MENU

グ・ラ・メ!(ドラマ)第4話あらすじ・ネタバレ感想。失言大臣と官邸料理人の対決と心を動かす一皿

グ・ラ・メ!(ドラマ)第4話あらすじ・ネタバレ感想。失言大臣と官邸料理人の対決と心を動かす一皿

金曜ナイトドラマに観るとご飯が食べたくなるドラマ「グ・ラ・メ〜総理の料理番〜」の第3話が終了しました。失敗作から生まれた料理の話は美味しそうなだけでなく、心に響く何かがありましたね。

次回は失言大臣に、カレーを食べてもらうという話です。カレーを食べることを拒む大臣にくるみはたべさせることはできるのでしょうか?

次回のグラメはオリンピックの影響があり、開始時間が夜11時55分となるので、気をつけてください。

2016年8月12日放送のドラマ「グ・ラ・メ〜総理の料理番〜」の第4話のあらすじ(ネタバレ)と感想紹介していきます。

※以後ネタバレ注意

目次

グ・ラ・メ!(ドラマ)第4話のあらすじ&ネタバレ

グ・ラ・メ!(ドラマ)第4話のあらすじ&ネタバレ

進憲党の重鎮である外務大臣の竹山茂平(演大和田伸也)が、『日本とイタリアの国交150周年記念パーティ』で「イタリア女はプレイボーイ好き」という失言をしてしまう。この発言についてイタリア大使館から政府に抗議が入ってしまった。

その報道を受け、 阿藤一郎(あとういちろう)(演:小日向文世)が竹山を更迭するというデマが流れ、官邸内に波紋が広がっていた。党内きっての武闘派である竹山を“黙らせる”ため、総理の政務秘書官・古賀征二(こがせいじ)(演:滝藤賢一)女性シェフ・一木くるみ(演:剛力彩目)に会合用の料理を作るよう命じる。

竹山は「政治家たるもの、メシはすぐに済ませろ。そしてひとつでも多くの会合に出ろ」という政治信条の持ち主であったため、会合の食事にはカレーが用意されるのが常だった。本来、時間をかけて煮込まなくてはならないカレーを大急ぎで用意しなくてはならなくなったくるみは、ある秘策をとるのだった。しかし、それが竹山の怒りを買うことになってしまう・・。

くるみが出した料理への怒りが収まらなかった竹山は東陽テレビの番組で「官邸料理人など、即刻廃止すべき!」と言う。
どうしても竹山にもう一度、料理を食べて欲しいくるみは、「自分で竹山を連れてくる」と宣言し、とんでもない暴挙にでるのであった。

官邸料理人廃止の危機に立たされたくるみは、起死回生の一品を提供することができるのか!?

グ・ラ・メ!(ドラマ)第4話の感想&考察

グ・ラ・メ!(ドラマ)第4話の感想&考察

第4話では、“失言大臣”竹山茂平外務大臣(大和田伸也)が巻き起こしたトラブルが物語の軸となりました。

イタリアでの記念パーティーで不適切な発言をし、国際的な問題に発展。対応に追われる中で官邸料理人・一木くるみ(剛力彩芽)と激しく対立します。

カレーしか食べない主義の竹山に、くるみが「干し野菜のカレー」を提供したことで「自分を政界から干すつもりか!」と誤解され、食べてもらえず席を立たれるという屈辱的な場面もありました。「官邸料理人なんていらない」と切り捨てられ、くるみの職自体が危機にさらされますが、そこからの彼女の奮闘が見どころとなりました。

くるみの闘志と“仙台味噌パウダー”の奇策

竹山大臣の言葉に傷つきながらも、くるみは諦めませんでした。自ら竹山の事務所に赴き、独自に調合した調味料を差し出します。

彼女の熱意は一度は門前払いされますが、後に竹山が恐る恐る口にしたカレーに使われていたのは「仙台味噌の粉」。その深いコクが竹山の心を掴み、彼から「もう一度会食をしたい」と総理への要望が出されるのです。

くるみの真剣な眼差しが頑固な竹山を動かした瞬間でした。私はこの場面に“料理は人を変える”という本作のテーマを強く感じ、思わず快哉を叫びました。

くるみVS竹山大臣:官邸料理人の意地と奇策

再び設けられた会食の場で、くるみは「ふぐの白子と真子のアラモード」という大胆な料理を用意

毒があるとされる卵巣をぬか漬けで無毒化した逸品に、竹山は驚愕します。阿藤総理(小日向文世)が先に口に運び「おいしい」と微笑む姿は、スタッフを全面的に信頼するリーダーの器を感じさせました。

「なぜ怖れず食べられるのか」と問う竹山に、総理は「スタッフを信じているからだ」と答え、竹山に更迭はしないと明言。この言葉に竹山の表情は次第に柔らかくなり、彼の頑なさが解けていくのを見て胸が熱くなりました。

そして、会食後に報道陣へ公式謝罪を行う竹山。最愛の妻が余命わずかという背景が明かされ、彼が抱えていた不安や焦りにも納得がいきます。妻の前で格好悪い姿を見せたくなかった彼が、最終的に人間らしい弱さをさらけ出して謝罪した姿は、くるみと総理の真心が彼の殻を破った証でした。

官邸食堂チームの絆と清沢シェフの変化

竹山から「官邸料理人はいらない」と言われ、存続の危機に陥った官邸食堂。その時、清沢シェフ(高橋一生)が動きます。

今までくるみに批判的だった彼が、他のスタッフに「くるみを手伝え」と指示したのです。陰ながらの支えではありましたが、彼の責任感とチームへの想いが感じられる場面でした。

田村(三宅弘城)をはじめとした仲間たちが一丸となって力を合わせ、くるみの挑戦を成功へと導く姿には涙腺が緩みました。清沢自身はプライドから直接の協力は避けましたが、それでも“認め始めている”ことは明らか。ツンデレな一面をのぞかせる清沢の姿に、これから二人の関係がどう変化していくのか期待が高まります。

古賀秘書官の策謀と立花優子の存在

裏で存在感を放っていたのは古賀秘書官(滝藤賢一)。

彼が視線を向けたのは、東陽テレビの美人記者・立花優子(新川優愛)でした。竹山の失言問題を取材する彼女に古賀が目をつけた意図は不明ですが、権謀術数に長けた彼がただの興味で動くはずはありません。

優子には過去のスキャンダルとつながる秘密があることが示唆されており、古賀の狙いは彼女を排除するのか、取り込むのか…。今後の展開を左右する伏線として、緊張感を漂わせました。古賀と優子、両者の動きがどんなドラマを生むのか、目が離せません。

“食”が繋ぐ心と心 – 第4話を終えて

第4話は、料理が人の心を解きほぐす力を改めて見せつけた回でした。

頑固な竹山大臣を動かしたのは、くるみの真心と工夫、そして官邸チームの結束。さらに阿藤総理の揺るがぬ信頼が加わり、人の心に変化をもたらしました。

くるみが官邸料理人として確かな存在感を増し、清沢や仲間たちとの関係も少しずつ変わっていく。その変化の積み重ねが、物語に厚みを与えています。政治と料理という一見異なる世界を繋ぐのは、結局“人と人との信頼”であり、それを象徴する一皿が毎回のクライマックスを彩っています。

終盤に描かれた古賀と優子の伏線は次回以降の大きな鍵となりそうで、第5話への期待も高まるばかりです。第4話は、感動と緊張、そして人間味が絶妙に混ざり合った素晴らしい回でした。

グ・ラ・メ!の関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次