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ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」3話のネタバレ&感想考察。平匡の“好き避け”と、みくりの「一番好き」が浸透した夜

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」の3話のネタバレ&感想考察。平匡の“好き避け”と、みくりの「一番好き」が浸透した夜

3話は、キスも告白もありません。

それなのに、見終わったあとに残る胸のざわつきは、シリーズ屈指。

みくりを意識してしまった平匡が距離を取り、合理で固め、逃げようとする一方で、みくりは「従業員」という立場に自分を押し込みながら、言葉だけが先に溢れてしまう。

2LDKへの引っ越し、雇用契約の恋人条項、シングルベッドの違和感。

生活の選択が、そのまま感情の伏線になっていくのが、逃げ恥3話の怖さであり、優しさです。

そしてラストに落とされる「シェア」という爆弾。

恋のライバルではなく、“契約そのもの”を壊しに来る存在の登場で、二人はもう、本音から逃げられなくなっていきます。

ここからは、逃げ恥3話を伏線と感情の両面から、丁寧に振り返っていきます。

目次

逃げる恥だが役に立つ(逃げ恥)3話のあらすじ&ネタバレ

逃げる恥だが役に立つ(逃げ恥)3話のあらすじ&ネタバレ

第3話は、みくりの存在を「意識してしまった」平匡が、どうしていいか分からず“好き避け”を発動してしまう回です。
あの空気の変化って、見ているこちらまで胃がキュッとなるんですよね…。

でも、山梨・ぶどう狩りから大善寺へ向かう流れの中で、ふたりの関係がふっとほどける瞬間もあり、ラストにはまさかの「シェア」という爆弾が落とされます。感情が追いつかないまま次回へ引っ張られる、忘れられない一話です。

みくりの「何ということでしょう」から始まる、平匡の“心のシャッター”

前回ラスト、平匡は自分の布団に残るみくりの香りに過剰反応してしまい、眠れない夜を過ごしていました。

そこから第3話は、みくり視点の「何ということでしょう…」で始まります。この導入がもう最高に切ない。

ほんの少し前まで“雇用主の匠”みたいな優しさを見せてくれたのに、朝の食卓での平匡は会話が続かず、視線も合わず、空気がピリッピリ。

みくりは「やりにくい、すこぶる働きにくい…」と、家庭内の温度差に戸惑います。

みくりが困るのも当然で、彼女には“何が原因なのか”が分からないんですよね。あの夜に見た「妄想」がバレたわけでもない。となると、思い当たるのは――「パンツ」事件。

たかがパンツ、されどパンツ。距離を取るための「2LDK引っ越し宣言」

みくりは、これまで意地でも洗わせてくれなかった平匡の下着を洗濯カゴで発見して、つい嬉しくなって洗ってしまいます。

でも平匡は「洗ってもらうつもりじゃ…ついうっかり」と動揺

みくりは“パンツだけ別に洗うのは不経済”と合理で押し切ろうとするけれど、平匡にとって下着は「自意識の砦」みたいなものだったのかもしれない。
このズレが、もう、苦しい。

そしてここで、平匡の急な宣言。
「引っ越しましょう」

今の1LDKから2LDKへ。

理由は「自分の部屋が欲しいでしょ?」とみくりを気遣う形を取りつつ、実際は平匡が“距離(間合い)”を取りたいから。

しかも家賃アップ分は自分が持つと言い、どこまでも合理で解決しようとするのが、いかにも平匡らしい。

追い打ちの「雇用契約書に恋人条項」。みくりの心が置いていかれる

引っ越し宣言の直後、さらに平匡は「雇用契約書に恋人についての条項がない」と言い出します。

“雇用主と従業員”だからこそ、これから先「お互い他に好きな人ができる可能性がある」。

そうなった時に契約をどうするか――素案を考える、と。

みくりからすると、「え、いま私たち何の話してるんだっけ?」となる瞬間。

部屋の広さや契約条項といった生活の話のはずなのに、“好きな人”という単語だけが胸に引っかかる。

しかも平匡、言うだけ言って会社へ行ってしまう。心のシャッター、閉めるスピードが速すぎる…!

社内では「偽装結婚疑惑」。シングルベッドの違和感が火種に

一方で会社では、前回泊まりに来た沼田と風見が、津崎家の寝室の違和感を思い出していました。シングルベッドに枕がひとつ。寝室に“奥さんの気配”がない。

この情報だけで「本当に夫婦なのか?」と疑うの、めちゃくちゃリアルです。

だって外から見える夫婦像って、生活感の積み重ねでできているから。

疑いはどんどん飛躍して「偽装結婚かも」みたいな話にまで膨らむのに、当の本人は家で静かに心を閉じている。

この“周囲のノリ”と“本人の必死さ”のギャップが、逃げ恥のコメディの強さでもあります。

みくりにかかってきた一本の電話。母・知佳が語る「彼女いない歴35年」

みくりが友人の安恵と話しているところに、平匡の母・知佳から電話がかかってきます。

梅の実をもらったお礼の話から入りつつ、「平匡と仲良くしてる?」と心配する母心。

さらに知佳は、平匡が“女の子に対して全然で”、一人も彼女ができないままおじいちゃんになってしまうんじゃないかと心配していた…と、みくりに打ち明けます。

ここ、みくりの表情が一瞬止まる感じがつらい。

「35年間ずっと一人だった」と聞くと、急に平匡が“攻略の難しい人”じゃなくて、“怖がってきた人”に見えてくるんですよね

偶然の遭遇で距離が縮まる、風見の“意外な面”

みくりは生活費で炊飯器を買いたいと平匡に相談し、許可をもらいます。

そして買い物帰り、街中で偶然、風見に遭遇。重い炊飯器を運んでくれたり、雇用のグローバル化の話で妙に盛り上がったり。

「ただのイケメンじゃない」感じに、みくりは好感を抱いていきます。

みくりの“悪気のなさ”がまた罪で、家に帰って風見の話を楽しそうにするみくりに、平匡の中の何かが確実にザワついていく。

平匡、開き直って「疑似恋愛」モードへ。しかし一瞬で崩壊

平匡は自分でも「胸の奥がザワザワする」理由が分からないまま、感情を消そうとします。残業して時間を潰し、引っ越して距離を取って落ち着こうとする。

そこで出てくるのが「疑似恋愛を楽しむくらいの気持ちでいたらどうだろう」という発想。「どうにかなるなんてことは絶対にないのだから」と自分に言い聞かせるのが、悲しすぎる。

帰宅後、ちょっとテンションを上げて“彼氏っぽく”振る舞おうとする平匡。みくりも「今日は会話できてる…!」と安心する。

――なのに、みくりが風見の話を続けると、平匡は一気に冷たくなり、「その話、まだ続きますか?」と食事を切り上げてしまいます

嫉妬って、本人が一番びっくりするくらい、突然出るんですよね。

引っ越し内見で爆発しかける、みくりの不安

二人は実際に不動産屋を回り、物件の内見も始めます。

みくりは水回りや日当たり、引っ越し工程まで現実的に考えていて、ここは“家事のプロ”としての頼もしさが出ている。

でも、内見中に平匡が仕事の電話で抜けたタイミングで、みくりの不安が溢れます。
「引っ越しって今そんなに必要ですか? 私のためじゃなく、自分のためなんじゃないですか?」
そして恐る恐る核心に触れる。
「私のこと…邪魔なのでは?」

この言葉、刺さる。

みくりは“契約の要=平匡が楽に暮らせること”を守ろうとしているからこそ、自分の存在が重荷なら本末転倒だと思ってしまう。

大人の遠足、ぶどう狩りへ!日野家のドタキャンでメンバー総入れ替え

日曜は、同僚・日野の家族と一緒にぶどう狩りへ行く予定でした。

ところが日野の子どもが発熱して来られなくなる。代わりに、沼田と風見が参加する流れに。

車は百合が用意してくれて、結果的に
みくり、平匡、風見、沼田、百合
この5人で山梨へ行くことになります。

車内がもう、カオスで最高。

百合は風見を警戒し、風見は褒めているのか刺しているのか分からない言い方をするから、百合のイライラが加速していく。

「新婚生活どう?」の質問に、返ってくるのはビジネストーク

移動中、百合から「結婚して新生活はどう?」と聞かれて、平匡とみくりはつい、合理主義のテンションで答えてしまいます。

控除、生活費、栄養状態、予算設定。

聞いてる方は「ビジネストーク?」となるし、本人たちは自然にそれをやってしまう。ここ、契約結婚の“設定”がふと現実に滲む瞬間でもあります。

ぶどう狩りの解放感と、平匡の劣等感が同時に膨らむ

ぶどう狩りが始まると、空気が一気にゆるみます。でも平匡の中では、風見への劣等感がどんどん育っていく。

「なぜこんなにも劣等感に苛まれるのか、なぜこんなにちっぽけな男なのか」
自分でも説明できない感情ほど、苦しいものはない。

百合が「駅近の1LDK」を紹介してくれる場面も印象的。
好条件なのに、平匡は「2LDKじゃないとダメです」と即答。
理由を聞かれても「時代は2LDKでしょ」と濁してしまう。

大善寺で「嘘がつけない」空気に包まれ、みくりの言葉が刺さる

ぶどう狩りの後、一行は大善寺へ。

みくりが「こういう所に来ると、嘘をついたりいやしい心でいることを見透かされてる気分になる」と言うのも、まさに。

二人きりになったところで、平匡が「都会的な風見、カッコいいよな…」と本音を漏らす。そこへ、みくりが放つ一言。
「私は平匡さんが一番好きですけど」

もちろん恋の告白ではない。

でもその言葉は、想像以上に深く入ってしまう。

「僕は一生このまま…」平匡の諦めが、みくりを揺らす

平匡は未来の話をします。

自分は一生このまま、本当の結婚はしない。

もしみくりが誰かと結婚しても、家事代行として来てくれたらいい。

雇用主としての言葉のつもりでも、みくりの胸には別の痛みが残る。この瞬間、みくりの中に“恋の芽”が形を持ち始めます。

叫びの連鎖。「浸透力半端ない」が生まれた夜

感情の行き場を失ったみくりは叫びます。

そこから百合も沼田も、そして平匡まで、丘の上で思いの丈を空に放つ。

平匡の「浸透力半端なーーーい!」は、乾いた心にみくりの言葉が染み込んでいく瞬間の叫びでした。

近づいた朝。ぶどうのお土産と、炊き込みご飯の約束

翌朝、二人の空気は少しだけ柔らかくなっています。

平匡は「冷蔵庫のぶどう、忘れないで」と声をかけ、それが“みくりに買ったもの”だと伝える。さらに「また炊き込みご飯を作ってもらえますか?」とお願いする。

言葉にして、ちゃんと伝える。

それだけで関係は少し修復できるんだと教えてくれる朝です。

風見、核心を突く。「契約結婚ですよね?」そして“シェア”爆弾へ

職場で風見は平匡に言います。
「僕から見て、理想の関係です。契約結婚ですよね?」

平匡は完全にフリーズ。

そして追い打ちのように、風見はみくりに
「僕と津崎さんで、みくりさんをシェアするって話」

え、シェア????
みくりの頭が「?」で埋め尽くされたところで、第3話は幕を閉じます。

ムズキュンだけじゃない。
逃げ恥はここから、一気に“感情の戦場”へ踏み込んでいきます。

逃げる恥だが役に立つ(逃げ恥)3話の伏線

逃げる恥だが役に立つ(逃げ恥)3話の伏線

3話って、実は“事件”が起きているようで起きていなくて、でも心の中では確実に何かが変わっていく回なんですよね。
だからこそ、後から振り返ると「あ、ここが伏線だったんだ…」が多い。

ここでは3話の中で特に効いている伏線を、感情面も含めて整理してみます。

①「2LDKに引っ越す」は、恋の始まりを認めたくない防衛反応

平匡さんの引っ越し提案は、表向きは“みくりの部屋を作る優しさ”。

でも実態は、みくりを意識してしまった自分を落ち着かせるための“物理的距離”の確保です。

距離を取れば、心も落ち着くはず――という、未経験者の必死な自己防衛。この「逃げる」が、タイトル通り“恥だけど役に立つ”瞬間でもあり、同時に二人のすれ違いの起点にもなります。

②「恋人または好きな人が出来た場合」条項=“好き”を避けて通れなくなる予告

雇用契約書に恋人条項を追加する、という行動自体が伏線です。

なぜなら、契約に書けるのは“感情の外側”だけなのに、恋って一番“外側に置けないもの”だから。

「好きな人ができたらどうする?」と先に決めようとするほど、二人はこれから“好き”という言葉に振り回されていく。この時点で、もう逃げ場は用意されていない気がします。

③ シングルベッド&枕ひとつ=「いずれバレる」現実の積み重ね

沼田さんと風見くんが寝室を見たことで、「本当に夫婦?」という疑念が生まれます。生活感の矛盾って、一番バレやすい。

そして実際に風見くんは3話のラストで契約結婚を見抜きます。

2話の“泊まり”が、3話の“バレ”へ繋がっている。これは、かなり綺麗な因果関係でした。

④ みくりの「平匡さんが一番好き」=“告白じゃない告白”の破壊力

ここが最大の伏線。

みくりは恋愛として言ったわけじゃない。でも、平匡さんの中に「言葉の浸透力」が生まれてしまった。

“恋じゃない”と言い切っているからこそ、純度が高くて刺さる。

この言葉は、後から二人の関係が変化していく中で、ずっと残り続けるものになります。

⑤ 大善寺の「嘘がつけない空気」=契約の限界が近いサイン

「こういう所に来ると嘘がつけない」。

みくりの言葉通り、契約結婚の“嘘”は、ずっとは守れない。

場所が神聖であるほど、本音が出てしまうし、罪悪感も増す。
この空気感が、そのまま“風見にバレる”ラストへ繋がっていくのが、とても上手い構成でした。

⑥ 百合の「イケメン嫌い」は、風見との関係の前フリ

百合ちゃんは、大学同期との再会で無神経な“ひとりいじり”を浴びせられ、強く反発します

だからこそ、風見くんにも最初からキツい。

でもこれは逆に言うと、百合ちゃんが“イケメン枠”に心を動かされるとしたら、それは相当な出来事が起きるという前フリ

風見くんとの火花は、今後の伏線としてしっかり効いてきそうです。

⑦ ラストの「シェア」=契約が“二人だけの密室”でいられなくなる合図

風見くんが提案した「シェア」は、ただの奇策ではありません。“契約という仕組み”を、社会に開いていく扉です。

二人の関係が、他人の視線や条件に晒され始める。

ここから恋愛も、労働も、生活も、ぐちゃぐちゃに混ざっていく予感しかしない――そんな不穏な伏線でした。

逃げる恥だが役に立つ(逃げ恥)3話の感想&考察

逃げる恥だが役に立つ(逃げ恥)3話の感想&考察

3話は、派手なキスも告白もないのに、見終わった後の胸のザワザワが異常に長引く回でした。

たぶんそれは、二人が“恋をしている”というより、「恋に落ちる前の一番みっともないところ」を全部見せてくれたから。

ここからは、感情メインで語ります。

平匡さんの“好き避け”は、優しさじゃなく「怖さ」だった

みくりを避ける平匡さん、正直めんどくさい(笑)。

でもあれって、意地悪じゃない。

「どう反応していいか分からない」
「恋愛の正解が分からない」
「男として見られた時に、何も返せないのが怖い」

そういう“怖さ”の塊に見えました。

しかも平匡さんは、怖いときほど合理で固める。引っ越し、契約条項、疑似恋愛のシミュレーション。全部、心が壊れないための防波堤。

でも恋って、防波堤が強い人ほど、ひび割れたときの音が大きいんですよね。

みくりの「私は平匡さんが一番好き」が、ずるいくらい効く理由

みくりの言葉って、いつも自己防衛が薄い。損得で喋らないし、相手を操作しようとしない。

だからこそ平匡さんの心に「浸透」する。

しかも契約結婚だからこそ、みくりは“告白の責任”を背負わずに「好き」を言えてしまう。恋愛の「好き」じゃないですよ、という言い訳が先にあるから、あんなに真っ直ぐ言える。

でも平匡さん側は、言葉だけをそのまま受け取ってしまう。この非対称さこそが、逃げ恥のムズキュンの核だと思いました。

みくりの「寂しい」は、恋の入口の音だった

平匡さんが「僕は一生このまま…」と未来を諦めた時、みくりが感じた“寂しさ”。あれは、恋が始まるときの音に近い。

好きって、嬉しいだけじゃない。

「この人が誰かのものになる未来」が急に怖くなる。

従業員という立場で押さえ込もうとしても、感情は漏れる。だからこそ、丘の上で叫ぶしかなくなったみくりが、愛おしくて仕方なかったです。

百合ちゃんが叫ぶ「イケメンのバカヤロー」は、孤独の裏返し

3話は、百合ちゃんにも泣かされました。

仕事では気丈で、誰よりも自立しているのに、“ひとり”を軽く扱われた瞬間に、全部が崩れる。

余裕が嫌いなんじゃなくて、余裕に救われたことがない。

だから叫ぶ。叫びって、誰かに届かなくてもいい。自分が自分を見失わないための行為だから。

ラストの「シェア」は、恋のライバルというより“契約の天敵”

最後の風見くん、罪な男すぎます。

でも「シェア」って、恋愛の三角関係というより、契約結婚という“仕組み”そのものを揺らす提案。

感情が溢れそうになるたびに「これは雇用」「これは契約」と保ってきた二人。

そこに第三者が入り、契約を拡張してしまったら?これは恋の問題じゃなく、生活の土台が崩れる問題です。

次回、みくりがどう揺れるのかも怖いし、平匡さんがどう壊れるのかも怖い。

でも同時に、ここまで来ないと二人は“本音で話すしかなくならない”。

逃げ恥って、本当に意地悪なくらい、恋を進めるために現実を突きつけてくるドラマだな…と、改めて思いました。

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