シーズン2の幕開けは、「場所」ではなく「日付」が人を殺すという、いやな恐怖から始まります。
六つ墓村の旅館・水上荘。
そこでは毎年1月11日になると、必ず誰かが死ぬ。
死因は事故、病死、転落――ばらばらなのに、日付だけが揃っている。
売れないマジシャン・山田奈緒子は相変わらず金欠。一方の上田次郎は、いつの間にか“超常現象の権威”扱い。
温度差そのままの二人が向かった先で待っていたのは、呪いよりも湿度の高い「村の罪」と「閉じた空気」でした。
まだ誰も死んでいない。それでも、1月11日はもう動き出している――そんな不吉なカウントダウンとともに、六墓編は始まります。
トリック(シーズン2)1話のあらすじ&ネタバレ

シーズン2第1話「六墓(ろくぼ)」は、いきなり“因習ホラー×旅館ミステリー”の濃度で始まります。
上田が「超常現象の権威」っぽい顔をし始めた一方で、奈緒子は相変わらずの金欠。いつもの温度差で笑わせながら、六つ墓村の「毎年1月11日に人が死ぬ」という“暦の恐怖”を、じわじわ立ち上げていく導入回です。
冒頭|奈緒子、売れないのが通常運転(そして客が消える)
いきなり奈緒子の“日常”はひどい。
自称「超売れっ子マジシャン」なのに、呼ばれた先はどこか微妙な会場。見せる手品も、いわゆる王道の「物が消える」ではなく、なぜか“レンコンが消える”。
しかも場が温まるどころか、空気は冷え、客席から人が減っていく。
奈緒子の手品って、タネや仕掛け以前に「客の心が逃げる」ことが最大の問題になっているのが、TRICKらしい残酷さです。
そして案の定、奈緒子はクビ。
「客が消えるマジックなんていらない」と言わんばかりに追い出され、またしても“売れっ子詐称”を更新します。
ここで視聴者に叩き込まれるのは、シーズン2でも奈緒子はずっと苦しい側、という現実。笑えるけど、笑っていいのか微妙に迷う温度がもうある。
上田の近況|“権威っぽくなった男”の浮かれ方が一番怖い
一方の上田。
シーズン1の頃は「学者のくせに現場で右往左往する男」だったのに、シーズン2の開幕では、なぜか“超常現象に詳しい先生”みたいな扱いを受けています。出版した本(決め台詞込み)をきっかけに、本人も調子に乗っているのが分かりやすい。
そこへ訪ねてくるのが、山間の六つ墓村にある旅館「水上荘」の主人・田島。
田島の依頼はシンプルで強い。
- 水上荘の“ある部屋”に泊まると、毎年1月11日に必ず死人が出る
- このままだと旅館が潰れてしまう
- だから上田に「呪いの正体を突き止めてほしい」
上田は「どんと来い」と言わんばかりに引き受ける。
ただし、ここで彼がやるのは“正義の出張”ではなく、「権威として呼ばれた自分」が気持ちよくなる行為でもあるTRICKはいつもそうで、上田の“俗っぽさ”が事件の導火線と並走します。
奈緒子を連れ出す方法が雑|「秘湯がある」は万能の嘘
上田は奈緒子を六つ墓村に連れていく必要がある。でも、正直に「呪いの旅館に調査に行くから来い」とは言えない。
そこで出るのが、いつもの手口。
- 「秘湯(隠し湯)がある」
- 「休養に行こう」
- 「ついでに手伝って」
奈緒子は疑いながらも、金欠と現実の疲れが勝って動く。
この“騙されてついていく”のが、二人の関係の基本フォーマットでもあり、視聴者の安心ポイントでもあるんだけど、今回はその安心を「閉じた村」に放り込むのが上手い。
六つ墓村・水上荘に到着|番頭の「御」が多すぎて会話が崩壊する
村は山奥。いかにも「ここから先、文明が弱い」場所。
水上荘に着くと、出迎えるのが番頭・平山平蔵。とにかく丁寧すぎて、何にでも「御(お/ご)」を付ける男です。
- 御荷物
- 御部屋
- 御足元
- 御夕食
- 御説明
一見ギャグなんだけど、この“言葉が過剰に丁寧=情報が過剰に丸められる”感じが、因習ホラーと相性が良すぎる。
怖い話ほど「御」をつけた瞬間に、どこか“本当の輪郭”がぼやけるんです。
しかも平蔵は上田の本を読んでいて、上田を先生扱いで持ち上げる。上田は当然、気持ちよくなる。
この「持ち上げる側」と「持ち上げられる側」の関係が、村の“権威構造”の縮図にもなっていて、1話の時点でちゃんと不穏の土台になっています。
水上荘の宿泊客が濃い|「全員、クセが犯人級」
水上荘にはすでに“濃い客”が集まっています。この時点で、ミステリーの盤面が整う。
- 県会議員・亀岡善三:小柄コンプレックスでシークレットブーツを履く(本人だけ真剣)
- 秘書・鶴山:体が大きすぎて梁に頭をぶつける(周囲は笑うが本人は痛い)
- 推理作家・栗栖禎子:ゴスロリ寄りの強烈キャラ、上田を平然とバカにする
- 付き人(アシスタント)・藤野景子:栗栖の世話係で、空気の読み方が一番怖い
“旅館もの”の鉄板って、こういう「クセの強い登場人物が同じ箱に入れられる」ことなんですが、TRICKの場合はクセが強すぎて、全員が「ギャグ」なのに「疑わしい」側へ寄っていく。ここが絶妙。
「毎年1月11日に人が死ぬ」|理由が違うのに日付だけ揃ってる怖さ
田島は“過去の死亡例”を説明します。
ポイントは、死因がバラバラなのに「日付だけ」が揃っていること。
- 肺炎
- 脳卒中
- 事故死
- (そして遺体が見つかっていないケースもある)
普通、呪い話って「同じ死に方」が続くほうが分かりやすい。
でも水上荘の怖さは逆で、死に方が違うからこそ「たまたま」っぽく見えるのに、日付が揃うせいで“偶然を装った必然”に見えてしまう。
暦に追い詰められる感じがじわじわ来ます。
奈緒子の関心は一貫してる|呪いより「隠し湯」へ一直線
奈緒子は奈緒子で、村の怪談よりも現実的。
「隠し湯がある」と聞いた以上、彼女が真っ先に探すのは温泉です。
その過程で、廊下に貼られている“注意書き”に目が止まる。
そこに書かれていたのが「背中わらし」。
座敷わらしの仲間のように説明されるが、言葉の響きがもう気持ち悪い。背中に何かが乗る、つまり“見えない重さ”を背負わされるイメージが、村の空気そのもの。
奈緒子が隠し湯の話を田島に振った瞬間、田島の反応が明らかにおかしくなるのも重要です。
「隠し湯」=観光の目玉、ではなく
「隠し湯」=触れられたくない過去、に直結している。
田島は思わず「400年前の事件」の話に触れてしまい、奈緒子を“見せるべきではない場所”へ案内する流れになる。
推理作家・栗栖の登場で空気が変わる|「謎を求めて来た人」がいると、事件が起きる
上田が栗栖禎子と対面する場面は、1話の中でも空気が切り替わるポイント。
栗栖は「呪いが怖いから助けて」ではなく、むしろ逆。
- 事件(=ネタ)を求めて来ている
- 上田の“権威”を面白がっている
- 水上荘には“表に出ていない秘密”がある、と匂わせる
この「事件を起こしてほしい側の人間」が箱の中にいると、村の噂は一気に“現実の圧力”になる。
TRICKはいつも、信者やメディアだけじゃなく、「見世物にしたい人」も権威の一部として描くんですが、栗栖はその役割を背負って登場します。
奈緒子、ついにキレる|「温泉の話じゃなかったのかよ」
奈緒子は当然、途中で気づきます。
これは癒やし旅行ではなく、“呪いの旅館の張り込み案件”だと。
奈緒子は上田に詰め寄る。
上田はごまかす。
いつもの口げんかなんだけど、今回は場所が悪い。旅館は閉じているし、村は山奥だし、帰ろうとしても交通が簡単にない。
つまり「キレても逃げられない」構造が完成してしまう。
この時点で、六つ墓村の恐怖はもう始まっていて、幽霊が出なくても“閉じ込められた関係”が恐い。
矢部に調査依頼|遊園地のジェットコースターが、逆に不穏な前振りになる
上田は警視庁の矢部謙三に連絡し、過去の死亡・事故の記録を調べさせます。
ここがTRICKの良いところで、恐い話に入った瞬間に“最もくだらない絵面”を差し込む。
矢部と石原が遊園地でジェットコースターに乗っている。
緊迫感ゼロなのに、なぜか「落ちる」というモチーフだけは強調される。
のちに崖・洞窟・落ち武者の“落ちる恐怖”が効いてくるので、視聴感覚としては笑ってるのに背中がざわつく。
藤野の依頼|「栗栖は実は臆病」だからこそ、守る価値が生まれる
栗栖の付き人・藤野景子が、上田に頼みます。
「先生、栗栖先生を守ってほしい」と。
栗栖は強気で偉そう。でも、藤野曰く「本当は怖がり」。
この“外側のキャラ”と“内側の本音”のズレが、TRICKの事件の作り方そのものです。
怪異は、だいたい外側の演出で膨らんで、内側の弱さで刺さる。
上田は藤野に一瞬でデレる(ここも通常運転)。
その軽さがギャグなんだけど、同時に「守るべき人が決まる」ことで、今夜の“1月11日”が具体的なカウントダウンになる。
事故現場の調査|「遺体がない」だけで、怪談の入口になる
奈緒子と上田は、過去に起きた転落事故の現場付近を見に行きます。
ここで重要なのは、事故死そのものより「遺体が見つかっていない」という事実。
遺体がない=生死が確定しない=噂が増殖する。村にとってはそれが“呪いの燃料”になる。
現場付近で、二人は何者かの影を目撃し、追いかける。
しかし追えば追うほど、道は墓地へ、森へ、そして“六つの墓”へ導かれる。
偶然のはずなのに、導かれている感じが嫌。
六つの墓と伝説|400年前の罪が「日付の呪い」になるまで
墓地で出会うのが、修験者・松乃上孝雲。そして、手毬歌を口ずさむ老女・梅竹。
松乃上が語る伝説は、横溝っぽい湿度が全開です。
- 戦に負けた6人の落ち武者が村へ逃げ込む
- 村人は匿うふりをする
- しかし財宝目当てで落ち武者を殺し、奪う
- ところが財宝は見つからない
- 村は災いに見舞われ、6つの墓を建てて弔う
- それでも「たたり」は続き、毎年1月11日に命を奪う
この伝説が恐いのは、幽霊の存在よりも「村が罪を共有している」点。
一人の犯人じゃなく、共同体全体の罪が、暦の呪いとして回り続ける。TRICKの因習編って、いつもここが一番えぐい。
1月11日、0時|鳴ってはいけない着信音が鳴る
そして夜。
田島と平蔵が「戸締まり」を強く促し、旅館は“閉じた箱”になる。
今夜、1月11日。あと少しで0時。
0時を越えた瞬間、栗栖禎子の携帯が鳴る。
番号は非通知。
しかも流れてきたのは、彼女が登録した覚えのない“子守歌(手毬歌)系”の着信音。
「そんなの設定してない」
「なのに鳴る」
この一点だけで、呪いは“証拠”を得てしまう。
同時に、梅竹と松乃上が現れ、決定打のように言う。
「落ち武者が迎えに来る」
ここで第1話は終了。
まだ誰も死んでいない。
なのに、もう逃げられない。
「暦が0時を指した」こと自体が、次の犠牲を予約する——そんな引きで終わります。
トリック(シーズン2)1話の伏線

第1話は“事件の発火点”を置く回なので、露骨な答えは出ません。
その代わり、後の回で一気に回収される「小道具」「言い回し」「違和感」が山ほど撒かれます。ここではネタバレ前提で、1話時点の伏線を“回収先”まで含めて整理します。
「毎年1月11日に死ぬ」=暦の呪いという“型”の提示
死因が肺炎・脳卒中・事故とバラバラなのに、日付だけ固定。
この時点では「呪いだから」で済ませられるけど、後の回では“日付固定を成立させる仕掛け”が論点になります。
- 病死っぽい死に方でも「人為」に寄せられるのか
- 偶然を装うために、死因が散らされているのか
- そもそも「呪いがある」と信じさせること自体が目的なのか
「日付だけ揃う」違和感は、シリーズ全体で見てもかなり強いフックです。
「背中わらし」|ただの注意書きに見せた“怪異の制度化”
1話では、廊下に貼られた不気味な注意書きとして出てくるだけ。
でも後の回で、この“背中わらし”が「どうやって怪異に見せたか」のトリック回収に繋がる。
TRICKは怪異を「偶発」ではなく「制度(ルール)」にしてしまうことで怖くするので、貼り紙はそれ自体が伏線です。
隠し湯に触れた瞬間の田島の動揺|「温泉」ではなく「過去」に繋がっている
奈緒子が隠し湯を口にした瞬間、田島が不自然に反応する。
これは“観光資源を隠している”のではなく、隠し湯の場所が過去の事件・洞窟・失踪と結びついていることのサイン。
後に洞窟へ繋がるルートや、過去の失踪の真相へと回収されます。
「遺体が見つかっていない事故」|村の伝説と現実の死体が地続きになる前振り
事故現場の調査で出てくる“遺体未発見”。
1話では怪談のネタに見えるけど、後の回で実際に“白骨死体”が出て、伝説が現実に接続される。
「死体がない」→「伝説が増える」→「死体が出る」
この逆流が、六つ墓村編の一番嫌な部分です。
松乃上と梅竹|“語り手”がいるだけで、呪いは成立する
松乃上は伝説を語り、梅竹は歌を口ずさむ。
この二人は、怪異そのものというより「怪異を維持する役割」です。
後の回でトリックが明かされても、“語り手がいれば空気が勝つ”構造は残る。
だからこの2人は最初から「怪談の装置」として配置されている。
非通知の着信音(手毬歌)|「合図」が鳴った瞬間に、人は勝手に怖がる
0時の非通知着信。
ここが最大の伏線で、後の回ではこの“合図”が事件にどう絡んでいたのかが焦点になります。
- そもそも着信を鳴らしたのは誰か
- なぜ「歌」を合図にしたのか
- 合図が鳴った瞬間、人は何を“見たことにする”のか
TRICKは「現象」より「現象を合図にして人が動く」部分が怖い作品なので、合図の設計は事件の骨格です。
亀岡&鶴山の“妙な存在感”|ギャグキャラほど後半で牙をむく
1話の亀岡は、背が低い・ブーツで盛る、という笑いの担当に見える。
でもこの“権力側の人間が、因習ホラーの箱にいる”時点で、利害の匂いが強い。
のちに六つ墓村編の真相では、亀岡と鶴山が事件の中心にいたことが明かされます。
TRICKの嫌らしいところは、「一番くだらない動機(見栄・体面・利権)」が、呪いより強いことを平然と見せてくる点。
里見のお守り(匂い付き)|ギャグ小道具の顔をして、最後に効いてくる
1話時点では“奈緒子母の商売臭さ”として出るネタに見えるものが、後半で「効いてしまう」回収がある。
TRICKって、母・里見をギャグ装置として見せながら、時々「いや、これ…本当に効いてない?」という線を混ぜてくる。
その曖昧さが、霊能力者議論にも繋がる部分です。
トリック(シーズン2)1話の感想&考察

第1話は“事件解決”の気持ちよさを捨てて、空気を作り切る回でした。ホラーとしてもミステリーとしても、まだ何も起きていないのに「起きる」だけが確定している。
これ、めちゃくちゃ意地が悪い。だから面白い。
シーズン2の掴みが強い理由|上田の“成功”が、信用できない
個人的に一番好きなのは、シーズン2が「上田が成功した状態」から始まるところ。
普通、シリーズものって主人公の成長が分かりやすい“ご褒美”になるはずなのに、TRICKは逆。
- 上田は権威っぽくなっている
- でも中身は変わってない(むしろ俗っぽさが増してる)
- その権威が「村の空気」と相性最悪
権威がある人間が現地に入った瞬間、村は「先生が来た=呪いは本物」と思い込みやすくなる。
上田が本気で否定しても、村が勝手に“肯定の材料”として消費する。
つまり上田の成功は、事件を止める力じゃなく、事件を“成立させる重み”になってしまう。ここが怖い。
六つ墓村編は“横溝的”なのにTRICKの味がする|笑いが先に来るから後から刺さる
口コミでも「八つ墓村っぽい」「悪魔の手毬唄っぽい」みたいな反応が出るの、分かるんですよね。
村、旅館、落ち武者、手毬歌、洞窟、墓。素材は完全に因習ミステリーの王道。
ただTRICKは、それを“真正面から怖がらせない”。
最初にやるのは奈緒子のレンコンマジックだったり、番頭の「御」だったり、議員のシークレットブーツだったりする。
この「先に笑わせておく」のがずるい。
笑ってる側は油断する。
油断したところに、0時の着信音が鳴る。
その瞬間、ギャグの地面が抜けて、「あ、ここから怖いんだ」と思わされる。
怖がらせ方が丁寧というより、いやらしい(笑)。
“暦の恐怖”が上手い|1月11日0時は、誰にでも公平に来る
この回の恐さは、幽霊が見えるかどうかではなく、時計が進むこと。
0時が来るのは全員に平等。逃げる/逃げないの判断より先に、時間が進む。
そして0時に鳴るのが、非通知の着信音。
この「誰が鳴らしたか」よりも先に、「鳴った」という事実だけで人が信じてしまう設計が上手い。
“証拠”って、科学的な証拠じゃなくて「体感」なんだよね、という残酷さがある。
TRICKの怪異って、だいたいこのタイプです。
現象が起きたから信じるんじゃなく、信じたいから現象に意味が宿る。
奈緒子と上田の関係が“逃げ場のなさ”に変わる回でもある
いつもなら、奈緒子がキレたら「はいはいまた喧嘩ね」で終わる。
でも今回、奈緒子がキレても逃げられない。
- 山奥
- 閉じた旅館
- 0時のカウントダウン
- 呪いの話を信じる人たちが周りにいる
この条件が揃うと、二人の口げんかは「関係性のコント」じゃなく、「生存の摩擦」になる。
TRICKは恋愛を露骨に描かないドラマだけど、こういう“密室の関係”の積み上げ方が上手い。
好きとか嫌いとか言わずに、逃げられない状況で距離だけ変化していく。
考察|“最初から事件は起きている”回だった
第1話の時点で、まだ死者は出ていない。
でも僕は、すでに事件は起きていると思いました。
何かというと、「村が呪いを更新する準備が整った」こと。
呪いって、放っておいたら風化する。でも風化しないためには、毎年“語り直し”が必要になる。
- 伝説を語る松乃上
- 手毬歌を口ずさむ梅竹
- 旅館を守りたい田島
- 事件をネタにしたい栗栖
- 権威として呼ばれた上田
- 騙されて連れてこられた奈緒子
この全員が揃った時点で、1月11日は“儀式”になります。
つまり「誰かが死ぬ」より前に、「死ぬ日」が成立してしまった。
だからラストの着信音は、犯行の合図というより“儀式の開始音”に聞こえるんですよね。
次回への期待|「誰が鳴らしたか」より「なぜ鳴らす必要があるか」
普通のミステリーなら、次回の焦点は「犯人は誰?」になる。
でも六つ墓村編の面白さは、「なぜ毎年やる必要がある?」に行くこと。
- 呪いを維持したい人がいるのか
- 恐怖を利用して得をする人がいるのか
- “村の罪”を隠すために、毎年更新しているのか
第1話は、その問いを視聴者の頭に植え付ける回でした。
笑わせながら、逃げ場を潰してくる。
シーズン2の開幕として、かなり強い一撃です。
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