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「過保護のカホコ」9話あらすじ&ネタバレ感想。ばあばの最期と家族の和解、初のプロポーズに涙

「過保護のカホコ」9話あらすじ&ネタバレ感想。ばあばの最期と家族の和解、初のプロポーズに涙

ドラマ『過保護のカホコ』は終盤に突入。

8話で婚活パーティーを経てよりを戻した《根本加穂子(高畑充希)》と《麦野初(竹内涼真)》が、家族との摩擦を抱えながら結婚を目指す姿が描かれました。

第9話では、倒れた祖母《初代(三田佳子)》の入院をきっかけに並木家と根本家が崩壊寸前となり、カホコは再び板挟みに。母《泉(黒木瞳)》に結婚を反対されつつも、「ばあばが目を覚ましたときに喜んでもらえるように」と家族問題に奔走します。

2017年9月6日(水)夜10時45分放送のドラマ『過保護のカホコ』9話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介していきます。

※以後ネタバレ注意

目次

「過保護のカホコ」9話の見どころ…ばあばの願いと家族再生の決断

「過保護のカホコ」9話の見どころ…ばあばの願いと家族再生の決断

親子の縁を切る覚悟を迫られるカホコ

入院した初代を看病する泉に、カホコは初との結婚を願い出ます。

しかし泉は「結婚したいなら親子の縁を切ってからにして」と言い放ち、カホコは衝撃を受けます。母の複雑な愛情と、恋と家族の間で揺れるカホコの涙が印象的でした。

ばあばのため家族の問題を解決する決意

泉の厳しい言葉を受け、カホコは初と相談し「ばあばが目を覚ました時に喜んでもらえるよう家族の問題を解決し、結婚を応援してもらおう」と決意。

病院で親戚に結婚の意思を報告し、環や節らが抱える離婚・家出などの問題に立ち向かう姿に、彼女の成長が表れます。

糸のチェロ騒動と教子の迷い子保護

叔父・衛は離婚届を提出し、糸はチェロを売ろうとするなど問題は山積み。カホコが説得しても失敗し、落ち込む彼女に初は「家族を信じろ」と励まします

一方、教子は養護施設から逃げた少年・保と、親の帰りが遅い子供たちを家に連れ帰り夕食を振る舞っていました。ここからカホコは「子供たちのための施設を作る」という新たなアイデアを思いつきます。

ばあばの最期と三姉妹の和解

意識を取り戻した初代は「家に帰りたい」と懇願し、三姉妹とカホコに最後のお別れをします。カホコが持ち込んだ思い出の箱をきっかけに三姉妹は涙ながらに仲直りし、初代は「良い母親でいられなかった」と謝罪。ばあばは家族に囲まれ、静かに旅立ちます。

初のプロポーズ

初代の死後、悲しみに沈むカホコを初が抱きしめ「こんな時だからこそ結婚しよう」とプロポーズ。大切な人の死を経て、新しい家族を作ろうと決意する二人の姿は、人生の哀しみと喜びが背中合わせであることを示していました。

ドラマ『過保護のカホコ』9話のあらすじ&ネタバレ

ドラマ『過保護のカホコ』9話のあらすじ&ネタバレ

「過保護のカホコ」9話のあらすじ&ネタバレ

第9話は、ばあばの入院をきっかけに家族が崩壊しかける中で、カホコと初が結婚への覚悟を固める物語です。時系列に沿って詳しく追っていきます。

母の反対とカホコの決意

祖母・初代が意識不明となり、泉は病院に泊まり込んで看病を続けています。準備のため自宅へ戻った泉に、カホコは「初と結婚したい」と改めて伝えますが、泉は「親子の縁を切ってからにして」と突き放します。

過保護に育ててきた娘の幸せを願いながらも、彼氏に対する不信感と家族の絆の崩壊を恐れる母の葛藤が表面化し、カホコは衝撃を受け泣き崩れます。初とともに病院へ戻ったカホコは、意識不明の初代に「絶対に結婚する。そして目を覚ました時に喜んでもらえるよう、家族の問題を全部解決する」と約束するのでした。

離婚・家出・チェロ…家族のトラブルが噴出

病院で親戚たちに結婚を報告したカホコですが、環は自分が離婚をするため応援できないと告げ、節は娘の糸を勘当したと泣きます。叔父の衛は泥酔した勢いで離婚届を提出し、カホコが止めようとしても聞き入れません。

さらに、初から糸がチェロを売ろうとしていると知らされ、説得に向かうものの、彼女は悪い友人と去ってしまいます。家族がバラバラになりかける状況に、カホコは深い無力感を覚えますが、初は「家族を信じよう」と励まし、カホコをそっと抱きしめようとします。しかしその場に父・正高が現れ、妹の教子がまた問題を起こしたと告げるのです。

子供たちのための施設構想と家族の協力

正高の実家に向かったカホコたちが目にしたのは、教子が以前養護施設から抜け出した少年・保と、親の帰りが遅い子供たちを家に連れ帰り夕食を振る舞う姿でした。

正高は子供たちを家に帰そうとしますが、カホコは子供たちが遊んだり勉強できる施設を作るべきだと提案し、教子も同じことを考えていたと告白します。正高は現実的でないと否定しますが、祖父・正興が「家族で協力してやれば良い」と後押しし、根本家が新しい目標に向けて団結し始めます。このエピソードは、ばあばの病気という暗い影の中で、子供たちの未来に目を向ける温かさを感じさせます。

ばあばとの別れと三姉妹の和解

その頃並木家では、カホコが環と節に「ばあばが長く生きてほしい気持ちは皆同じだから仲直りして」と伝えます。間もなく初代の意識が戻り「家に帰りたい」と懇願。

泉と姉妹たちは初代を自宅に連れ帰りますが、相変わらず喧嘩ばかり。そんな彼女たちに初代は耳打ちし、カホコに二階から箱を持ってくるよう頼みます。その箱には三姉妹の思い出がたくさん詰まっており、カホコが初代の言葉を伝えると、姉妹は涙を流して仲直りし、初代は「良い母親でいられなかった」と謝罪します。そして初代は自らの死期を悟り、家族の問題をカホコに託すのでした。

「こんな時だからこそ結婚しよう」…初のプロポーズ

初代の葬儀の後、深い喪失感に沈むカホコを初がそっと抱きしめ、「こんな時だからこそ結婚しよう」と告げます。

大切な人の死を前に、新しい家族を作る決意を固める二人の姿は、人生の哀しみと喜びが背中合わせであることを教えてくれます。この瞬間、カホコは涙ながらにうなずき、彼の胸に顔を埋めます。ばあばが遺した「家族を繋ぐ役目」を胸に、二人は互いの手を握りしめ、次回の最終回へと物語はバトンを渡しました。

「過保護のカホコ」9話の感想&考察

「過保護のカホコ」9話の感想&考察

母の愛と娘の自立…「親子の縁を切る」とは何か

今回、泉がカホコに突きつけた「親子の縁を切ってからにして」という言葉には、母としての覚悟と不安が滲んでいました。

視聴者としても「縁を切るなんて本当に言うの?」と驚かされましたが、これは娘が本気で自立して初を選ぶのか、それとも親の庇護下に甘え続けるのかを試す問いだったのかもしれません。

カホコは泣きながらもこの言葉に真正面から向き合い、ばあばのために家族をまとめようと奔走。その姿に、これまで頼りなかった彼女の成長を実感しました。SNSでも「カホコの行動力に胸を打たれた」「親子の縁って何だろうと考えさせられた」と共感の声が多数寄せられ、話題を呼びました。

家族の崩壊と再生を描く群像劇

9話では、離婚や家出、病気や反抗など家族のトラブルが次々と押し寄せます。

環と衛の離婚届提出、糸のチェロ売却、教子の保護した子供たちなど、一見バラバラな出来事が「家族とは何か」というテーマに収束していきます。カホコが提案した子供たちの施設計画は、血の繋がりを超えた新しい家族の形を示す序章のように感じられました。

また、三姉妹の喧嘩を収めるために思い出の箱を用いた演出は、日常の小さな幸せが人を繋ぐことを思い出させてくれます。ばあばの最期を見届けながら、家族が再び手を取り合う姿に涙した視聴者も多かったはずです。

初の支えとプロポーズ…恋愛の厚み

8話でギャップ萌えを見せた初ですが、9話ではカホコを陰ながら支える包容力が光ります。

家族の問題に押し潰されそうな彼女に「家族を信じろ」と励まし、抱きしめて元気づけようとする姿は、彼氏としての優しさにあふれていました。ラストで「こんな時だからこそ結婚しよう」とプロポーズするシーンには、悲しみの中で未来を見据える強さを感じます。

ばあばの死に打ちひしがれながらも、新しい家族を築こうとする二人の決意に胸がいっぱいになりました。

ばあばの遺言が示したもの…過保護の呪縛からの解放

初代は生前、カホコに家族の問題を託し「あなたがみんなを幸せにする」と期待を寄せていました。彼女の死は家族の喪失であると同時に、過保護の呪縛からカホコを解き放つ契機でもあります。

カホコは守られる側から守る側へと立場を変え、子供たちの施設を作る夢まで語り始めました。成長した彼女とばあばの愛情がしっかり結びつき、タイトルの意味がより深く響いた回だったと思います。

視聴者からも「ばあばの最後の微笑みが忘れられない」「自分の家族とも向き合いたくなった」と多くの感想が寄せられました。

まとめ

第9話は、家族の問題が一気に噴出し、カホコと初の結婚が遠のくかと思いきや、二人がばあばの病気をきっかけに再生に向けて奔走する姿が描かれました。カホコが初との結婚を両親に願い出ても泉は本気で反対し、ばあばが意識を失って親族一同が病院に集まる中で物語は進展。

やがて初代は自宅で三姉妹に最後の言葉を残し、カホコに家族の未来を託しました。カホコが家族の問題を解決しようとする姿や子供たちの施設構想は、彼女の成長を象徴するエピソードです。

ばあばの死と初のプロポーズが交錯するラストに涙が止まらず、家族愛と恋愛の尊さを改めて感じました。次回はいよいよ最終回。カホコと初がどのように家族の祝福を得て結婚式を挙げるのか、最後まで見届けたいと思います。

『過保護のカホコ』過去のあらすじ

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