2016年夏ドラマの激戦区である日曜9時の枠ですが、TBSの「仰げば尊し」とフジテレビの「HOPE~期待ゼロの新入社員~」が同じ時間帯で戦い合う形になりました。第1話はどちらが勝つのかが注目されていました。寺尾さん演じる樋熊迎一か、中島くん演じる一ノ瀬歩か・・今回はこのドラマの視聴率を比較してみました。
第1話 ドラマ「仰げば尊し」視聴率11.4%、「HOPE」視聴率6.5%
さて注目の対決ですが、第1話は「仰げば尊し」が勝利しました。視聴率は11.4%と二桁の数字を出しました。HOPEがいなかったらおそらく、もっと数字が上であったことは間違いありません。
そして、「HOPE」の視聴率は6.5%という結果になりました。ドラマの内容としては、共感率100%とアピールのある通り、ドラマ自体はとても面白い内容になっていました。しかし、やはり日曜劇場の「仰げば尊し」に食われてしまった感が否めません。俳優陣でいったら、明らかにHOPEの方が強かったのですが、なぜ負けたのでしょうか?それぞれのドラマの考察をしていきます。
第5話までの視聴率はこちらです。
ドラマ「仰げば尊し」第1話の感想
第1話は不良達が吹奏楽を始める前の準備段階ですね。樋熊、不良グループ、吹奏楽部員、のそれぞれの過去に何があって今にあたるのか?という事前の情報をいれる回で樋熊が美咲高校に赴任してきます。ここで樋熊が3回以上も殴られるという悲劇がおきました。
しかし、今では不良が何かを始めるという構図は「ROOKIES」以来の印象であったため、日曜日のゆっくりする時間に見た人達はそれぞれの時代のドラマ「スクールウォーズ」や自分の学生時代を思いだして、青春っていいなと思い、最後まで視聴率が安定していたと思います。キャスト自体はとても弱いですが、PRと話の構成がよかったため、数宇もよかったと思います。
今後はもっと感動的なシーンが出てくるので期待です。
ドラマ「HOPE」第1話の感想
第1話は囲碁のプロ棋士になるのを諦めることになった一ノ瀬歩が親のコネで総合商社のインターンの最終面接から参加できるようになりました。最初は何もできない歩は遠藤憲一さん演じる課長にめすごい怒られます。「お前は何しにきた」「帰っていいぞ」「一度でも何か本気でやったことがあるのか」とどんどん言われます。
これに共感する人も多かった反面、日曜日の夜ということで次の日会社の人達が暗い気持ちで出社したくないということで、視聴率が減少したという見方があります。しかし、実際には共感できるところが多く、今の若手社員と言われる人達はこれを見て頑張ろうとなるのも確かだと思います。話の内容は面白く、ここからはどんどん歩が成長するのが楽しみな人は多いはずです。また、俳優は遠藤さんはじめ、山本美月さん瀬戸康史さんですので、面白いドラマになるかと思います。
第2話は最終プレゼンということで成長した歩が発表するのに期待です。
まとめ
日9ドラマの第1話の視聴率は「仰げば尊し」が勝利しました。
おそらく、第1話は「仰げば尊し」と「HOPE」が重なったため、おそらく「HOPE」録画をし、リアルタイムで「仰げば尊し」を見ました。海の日でもあった18(月)に多くの人が「HOPE」を見て、「仰げば尊し」と「HOPE」どっちか判断し、第2話に進むと思います。
どちらも後半からさらに面白くなるのは間違いありません。しかし、次回はFNS27時間テレビがあるため、その流れでHOPEを観る人が増えるかと思います。もしこれで第1話よりも低い場合にはもう勝ち目がないかもしれません。
どちらにせよ、第2話期待していきましょう!
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