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良いこと悪いことの週刊アポロの松井健の正体は?黒幕説や園子のパネル破壊の理由を徹底考察

良いこと悪いことの週刊アポロの松井健の正体は?黒幕説や園子のパネル破壊の理由を徹底考察

園子の後輩・松井健――新人記者として登場した彼が、物語の中盤にかけて一気に存在感を増しています。

最初はフットワークの軽い若手、しかし気づけば園子への視線に影が差し、会社の等身大パネルを壊す衝撃的な行動まで。視聴者の間では「松井が犯人では?」「いや、誰かに利用されているだけ?」と議論が白熱しています。

なぜここまで怪しまれるのか?
松井は本当に黒幕なのか?
それとも“良いこと”のつもりで“悪いこと”に足を踏み入れてしまった若者なのか?

これまでの描写を整理しながら、松井健の正体に迫っていきます。

目次

良いこと悪いことのアポロの松井健とは

良いこと悪いことのアポロの松井健とは

まずは、作品の中で松井健がどんな役割を担っているのか、基本情報から押さえておきます。

週刊アポロの新人記者で「どの子」の後輩

松井健は、園子が勤務する週刊誌「週刊アポロ」の新入社員で、園子の“後輩記者”という立ち位置です。ドラマの公式な位置づけでも、園子の職場パートを支える若手として登場しており、違法薬物事件の取材で東雲と組んだり、クラブ周辺で張り込みをしたりと、足で稼ぐタイプの新人として描かれています

2話では、ニコちゃんの彼氏・城之内を追う東雲と一緒に動き、スナック・イマクニ周辺の車を撮影していたのも松井でした。

この時点では「ちょっと生意気な若手」くらいの印象で、連続殺人事件とは直接関係なさそうに見えるんですよね。

後輩の東雲についてはこちら↓

園子への視線が徐々に“重く”なっていくキャラ

ところが話数を重ねるごとに、松井の園子への視線がどんどん「ただの先輩好き」では済まないニュアンスを帯びていきます。

  • 仕事中も園子の動きを必要以上に気にしている
  • 東雲に「園子に彼氏できたんじゃない?」と振られた瞬間、露骨にイラついた反応を見せる
  • 5話では、会社に置かれた園子の等身大パネルの口元を、そっと撫でるような仕草を見せる描写もある

こうした細かいカットの積み重ねが、「憧れをこじらせたファン」なのか、「園子に何かしらの恨みを抱えた人物」なのか、視聴者の想像をかき立てる作りになっています。

SNSでも「パネル壊した人、園子の後輩の松井だよね?なんであんなことしたの?」と、行動の理由に首をかしげる声が上がっており、多くの視聴者が“ただのモブ後輩ではない”と感じているのが分かります。

松井健は犯人なのか?事件の黒幕かを考察

松井健は犯人なのか?事件の黒幕かを考察

では本題。松井は連続殺人の犯人、あるいは黒幕の一人なのでしょうか。

現時点(7話までの情報)での材料を整理しながら考えてみます

真犯人候補として名前が挙がるポイント

まず、「犯人候補として挙がるだけの材料」はかなり揃っています。

園子への異常な執着とパネル破壊

4話ラスト、東雲に「園子に彼氏ができたのかも」と揺さぶられた直後、会社のエレベーター前に置かれた園子の等身大パネルを勢いよく蹴り飛ばして破壊する松井

単なる片思いの焼きもちにしては暴力性が高すぎる行動で、メディア評でも「嫉妬や承認欲求が暴走した危険な若手」と注目されています。

「園子を陥れる犯人説」との親和性

作品全体のムードとして、「真犯人の目的は同級生6人を殺すことだけでなく、最終的に園子を“悪い子”に仕立て上げることではないか」という指摘が多く出ています。

だとすれば、園子と同じ週刊誌で働き、彼女の仕事や評判に最もアクセスしやすい立場の松井は、「園子を社会的に追い詰める駒」として非常に適しています。

7話での“黒い服の人物=松井?”説

7話では、羽立を廃ビルにおびき出した“森”らしき黒い服の人物をキングたちが追うシーンがありますが、メガネを着けていない、体格が違うなどの理由で「実は松井では?」という考察が有力視されています。

4話で園子と羽立の距離が近づいた様子を見ていた松井が、「園子の相手」と誤解して羽立を襲った、という推測も流れに合っています。

東雲との共犯・駒説

一部の考察では、「歪んだ園子への感情を持つ東雲 × 松井の共犯説」も浮上。東雲が情報を吹き込み、松井が感情的に動く――という組み合わせは、確かに成立しやすい構図です。

ここまでの要素だけでも、「真犯人か、少なくとも積極的な協力者」と見るに十分な材料は揃っています。

それでも“黒幕ど真ん中”には見えない理由

一方で、松井=事件の全てを仕組んだ黒幕」と断定するには、まだ引っかかる点も多いと感じています。

同級生グループとの接点の薄さ

連続殺人の標的はあくまで6年1組の同級生。松井は世代も背景も全く異なるため、タイムカプセル事件や替え歌などの“22年前の根幹”には直接結びついていません。

もし黒幕なら、幼少期からの因縁など、より濃い動機が必要となるはずですが、現状そこまでの描写はありません。

“序盤から怪しすぎる人物”というジレンマ

考察系ドラマでは、早い段階から明確に怪しい人物がそのままラスボスだった、という展開はやや単調になりがち。

松井は4話の時点でパネル破壊という強烈な怪しさを放っているため、「真犯人に利用されている」「途中から駒として組み込まれる」路線のほうが自然です。

メディア側の“歪んだ加害者”の象徴としての役割

作品は「いじめ」だけでなく、「報道」「炎上」「世論」という別の加害構造も描いています。

松井の行動(園子パネル破壊、執拗な視線)は、むしろ“メディアの危うさ”を象徴するキャラとして機能しており、物語の核心を動かす黒幕像とは少し距離があります。

松井健が園子の等身大パネルを壊した理由を考察

松井健が園子の等身大パネルを壊した理由を考察

続いて、多くの視聴者をざわつかせた「等身大パネル破壊事件」。脚本上もかなり意味のあるカットだと思うので、動機を分解して考えてみます。

表向きは“嫉妬”だが、それだけでは説明しきれない

4話ラストの流れを整理すると、

  • 会社で園子が忙しそうにしている
  • 東雲が「園子に彼氏できたんじゃない?」と、何気なく(あるいは意図的に)松井を煽る
  • 直後、エレベーター前に立つ園子の等身大パネルを、松井が蹴り飛ばして破壊

という展開でした。

表面的には「好きな先輩に彼氏ができたと知って、嫉妬で暴走した」でも筋は通りますし、多くのレビューでも“こじらせた恋愛感情”として扱われています。

ただ、それだけではもったいないシーンに見えました。

  • パネルは“園子本人”ではなく、マスコミが作り上げた“商品としての園子”の象徴
  • 松井が壊したのはその虚像であり、「自分が決して届かない偶像」の姿
  • 5話でパネルの口元を撫でる描写も入り、「憎しみと崇拝が同居する危うい感情」が示される

つまりパネル破壊は、

「愛情 → 嫉妬 → 破壊衝動」

だけでなく、

「羨望 → 自分より評価される園子への妬み → “美人記者どの子”という偶像を壊したい衝動」

も含んだ多層的な行動だと読めます。

さらに一部の考察では、

  • 過去に園子の記事によって家族や身近な人が傷ついた
  • その怒りを晴らすために、連続殺人を利用して園子を“悪い子”に落とそうとしている
  • パネル破壊は、その「園子失墜計画」の最初の露骨な一歩

という解釈も出ています。

公式側はまだ理由を明言しておらず、まとめ記事でも「印象的だが動機は不明」とされているため、視聴者が自由に考察できる“余白”として置かれた行動とも言えます。

筆者としては、

「園子個人への恋愛感情」と「記者としての園子への嫉妬/憎しみ」がないまぜになった結果の暴発

という読みが最もしっくりきます。

松井健のキャストは秋谷郁甫(あきや・いくほ)

松井健のキャストは秋谷郁甫(あきや・いくほ)

松井健を演じているのは、若手俳優の秋谷郁甫さんです。

2004年生まれ・神奈川県出身で、これまでも

  • ドラマ「先生を消す方程式。」
  • 「真夏のシンデレラ」
  • Netflix作品「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」

などに出演し、じわじわとフィルモグラフィーを積んできた俳優です。

爽やかなビジュアルでありながら、「良いこと悪いこと」ではその爽やかさの奥に“何か抱えている影”をしっかり滲ませていて、キャスティングの妙を感じます。

また、等身大パネルを蹴り飛ばすシーンで見せた、感情の爆発と空虚さが入り混じった表情は短いカットにもかかわらず強い印象を残しました。

松井健についてまとめ

最後に、ここまでの整理と今後の注目ポイントを簡単にまとめます。

松井健は、園子の後輩である週刊アポロの新人記者。
事件現場に顔を出したり、ニコちゃんの彼氏を追ったりと、序盤から“事件の周辺”を歩き続けているポジション
です。

園子への視線は、尊敬・恋愛感情・嫉妬・憎しみが入り混じった複雑なもので、4話の等身大パネル破壊、5話のパネルへの接触など、ストーカー一歩手前の行動が続いています

これらの描写が「ただの新人」では済まない存在感を生み、視聴者の警戒心を一気に高めました。

7話時点では、“ちょんまげを襲った黒い服の人物=松井説”も強まりつつあり、真犯人サイドの“実行犯”あるいは“駒”として動いている可能性が濃厚になっています。

ただし、タイムカプセルや「森のくまさん」替え歌といった“事件構造の根本”とは直接結びついておらず、物語全体を設計した黒幕というよりは、メディア側の歪みや若者の承認欲求の危うさを象徴するキャラクターとしての意味合いも大きい。

正直、現段階では
「松井ひとりで全部やりました」にはならない と感じています。
むしろ、

  • 東雲や今國といった“平成レトロ組”に利用される
  • 「園子を守るつもりで加害に加担してしまう」
  • “良いこと”のつもりが“悪いこと”へ転じる象徴的存在

というような役割に収まりそうです。

最終的に松井が「自分のしてきたこと」とどう向き合うのか。

ただの怪しいモブで終わるのか、それとも“罪と向き合う若者”として描かれるのか。この描き方ひとつで、ドラマ全体のテーマの深さも大きく変わってくるはずです。

今後のエピソードでは、

  • パネル破壊の真意
  • ちょんまげ襲撃との関連
  • 東雲・今國ラインとの結びつき

このあたりがどこまで回収されるのか。
引き続き、松井健の一挙手一投足には要注意です。

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