ドラマ『過保護のカホコ』の4話が終了しましたね。

最後の最後で衝撃的な展開を迎えました。根本家はどうなってしまうのでしょうか?
2017年8月9日(水)夜10時放送のドラマ『過保護のカホコ』5話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介していきます。
※以後ネタバレ注意
「過保護のカホコ」5話の見どころ…父の家出とカホコの決意

正高の家出と泉の態度
母・泉とカホコが都合のいいときだけ正高を頼り、まるでスポンサーのように扱うことに不満を募らせた正高は家出を決行します。
泉は「反省するのは正高の方」と言い放ち、連絡すら禁じます。家族の軸だった正高が不在になったことで、カホコと泉の依存関係が浮き彫りになりました。
初への相談と助言
絵のモデルを頼まれたカホコは、初から「親に甘えるのをやめて将来を考える機会にしろ」と助言されます。厳しい中にも優しさを持つ初の言葉は、カホコにとって成長のきっかけとなりました。
親戚に相次ぐトラブル
叔母・環が喘息で倒れ、イトは非行に走って警察に補導されるなど親戚にも問題が続発。家族の絆が試される中、カホコは自分にできることを探し始めます。
祖母・初代の助言
祖母・初代は、正高を心配するカホコの姿に成長を感じ、泉に「子離れ」するよう助言。長年過保護に育てた泉も、ついに娘を手放す決断を迫られます。
正高とカホコの再会
実家に身を寄せた正高は居心地が悪く、意地を張って帰るつもりがありません。そんな正高にカホコが会いに行き「家に帰ってきて」と頼むものの、すぐに走り去り初の元へ向かいます。父と娘のもどかしい距離感に胸が締めつけられるシーンでした。
ドラマ『過保護のカホコ』5話のあらすじ&ネタバレ

カホコ(演:高畑充希)と泉(演:黒木瞳)が都合のいい時にだけ自分を頼り、スポンサーとしか思っていないことにキレた正高(時任三郎)は家を飛び出す。
心配するカホコをよそに泉は「反省するのは正高の方だ」と主張し、正高に連絡することを禁じる。
一方、実家に身を寄せた正高は、出戻りの妹・教子(演:濱田マリ)から煙たがられ、生気の無い両親のもとで居心地の悪さを感じるが、妻と娘の方から謝ってくるだろうと意地を張っていて…。
初(演:竹内涼真)から絵のモデルを頼まれたカホコは、親に甘えるのをやめて将来のことを考えるいい機会なのではと助言される。
社会経験を積むためにアルバイトとインターンを探し始めたものの、当然のようについてきた泉が勝手に職場を決めてしまうばかりか、失敗ばかりするカホコを見ていられず、仕事でも手助けしてしまう…。
そんな中、親戚の間でもトラブルが続発!衛(演:佐藤二朗)との今の幸せが壊れることに不安を感じる環(演:中島ひろ子)は喘息で病院に運ばれ、チェロが弾けなくなり非行に走ったイト(演:久保田紗友)は警察に補導される。
再び初に相談したカホコは、初が自分を捨てた母親に今でもただならぬ思いを抱いていることを知る。問題だらけの親戚のため、そして家族のいない初のために何かできることがないかと考えるカホコに成長を感じた祖母の初代(演:三田佳子)は、カホコを信じて子離れするよう泉に助言をするが…。
同じ頃、カホコからの連絡に待ちくたびれ、途方に暮れた正高の元にカホコが現れる。喜ぶ正高だが、カホコは家に帰ってきてほしいと言い残し、全速力で姿を消してしまうのだった…。
カホコはもう一人、自分が救いたい初の元へ向かっていた…。
「過保護のカホコ」5話の感想&考察

家族の依存関係を照らす正高の家出
正高の家出は、根本家の依存関係を一気に浮き彫りにしました。
泉が「反省するのは正高」と強気に出るのは不安の裏返し。連絡さえ禁じるのは、制御できなくなることを恐れてのこと。視聴者としては「今こそ歩み寄るべき」とハラハラさせられます。
一方、実家で意地を張る正高には父親としてのプライドと寂しさが滲みます。娘が会いに来た時の嬉しさが伝わるのに、「帰ってきて」と言われただけで置いていかれる切なさは胸を締めつけました。
親離れを促す初と祖母の言葉
初の「親に甘えるのをやめろ」という言葉は本話の芯。厳しいながらもカホコを信じているからこそのアドバイスです。泉が付き添ってしまう場面は「子離れできない母親」の象徴。もどかしさを感じつつ、親子の境界を考えさせられます。
祖母・初代の助言も印象的でした。「信じて待つことも愛情」という言葉に、泉もようやくカホコを手放すことを意識し始めます。
親戚の事件と初の過去
環の発作やイトの非行など、親戚のトラブルは単なる彩りではなく、カホコや泉に「他人のために動く」経験を与える装置になっています。
また、初が自分を捨てた母への思いを語る場面で、彼の人間性の背景が見えてきました。カホコが彼を救いたいと思うのは恋心だけでなく、家族として寄り添いたいという純粋な優しさから。
カホコの走り出す姿が示す成長
正高に「帰ってきて」と告げた後、初の元へ走り出すカホコ。その姿は、初めて家族以外の誰かを救おうとする自発的な行動でした。守られる存在から、自分の意思で動く存在へ。
過保護を卒業する第一歩を象徴するシーンでした。
まとめ
第5話は、正高の家出をきっかけにカホコと泉の依存関係が浮き彫りとなり、カホコが自立へ向かう重要な回でした。
初の言葉や祖母の助言、親戚のトラブルを通じて、カホコは「自分の力で誰かを救う喜び」を学びます。走る背中にはまだ迷いや涙が混じりますが、確かな成長の兆しがありました。次回、親子関係や初との距離がどう変わるのか注目です。
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