MENU

ドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」1話のネタバレ&感想考察。始まりは静かな空白――夫婦が壊れる“最初の夜”

ドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」1話のネタバレ&感想考察。始まりは静かな空白――夫婦が壊れる“最初の夜”

『この愛は間違いですか~不倫の贖罪』第1話は、派手な裏切りから始まる物語ではありません

食卓も会話もある、いわゆる“普通の夫婦”の日常に、静かに冷えた空白が広がっている――その違和感に気づくところから始まります。

結婚2年目の菜穂は、夫・省吾との関係に「触れていない部分」があることを自覚し始める。一方で省吾もまた、仕事と日常の中で、気づかぬうちに心の隙間を作っていく

第1話が描くのは、不倫そのものよりも、「どちらが先に越えてしまうか」という残酷なタイミング。

同じ夜、同じ時間。
片方はまだ踏みとどまり、片方は結婚指輪を外す――。この物語は、ここから“贖罪”へ向かって動き出します。

※この記事は、ドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」1話のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

目次

ドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」1話のあらすじ&ネタバレ

ドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」1話のあらすじ&ネタバレ

結婚2年目、穏やかなはずの毎日に「空白」がある

松本菜穂は、夫・省吾と結婚して2年目。

一見すると、食卓も会話もちゃんとあるし、ふたりの暮らしは“普通”に見える。

でも、どこか「触れていない部分」があるんですよね。
それは、喧嘩みたいに派手に壊れるわけじゃなくて、静かに冷えていくタイプの“空白”で、気づいた時にはもう戻し方がわからない。

「一ヵ月以上」はセックスレス?同僚のひと言が、胸の奥に刺さる

菜穂はスーパーでパートとして働いていて、そこで同僚から「一ヵ月以上性交渉がないならセックスレス」という趣旨の話を聞きます。その瞬間、菜穂の中で“点”だった違和感が、線になって繋がっていく。

「私たち、いつから……?」
カレンダーをめくるみたいに、何気ない日々をさかのぼって、ふと怖くなる感じ。

“夫婦円満だと思っていた”からこそ、遅れてやってくる不安は鋭い。

自分だけが気づいていて、相手だけが気づいていないように思える時って、ものすごく孤独です。

一念発起の「変化」メイクも服装も、いつもと違う自分に

菜穂は、このままではいけないと感じます。だからこそ、関係を修復するために“変わろう”とするんですよね。

メイクをいつもより丁寧にしてみたり、服装の雰囲気を変えてみたり。
「今日の私、気づいてくれるかな」って、相手に伝える言葉より先に、身体に気持ちを乗せていくみたいな努力。

ただ、ここが切ないのは――努力の方向が「相手の気分を上げるため」になってしまっているところ。
本当は、菜穂が欲しいのは“その場の行為”じゃなくて、「私を見て」っていう確認なのに。

誘っても届かない夜:省吾の拒絶が、菜穂を深く傷つける

菜穂は勇気を出して、省吾との距離を縮めようとします。けれど省吾は、その菜穂の変化に気づけないまま、あるいは気づいても受け止められないまま、菜穂を拒んでしまう。

拒絶って、言葉が強いよりも、軽く流される方が痛かったりする。
菜穂が感じたのは、たぶん“否定”ではなくて、“無関心に近い温度”だったと思います。

翌朝の食卓みたいな、日常の中の気まずさがいちばん息苦しい。
同じ家にいるのに、同じ温度になれない。

失意の中での再会:元恋人・白川徹が、偶然目の前に現れる

夫に拒まれて傷ついた菜穂は、失意の中で高校時代の元恋人・白川徹と再会します。
自然消滅から10年。時間が空いた再会って、懐かしさより先に“当時の自分”が戻ってくる。

徹は、優しく声をかけるんですよね。
その優しさが、菜穂の心を揺らすのは当然で、責められない。

夜の街の光の中で向き合うふたりの距離感が、妙にリアルでした。
肩が触れるほど近いのに、まだ踏み込むか迷っている空気。

「今、幸せ?」――“幸せだよ”と言うしかない瞬間の苦さ

再会した徹は、菜穂に「今幸せ?」と問いかけます。それって、優しさの形をした“本質への質問”で、逃げられないやつ。

菜穂がとっさに「幸せだよ」と答えるのも、すごくわかる。
だって、幸せじゃないと言った瞬間に、いろんなものが崩れてしまいそうだから。

この問いは、菜穂が自分にずっと聞けなかった言葉でもあるんですよね。
「私は今の生活を守りたい?それとも、救われたい?」って。

一方その頃:省吾の職場に、浅野綾香が戻ってくる

菜穂が心の揺れを抱える一方で、省吾の側でも“別の揺れ”が始まります。
省吾の職場に、支社へ出向していた中途同期・浅野綾香が本社へ異動してくるんです。

綾香は、周囲から見てもキャリアウーマン然としていて、空気を支配できるタイプ。
距離の詰め方がうまいというより、距離という概念を最初から持っていないみたいな怖さがある。

省吾は、そんな綾香に“翻弄される側”に回っていく予感が、1話の時点でもう濃い。

食事の席で飛び出す「私のセフレにならない?」

異動初日(あるいは間もないタイミング)で、省吾たちは食事へ。そして帰り道、綾香は省吾に「私のセフレにならない?」と、あまりに直球な誘いを投げてきます

ここ、怖いのは言葉の強さだけじゃなくて、綾香が「冗談っぽく」差し出してくるところ。
逃げ道を用意しているようで、実は逃げ道がない。

省吾は一度は冗談として受け取りつつも、心のどこかが反応してしまう。
その“反応してしまった”こと自体が、もう後戻りできない一歩です。

仕事のトラブル、残業、そして終電を逃す

ある日、職場でトラブルが起きて、省吾と綾香は残業することになります。気づけば終電を逃してしまい、ふたりはビジネスホテルを取って宿泊する流れに。

ここでポイントなのが、部屋は別々に取っていること。つまり「最初から不倫するつもりで同室」ではない。

でも、“別々”だから安全とも限らない。

むしろ、扉があるからこそ「開けた瞬間、自己責任」みたいな形になってしまう。

「私は本心しか言わない」綾香の挑発が、省吾の理性を削っていく

綾香は、省吾に対して挑発するように言います。
「私は本心しか言わないって言ったらどうする?」――この問い、ずるい

“冗談”として逃げていた省吾の足元を、言葉でひょいとすくう。
省吾の側は、正論も理性もあるはずなのに、綾香のペースに乗せられてしまう。

そして省吾は、自分の部屋に戻ったはずなのに、どこか落ち着けない。「行ってはいけない」と思うほど、意識はそっちに吸われていくんですよね。

忘れた携帯が“口実”になり、扉が開く

決定打になるのが、携帯電話。
省吾は携帯を部屋に忘れてしまい、それを届けるために綾香の部屋へ向かいます。

この瞬間、言い訳が完成するんです。
「届けるだけ」「すぐ戻る」――そういう“自分を許す理由”をまとった一歩。

でも扉は、一度開けたら閉められないこともある。省吾はそのまま綾香と体の関係を持ってしまいます。

結婚指輪を外す描写が示す「越えた線」

省吾が綾香に流される場面では、結婚指輪を外す描写が強く印象づけられます。指輪って、ただのアクセサリーじゃなくて“帰る場所”の象徴だから。

外した瞬間に、罪の重さが具体的になる。
言い訳ができなくなる。

それでも外すということは、頭では止められないところまで来ている、ということでもあって。
省吾の弱さが、ここで一気に露呈します。

家では菜穂が待っている:同じ夜に、別々の“地獄”が進む

省吾がホテルで一線を越えている頃、菜穂は家にいる。同じ夜なのに、同じ空気を吸っていない

菜穂の側も、徹と再会して心が揺れている。
でも、菜穂が揺れているのは「救いを探している揺れ」で、まだ“線”は越えていない。

それなのに省吾は、先に越えてしまった。夫婦って、同じペースで壊れてくれるわけじゃないから残酷です。

ラストの不穏さ:「波紋」という言葉が残す引っかかり

1話の終わりには、菜穂のモノローグが意味深に響きます。

“自分が過去に起こした波紋が、別の形で返ってくる”――そんなニュアンスの言葉が残され、ただの不倫劇では終わらない気配が濃くなる。

この時点で明かされていない「菜穂の過去」がある。そして、その過去が“復讐”に繋がっていく可能性。

“贖罪”というタイトルが、急に現実味を帯びてくるラストでした。

ドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」1話の伏線

ドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」1話の伏線

1話はすでに、夫婦それぞれの「入口の罠」が仕込まれていました。
ここから先、どの伏線が“裏切りの証拠”になって、どの伏線が“心の逃げ道”になるのか。整理しておきます。

物 /道具の伏線

  • 結婚指輪
    ただの指輪じゃなく、境界線そのもの。外す描写が入ったことで「省吾は自分で線を越えた」と後々突きつけられる材料になりそうです。
  • 携帯電話
    “忘れ物”が扉を開ける口実になるのが怖いところ。今後も、通知・写真・メッセージなど、携帯が決定的証拠として機能しそうな予感があります。
  • ビジネスホテルの部屋(別々の部屋)
    同室ではなく別室なのに越える、という構図が「意志の問題」に直結します。後から言い逃れしにくい設定として効いてきそう。
  • 菜穂の“変化した”メイクや服装
    夫に届かなかった努力は、別の誰か(徹)には届いてしまうかもしれない。外見の変化が、関係性のスイッチになりそうです。

セリフの伏線

  • 「一ヵ月以上でセックスレス」
    期間の定義が入ったことで、菜穂の中に“期限”が生まれました。焦りが行動を早め、判断を鈍らせる伏線でもあります。
  • 「私のセフレにならない?」
    綾香が“関係の名前”を先につけることで、省吾は逆らいにくくなる。言葉で関係を規定するタイプの罠です。
  • 「私は本心しか言わない」
    これ、綾香のキャラクターを決める宣言でもあり、今後も“言葉通りに動く女”なのか、“言葉で操る女”なのかの分岐点になりそう。
  • 「今幸せ?」(徹の問い)
    菜穂の“本音を言えなかった瞬間”の記録。今後、同じ問いが別の形で返ってくると、菜穂はもう誤魔化せなくなりそうです。

タイトルの伏線

  • 1話タイトル「セフレの罠」
    罠にかかるのは省吾だけじゃなく、菜穂の側にも“救いに見える罠”がある構造。
    セフレ=体の関係に見せつつ、実は「心の主導権」を奪う罠でもありそうで、綾香の真の狙いが気になります。

沈黙 言わなかったことの伏線

  • 菜穂が省吾に、セックスレスの不安を正面から言い切れない
    言えないまま努力に変換して、届かなくて傷つく。この“言葉の不足”が、後々の大崩壊につながりそうです。
  • 省吾が菜穂に、綾香の誘いを話さない
    誘われた時点で共有できていれば“未遂”で済んだ可能性もあるのに、沈黙したことで罠が育ってしまう。
  • 菜穂が徹との再会を、夫に言わない
    まだ越えていなくても、隠した瞬間に“後ろめたさ”が生まれる。
    その後ろめたさが、菜穂自身をさらに孤立させる伏線になりそうです。

「波紋」という言葉が示す、菜穂の過去

  • 菜穂のモノローグが匂わせる“過去の出来事”
    1話の時点で内容は明かされていないのに、「復讐」という言葉のニュアンスが混ざるのが不穏。
    省吾の裏切りとは別軸で、菜穂自身が“責められる側”に回る展開が用意されていそうです。

ドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」1話の感想&考察

ドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」1話の感想&考察

1話を見終えて、胸に残ったのは「誰も悪者になりきれていないのに、ちゃんと傷つく」という後味でした。
だからこそ、見ている側の感情もぐらぐら揺れるし、簡単に割り切れない。

ここからはNATSU視点で、感じた温度を言葉にしていきます。

菜穂の“頑張り方”がいじらしくて、見ていて苦しい

菜穂って、責めるより先に「私が変わればいい」と思ってしまう人なんですよね。メイクや服装を変えて、空気を変えて、気分を上げて、夫の心を引き寄せようとする

でもそれって、本当は「私のこと、まだ好き?」って聞きたい気持ちの裏返しに見える。言葉にしたら壊れる気がして、言葉にできないから“努力”に変換してしまう。

そして届かない。拒まれる。
この流れが、恋愛の傷じゃなくて、生活の傷として積み重なっていく感じがリアルで、胸がきゅっとなりました。

省吾、越えるの早い…「弱さ」と「無責任」が同時に出た夜

省吾は、菜穂の誘いを拒んだその口で、綾香とは一線を越えてしまう。

そこに「理解が追いつかない」って感じた人は多いと思うし、実際SNSでも驚きや怒りの声が目立ったみたいです。

ただ、ここで私が怖かったのは、省吾が“悪い人”というより“流される人”として描かれているところ。自分を守るのが下手で、でも欲望はある。

指輪を外す描写まで入ったことで、言い逃れできない“自分の選択”になったのも重い。「出来心」って言葉で逃げられない形にしてきたのが、1話のえぐさでした。

綾香は「欲しいもの」を言葉で奪うタイプ:罠の設計者なのか

綾香の怖さって、色気だけじゃない。「セフレにならない?」って関係の名前を先に渡してくるところに、支配の匂いがある。

それに、「本心しか言わない」って挑発。
あれは、“冗談で逃げる省吾”を許さない言葉で、逃げ道を塞ぐための言語化に見えました。

考察として気になるのは、綾香が省吾を選んだ理由。たまたまタイプだった、だけではない“何か”が隠れていそうで、今後の心理戦の核になりそうです。

徹の優しさは救い?それとも、菜穂を揺らす“もう一つの罠”?

徹は、菜穂にとって「今ここにない温度」をくれる存在に見えました。
だから揺れるし、揺れてしまうのは自然。

夜の街で向き合うふたりの距離が、近いのに慎重で。“優しさ”って、時に罪になるんだなと感じたシーンでした。

ただ、ここで忘れたくないのは、徹が投げた「今幸せ?」という問い。優しさだけでなく、菜穂の“弱い部分”をまっすぐ突いてしまう言葉でもある。

徹が本当に献身なのか、それとも別の思惑があるのか。
まだ何も確定できない段階だからこそ、静かに怖いです。

この作品が描いているのは「正しさ」じゃなくて、すれ違いの“温度差”

このドラマ、単に「不倫はダメ」で片付けない作りに見えます。むしろ、誰かの正しさが、別の誰かの悲しみを生む――その構図を丁寧に積み上げてくる感じ。

登場人物はみんな、どこかで“自分を守る”ために誰かを傷つけている。しかも本人は、傷つけた実感がないまま。

だから見ている側も、怒りだけじゃなくて、虚しさとか、諦めとか、いろんな感情が混ざってくる。
1話でここまで感情を揺らしてくるの、正直強いです。

1話の時点で一番気になるのは「菜穂の過去」と“贖罪”の意味

最後のモノローグが示した「波紋」。
ここが、このドラマを“不倫サスペンス”にしている中心だと思いました。

省吾が裏切る。菜穂も揺れる。
それだけなら、よくある四角関係で終わるかもしれない。

でも“贖罪”って言葉がタイトルに入っている以上、誰かが「償わなければならない過去」があるはずで。
それが菜穂側にあるのだとしたら、物語の見え方が一気に反転する。

1話は、罠が仕掛けられた回というより、もう“罠が作動した回”でした。
ここから先、誰がどこで踏み外して、誰がどこで踏みとどまるのか。

次回以降、関係のラベルが変わっていく瞬間を、目を逸らさずに見届けたいです。

ドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」の関連記事

全話のネタバレはこちら↓

次回以降の話はこちら↓

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次