2016年秋ドラマでTOKIOの松岡さんが女装をするドラマ「家政夫のミタゾノ」6話が終了しました。

6話でえみりはやめようかと迷っていましたが、無事に続けることになりましたね。これもミタゾノの策略なのでしょうか?7話ではミタゾノが幽霊屋敷に挑みます!
2016年12月2日(金)の夜11時15分に放送される「家政夫のミタゾノ」エピソード7のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介します。
※以後ネタバレ注意
家政夫のミタゾノ(シーズン1)7話の見どころ…幽霊屋敷と暴かれる秘密

シーズン1第7話は、まるで幽霊屋敷のような不気味な屋敷を舞台に展開します。
派遣先は100年続く老舗干物店「松丸商店」。当主・松丸保志(温水洋一)の家に三田園薫(松岡昌宏)と花田えみり(清水富美加)が住み込みで派遣されるところから始まります。
築年数の古い屋敷にはどこか曰くがあり、えみりは「幽霊屋敷みたい…」と怯える始末。普段は何事にも動じない三田園までもが幽霊に苦手意識を見せ、不気味な雰囲気に拍車をかけます。8年前に先代当主が借金苦で失踪し死亡したとされる経緯もあり、屋敷全体に重苦しい空気が漂っていました。
物語序盤から人影や止まった時計が動き出すなど怪現象が続発し、「本当に幽霊がいるのでは?」と視聴者をもハラハラさせます。
三田園の弱点発覚!?幽霊にビビる意外な一面
今回特筆すべきは、三田園の“弱点”が描かれた点です。これまで数々の家庭の秘密を暴き、淡々と問題を解決してきた最強家政夫が、幽霊にだけは弱い――このギャップが視聴者を大いに楽しませました。不気味な屋敷の物音や人影にビクビクする様子はコミカルで、普段クールな三田園が人間らしい弱さを見せる貴重なシーンです。
特にえみりと一緒におびえる場面は微笑ましく、ホラー調の緊張感の中にユーモアを挟む絶妙なバランスが『ミタゾノ』らしさを際立たせていました。無敵に見えるキャラクターに弱点があると分かることで親近感も増し、視聴者の笑いを誘う一幕となりました。
“死者が蘇る”秘密の部屋と依頼人一家の真実
もう一つの大きな見どころは、幽霊騒ぎの裏に隠された依頼人一家の秘密です。怪奇現象の正体は幽霊ではなく、屋敷の屋根裏に隠された「秘密の部屋」にありました。実は当主・保志は、借金苦で失踪し“死亡”とされていた先代(=父親)を屋根裏に匿い、偽装死亡で保険金を手に入れていたのです。
さらに二人はその裏で新商品の干物開発に取り組み、大ヒットを飛ばして店を再建。世間的には“死者が蘇った”ような奇妙な構図となっていました。つまり、幽霊屋敷の怪現象はすべて、実は生きていた先代の存在を隠すためのものだったのです。
クライマックスでは、法事の席で三田園が仕掛けた策略により、この長年の秘密がついに暴かれます。親族の目の前に先代が現れるシーンは鳥肌もの。生きていたこと自体は喜ばしいはずなのに、偽装と隠蔽の発覚で警察沙汰に発展するスキャンダラスな結末となりました。嘘を重ねて築いた平穏が一瞬で崩れる展開はスリル満点で、第7話最大の山場です。
家政夫のミタゾノ(シーズン1)7話の豆知識・家事情報
ホラータッチの展開が続く第7話ですが、その中でも“生活に役立つ家事テクニック”がしっかり紹介されるのが『家政夫のミタゾノ』の面白さです。
古い屋敷での掃除シーンを舞台に、障子紙の黄ばみを真っ白にする驚きの裏技が登場しました。
黄ばんだ障子紙を真っ白にする漂白法
まず紹介されたのは、塩素系漂白剤と洗濯のりを使った方法です。やり方は簡単。水に少量の塩素系漂白剤と洗濯のりを混ぜてハケで障子紙に塗るだけ。これだけで古い障子の黄ばみがスッキリと落ち、真っ白に蘇ります。手間も少なく、家にあるもので試せる実用的なテクニックです。
大根おろしの汁でエコ掃除
もうひとつ紹介されたのが、昔ながらの知恵“大根おろし”を活用する方法。大根おろしをキッチンペーパーで包んでギュッと絞り、その汁を含ませた紙で障子を優しく拭くだけで、漂白剤を使わずに黄ばみを落とせます。
大根に含まれる酵素「ジアスターゼ」には黄ばみを分解する働きがあり、衣類のシミ抜きにも応用可能。自然派のエコ掃除術としても注目です。
ホラー展開の中に潜む生活の知恵
幽霊屋敷を思わせる不気味な雰囲気の中で、こうした豆知識が披露されるのが『ミタゾノ』らしい魅力。怖さを和らげつつ、「へぇ、こんな方法があるんだ!」と日常生活に役立つ情報を学べる一石二鳥の時間でした。
第7話はホラーとコメディ、そして実用的な家事情報が絶妙に融合した回だったと言えるでしょう。
家政夫のミタゾノ(シーズン1)7話のあらすじ(ネタバレ)

100年続く老舗干物店『松丸商店』の社長である松丸保志(演:温水洋一)宅から依頼を受けた三田園薫(演:松岡昌宏)と花田えみり(演:清水富美加)。
ぎっくり腰になってしまった妻の聖子(演:濱田マリ)に代わり、3日後に控えた法事の準備をするため、住み込みで手伝いをすることになる。
広さは十分だがとにかく古い松丸家を「幽霊屋敷みたい…」と怖がるえみり。普段は何事にも動じない三田園も、どうやら幽霊にだけは少し怯えているようで…!?
些細な物音にさえも怯えながら迎えた翌朝、聖子の娘・りん(演:新井美羽)は「幽霊を見たことがある」と三田園たちに告白。「不思議なことがいっぱいあるのが人生だってお父さんとお母さんが言ってた」とあっさりと幽霊の存在を認めるりんに対し、三田園はこの家に潜む怪しい空気を敏感に察知する。
一方で、誰も居ないはずのトイレから物音がする、とえみりが聖子に報告していた。止まったままだったはずの柱時計がいきなり動き出したり、これまでにも家政婦がすぐに辞めてしまったり、と不可解な出来事が頻発していたことを知ったえみりは、本当にこの家には幽霊がいるのではないか、と指摘し・・・。
家政夫のミタゾノ(シーズン1)7話の感想&考察

第7話はホラータッチで始まりながらも、最終的には“家族の再生”がテーマとして浮かび上がる異色回でした。
幽霊騒ぎの裏に隠されていたのは、松丸一家が長年抱えてきた嘘と秘密。三田園薫(松岡昌宏)がそれを容赦なく“お掃除”したことで、家族が再び歩き出すきっかけを得ます。
嘘と秘密の代償…松丸家の崩壊と再生
舞台は老舗干物店「松丸商店」。不気味な屋敷で起こる怪現象は幽霊ではなく、失踪したとされた先代当主を屋根裏に匿い続けていたことが原因でした。借金を抱え死亡扱いとなった先代が実は生きており、息子の保志(温水洋一)と共に干物開発を続けていたのです。
保険金の不正受給という罪は重く、真実が暴かれた直後には会社閉鎖や警察沙汰といった大きな代償が待っていました。しかしラストでは、先代が「お天道様が拝めるだけでありがたい」と吹っ切れた表情を見せ、孫娘・りんちゃんの笑顔が家族を救います。
嘘で塗り固めた8年間を経ても、やり直す余地があることを示すシーンは心に残りました。幽霊と思っていた大好きなおじいちゃんが生きていた――りんちゃんにとっては、何よりの喜びだったはずです。
三田園とえみりの絆が深まった回
もう一つ注目すべきは、三田園と花田えみり(清水富美加)の関係性です。前話で家政婦を辞める決意を口にしていたえみりでしたが、第7話では再び三田園と並んで奮闘。怖がりながらも懸命に働く彼女を、さりげなくフォローする三田園の姿が印象的でした。
特に、幽霊を怖がって布団に潜り込む二人の場面はまるで兄妹のようで微笑ましく、師弟コンビの絆が深まったことを感じさせます。普段は完璧超人の三田園にも“幽霊が苦手”という弱点があると知ったことで、えみりにとって彼がより身近な存在になったのかもしれません。
法事の場で炸裂!三田園節の痛快さ
法事の席では、保志が親族から非難を浴びる中、横槍を入れてきた欲深い親族に三田園が痛快な一言を放ちます。
150万円しか貸していないのに「200万返せ」と吹っかける人物の悪どさをバッサリ斬った場面は、視聴者にとっても胸のすく瞬間でした。家族だけでなく周囲の“汚れ”までも容赦なく落とす三田園らしさが光る場面です。
ホラーと感動が融合した“神回”
総じて、第7話はホラー演出のドキドキ感と、家族再生の温かさが絶妙に組み合わさったジェットコースターのようなエピソードでした。幽霊に怯える三田園の意外な姿に笑わされつつ、最後は家族の愛と赦しに涙する――感情の起伏が激しく、シリーズ屈指の印象的な回だったと思います。
さらに、「家族の秘密はいつか必ず明るみに出る。けれど汚れを落とせば、またやり直せる」というメッセージも込められていたように感じます。幽霊よりも怖いのは人間の嘘や欲望。しかし、それすらも洗い流して再出発へと導くのがミタゾノの役割。そんな彼の存在が、不思議と温かく映るラストでした。
最終回についてはこちら↓

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