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ドラマ『黒革の手帖』の4話のあらすじ&ネタバレ感想。橋田の暴走と元子の巧妙な罠、銀座No.1クラブへの野望

ドラマ『黒革の手帖』の4話のあらすじ&ネタバレ感想。橋田の暴走と元子の巧妙な罠、銀座No.1クラブへの野望

ドラマ「黒革の手帖」第4話では、原口元子(武井咲)の野望がさらに加速し、ついに銀座最高峰クラブ「ルダン」買収を狙う大きな賭けに出ます。

橋田理事長(高嶋政伸)の欲望と嫉妬、政界の黒幕・長谷川庄治(伊東四朗)の圧力、そして安島(江口洋介)との複雑な関係――欲望と策略が交錯する銀座の夜は、かつてない緊張感に包まれました。

また、新キャラクター・島崎すみ江(内藤理沙)の登場が元子の計画にどう影響していくのかも注目ポイント。愛と金、権力と野心がぶつかり合う第4話は、物語の転換点とも言えるスリリングなエピソードでした。

目次

「黒革の手帖」4話の見どころ…銀座頂点への布石と危険な駆け引き

「黒革の手帖」4話の見どころ…銀座頂点への布石と危険な駆け引き

第4話は、主人公・原口元子(武井咲)の野望がさらに加速し、銀座最高峰クラブ「ルダン」買収を巡る駆け引きが動き出す重要回でした。

橋田理事長(高嶋政伸)、安島(江口洋介)、長谷川庄治(伊東四朗)といった権力者たちが絡み合い、愛と欲望、嫉妬と策略が入り乱れるスリリングな展開が描かれています。

銀座トップクラブ「ルダン」を狙う元子

銀座一と称される「ルダン」が3億円で売りに出されると知った元子は、是が非でも手に入れると心に決めます。

自身のクラブ「カルネ」で成功を収めても、野望はとどまるところを知りません。銀行横領で得た資金だけでは足りない中、黒革の手帖を片手に次なる獲物を狙う彼女の姿は、女帝へ駆け上がる決意を象徴していました。

橋田理事長の嫉妬と権力者の影

そんな折、橋田理事長から温泉旅行の誘いが舞い込みます。安島との仲を疑った彼が見せつけるように誘った場面は、橋田の嫉妬心があらわになる瞬間でした。

さらに“裏社会のドン”長谷川が現れ、橋田は料亭購入を迫られたうえに裏金の存在まで突かれ、顔色を変えます。権力を握る者の強さと脆さが同時に露わになり、不穏さを増す場面でした。

料亭での鉢合わせと橋田の暴走

その後、橋田は元子を連れて料亭を訪れ、偶然安島と婚約者・京子に鉢合わせ。安島を意識する元子の様子に橋田はさらに嫉妬を募らせ、理性を失います。

彼は強引に元子を自分のものにしようと迫り、緊迫の場面に。元子は必死に抵抗し、仲居・島崎すみ江(内藤理沙)の機転で脱出に成功します。この暴挙は橋田の本性を浮き彫りにし、同時に元子と安島の複雑な感情の交錯を際立たせました。

島崎すみ江を巻き込んだ巧妙な策略

料亭で助けてくれたすみ江がカルネに雇ってほしいと申し出たことを機に、元子は新たな策を思いつきます。橋田が再びホテルに元子を誘い出そうとした際、元子は代わりにすみ江を送り込み、橋田のパソコンから“裏口入学名簿”を盗ませました。すみ江の機転によって得られたSDカードは、橋田から大金を引き出す切り札に。元子の冷徹な計算が、ルダン買収への第一歩を着実に進めていきます。

ドラマ『黒革の手帖』4話のあらすじ&ネタバレ

ドラマ『黒革の手帖』4話のあらすじ&ネタバレ

銀座のクラブの最高峰である『ルダン』が売りに出されると耳にした原口元子(演:武井咲)

売り値は3億とも言われるその店舗を是非とも手に入れたいと考える元子は、黒革の手帖を捲りながら次なる一手に思いを巡らせる。

そんな中、元子は上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(演:高嶋政伸)から一泊二日の温泉旅行に誘われる。安島富夫(演:江口洋介)と元子の仲を疑う橋田は、『カルネ』に居合わせた安島を牽制するように旅行の話を。

元子が返答に窮していると、長谷川庄治(演:伊東四朗)が来店する。長谷川の来店を知った橋田は大慌て。実は橋田は長谷川から、あまり気乗りしない案件を持ちかけられていたのだ。

後日、橋田とともに料亭『梅村』を訪れた元子は、そこで安島と婚約者の堂林京子(演:江口のりこ)と鉢合わせする。安島を気にする元子の様子に嫉妬心を掻き立てられた橋田は、元子を無理矢理自分のものにしようと…!?

数日後、『梅村』の仲居、島崎すみ江(演:内藤理沙)が『カルネ』で働きたい、とやってくる

一方、橋田から大金を奪い、その金で『ルダン』を買い取ろうと考えていた元子は、ある計画を実行に移す!

「黒革の手帖」4話の感想&考察

「黒革の手帖」4話の感想&考察

第4話を見終えてまず感じたのは、元子の“悪女”としての存在感がさらに際立ち、銀座の夜の世界が一段と濃厚でダークに描かれたことです。

権力者たちとの危険な駆け引き、欲望に駆られる男たちの愚かさ、そして新たなキャラクターの登場によって物語の奥行きは深まりました。ここでは第4話を論理的に振り返っていきます。

原口元子の野望と策略 ― 銀座No.1クラブへの執念

第4話で改めて強調されたのは、元子の底知れぬ野望と計算高さです。自らの店「カルネ」の成功に甘んじることなく、銀座最高峰のクラブ「ルダン」を次なる標的に定めました。売却価格3億円という巨額にも怯まず、「黒革の手帖」を開いては新たな標的を探し、橋田理事長に狙いを定める姿には、悪女としての冷徹さと執念が際立っていました。

一銀行員に過ぎなかった元子が、権力者たちを出し抜きながら頂点を目指す姿は痛快ですが、その手段は確実に一線を越えています。第1話の横領にはまだ「銀行ぐるみの不正を暴いた」という理屈がありましたが、第4話の彼女はもはや純然たる私欲で動き、恐喝を計画しました。

とはいえ相手が腐敗した富裕層であるため、視聴者は元子の行動をスリリングかつ爽快に感じてしまう。ここにこそ、悪女ヒロインとしての魅力が宿っています。

橋田常雄の欲望 ― 権力者が罠に落ちる瞬間

第4話最大の見どころの一つは、橋田常雄が元子の策略に翻弄される展開でした。橋田は元子を自分の愛人にしようと執拗に迫る一方、安島との仲に嫉妬心を抱くなど、小物ぶりを露呈します。その傲慢さと欲望こそが命取りとなり、最終的に元子はすみ江を使って橋田の裏口入学名簿を入手。逆に弱みを握られる立場に追い込まれました。

高嶋政伸の演技は迫力満点で、欲望に飢えた中年男の醜態をリアルに体現。温泉旅館での暴走やホテルでの落ち着きのなさは、不快感と恐怖を同時に与えつつ、哀れさも感じさせました。だからこそ終盤、橋田が元子に手玉に取られる展開はカタルシスをもたらし、因果応報の痛快さを際立たせました。


安島富夫との関係 ― 野心と感情の交錯

安島富夫と元子の関係も、第4話の大きな焦点でした。政界進出を目指す安島は、恩師の娘である京子との婚約を選び取ります。目的のために感情すら切り離す姿は冷徹であり、元子と同じ「野望のために手段を選ばない」タイプであることを浮き彫りにしました。

一方で、元子にとって安島は単なる客以上の存在です。料亭で婚約者と並ぶ彼を見たときの複雑な表情には、嫉妬や焦燥がにじんでいました。お互いに惹かれ合いながらも野望を優先せざるを得ない二人。似た者同士であるがゆえに結ばれない関係性が、物語に大人のロマンス的な緊張感を与えています。

島崎すみ江の存在 ― 協力者か裏切り者か

新たに登場した島崎すみ江は、第4話で重要な役割を果たしました。料亭で元子を救った後、「カルネ」で働くことを申し出、橋田攻略の作戦に加担。橋田の部屋から裏口入学名簿を盗み出すという重大な任務を完遂し、元子にとって大きな戦力となりました。

しかしその従順さは、逆に不気味さも漂わせます。かつての波子が裏切ったように、すみ江もいずれ豹変するのではないか――そんな予感が視聴者の間でも囁かれています。現時点では忠実な協力者ですが、秘密を共有した彼女の存在は元子にとって諸刃の剣。右腕として活躍するのか、それとも第二の波子となるのか、今後の展開に大きな波乱を予感させます。

総括 ― 深まる闇と女帝への道

第4話は、元子がさらなる高みを目指して危険な賭けに出た回でした。橋田を翻弄し、恐喝まがいの手段で資金を得ようとする姿は悪女としての冴えを増す一方、足元には常に危険が潜んでいます。

物語は「弱みを握った権力者を次々に倒していく」構造を見せつつも、安島との複雑な関係やすみ江の存在によって単純な繰り返しにはならない緊張感を保っています。銀座の女帝を目指す元子の快進撃は痛快ですが、その強がりの裏に潜む脆さや孤独も垣間見えました。

男性ライター視点から言えば、第4話は元子の強さと危うさが同時に際立った回でした。彼女は銀座の頂点を目指して突き進みますが、その先に待つのは成功か破滅か。深まる闇を抱えながら進む元子の姿に、期待と不安が入り混じるばかりです。次回以降も、この“悪女の快進撃”から目が離せません。

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