シーズン2の第4話は、いつもの痛快な“覗き見”に、じっとりとしたホラーの気配が混ざる一話です。
舞台は、自然派石鹸「もぐもぐソープ」を生み出した美容界のカリスマ・山脇美子の屋敷。成功者の象徴のような豪邸に足を踏み入れた瞬間、三田園たちに告げられるのは「依頼主は昨晩亡くなった」という不穏すぎる事実でした。
しかも行われるのは、極秘の家族葬。
美しさと健康を売りにしてきた人物だからこそ、“死に方”すら管理され、商品価値の一部として扱われていく――そんな皮肉が、最初から空気に滲んでいます。
幽霊の目撃、棺桶から現れる“死者”、遺産を巡る残酷な試験。
第4話は、家族という名の集合体にこびりついた汚れと、それでも残ってしまう愛情を、じわじわと暴いていくエピソードです。
※ここから先は、第4話の結末までを含むネタバレで進みます。未視聴の方はご注意ください。
家政夫のミタゾノ(シーズン2)4話のあらすじ&ネタバレ

第4話は、いつもの“覗き見”の気持ちよさに加えて、ちょっとだけホラーの気配が混ざる回です。舞台は、通販で大ヒットしている自然派石鹸「もぐもぐソープ」を生み出した“美容界のカリスマ”・山脇美子の屋敷。だけど、到着早々に告げられるのは「依頼主が昨晩亡くなった」という、あまりにも不穏な一言――。しかもその葬儀が、ただの葬儀じゃない。美しさを売りにしてきた人ほど、最期の姿は“商品価値”として扱われてしまうのかもしれない…そんな皮肉が、最初から空気に滲んでいて苦しくなりました。
自然派の大ヒット商品「もぐもぐソープ」と、美しすぎる屋敷の入口
むすび家政婦紹介所から派遣されたのは、三田園薫と五味麻琴。依頼先は美容界のカリスマ・山脇美子の大豪邸で、本人がプロデュースした大ヒット商品「もぐもぐソープ」が世間を席巻している、まさに“成功者の家”です。きっと玄関の床の光り方からして違う、空気の温度まで違う、そんな家。
ところが、その屋敷で出迎えた秘書・沢口真奈美から告げられるのは「美子が昨晩亡くなった」という事実。え、依頼主がもういないの? じゃあ私たちは何をしに来たの?…と、視聴者の心が追いつく前に、話は一気に“密葬”のムードへ雪崩れ込んでいきます。
「病気で死んだと知られたくない」――家族葬という名の“舞台装置”
美子はこれまで「美容と健康」を訴え続けてきた人物。だからこそ、“病気で亡くなった”と世間に知られるのは避けたい。家族葬で極秘に、すべてを内々で済ませる――その遺志を汲む形で、山脇家は葬儀を進めようとします。
そして今回の依頼は、葬儀の段取りから屋敷の切り盛りまで、丸ごと三田園たちに任せること。ここがもう異常で、でも『ミタゾノ』らしくて。人が一人亡くなると、悲しみの前に「やること」が山ほど出てくる。お金、体裁、弔問客、情報管理。誰かが仕切らないと回らない“現実”が、冷たくもリアルに映ります。
集まった家族の空気が冷たい。誰も“秘書”を信用していない
屋敷に顔を揃えるのは、美子の長女・千香、長男・光太郎、そして光太郎の妻・里美と娘・由香里。表面上は「母を送る家族」なのに、空気がやけに尖っていて、視線が合わない。
特に、秘書の真奈美に向けられる目が、明らかに刺々しい。美子の遺志を守って動いているはずの彼女が、なぜか“部外者”扱いされている。家族って、いちばん近い存在のはずなのに、いちばん信用できない相手になった瞬間、こんなにも残酷な顔をするんだ…と、見ていて胸がざらつきました。
早速火がつく長女・千香のワガママ。「精進料理はイヤ、肉が食べたい」
葬儀といえば精進料理。だけど長女・千香は、準備しようとする三田園に向かって「私はお肉が食べたいから外で食べてくる」と言い放ちます。悲しみよりも自己主張が先に出てしまう人って、いる。
そして、こういう一言が“家族の薄い膜”を破るんですよね。葬儀の場で言ってはいけない言葉ほど、いちばん言いたい人がいる。ここで三田園は、凍らせた豆腐をサイコロステーキのように見立てた料理を出し、場をひとまず収束させます。肉じゃないのに肉っぽい、精進なのに満足感がある――この“ごまかしの上手さ”が、葬儀という場の皮肉にも見えて、私は複雑な気持ちになりました。
深夜の線香番、そして「幽霊」を見たミタゾノが卒倒する
その夜、家族の代わりに線香の番をするのは三田園と麻琴。ここから急に、画面が“ホラー寄り”になります。普段は無敵みたいに見える三田園が、幽霊が苦手でビビり散らかしているのが、逆に怖い。強い人の弱点って、急にこちらの心臓を掴みに来るから。
そして三田園はついに、美子の“幽霊”を目撃したように見えて、卒倒。だけど――ここで終わらないのがこの回のいやらしさで、次の瞬間、幽霊の正体は「幽霊ではない」と分かります。
棺桶から出てきた“美子”。死んだはずの女は、生きていた
衝撃の真相。美子は死んでいない。棺桶から出てきて、普通に洗顔をしている。…この瞬間の脱力感、すごいです。死者を悼む空気を、たった一人が“演出”していた事実に、ゾワッとするのに、同時に笑ってしまう。
美子が明かすのは「死んだフリをして、家族を試している」という目的。長女・千香と長男・光太郎、どちらが後継者にふさわしいのか見極めたい。そのために、自分の葬式を“舞台”にした。まるでドラマの中のドラマを見ているみたいで、私は「この人、強すぎる…」と呆れながらも目が離せなくなります。
翌日、遺言ビデオが家族を煽る。「私の大切なものを持ってこい」クイズ開幕
翌日、美子はビデオメッセージという形で“遺言”を発表します。内容はシンプルで残酷。「私が大切にしていた物を持って来なさい。持ってきた者に財産を――」という、いわば“クイズ”。
ここで家族の目が変わるんです。悲しむ目じゃなくて、値踏みする目。探す目。奪う目。葬儀の場って、本来なら「感謝」や「別れ」のはずなのに、現実は、遺産という言葉ひとつで空気が変色する。私はこの瞬間がいちばん嫌で、でもいちばんリアルで、画面から目を逸らせなかった。
“根深い汚れ”が剥がれていく。家族それぞれの秘密が露わになる
クイズが始まると、家族は「母の大切なもの」を探しながら、互いの本性まで掘り返していきます。葬儀の準備って、押し入れも、引き出しも、過去も、全部ひっくり返す作業だから。
長女・千香には「若い男に貢いでいる」影があり、長男・光太郎には「家族に隠した借金」がある。そして孫の由香里は「夜のバイト」をしている。誰もが“ちゃんとした家族”の顔をしているのに、誰もがそれぞれ、言えない事情を抱えている。私はここで、「責められる側」じゃなくて「隠してしまう側」の気持ちも、少しだけ分かってしまって、余計に苦しかったです。
大事なのは、秘密そのものよりも、「秘密を抱えたまま家族の輪に座っている」ときの孤独。お金の問題も、仕事の問題も、恋愛の問題も、結局は“誰にも言えない”からこじれていく。美子がやっているのは残酷な試験のはずなのに、結果的に、家族全員の“言えなかったこと”を表に引きずり出してしまう。ここがミタゾノらしい、容赦のなさです。
「遺産なんてない」――粉飾決算の真実と、崩れる夢
さらに突きつけられるのが、山脇美子自身の“汚れ”。美容界のカリスマであり続けた彼女もまた、粉飾決算という裏側を抱えていて、家族が期待していたような遺産はない。
財産目当てでギラついていた家族が、一気にしぼむ瞬間。あの瞬間の静けさは、葬儀の静けさとは違う種類で、私は鳥肌が立ちました。お金がなくなったから悲しいんじゃなくて、「母の死を利用していた自分」に気づいてしまうから苦しい。夢が崩れる音って、派手じゃなくて、こんなふうに湿っているんだなって。
それでも「もぐもぐソープ」は、誰かのために生まれた
遺産はない。成功者の屋敷も、商品も、きれいな言葉も、全部“見せ方”だったのか――と疑いかけたところで、この回はちゃんと“母の愛”を出してきます。
美子が「もぐもぐソープ」を作った理由は、単なる商売じゃない。肌の弱い子どもたちのために作っていたことが明かされ、歪み合っていた親子関係が少しずつ修復されていく。私はここでやっと、息ができました。人の優しさって、本人が一番口にしないところに隠れている。美子が生前ずっと“美容”を語ってきたのも、実は「大切な人を守りたかった」からなのかもしれない。
しかも美子は、亡くした娘がいたことが示されます。喪失を抱えた人が、残った家族に対して不器用になるのって、私はすごく分かるんです。優しくしたいのにできない。失う怖さが先に立つ。だから支配的になる。だから試す。愛しているからこそ、試してしまう――最悪だけど、どこか人間らしい。
バラバラになった石鹸の欠片みたいに、家族は“再生”できるのか
この回の家事情報の一つとして、小さくなった石鹸の欠片を集めて一つにするやり方が出てきます(細かい欠片を型に入れて加熱し、ひとつの石鹸に戻す)。この“生活の知恵”が、そのまま家族の比喩になっているのが、私は好きでした。
家族って、壊れるときは一瞬なのに、元に戻すのは時間がかかる。しかも完全には戻らない。欠片は欠片のまま、角が丸くなるだけ。でも、丸くなったぶんだけ、前より少しだけ握りやすくなる――そういう再生のしかたもあるんだと思わせてくれるのが、この第4話の優しいところです。
最後に残る“寒気”。秘書・真奈美は誰なの?
すべてが収束して、「母の本当の宝物は家族だった」という方向へ着地する。…はずなのに、最後にもう一度だけ、背中を冷たく撫でてくるのが『ミタゾノ』。
美子と行動を共にしていた秘書・沢口真奈美について、「10年前に亡くなった次女では?」という匂わせが入るんです。もしそうなら、ここまで見てきた家族の修復劇が、急に“別の物語”へ姿を変える。三田園がまた卒倒するのも、ギャグでありながら、なぜか本気で怖い。私はこの終わり方、好きです。救いで終わらせず、ちょっとだけ“闇”を残す。家の中の汚れって、一度掃除してもまた溜まるから。
そしてもうひとつの小ネタとして、謎の新人歌手・島茂子が登場するのもこの回。あの場違いな華やかさが、葬儀の“閉じた空気”に針を刺すみたいで、妙に印象に残りました。
家政夫のミタゾノ(シーズン2)4話の豆知識・家事情報
第4話は“美容”と“清潔”がテーマにある回だからこそ、家事テクも「肌」「食」「石鹸」と、生活ど真ん中のものが揃っていて、見終わったあとに妙に手が動くんですよね。特に印象的だったのは、“ごまかす”んじゃなくて“別の形で成立させる”発想。ミタゾノさん、生活の知恵を使って、場の空気まで整えにくるのがズルいです。
冷凍豆腐で“お肉っぽい”サイコロステーキ
「精進料理はイヤ!お肉がいい!」とゴネる千香の空気を、一瞬で黙らせたのがこの一皿。豆腐って、ふだんは“柔らかい優等生”なのに、冷凍した瞬間にキャラ変するのが面白い。
ざっくり手順(番組で紹介された流れ)
- 木綿豆腐を冷凍 → 自然解凍
- ぎゅっと水気を絞る
- サイコロ状に切る
- 油をひいたフライパンで両面に焼き色がつくまで焼く
- 塩こしょう+ステーキソースで完成
私が「ここ大事!」と思ったポイント
- “水気を絞る”が勝負。ここを甘くすると、ただの崩れやすい焼き豆腐で終わりがち。
- 木綿豆腐推奨。絹だと、冷凍→解凍で繊維感が出る前に崩れて悲しくなる。
アレンジするなら
- 焼く前に、にんにく・しょうゆ・みりんを少し揉み込むと、より“ごはんのおかず”に寄って満足度が上がる。
- ステーキソースがない日は、焼肉のタレでも十分。
「お肉じゃないじゃん!」って言い張る人ほど、最初のひと口で黙るタイプのやつです…(私は黙りました)。
肌についた油性マジックは“口紅”で落とす
第4話は美容がテーマなだけに、「落とし方」もメイク用品が主役。油性マジックが肌についちゃったとき、焦ってこすりたくなるけど、それやると痛いし赤くなるしで、だいたい後悔コース。
そこで出てきたのが、口紅でなじませて浮かせる方法。
やり方(番組で紹介された流れ)
- 口紅をマジック汚れの上にのせる
- 指でくるくる馴染ませる(汚れと口紅を“混ぜる”感じ)
- コットンなどで拭き取る
- 洗顔で仕上げ
注意したいこと
- 目の周りは特に慎重に(刺激になりやすい)。
- 肌が弱い人は、短時間でサッと終わらせるのが安心。
- 仕上げの洗顔は丁寧に。口紅の油分が残ると、逆に肌荒れの原因になりやすい。
“美容の道具で汚れを落とす”って、テーマの回収が綺麗すぎて、私はちょっと悔しかったです。
バラバラの石鹸を“レンチン”でひとつに再生
石鹸って最後、薄くなったり欠けたりして「もう使いにくい…」ってなるじゃないですか。あの“残りカス”をまとめて復活させるのが、この再生テク。生活感あるのに、ちゃんと気持ちいい。
用意するもの
- 砕けた石鹸のかけら
- 牛乳パック(型として使う)
作り方(番組で紹介された目安)
- 石鹸のかけらを牛乳パックに入れる
- 電子レンジ(500W)で加熱(目安:30gで約20秒)
- 冷めて固まったら完成
私がやるならの安全メモ
- 一気に長時間チンしないで、短く様子見しながら。
- 香りが強い石鹸は、加熱で匂いが立ちやすいので換気したい。
- 牛乳パックは“型”として便利だけど、溶けた石鹸は熱いので触るタイミング注意。
美容一家の葬儀の回で「石鹸の再生」が出てくるの、皮肉だけど最高にミタゾノさんらしいです。
家政夫のミタゾノ(シーズン2)4話の感想&考察

第4話って、舞台は“葬儀”なのに、笑っていいのか怖がっていいのか、感情の置き場がずっと忙しい回でした。しかも、怖がるミタゾノさんがいるだけで、いつもは完璧に見える存在が急に“人間っぽく”なるんですよね。そこが私は好き。
「洗顔」で生き返る女社長、ブラックなのに妙に爽やか
棺桶から出てきて“洗顔”。言葉のインパクトが強すぎて、しばらく脳内に残ります。ここ、ギャグなんだけど、同時にすごく残酷でもあって。
葬儀って本来、残された側が“別れ”を受け入れる場。でも美子は、そこをあえて舞台にして、家族を試す。
「死んでみせたら、家族の本音が見えるでしょ?」っていう発想が、怖い。怖いけど…分からなくもないのがまた怖い。
私、ここでいきなり美子を悪役として切れなかったんですよね。だって、あの人、ずっと“強い人”として生きてきた顔をしてる。弱った瞬間に、愛情が疑わしくなるのって、たぶん美子にとって一番の恐怖だったんじゃないかなって。
遺産ゲームで浮き彫りになる、家族の“素顔”が切ない
ビデオメッセージで「私が大切にしていたものを持ってきなさい」って、遺言を“クイズ”にしちゃう残酷さ。だけど、そのルールにすぐ乗っかってしまう家族も、正直、しんどい。
千香は若いヒモに貢いで、光太郎は借金を抱えて、由香里は祖母を“金づる”として見ていた。
ここ、描写としては分かりやすい「欲」なんだけど、私はむしろ、その奥の“寂しさ”が刺さりました。
- 千香は、たぶん「私を女として見て」って叫びたい人。
- 光太郎は、「家族の中で役に立ちたい」って焦ってる人。
- 由香里は、「大人って結局お金でしょ?」って早く悟ってしまった子。
もちろん行動は褒められない。でも、“そうなった経緯”が見えるから、ただの嫌な人で終わらない。
ミタゾノって、ここがズルい。綺麗事で抱きしめないくせに、突き放してもくれないんです。
美容のカリスマが抱えた「病気を隠す」という痛み
美子は闘病していたこと、そして“病気で死んだと知られたくない”という遺志があったから家族葬になった。
これ、同情する・しない以前に、現代っぽいリアルさがありました。
美容や健康を商売にしている人が、病気になった瞬間に「イメージが崩れる」っていう恐怖。
世の中って残酷で、誰かが弱ったときに「ほら見たことか」って言いたがる人が必ずいるから。美子はそれが分かってた。だからこそ、死に方まで“美しく管理”しようとしたんだと思う。
でも私が一番胸が痛かったのは、そこまで守りたかった“ブランド”の正体が、実は自分自身を苦しめてる鎧だったこと。
強さって、時々、愛されるための仮面になりますよね。
“もぐもぐソープ”は、承認欲求じゃなく「母性」だった
大ヒット商品の「もぐもぐソープ」って、名前だけ聞くとトンデモに見えるのに、根っこにあるのは“弱い肌の子どもたちのため”という動機だった。
ここで一気に、美子の人物像が変わるんですよね。
私、あの瞬間に思ったんです。
美子って、“美”を売ってたんじゃなくて、“安心”を売りたかった人なんじゃないかなって。
石鹸って、生活の中で毎日使うもの。毎日使うものを「口に入っても大丈夫」なレベルまで考え抜くって、執念が要る。
それが“カリスマ社長の戦略”だけでできるかというと、私は違うと思う。誰かを守りたい人の執念です。
「遺産なんて最初からない」…現実の方がホラーだった
そして追い打ちをかけるように、会社は経営赤字で粉飾決算、遺産どころじゃない。
ここ、葬儀の幽霊より、よっぽど怖いです。
家族が欲しがっていたものが、最初から空っぽ。
でも、空っぽになった瞬間に初めて、「じゃあ私たち、何を残したい?」って問いが立ち上がる。
この回、いちばん冷たいのは“お金がない”ことじゃなくて、お金がないと分かった途端に崩れる関係が見えてしまうところ。
それでも最後は“再出発”に向かうのが、ミタゾノ流の救い方なんだと思いました。
私がゾクッとしたのは、最後の「秘書」の正体
そして、ホラー担当のオチ。
終盤まで“秘書”としてそこにいた存在が、亡くなった娘・優子の霊で、母を助けるために姿を変えていた——という情報が入ってくると、急に背筋が冷えます。
しかも本物の秘書は別にいて、終盤まで閉じ込められていた、という地味にひどい状況までセットでくるのが、ミタゾノの容赦なさ。
ミタゾノさんが幽霊を怖がる理由って、たぶん“見えないものが怖い”だけじゃなくて、
「人の本音が見えないこと」も怖いんじゃないかなって、私は思いました。
だってこの回、みんな顔は笑ってるのに、心はずっと別のこと考えてる。見えない。読めない。気持ち悪い。そこに霊まで混ざったら、そりゃ「シェー」するしかない。
SNSの声も納得。「可愛い」と「怖い」が同時に成立した回
SNSでも反応が多かったのが、島茂子の唐突登場と、幽霊に怯えるミタゾノさん。
「始まっていきなり茂子w」みたいな笑いと、「今日のミタゾノさんめっちゃかわいい」「幽霊怖いミタゾノちゃんかわいいwww」みたいな愛で方が同時に起きていたのが、この回らしい空気だなって。
怖がる姿って、キャラを弱くするんじゃなくて、むしろ魅力を増やすんですよね。
最強に見える人が、たったひとつだけ苦手なものがある。その瞬間だけ、“守ってあげたい側”になる。
私はあのギャップに、まんまと持っていかれました。
第4話は、遺産争いの醜さを笑いに変えながら、最後には「それでも家族って、もう一回やり直せるのかな」と、静かに問いを置いていく回だったと思います。
石鹸みたいに、汚れは落ちる。でも落ちたあとに残るのは、“素肌”そのもの。
そこを見せられた感じがして、私は妙に後を引きました。
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