2026年1月期のTBS金曜ドラマとして放送される「DREAM STAGE」は、K-POPの世界を本格的に描いた、これまでの日本ドラマとは一線を画す青春群像劇だ。
舞台は、華やかなステージの裏で熾烈な競争が繰り広げられる音楽業界。そこに、過去の挫折から業界を追放された元天才プロデューサーと、夢を失いかけた若者たちが出会う。
本作が描くのは、単なる成功物語ではない。
夢を諦めた大人が、もう一度“挑戦する側”に立つこと。
そして、結果がすべての世界で、それでも夢を信じ続ける意味とは何か――。
「DREAM STAGE」は、青春・スポ根・再起の物語をK-POPという舞台に落とし込み、世代を越えて刺さるドラマとして展開していく。
2026年1月〜3月の金曜ドラマは「DREAM STAGE」に決定！
2026年冬ドラマとして放送される「DREAM STAGE」は、TBS系の金曜ドラマ枠（毎週金曜よる10時）の作品です。
公式発表では金曜枠での放送とされており、初回放送日は2026年1月16日（金）。初回は15分拡大スペシャルとしてスタートします。
本作が注目を集めている最大の理由は、K-POPの世界を舞台にした“スポ根”テイストの青春群像劇であること。
さらに、「日本ドラマの世界進出を目指す」「3年越しの大規模プロジェクト」として企画された作品であり、単なるドラマ枠に収まらないスケール感が最初から打ち出されています。
夢を追う若者たちの成長だけでなく、挫折を経験した大人がもう一度“挑戦する側”に立ち戻る物語でもあり、世代を越えて刺さるテーマが込められている作品です。
ドラマ「DREAM STAGE」のあらすじ
物語の舞台は、世界の音楽トレンドを牽引し続けるK-POP業界。
きらびやかなステージの裏側では、頂点を目指す若者たちが、熾烈な競争と重圧にさらされながら、日々を必死に生きています。
主人公は、かつて“天才”と呼ばれた日本人音楽プロデューサー・吾妻潤。
しかし「とある事件」をきっかけに業界から追放され、栄光から一転、どん底の人生を歩むことになります。
そんな吾妻が出会うのが、落ちこぼれボーイズグループ「NAZE（ネイズ）」。
才能も実績もなく、夢だけを抱えた彼らと向き合う中で、吾妻自身も再び音楽と向き合うことになります。
世代も国籍も越えた衝突と絆。
少年たちが夢を追い、挫折した大人が再起をかける——「DREAM STAGE」は、二つの“再出発”が交差する物語です。
第1話で描かれる物語の起点
物語序盤では、K-POP界で注目を集める新人グループ「TORINNER（トリナー）」が“ライジングスター”として脚光を浴びている様子が描かれます。
一方、吾妻は韓国に渡り、元恋人であり現在は小さな芸能事務所の社長となったナム・ハユンと再会。
ハユンの事務所は50億ウォンという莫大な借金を抱えており、最後の望みとして吾妻にプロデュースを依頼します。
吾妻は一度、練習生たちを突き放します。
しかし、ある出来事をきっかけに、彼らと真正面から向き合う決意を固めていきます。
同時に、事務所内では裏切りや引き抜きといった不穏な動きも進行。ハユンは新グループ結成という厳しい選択へ追い込まれていきます。
「DREAM STAGE」は、夢を追う少年たちだけでなく、過去に挫折し、夢を諦めかけた大人が“もう一度挑戦する”物語でもあります。
ドラマ「DREAM STAGE」は原作はある？
現時点で、漫画や小説などの原作クレジットは発表されていません。
脚本家が明記されていることから、本作は脚本によるオリジナル企画として制作されている作品と考えられます。
脚本は、紗嶋涼と山浦雅大が担当。
また、公式の紹介文でも「プロジェクト」としての立ち上げが強調されており、ドラマと連動するグループ展開を含めた“作品世界そのものを構築する企画”であることがうかがえます。
今後、追加情報が発表される可能性もあるため、原作情報については続報が入り次第、更新していくのが望ましいでしょう。
ドラマ「DREAM STAGE」の予想ネタバレ＆考察
ここからは、公式あらすじや人物設定をもとにした予想と考察です。未放送エピソードの確定情報ではありません。
吾妻が「追放された事件」が物語の核になる
吾妻は「とある事件」によって音楽業界を追放された人物として描かれています。
この事件は単なる背景設定ではなく、終盤に向けて再び浮かび上がる“核心”になる可能性が高いです。
- なぜ吾妻は追放されたのか
- 誰が得をしたのか
- 吾妻は本当に“悪”だったのか
K-POP業界の「結果がすべて」という価値観と重ね合わせながら、過去の真相が再検証されていく展開が予想されます。
50億ウォンの借金が“制限時間”として機能する
事務所が抱える50億ウォンの借金は、物語に明確なリミットを与えています。
- デビューまでの期限
- ヒットの条件
- 契約・出資のリスク
スポ根ドラマにおける“大会”の役割を、この借金と期限が担う構造になりそうです。
引き抜きと裏切りがNAZEの絆を試す
事務所内で起こる引き抜きや裏切りは、NAZEの絆を壊すための装置として機能します。
実力が伸びたメンバーから順に声がかかり、グループ内に迷いや嫉妬が生まれる展開は十分に考えられます。
TORINNERは単なる悪役では終わらない
ライバルグループTORINNERは、勝ち上がる側の物語を背負った存在。
勝者にも孤独や葛藤があり、最終盤ではライバル同士が同じ夢の解像度でぶつかる展開も期待できます。
「DREAM STAGE」が示す本当の意味
タイトルの「DREAM STAGE」は、成功そのものよりも、
- 夢を信じ直すこと
- 挑戦する姿勢を肯定すること
を指している可能性が高いです。
最終回では、成功の有無よりも「どんな姿勢でステージに立ったのか」が描かれると予想します。
ドラマ「DREAM STAGE」のキャスト
主要キャスト
- 吾妻 潤：中村倫也
- 遠藤 水星：池田エライザ
NAZEを支えるマネージャー。真面目で一生懸命だが自信が持てず、空回りしながらも成長していく。 - ナム・ハユン：ハ・ヨンス
- パク・ジス：キム・ジェギョン
- チェ・ギヨン：イ・イギョン
- 梶 恵子：森香澄
- 小鞠：村瀬紗英
NAZE（ネイズ）
アジア各国から選抜された7人組ボーイズグループ。
- カイセイ（日本）
- ユンギ（韓国）
- アト（韓国）
- ターン（タイ）
- ユウヤ（日本）
- キムゴン（韓国）
- ドヒョク（韓国）
TORINNER（トリナー）
NAZEのライバルとして登場する期間限定ボーイズグループ。
- リョウ
- ヨヌ
- アイク
- イロ
- ニック
補足情報
主題歌は、NAZEが歌う「BABYBOO」。
脚本は紗嶋涼／山浦雅大が担当しています。
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