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TRICK/トリック(シーズン2)8話のネタバレ&感想考察。天罰を下す子の正体とは?祈りと笑顔が人を殺す夜

TRICK/トリック(シーズン2)8話のネタバレ&感想考察。天罰を下す子の正体とは?祈りと笑顔が人を殺す夜

祈っただけで、人が死ぬ。
笑っているだけで、金が集まる。

第8話は、そんな信じたくない二つの仕組みが、同時に走り出す回だ。

上田は“天罰を下す子”の屋敷へ、奈緒子は“笑顔がこぼれる会”へ。別々の現場に放り込まれた二人は、それぞれの弱さを突かれ、気づけば逃げ場のない空気に包まれていく。

これは超能力の話じゃない。人が「信じてしまう瞬間」を利用した、静かな地獄の入口だ

目次

トリック(シーズン2)8話のあらすじ&ネタバレ

トリック(シーズン2)8話のあらすじ&ネタバレ

第8話「天罰を下す子」は、“祈っただけで人が死ぬ”という噂と、“笑えば金が寄ってくる”みたいな自己啓発セミナーが同時進行で走る回です。

上田と奈緒子が別々の現場に放り込まれるぶん、いつもの掛け合いよりも、二人の「弱さ(上田=女に弱い/奈緒子=空腹と金に弱い)」が露骨に出てくるのが面白いところ。しかも最後は、TRICKらしい“密室っぽい地獄”で次回へ続きます。

発端:女子大生・塚本恵美が持ち込んだ「天罰」の噂

物語は、上田次郎の研究室に“謎の美女”として現れる女子大生・塚本恵美から始まります。恵美が語るのは、祈祷で天罰を下すという存在――「御告者(おつげしゃ)」の話。彼(彼ら)に願うと、標的は必ず死を迎える、と評判になっているらしい。

上田は最初、いつもの調子で「デマだろ」と鼻で笑うのですが、恵美の告白が重い。

彼女は、両親を亡くしていて、従兄弟(いとこ)が兄のように面倒を見てくれていた。学費も出してもらっていた。その従兄弟と些細なことで喧嘩した――きっかけは、恵美が大学を辞めたがったことです。夢はなんと鳶(とび)。足場を組む仕事がしたい。けれど従兄弟は反対し、大学を卒業して系列会社へ就職しろと言う。

そこで恵美は、ほんの軽い気持ちで「天罰を下してほしい」と御告者に頼んでしまった。すると数日後、従兄弟は死亡。偶然?事故?それとも本当に“天罰”が下ったのか――。恵美は泣きながら上田に縋りつき、正体を暴してほしいと依頼します。

しかも恵美が“上田を訪ねてきた理由”が、TRICKの世界でいちばん危ないやつ。

上田の著書「どんと来い!超常現象」を読んで「この人なら解いてくれる」と信じてやってきたタイプです。上田にとっては名誉(と、モテの証明)だけど、だいたいこういう依頼は命が削れる。

上田、秒で舞い上がる:奈緒子を呼び出す「焼き肉ディナー券」作戦

恵美が研究室を去ると、上田はすぐ奈緒子の家へ直行。ここが上田のセコさ全開で、封筒を2枚差し出して「プレゼントだ、どっちを選べ」と迫ります。一方には“麻布十番の高級焼き肉+しゃぶしゃぶ+骨付きカルビ”という、名前だけで腹が鳴るレベルのディナー券。もう一方は「開けてのお楽しみ」。

当然、奈緒子は肉に釣られて当てに行く。でも結果は外れで、上田が言い放つのが「はずれ。バーカ」。そして“強欲な奈緒子に天罰が下った”と勝ち誇る。このテンポの悪趣味さがTRICK。笑えるのに、ちょっとムカつく

上田はそのまま、何の脈絡もなく「協力しろ」と本題へ。恵美の相談=御告者の正体暴きに奈緒子を引きずり込みたいわけです。さらに恵美の条件がやばい。「本当に天罰が下るのか試したいから、私に天罰が下るよう頼んでほしい」という“自分を標的にする実験”を持ち込んでくる。

上田は「手伝う気になっただろ?」と自分本位に話を進めますが、奈緒子は珍しく即拒否。ここで奈緒子が断ったのは、単に上田が嫌いだからじゃなく、別件で仕事を取っていたからです。

奈緒子の別件:怪しすぎる潜入バイト「笑顔がこぼれる会」

奈緒子が応募したのは、募集要項からして胡散臭い仕事。
「一週間いなくなっても誰も困らない人」
「3食宿泊付き+バイト料」
しかも「疑り深い人希望」。
内容は、あるセミナーに潜入取材してインチキを暴き、レポートを書く。盗み撮り写真を付けるとギャラは2倍。

奈緒子がこれに飛びつくの、視聴者としては「またかよ!」なんだけど、奈緒子の生活は基本が貧乏で、しかも“食”が死活問題。

TRICKはこの人を「腹が減った状態」に置くことで、行動原理を単純化して、物語を動かしていくんですよね。だから奈緒子が断ったのは、善意でも自立でもなく、飯と宿の現実です。

御告者の屋敷:針生家の儀式と「キャンセル不可」の宣告

奈緒子が来ないので、上田は単身で御告者の元へ。

そこにいたのは、黒いローブを着た小学生くらいの少年・針生光太と、その家族(祖母かず/母貴子)。儀式は、標的の持ち物を祭壇に捧げ、光太が祈り、巫女装束の家族が舞う、いかにも“それっぽい”演出です。

そして上田が一度ビビるのが、「この部屋の中のひとつを選べ。私は見ない。その物を当てる」というテスト。御告者は後ろを向いているのに、上田が選んだものをズバリ当てる。上田の科学者プライドが一瞬でグラつくシーン。

儀式のあと、母・貴子が淡々と言います。
「その方には確実に天罰が下る」
しかも「死」だけじゃない。「周囲の人にも不吉な出来事が起こる」「近づくな」とまで言う。上田が「キャンセルできるか?」と訊くと、答えは即「無理」。取り消しはできない。下手をすると上田にも天罰が下るかもしれない、と脅しまで付く。

ここで上田が、TRICKの上田としては珍しく、半分“信じる側”に寄ってしまう。理屈より恐怖が勝つ瞬間。人間って、実験室じゃなく“祈祷の場”に立たされると、案外あっさり負ける。

上田、恵美を匿う:そして奈緒子は「守る名目」で食い散らかす

研究室に戻った上田は、恵美に「これから片時も自分のそばを離れるな」「自分が守る」と言い切ります。いや、守るって何をどう守るのか曖昧なんだけど、上田は完全にスイッチが入っている

そこへ、空腹に耐えかねた奈緒子が帰宅。なぜか上田が部屋で待ち構えていて、奈緒子の写真を撮る。このあたりの“神経逆撫で芸”も相変わらず。上田は御告者を信じ切ったテンションで、奈緒子の潜入準備の話も聞かず、ひたすら天罰の話を続ける。そして「自分の家で恵美と一緒に過ごしてくれ」と頼む。守るための同居監視を奈緒子に押しつける形です。

夜、上田の家へ向かう途中で奈緒子が自転車に轢かれそうになる。上田が咄嗟に恵美を庇ったことで、恵美は無傷。奈緒子は「これが天罰の始まりか」と疑いつつも、とにかく不運。

で、ここから奈緒子の“嫉妬と食欲”が露骨に出る。恵美を天罰から守る名目で、恵美の好物を取り上げるという暴挙に出るんですよね。視聴者としては「やりすぎ!」なんだけど、奈緒子がこうなるのは、上田が恵美にデレているのが気に食わないのと、単純に腹が減っているのと、両方です。

(この回、3人で食べるために頼んだ寿司を、奈緒子が“好きなネタ”を聞いたあとに全部食べる、という最悪のムーブも出てきます。あれはもう、嫉妬をコメディに変換した象徴的シーン。)

「笑顔がこぼれる会」潜入:欲望を“合唱”に変えるセミナーの空気

翌日、奈緒子は潜入取材へ。場所は「笑顔がこぼれる会」。参加者が輪になって座り、やたら大声で笑い合う集会です。主催者として現れるのが大道寺安雄。第一声が強烈で、「お金、大好き」と叫ぶ。すると参加者もこぞって合唱し始める。

ここがTRICKの巧いところで、セミナー自体は一見ギャグみたいなのに、“空気”はちゃんと怖い。笑わない、合唱しない奈緒子は即「苦しんでる人」扱いで、注目され、矯正の対象になる。大道寺は「無理矢理でも笑えばいい」「笑いが大切」と押し切る。

大道寺は参加者の肩を叩きながら「なぜ参加した?」と欲望を引き出します。参加者たちは「お金を増やしたい」「土地を買いたい」「海外で生活したい」と、欲望を“正直”に叫ばされる。奈緒子の番になって、彼女が言う願いが身も蓋もない。「1日3食、ご飯が食べたい」。奈緒子らしくて笑えるけど、同時に切実。

つまりこのセミナーは、参加者の欲望を“悪いもの”じゃなく“正義”に見せ、合唱で正当化し、集団で気持ちよくなっていく装置なんです。だからこそ「お金、大好き」が怖い。欲望は本来、恥ずかしさがブレーキになる。そこを“笑顔”で外していく。

初日からピンチ:隠し撮り機材がバレている

奈緒子は、潜入取材用に隠していたデジカメとICレコーダーを深夜に回収しようとします。ところが、すでに大道寺に見つかって奪われていた。初日からピンチ。

ここで奈緒子が取るのが“とんでもない対処法”。詳細は次回に繋がる見せ方になっているのですが、要するに奈緒子は、強引さとハッタリでその場をねじ伏せて窮地を脱します。奈緒子って、マジックの腕もあるけど、それ以上に“場の嘘”が上手い。ギリギリの瞬間に、嘘で現実を押し返せる。

ただ、その強引さが後で“密室”の罠に繋がっていくのが、TRICKの意地悪さでもあります。

もう一つの線:新聞広告から浮上する「天罰代行」コーディネーター倉岡

一方その頃、上田と恵美は御告者の屋敷の前で不審な人物を見かけ、そこから新聞の募集記事にたどり着きます。

そこには「天罰を信じますか?」という文言。御告者に客を斡旋する人間――“天罰代行家”のコーディネーターがいるのでは?という疑いが浮上します。

恵美が「逮捕されないのか?」と問うと、上田の説明が冷たいくらいに現実的。「復讐する」「直接手を下す」と書いていない。天罰と言い張っているだけでは罪にしづらい。

この理屈が怖いのは、つまり彼らがやっているのは“宗教っぽい言葉”で犯罪の輪郭をぼかすことだから。言葉で逃げ道を作ると、現実の暴力が見えにくくなる。

恵美の提案で、倉岡という男にコンタクトを取ることになり、上田は矢部にも相談します。待ち合わせでは「一目で判断するため」として、上田がとんでもない格好をさせられるのもTRICKらしい笑いどころ。

倉岡が上田たちを連れていったのは、なぜかカラオケボックス。密室で急に本題。「あなたに代わって第三者に天罰を与えることができる」「人殺しはしない」と言いながら、誰かを紹介すると言う。しかもその紹介先も「直接手を下すことはない」と言い張る。コーディネーター料を取って、向こうの料金は向こうで払え、とシステム化している。身内がターゲットなら保険に入ればいい、保険屋も紹介する、と。

この“保険”の話が出る時点で、もう臭すぎる。天罰ビジネスは、オカルトの皮をかぶった現金の匂いしかしない。

上田の暴走:手帳を奪い、倉岡は「別の世界」へ消える

倉岡から“顧客手帳”の存在を掴んだ上田は、さらに踏み込む。ここで上田がやるのが、駆け引きじゃなくて普通に暴力寄りの手段で、倉岡の手帳を奪ってしまうところ。研究者としての品位はどこへ行ったのか。

奪った手帳を持って再び御告者の屋敷へ行く上田。しかし針生家は「倉岡は知らない」と突っぱねる。ならば――と、上田は倉岡に天罰が下るよう御告者に祈らせる流れに踏み込みます。

倉岡は逃げる途中で「別の世界へ行く」などと意味深なことを言い、屋敷のどこかに入り込んでしまう。追いかけた上田が見たのは、人が消えたみたいな状況。倉岡は消えていて、上田はショックで気を失う。ここ、科学者が“現場の空気”に負ける瞬間として、かなり象徴的です。

セミナー側も加速:大道寺の“奇術”と、奈緒子の挑発

そして奈緒子サイド。大道寺は、参加者の前で奇術のようなことを始め、奈緒子はその場でトリックを暴こうとします。が、大道寺はさらに証拠を見せると言い出し、奈緒子は一度完敗する形になる。奈緒子の“見破る力”が、相手の“見せ方”に押し切られる瞬間です。

この回で印象的なのが、一万円札を燃やす類の派手な実演。やってることは奇術だけど、「金」を象徴的に扱うことで、セミナーの核心(欲望を肯定し、金を吸い上げる)を視覚化している。もったいないとか、やりすぎとか、そういう常識のブレーキを外したところに“カルト感”が出ます。

奈緒子は、事務所に潜入して“奇術のトリック”に気づきます。つまりここから先は「証拠さえ掴めれば勝てる」段階に入る。しかし、大道寺はその奈緒子を捕らえる。

ラスト:奈緒子が“密室の当事者”にされる(次回へ続く)

捕らえられた奈緒子は、なんとか縄抜けのように脱出し、部屋を出たところで、さらに最悪の事態に気づきます。大道寺が刺殺されていた。しかも状況は密室めいていて、「物置に捕らえられていた奈緒子にしか犯行は不可能」みたいな構図が出来上がってしまう

加えて奈緒子は、変なタイミングで自分で自分に手錠をかけるような“ミス”までやらかしており、余計に不利になる。

結果としてこの回は、奈緒子が「説明できない現象を暴く側」から、「説明できない構図にハメられる側」へ反転したところで、強烈な引きで終わります。

トリック(シーズン2)8話の伏線

トリック(シーズン2)8話の伏線

8話は“解決編”の前半なので、伏線が多い回です。ポイントは、「天罰」も「セミナー」も、どちらも“超常現象”じゃなく人間が作ったシステムだと匂わせていること。その匂いの出し方が、全部あとで効いてきます。

「天罰だけでは罪にならない」=言葉で輪郭をぼかす仕組み

  • 「復讐」「殺害」を言わずに「天罰」と言い換える
  • 実行者が誰でも、“信仰”の言葉で責任が霧散する
  • だからこそ“仕組み(コーディネーター/料金/保険)”が浮かぶ

御告者の儀式にある「テスト」と「キャンセル不可」

  • 見ないで当てるテスト=“本物っぽさ”を演出する装置
  • 「キャンセル不可」=依頼人を心理的に縛り、恐怖を育てる
  • 「周囲にも不吉」=巻き込み範囲を広げて、偶然を“天罰”に見せやすくする

倉岡という“中間業者”の存在

  • 御告者と依頼人が直接繋がっていない構造
  • コーディネーター料/紹介先の料金という二重取りの匂い
  • 「身内なら保険」の一言が、“事件が金に接続している”最大のヒント

奈緒子の潜入先「笑顔がこぼれる会」=集団心理の実験場

  • 「お金、大好き」の合唱=羞恥心を外し、欲望を正当化する儀式
  • 笑わない奈緒子が“治療対象”になる=異物を排除する共同体ルール
  • ここで得られるのはトリックの種だけじゃなく、“人を支配する空気”そのもの

深夜の機材回収失敗→「強引な対処法」

  • 機材が奪われている=最初から奈緒子が監視されている
  • その場しのぎで切り抜ける奈緒子=後で“足元”をすくわれる前振り

「密室めいた殺人」へ繋がる導線

  • 奈緒子が捕らえられ、物置(閉じ込め)という配置が提示される
  • その直後に大道寺の刺殺=“奈緒子しかいない”構図を作れる
  • 8話の終わりで“犯人探し”じゃなく“奈緒子の無実証明”へ軸が変わる

恵美の「私に天罰を」=上田の盲点を作る装置

  • 恵美が自分を標的にする“実験”を提案
  • 上田は科学者として検証したい一方、男として守りたい
  • その感情の混線が、判断ミスの伏線になる

トリック(シーズン2)8話の感想&考察

トリック(シーズン2)8話の感想&考察

前半(8話)だけでもう、“TRICKが好きな人が好きな味”が詰まっています。

オカルトの皮をかぶった犯罪の匂い、変なセミナー、上田の小物ムーブ、奈緒子の空腹と意地――全部が笑えるのに、最後にちゃんと不穏が残る。ここがTRICKの強さ。

「天罰」と「笑顔」:どちらも“責任の外部化”ビジネス

8話で並走する二つの事件って、表面は全然違うのに、根っこは同じだと思いました。

  • 天罰:自分の怒りや憎しみを「天」に預ける
  • セミナー:自分の不幸や貧しさを「笑顔」に預ける

どちらも、自分で決断して引き受けるべき重さを、外に投げるための装置なんですよね。投げた瞬間は楽になる。でも、現実は軽くならないから、結局は“もっと強い儀式”や“もっと強い信仰”を求めていく。

TRICKがオカルトを扱うときって、実は超常現象じゃなくて、人間の弱さが作る装置を描いている。8話はそのテーマが分かりやすく出ていました。

上田次郎という男:科学者なのに、怖いし、女に弱いし、暴力も使う

上田って、普段は「ごりっとお見通しだ!」みたいな顔をしてるのに、こういう“儀式の場”ではビビりやすい。しかも恵美が泣いた瞬間に一気に守護者モードになる。そのギャップが笑いでもあり、危うさでもある。

さらに今回、倉岡の手帳を“暴力で奪う”感じが出てきたの、地味に重要だと思うんです。上田は理屈の人のはずなのに、追い詰められると倫理より結果を取りに行く。

これって「正義のための暴力」というより、「怖いから、早く手がかりが欲しい」という焦りに近い。上田の“科学”って、いつでも冷静な武器じゃなくて、実はかなり感情に左右される。8話はその脆さがちゃんと出ていました。

奈緒子の強さ:食い意地と嫉妬の奥にある“現場力”

奈緒子は奈緒子でひどい(笑)。寿司を全部食べたり、恵美の好物を取り上げたり、視聴者としては「おい!」ってなる。でも、この人の面白さって、性格がいいからじゃなく、どんなにみっともなくても生きるところにある。

潜入取材もそう。自分が浮く空気に耐えながら、その場で観察して、夜に動く。機材が奪われても、強引に切り抜ける。セミナーの“場”を体で受け止めて、そこからトリックの匂いを引っ張り出す。上田が「検証」なら、奈緒子は「体験」。この二つが揃わないとTRICKは解けないんですよね。

だからこそラストで奈緒子が“密室の当事者”にされる引きは、めちゃくちゃ意地悪で、めちゃくちゃ上手い。奈緒子の強み(現場に入り込む)が、今度は弱点(現場にいた=犯人扱い)に反転する。次回、奈緒子がどう「構図」をひっくり返すのかが見どころになります。

8話の引きが強い理由:解決より先に「後味」を置く

TRICKって、種明かしの爽快感もあるけど、それ以上に“後味”が残るドラマです。8話の終盤はまさにそれで、「天罰は嘘でした」で終わらせない

むしろ、天罰を信じたくなる状況(死が起きる/密室が成立する)を先に作ってしまう。視聴者も登場人物も、「説明できない」を一度飲み込まされる。

だから次回の解決編は、単なるトリック暴きじゃなく、“誰が何のためにこの装置を回したのか”まで踏み込んでくるはず。ここからのTRICKは、笑いながらちょっと胃が重い方向へ行く。8話は、その入口としてかなり完成度が高い前半戦でした。

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