”

という揺らぎが仕込まれています。
つまり、遺体誤認が成立する余地があり、そこには必ず“別の死”が絡んでくる。

この場合、結末はおそらくこうなります。

  • 遺体は別人(失踪者、または一樹が関わった人物)
  • 一樹は失踪の過程で、遺体の正体につながる事実を隠している
  • 聖子は「夫が戻った=救い」ではなく、新たな“共犯関係の入口”だと理解する

最終回の焦点は、「夫を許すかどうか」ではなく、
真実を公にするのか/家族の生活を守るために沈黙するのか
という選択になるはずです。


予想2|戻ってきた男は“夫のフリをしている別人”で、夫は別の場所にいる

公式の打ち出し自体が、「目の前の男は本当に夫なのか、それとも別人なのか」という不穏さを前提にしています。
そのため、中盤以降で“別人説”が濃くなる展開はかなりあり得ます。

このパターンが怖いのは、聖子が「夫のフリをした他人」と暮らす選択肢に直面する点です。
おでん屋を切り盛りし、子ども2人と義母を抱え、生活は常にギリギリ。そこに保険金が絡むことで、倫理が現実に負ける瞬間が生まれる。

もし別人オチに寄せるなら、最終回は次の流れになる可能性が高い。

  • 別人だと確定する決定的な証拠が出る
  • それでも聖子は一度、「夫だったことにしてほしい」と揺れる
  • 最後は“真実を優先する選択”をし、生活は壊れる
    ただし、子どもを守るための壊れ方になる

スカッとする結末ではなく、痛みを伴う決断。
サスペンスとしての強度は、こちらの方が高いです。


予想3|保険金の決着は「返す」だけでは終わらない

このドラマにおいて、保険金は単なる小道具ではありません。
登場人物の行動を縛り、選択肢を削る“鎖”として機能しています。

  • 警察に言えば、保険金問題が一気に噴き出す
  • 黙っていれば、隠匿や共犯という別の罪が積み上がる
  • 戻ってきた一樹が最初に突くのも、ここ

結末としては、保険金の扱いは次のいずれかに寄るはずです。

  • 全額返還+聖子側にも法的責任が生じる(情状酌量あり)
  • 夫が保険金の出所に手を出しており、より大きな事件に発展
  • 保険金の返還が、遺体の正体と結びつき、別の遺族への補償になる

個人的には3つ目が最も残酷で、最も美しい。
「夫に間違いありません」と言ってしまった一言が、別の家族の人生まで揺らす。
タイトルの皮肉が、最後にもう一段深く刺さります。


タイトル回収の予想|「夫に間違いありません」は断定から“選択”へ

最終回で、同じ言葉をもう一度言わせる可能性は高いと思います。
ただし、その意味は反転する。

  • 序盤:遺体=夫だと言い切る“断定”の言葉
  • 終盤:目の前の人物を「夫として扱うのか」を引き受ける“選択”の言葉

真実を言い当てるための台詞ではなく、
人生をどう生きるかを決めるための言葉に変わる。

ここまで持っていけたら、
『夫に間違いありません』はサスペンスとしても、人間ドラマとしても、かなり強い最終回になるはずです。

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