いろいろな思いが重なったドラマ『奪い愛、冬』の1話が終了しました。

それにしても、第1話から濡れ場がとても多かったですね・・・。本当にナイトドラマという感じがするドラマでしたね。
光は信に対しての思いが爆発しそうな展開ですが、第2話でその気持ちがついに爆発してしまいます・・。
2017年1月27日(金)夜11時15分スタートの新ドラマ「奪い愛、冬」2話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介していきます。
※以後ネタバレ注意
「奪い愛、冬」2話の見どころ…蘭の狂気、光の動揺、康太の嫉妬

第2話では、物語が一気にヒートアップし、登場人物たちの感情が爆発していきます。ヒロイン・光(倉科カナ)は冒頭から元恋人・信(大谷亮平)への想いを抑えきれず、心は大きく揺らぎます。
その心の隙を鋭く嗅ぎ取るのが、信の妻・蘭(水野美紀)。彼女の執念深い行動と不気味な笑顔は、まさに「狂気」と呼ぶにふさわしいものでした。
蘭の狂気が光を追い詰める
蘭は偶然を装って光と康太の前に現れ、柔らかな笑顔で近づきます。しかし裏では信の行動をGPSで監視し、光と信の再会の証拠までも押さえているのです。
そのうえ、公園でわざと倒れて「右足が痛い」と光に足をさすらせる奇妙な行動を見せ、お礼だと手渡した包みの中には、光が信と会った場所に落としていた靴の折れたヒールが入っていました。突然の“証拠品”に光は凍りつき、「なぜあの人が…」と恐怖に震える背筋が寒くなるようなシーンは、第2話最大の衝撃場面と言えるでしょう。
康太の暴走プロポーズ
一方、光を愛するあまり暴走を始めるのが婚約者の康太(三浦翔平)です。
彼は光の心を繋ぎとめようと必死になり、突然結婚式場に連れ出してウェディングドレスを試着させるという強引な行動に出ます。さらにレストランでは店員を巻き込んでフラッシュモブを仕掛け、「俺と死ぬまで一緒にいてください!」と派手なプロポーズ。
愛情の深さが暴走していく様子に、観ている側はハラハラせずにいられませんでした。
過呼吸で倒れる光、修羅場の幕開け
しかし皮肉なことに、その盛大なプロポーズの最中に光の目に入ったのは、偶然通りかかった信と蘭の姿でした。
動揺した光は呼吸が乱れ、ついには過呼吸で倒れてしまいます。幸せなはずのプロポーズが一転して修羅場に変わるこの展開は、まさに怒涛の第2話を象徴するシーンです。
第2話は、蘭の狂気、康太の嫉妬、そして光の動揺が渦巻き、視聴者からも「怖すぎてホラー映画みたい」「みんな壊れてる」と驚きの声が続出しました。甘い恋愛ドラマのはずが、一瞬で恐怖すら感じさせるスリリングな展開に転じる――それが「奪い愛、冬」の真骨頂だと強く感じさせられる回でした。
ドラマ「奪い愛、冬」2話のあらすじ&ネタバレ

3年前に突然姿を消した元彼である信(演:大谷亮平)との再会を果たし、心が大きく揺れ動く光(演:倉科カナ)。
そんな中、光はよく足を運ぶお気に入りの場所で、信とまたも遭遇してしまった。自分の心は今や信にない――そう自らに言い聞かせるためにも、翌日、光は2人で会った事実を婚約者である康太(演:三浦翔平)に告白。
だが、その際、アクシデントで信に抱きしめられたことだけは、どうしても言えなかった・・・。
康太に頼まれ、光は信との思い出の場所へ康太を連れて行くことに。ところがそこで、信の妻である蘭(演:水野美紀)と会ってしまう。
実は、蘭は日々GPSで信の動きを監視しており、彼がこの場所で光と会っていた証拠までも見つけていた…!もちろん、光も康太も、蘭が何者であるか知る由もない。そんな2人の前で、蘭は一突きで光の心臓をえぐるような、陰険な行動に出る!
その後、光を早く自分だけのものにしようと焦った康太は“ある計画”を練り始める。一方、信は3年前に何があったのか、すべてを光に打ち明けようと決意。光を呼び出すが、それが“とんでもない恐怖の事態”を呼び寄せてしまう・・・。
「奪い愛、冬」2話の感想&考察

第2話を見終えて、胸がざわつくような興奮と戦慄が残りました。
物語序盤にしてここまで感情むき出しのドロドロ劇になるとは…と驚かされた方も多いはずです。今回は登場人物それぞれの心情に焦点を当てつつ、第2話の展開を振り返りながら考察してみます。
狂気の妻・蘭の恐ろしさ
何より圧倒されたのは森山蘭(水野美紀)の狂気でした。夫・信の靴裏の泥を照合し「せいか~い」と不気味に微笑む姿は探偵さながらで、見ていて震えます。公園で光と康太に偶然を装って近づき、わざと倒れ「足が痛い」と光に触れさせる計算高さ。
無邪気な笑顔の裏に潜む狂気が恐ろしいほどです。さらに別れ際、光に渡したプレゼント袋の中には折れたヒールが…。光が信と会った場所に落としていたヒールで、蘭がすべて把握していることを暗に示しました。この時の蘭の勝ち誇った笑みと光の凍りつく表情は、第2話最大の戦慄シーンだったでしょう。
蘭はまた、光の母・麻紀(キムラ緑子)の店に現れ「大切なものが奪われそう」と涙ながらに語り、まるで被害者のように振る舞います。
実際に奪っているのは彼女自身なのに、善良な仮面を被って周囲を巻き込む二面性がゾッとさせました。さらに「今日、排卵日なのにぃ!」と叫び信を引き留めるシーンは、常識を突き破る狂気そのもの。視聴者から「ホラー映画みたい」と悲鳴が上がったのも納得です。蘭は愛ゆえに暴走する“狂妻”として、早くも恐怖の象徴となりました。
揺れ動く光の心と過呼吸の意味
ヒロイン・池内光(倉科カナ)は、康太を愛そうとする一方で信への想いを断ち切れずに苦しみます。冒頭で「昨日、信さんに会った」と康太に正直に告げる誠実さを見せましたが、皮肉にもそれがさらなる波乱を招きました。康太の案内で訪れた公園で蘭と遭遇し、折れたヒールを突きつけられた光は不安に凍りつきます。
極めつけは康太のフラッシュモブ・プロポーズ。派手な演出に驚く光の目に飛び込んできたのは、偶然通りかかった信と蘭の姿でした。動揺が限界に達した光は過呼吸で倒れてしまいます。幸せであるはずの瞬間に体が悲鳴を上げるほど、心は揺れ動いていたのです。病室で康太に謝る光の涙には、罪悪感と混乱が入り混じっていました。
そしてラスト、信から「3年前の本当の理由を話す」と呼び出された光は、雨の中を走り、彼と向き合います。信が語ったのは、蘭が自分を庇って通り魔に刺され、その恩義から光を捨てたという衝撃の真実。光は「慎さんらしい」と納得しつつも涙を流しました。信が自分を見捨てたわけではないと知り安堵する一方、心の奥底に眠っていた想いに再び火がついてしまう危うさを感じました。
嫉妬に狂い始める康太の暴走
康太(三浦翔平)は光を一途に想うがゆえに、次第に嫉妬と不安に支配されていきます。同僚・秀子(秋元才加)に吹き込まれ、光の机を開けてしまうシーンからすでに理性は揺らいでいました。出てきたのは自分との写真だけでホッとしたものの、その後見せられた動画で光と信が一緒に作ったロゴを知り、大きく動揺。
その不安は暴走に変わり、結婚式場への連れ出しやフラッシュモブ・プロポーズへと突っ走ります。光を追い詰め倒れさせてしまう結果となり、康太自身も「焦ってた」と後悔しますが、疑念は消えません。ラストで光が嘘をついていたことに気づくと、康太は怒りを爆発させ、傘を投げ捨てる姿に狂気すら漂いました。
さらに危ういのは、秀子の誘惑に乗ってしまうことです。「キスしたら信が会社を辞めた理由を教える」という言葉に屈し、婚約者がいながら唇を重ねてしまった康太。愛する人を守るはずが、自ら壊していくような選択をしているのです。嫉妬と執着に囚われた康太が今後どこまで壊れていくのか、恐ろしくも気になるところです。
愛の執着が生む狂気と悲劇
第2話を通して浮かび上がったテーマは「愛の執着」です。蘭は信を絶対に手放さないという所有欲に囚われ、康太は光を失う恐怖から独占欲を膨らませていきます。両者とも「愛している」という気持ちが強すぎるがゆえに、理性を失い狂気に変貌しているのです。
愛が執着に変わるとき、人はここまで恐ろしくなるのか――そう思わせるほど役者陣の演技は迫真でした。蘭の怪演、康太の壊れゆく表情は、視聴者の心を掴んで離しません。光自身もまた、過去の愛に抗えず揺れる姿を見せています。全員が愛に囚われて暴走しているからこそ、この物語は悲劇へと突き進むのでしょう。
明かされた過去と今後の展開に向けて
3年前の真実が明かされ、主要人物全員がその事実を知ることになりました。信は蘭の命がけの行動に報いるため光を捨て、光は真相を知って涙し、康太は秀子とのキスを代償にその秘密を得ました。蘭にとっては、自らの犠牲で得た夫の心が光に揺れ動くことなど断じて許せないでしょう。
ラストのホテルのシーンでは、光がクローゼットに隠れ、蘭が不気味に微笑む緊迫感が描かれました。すでに光の存在に気づいていると分かるのに触れず、余裕を装う蘭の恐ろしさは圧巻。次回、ついに直接対決が激化する予兆を強く残しました。
第2話の感想を一言でまとめるなら、「愛って怖い、でも目が離せない」。蘭の狂気も康太の嫉妬も突き抜けていて、ドロドロなのに中毒性があります。光の幸せを願いながらも、この愛憎劇の行方を見届けたくなる――そんな不思議な魅力が『奪い愛、冬』第2話には詰まっていました。
『奪い愛、冬』豪華キャスト陣一挙公開
今回登場するキャスト陣は金曜ないとドラマとは思えない方ばかりです。ぜひ、以下記事を参照してみてくださいね。
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