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死幣(ドラマ)第2話のあらすじ(ネタバレ)と感想。由夏と若本の共闘開始、川辺の惨劇が示す“死の連鎖”

死幣(ドラマ)第2話のあらすじ(ネタバレ)と感想。由夏と若本の共闘開始、川辺の惨劇が示す“死の連鎖”

2016年夏ドラマでTBS系毎週水曜24:10より放送しているドラマ「死弊〜Death Cash」の第1話が終了しました。

ドラマ「死弊」は夏のホラーサスペンスにぴったりでしたが、少し怖かった方も多かったかと思います。1話で二人も亡くなってしまうのは少しペースが早いですね。これから財津ゼミの方々が亡くなってしまうのですが、このペースで大丈夫かな?と少し心配してしまいます。

さて、次は財津ゼミの郁美の元彼である川辺と由夏の親友である一恵が「死弊」の被害が出そうですね・・・お金の力は恐ろしいですよね。夏にはぴったりのホラードラマですので、ぜひ、第2話も見ていきましょう。

2016年7月20日放送のドラマ「死弊〜Death Cash」の第2話のあらすじ(ネタバレ)と感想紹介していきます。

※以後ネタバレ注意

目次

「死幣」2話の見どころ…“死の連鎖”の幕開けと由夏&若本の共闘

「死幣」2話の見どころ…“死の連鎖”の幕開けと由夏&若本の共闘

第2話では、呪われた金による“死の連鎖”がいよいよ本格的に動き出しました。

第1話に続きゼミの仲間がまた犠牲となり、物語全体に不気味な勢いが加速します。さらに主人公・南由夏(松井珠理奈)が刑事・若本猛(戸次重幸)に自らの特殊能力を打ち明け、初めて理解者を得る展開も大きな見どころです。

由夏が孤独に恐怖と戦うのではなく、協力者とともに死幣の謎へ立ち向かう姿勢が描かれ、物語の方向性がはっきりと示されました。

由夏、若本に能力を告白 – 心強い“バディ”の誕生

由夏はこれまで隠していた「人の死のビジョンが見えてしまう」能力を、ついに若本刑事に告白します。きっかけは競技場での出来事。由夏はハンマー投げの円盤が若本の頭を直撃する未来を視てしまい、とっさに彼の腕を引いて命を救いました。不可解な行動に不信感を抱いた若本に対し、由夏は思い切って真実を打ち明けます。

由夏の真剣な告白を受けた若本は「信じる」と約束し、何かあったら連絡しろと伝えました。これにより由夏にとって初めての理解者が現れ、孤独だった戦いに頼もしいバディが加わります。警察官である若本の協力によって、今後は捜査パートも本格化しそうで、二人が死幣にどう挑んでいくのか期待が膨らみます。

陸上部エースの悲劇 – “死幣”がもたらす凄惨な事故

今回新たな犠牲者となったのは、七咲大学陸上部のエース・川辺雄大(白洲迅)。合宿費用120万円を自腹で負担することになり追い詰められた彼は、突如現れた大金に手を出してしまいます。その結果、死幣の呪いに絡め取られ、合宿先で悲劇的な最期を迎えました。

槍投げの用具庫の脚が壊れ、転がったハンマー投げの鉄球が槍を弾き飛ばす。まるでドミノ倒しのような連鎖の末、槍は川辺の胸を貫き命を奪いました。スポーツに真摯に打ち込んでいた彼が「合宿費用」という現実的な悩みに金銭欲を抱き、死幣を使ってしまったことが悲劇の引き金となったのです。

川辺は第1話で死亡した橘郁美の元恋人でもあり、彼女の死からさらに“死の連鎖”が広がったことになります。これでゼミ生は郁美、三浦、川辺と立て続けに命を落とし、序盤にして異常な数の犠牲者が生まれる事態となりました。

“呪われたお金”の恐怖 – 作中で示唆された死幣の法則

第2話では、死幣の性質や法則も少しずつ明らかになっていきます。由夏の妹・小夢(清原果耶)が見ていた深夜番組では、怪談師が「呪われたお金は、その人が死ぬまで何度も届く」という恐ろしい話を披露しました。これは死幣の呪いそのものを暗示するもので、視聴者に「逃れられない運命」を意識させます。

さらにゼミ担当の財津教授(筧利夫)が「汚れたお金を手にすれば破滅の道に進む」と講義で語り、川辺の状況をそのまま言い当てる警告のようにも響きました。こうした描写から、死幣に共通するルールが次第に浮かび上がります。

第2話は「欲に駆られた者の元に金が届き、手に入れたものによって命を奪われる」という死幣の仕組みを明確に示した回でした。由夏と若本はまだ完全に理解していないものの、観ている側には徐々に呪いのパターンが見えてきて、恐怖と謎解きの両面を楽しめる展開となっています。

死幣(ドラマ)第2話のあらすじ&ネタバレ

死幣(ドラマ)第2話のあらすじ&ネタバレ

先輩・三浦智志(みうらともし)(演:山田裕貴)に呼び出された南由夏(みなみゆか)(演:松井珠理奈)は目の前で三浦が亡くなってしまった。由夏をつけていた刑事の若本猛(わかもとたけし)(演:戸次重幸)はもちろん由夏を犯人と疑った。この事件の真相を掴むまでは逃さないと言い放つ。

日が経たないうちに、由夏は競技場で槍投げの練習をしているゼミの先輩の川辺雄大(かわべゆうだい)(演:白州迅)を訪れた。川辺は元々、最初に変死を遂げていた橘郁美(たちばないくみ)(演:西田麻衣)と付き合っていたから、何か知らないか聞くと。川辺が郁美と付き合ってからはスランプになったため、別れた。その時に別れる口実として「お前の顔が嫌いだ」と言ったのだ。

由夏がそれは違うと励ましていると。そこに川辺のチームメイトの筒井(つつい)(演:大和孔太)が通りかかり、川辺のスランプについて触れられ、掴み合いになってしまう・・

そこに若本が現れ、なぜ、二度も由夏が殺人現場にいたか、つきまとうと宣言した。若本は郁美と三浦のお金の出所を調査したが、分からず、お金はポッと出たとしか考えらなかったのだ・・・。

ある日、自宅のリビングでは、由夏の妹でもある南小夢(みなみこゆめ)(演:清原華那)がいつものようにリビングでテレビで怖い話を観ていた。テレビでは稲川順二が”呪われたお金”について話していたのだ・・”死弊”はその人が死ぬまでひたすらお金が届くものであった。

郁美の死について気がかりな由夏は再度競技場で練習していた川辺に会いに行くが、そこには刑事の若本の姿があった。その時、由夏は耳鳴りがし、若本の頭に円盤投げの円盤が当たる”ビジョン”が見えてしまう。とっさに若本の腕を掴んで引き、回避をするがその様子にさらに由夏について疑惑の目を向ける。由夏はついに若本にその能力をつげた。若本はこのことを信じて、何かあったら連絡するようにいった。

由夏は唯一の理解者を手に入れたのであった。

その頃、川辺は槍投げの強化合宿に選ばれずに焦っていた。。
自分より成績の悪い筒井が選ばれたことに納得がいっていない川辺であったが、筒井が強化合宿の費用を自己負担して参加していることを知る。

合宿の参加費用は120万円と知った川辺は絶望する。。1日でそんなお金は準備することはできないと思い、金をすごい欲した。そしたら、川辺のロッカーの中に大量の一万円札が吊り下がっていたのだ。

その頃、教授の財津太一郎(ざいつたいいちろう)(演:筧利夫)が授業でお金についての授業をしており、「スポーツマンシップの精神から外れて、汚れたお金を手にすれば、破滅の道へと進むことになるでしょうね。」と言ったのだ・・・。

由夏が川辺が強化合宿のお金120万円を川辺自身が払ったと知って、何か嫌な予感がして若本に電話し、川辺のところへ向かった。由夏が川辺を止めるが振りきり、やり投げの準備をする川辺。数本の槍がストックに入っていたがその足の一脚が壊れ、ハンマー投げの球がストックに当たり、川辺は槍によって串刺しになるのだ。

由夏はその場に崩れ落ち”死弊”の呪い・・と言うのであった。

「死幣」2話の感想&考察

「死幣」2話の感想&考察

第2話はホラーとしての恐怖演出のインパクトだけでなく、テーマ面でも考えさせられる内容でした。ここからは筆者(YUKI)が注目したポイントを整理しつつ、感想と考察をまとめます。

若本が味方に!由夏にとって待望の協力者登場

第2話の大きな見どころは、由夏が若本刑事に自らの能力を打ち明け、信じてもらえたことです。これまで孤独に恐怖と向き合ってきた由夏にとって、警察官という心強い理解者が現れたことは大きなターニングポイントでした。競技場で未来の死を視てしまい、とっさに若本を救った由夏。その行動をきっかけに真剣な告白をし、若本も「信じる」と応じました。

視聴者としても「これで由夏が一人で抱え込まなくて済む」という安心感を覚えた場面だったと思います。ただし味方が増えたとはいえ、死幣の呪いは正体不明で、警察の力で解決できる保証はありません。むしろ若本自身も巻き込まれる危険を孕んでいます。由夏と若本の“バディ”としての活躍は期待できる一方、二人が呪いの連鎖を断ち切れるのか、不安も残ります。

川辺の末路が突きつける「お金」と「青春」のジレンマ

今回新たに犠牲になったのは、陸上部エースの川辺雄大でした。将来を期待される選手だった彼は、合宿費用を自腹で負担しなければならない状況に追い詰められていました。そこに突如現れた札束。追い込まれた状況だからこそ、彼は死幣に手を出してしまったのでしょう。

やがて彼は、槍投げの用具庫が崩れ、転がった鉄球の衝撃で槍が弾き飛ばされ、胸を貫かれるという凄惨な最期を迎えます。努力を積み重ねてきた青年が「お金」のために命を落とす皮肉は痛ましく、視聴後もしばらく胸に重さが残りました。スポーツにかかる現実的な金銭問題と、「汚れた金に頼れば破滅する」というホラー的教訓が重なり、強烈なメッセージとなっていました。

また、川辺は第1話で犠牲になった郁美の元恋人でもあり、彼女に続いて命を落としたことは「死の連鎖」の恐ろしさをさらに強調します。仲間を次々失うゼミ生たちの心理的負担も想像に難くなく、恐怖と絶望が彼らをどう変えていくのか注目されます。

“ピタゴラスイッチ”的ホラー演出に賛否?

川辺の死のシーンは、まさに“連鎖する偶然”の恐怖を象徴するものでした。最初は小さなアクシデントが、次々と別の事象を引き起こし、最後には致命的な事故につながる。この仕組みは海外映画『ファイナル・デスティネーション』を彷彿とさせ、視聴者をハラハラさせました。

ネット上でも「次はどんな方法で死ぬのか気になってしまう」という声があり、この仕掛けは本作の大きな特徴と言えるでしょう。ただし「毎回ピタゴラスイッチ的な展開はご都合主義的」との意見も見られ、賛否が分かれる部分でもあります。筆者としては、深夜ドラマならではのエンタメ性として楽しめる要素であり、怖さと同時に“どんな死に様か”を予想するスリルが魅力だと感じました。

黒幕は誰なのか?財津教授と“死幣”の謎

第2話を終えた時点で気になるのは、死幣の呪いが単なる超常現象なのか、それとも誰かの意思で仕組まれているのか、という点です。これまで犠牲になったのは郁美、三浦、川辺と、いずれも財津ゼミに所属する学生ばかり。偶然にしては不自然であり、財津教授の存在が不気味に浮かび上がってきます。

授業で「汚れたお金を手にすれば破滅する」と語った財津の言葉は、まるで学生の運命を見透かしたようでした。もちろん単なるミスリードの可能性もありますが、教授が死幣の秘密を知っているか、過去に関与していたのではと疑いたくなる描写です。今後の真相解明に向け、重要な鍵を握る人物であることは間違いないでしょう。

総括 – 強烈な恐怖と次回への期待

第2話は、由夏と若本の共闘という希望の光を提示しつつ、川辺の惨劇で再び絶望に叩き落とす回でした。犠牲者は早くも3人に達し、呪いの勢いは止まる気配がありません。死幣にまつわる法則も少しずつ見えてきましたが、依然として謎は多く、黒幕の存在も気になります。

由夏と若本は果たして死幣の真実に辿り着けるのか。ゼミ生たちを次々と襲う“死の連鎖”を止める術はあるのか。ホラーとしての残酷な描写と、人間ドラマとしての切なさが融合し、ますます目が離せない展開となってきました。第3話以降でさらなる恐怖と真相が描かれることを期待しつつ、この不気味な連鎖の行方を見守りたいと思います。

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