いろいろな思いが重なったドラマ『奪い愛、冬』の2話が終了しました。

どんどんドロドロになってきましたね。誰が誰を信じればいいのでしょか?それぞれの関係に日々が入っていきます・・・。
2017年2月3日(金)夜11時15分スタートの新ドラマ「奪い愛、冬」3話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介していきます。
※以後ネタバレ注意
「奪い愛、冬」3話の見どころ…蘭の狂気炸裂と衝撃のクローゼット

第3話では、物語が一気にクライマックス級の盛り上がりを見せました。最大の見どころは、何と言っても妻・蘭(水野美紀)の狂気が炸裂したラストシーンです。
婚約者・康太(三浦翔平)との関係に悩みながらも元恋人・信(大谷亮平)への想いを断ち切れない光(倉科カナ)。そんな光がついに“禁断のキス”へ踏み出してしまった瞬間、「ここにいるよ~」という不気味な声とともにクローゼットから現れたのは、なんと信の妻・蘭でした。
自宅に仕掛けた隠しカメラで2人の密会を録画し、「どっちからキスしたの?」と追及する蘭の姿はまさにホラー。光も視聴者も背筋が凍るような恐怖を覚えた、鳥肌モノのラストでした。
康太と光の温泉旅行と母・美佐の乱入
ラストの恐怖に至るまでにも注目ポイントが盛りだくさんでした。康太は光の気持ちを引き止めようと温泉旅行を企画。露天風呂ではお互いの好きなところを叫んで愛を確かめ合う微笑ましい場面もありました。
しかしその裏で康太は光のスマホの解除コードが信の誕生日ではないかと疑い始め、不安を募らせます。
さらに康太の母・美佐(榊原郁恵)が旅行先に押しかけ、光のおみくじが「凶」だったことを暴露し「この2人結婚できないかもね」と痛烈な嫌味。挙げ句の果てには「結婚前に子供作らないでよね!」と畳みかけるように部屋へ乱入し、幸せムードをぶち壊します。コミカルさと不快感が同居する美佐の乱入劇は、第3話ならではの異様な空気感を強めていました。
SNSを賑わせた蘭の怪演と名セリフ
第3話は“ドロキュン”(ドロドロだけどキュンとする)ドラマの真骨頂とも言える回でした。
愛憎劇にホラー要素が加わり、SNSでも「蘭さん怖すぎ」「ホラーを見ているみたいだ」と盛り上がりが続出。特に、水野美紀さん演じる蘭の狂気的な振る舞いと名セリフ(「今日、排卵日なのに!」など)は大きな話題を呼び、視聴者を震え上がらせました。昼ドラを超えた強烈なインパクトで、まさに“怪演”の一言に尽きるでしょう。
第3話は、光と信の禁断の再会、康太の嫉妬、母・美佐の乱入劇、そして蘭の狂気的なクローゼット登場と、怒涛の展開が次々と押し寄せる衝撃回。ドロドロの愛憎劇がホラーへと変貌していく異色の盛り上がりで、視聴者を釘付けにした回でした。
ドラマ「奪い愛、冬」3話のあらすじ&ネタバレ

光(演:倉科カナ)は婚約者の康太(演:三浦翔平)と2人きりで、一泊で熱海へ温泉旅行に出かけることに。光は完全にぬぐい去ることのできない元彼・信(演:大谷亮平)の存在を必死にかき消しながら、康太との時間を楽しもうとする。
かたや、康太の胸の奥にも、どうしてもぬぐい去れない感情が渦巻いていた。同僚・秀子(演:秋元才加)のいらぬ入れ知恵のせいで、光が今も信の誕生日をスマホの暗証番号にしているのではないか…と疑っていたのだ。
そんな2人の前に突如、結婚に猛反対する康太の母・美佐(演:榊原郁恵)が出現! “猛烈パンチ”を、立て続けに浴びせ…!?
その頃、光と夫が再接近していることを嗅ぎ付けた信の妻・蘭(演:水野美紀)は、“背筋も凍るような攻撃の数々”を虎視眈々と企んでいた。その手始めとして、なんと信を伴って光の会社へと踏み込んでいくことに!
それを機に起こった“ある騒動”が起爆剤となり、光と康太の心にはさらに大きなうねりが生じ…!
そんな中、光は康太に断り、信のもとを訪れる。目的は信の忘れ物を届けること――ところが、この行為がとんだ命取りとなってしまう!
「奪い愛、冬」3話の感想&考察

第3話を観終えて、正直言って私は興奮と戦慄で心が揺さぶられました。
序盤から不穏な空気は漂っていましたが、今回は登場人物全員の愛と嫉妬が一斉に爆発し、まさにノンストップの愛憎劇。ここでは特に印象的だったシーンを振り返りつつ、今後の展開も考察していきます。
禁断のキスに踏み切った光の心情
最初に触れたいのは、光(倉科カナ)と信(大谷亮平)の禁断のキスです。
雨の夜に再会して以来、光は必死に信の存在を忘れようとしていました。しかし会社の飲み会で信が泥酔した上司から光を庇い、帰り際に昔と同じように肩をポンと叩いた瞬間、光の心に再び火が点きます。かつての習慣が彼女の奥に眠っていた想いを呼び覚まし、光は信のハンカチをそっと持ち帰るまでに。
婚約者がいながら元恋人の持ち物を手元に残してしまう、その仕草に未練の深さがにじみ出ていました。その様子を康太(三浦翔平)が鬼の形相で睨んでいたのも印象的です。
そして迎えた運命の看病シーン。風邪をひいた信を訪ねた光は「人生で起こることには全て意味がある」と語り、信も「また出会ったことに意味があるのか」と返す。互いに視線を交わした二人は、抑えていた想いが溢れるように唇を重ねてしまいました。
光は康太を愛しているはずなのに、3年前に突然消えた信への想いを完全には消せなかったのです。「奪い愛、冬」というタイトルが体現された瞬間であり、切なくもスリリングな場面でした。
妻・蘭の狂気と恐怖の執念
第3話最大の衝撃は、妻・蘭(水野美紀)の狂気です。信と光がキスを交わしたその時、クローゼットから「ここにいるよ~」と囁きながら現れた蘭。
まるでホラー映画のような不気味さで、思わず声を上げそうになった視聴者も多かったはずです。しかも彼女は隠しカメラで2人の密会を録画し、「どっちからキスしたの?」と追及。恐怖と狂気が入り混じった笑顔は戦慄ものでした。
蘭の執念は職場にも及びます。光の会社に突然現れ「信の妻です」と自己紹介し、光に「綺麗な顔して嫉妬しちゃう」と堂々と嫌味。周囲の前でマウントを取るその行動力には驚かされました。そして極め付けがクローゼット潜伏。光を“泥棒猫”として追い詰める蘭の姿は狂気そのものですが、その裏には通り魔事件で足を負傷し、信の未来を奪ってしまったという負い目があるのかもしれません。
だからこそ「絶対に手放さない」という強迫観念が彼女を怪物的な存在に変えてしまったのでしょう。水野美紀さんの怪演は恐怖と悲哀を同時に感じさせ、第3話を象徴する圧巻のシーンでした。
康太の募る不安と嫉妬の行方
康太もまた変化を見せます。光が「母の店に行く」と言いながら姿を見せなかった夜、彼は光の嘘に気づき動揺。同僚の秀子(秋元才加)に「暗証番号は信の誕生日では?」と吹き込まれ、旅館で光のスマホを覗こうとする姿には衝撃を受けました。誠実だった康太が疑心暗鬼に陥り、信頼が揺らいでいるのです。
さらに光が信のハンカチを持ち帰る一部始終を目撃した康太は、鬼のような表情で睨みつけました。その嫉妬はもはや愛情から執着へと変わりつつあります。タクシーで光を追いかける場面は、彼の感情が抑えきれないことを示していました。温泉旅行で光がおみくじを隠していたと知った際、「もう嘘はつかないで」と泣きそうな声で訴える康太は切実でしたが、その強すぎる愛が暴走に繋がるのではないかと不安を感じました。
光を巡る女たちの策略と温泉旅行の波乱
第3話では、秀子と康太の母・美佐(榊原郁恵)の動きも波乱を呼びました。
秀子は康太に光への不信感を植え付けるだけでなく、美佐に近づき「光さんのこと苦手で」と吹き込みます。そして光と康太の温泉旅行を告げ口。
美佐は早速旅館に押しかけ、凶のおみくじを暴露したり「結婚前に子供作らないで」と無神経に言い放ち、2人の幸せな空気を壊します。コミカルながらも姑の強烈な圧力に、光はさらに追い詰められました。
第3話を終えて今後の展開を考察
怒涛の第3話を経て、全員が嘘や秘密を抱える修羅場状態に突入しました。信と光はついにキスを交わし、蘭はその証拠を掴みました。康太も光の嘘を察知し、嫉妬の炎を燃やしています。愛する人を「奪われた」者たちが、ここからどんな行動に出るのか。蘭の攻撃がさらに激化するのは必至で、康太の優しさが歪み暴走する可能性も高い。
一方で光と信は理性と本能の狭間で揺れ続けるでしょう。罪悪感に苛まれながらも互いを求めてしまう2人の姿は、ますます視聴者の心を掻き乱します。水野美紀さんの怪演、三浦翔平さんの嫉妬に狂う姿、そして切なくも抗えない恋に溺れる倉科カナさんと大谷亮平さん。キャスト全員の熱量がぶつかり合い、第3話はまさに“愛憎劇の真骨頂”でした。
次回第4話は“四人でのWデート”が描かれるとの予告。蘭と康太の嫉妬がさらに加速し、光と信は逃げ場を失うのか。愛に執着する者たちがどこへ向かうのか――ますます目が離せません。
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今回登場するキャスト陣は金曜ナイトドラマとは思えない方ばかりです。ぜひ、以下記事を参照してみてくださいね。
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