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好きな人がいること第3話ネタバレ考察&感想。楓の宣戦布告と美咲の“恋の覚悟”…夏向が見せたプライドと優しさ

好きな人がいること第3話ネタバレ考察&感想。楓の宣戦布告と美咲の“恋の覚悟”…夏向が見せたプライドと優しさ

注目の月9ドラマ「好きな人がいること」ですが、第2話は波乱の展開でしたね。菜々緒さん演じる高月楓がすごいライバル視していて、少し女性の戦いは怖いと感じながらも山﨑賢人さん演じる夏向(かなた)がその姿を見ていたが桐谷美玲さん演じる美咲にどんどん心惹かれていく姿がとても良かったです。ドS男子の強さですね。

第3話は江ノ島で美咲と千秋と夏向で江ノ島を三人デートになりますが、どのような展開になっていくのでしょうか?

今クールの注目恋愛物ドラマである「好きな人がいること」の第3話(7月25日放送)のあらすじと感想を紹介したいと思います。

※以後ネタバレ注意

目次

好きな人がいること3話のあらすじ&ネタバレ

好きな人がいること3話のあらすじ&ネタバレ

キスショックから一夜明けて…美咲と夏向の距離感

第2話で柴崎千秋と高月楓のキスを目撃した櫻井美咲(桐谷美玲)は、大きなショックを受ける。

夏向(山﨑賢人)にクルーザーで海へ連れ出され、「今日のお前は最高にかっこよかった」と励まされることで少し心を取り戻すが、翌日のレストラン「Sea Sons」では再び夏向が無愛想モードに戻り、美咲はその変わり身の早さにイラついていた。

新キャラクター愛海の登場と柴崎家の秘密の影

一方、サーフショップ「LEG END」には新たな客・西島愛海(飯豊まりえ)が訪れる。

店主・日村信之(浜野謙太)が三兄弟の話をしていると、愛海はその中に“タクミ”という名前がないかを尋ねる。日村が知らないと答えると、そこへ冬真(野村周平)が現れ、愛海は彼を見た途端に慌てて店を出ていく。

彼女は冬真と何かしらの因縁がある様子で、柴崎家の秘密に関わる伏線が張られる。

ふたたび現れる楓と三兄弟それぞれの悩み

その夜、美咲が休憩中の「Sea Sons」に楓が来店。楓をエスコートする千秋に美咲は落ち着かず、二人の関係を疑ってしまう。夏向はそんな美咲に「聞いて来いよ」と促し、美咲はオーダーを取りに行く形で探りを入れるが、楓は「この後飲みに行かない?」と千秋を誘っていた。美咲は何も聞けずに落ち込み、楓への警戒心を強める。

楓はその後、千秋と二人きりになると「もう一度やり直したい」「千秋のそばにいたい」と復縁を迫るが、千秋は「ずいぶん勝手だな。2年前、急にいなくなって」と断り、彼女の想いを拒む。楓は千秋が美咲に惹かれていることを察し、敵意を燃やし始める。

一方で冬真は、料理学校の試験を理由に兄・夏向からの手伝いを断り、浜辺で遊んでいた。同級生の二宮風花(飯豊まりえ)がタバコを拾い、「シェフを目指してるのにタバコなんか吸っちゃ」と注意すると、冬真は「目指してねぇし。俺、学校辞めるわ」と言い放つ。その反発は、将来への迷いを示していた。

夏向は日村から仕入れコストの高騰を聞かされ、看板料理「オムバーグ」が赤字になっていることを知る。日村はデミグラスソースを缶詰にすれば安く作れると提案するが、夏向は頑なに拒否。料理人としての誇りと店の経営、その狭間で葛藤する姿が描かれる。

ブレスレットの意味と揺れる恋心

美咲は千秋に週末デートへ誘われて浮かれるが、その前に楓から呼び出される。楓は結婚式のお礼としてペアブレスレットを渡し、「私は千秋のことが好き。あなたの気持ちは応援する」と言う。

一見、友好的な言葉だったが、美咲はその真意が読めず困惑。楓は実はまだ千秋に未練があり、美咲への牽制としてブレスレットを渡していたのだ。

江ノ島デートと夏向の葛藤

週末、約束の江ノ島デートの日。夏向は採算を考えデミグラスソースを缶詰に切り替えたが、冬真は味の違いに気づかず、美咲に試食を頼む。すると美咲は「2点。なんからしくない」と辛口評価。

美咲・千秋・夏向の3人で江ノ島を散策する中、海辺で休憩中に夏向は缶詰への変更を告げる。美咲は「誰かのために気持ちに嘘つくなら、その程度なんだよ」と強く言い返す。この台詞は、かつて夏向が彼女に放った言葉の“返答”であり、彼の心を大きく揺さぶった。

怒った夏向は「お前はどうなんだよ、一人の女として」と言い残し、その場を去る。残された美咲と千秋は江ノ島水族館へ向かうが、美咲は思い悩み、楓のアルバイト先へ駆け込む。そこで彼女は「私も千秋のことが好き。負けない」とはっきり宣言し、もらったブレスレットを返す。美咲は楓に勝てる部分はないと思いつつも、“想いの強さ”だけは誰にも負けないと伝えた。その芯の強さに、楓も一瞬言葉を失う。

再び江ノ島水族館に戻ると、閉館後も千秋が待っていてくれた。二人はイルカや魚たちを眺め、手をつないで走るなどロマンチックな時間を過ごす。美咲の心は再び千秋へと傾き、恋の行方はますます複雑さを増していく。

料理人としての誇りと夏向の気づき

家に戻ると、夏向は「オムバーグ」の味を変えないことを決意していた。デミグラスソースを缶詰に変えれば赤字を解消できるが、料理人としての誇りを守りたいという想いが勝ったのだ。

美咲は「千秋さんも喜んでるね」と笑い、千秋のインタビュー記事に「弟の作るオムバーグが一番好き」と書かれているのを見せる。ツンデレな夏向は照れ隠しをしながらも、その言葉に嬉しさを隠せない。彼の中で、美咲への感情が静かに芽生え始めていた。

好きな人がいること3話の感想&考察

好きな人がいること3話の感想&考察

楓の策士ぶりと美咲の宣戦布告

第3話で印象的だったのは、楓のしたたかさだ。彼女は結婚式でブーケをキャッチし、千秋にキスを見せつけるなど第2話から美咲を牽制してきたが、今回はペアブレスレットで心理的に揺さぶりをかけた。

表向きは「応援する」と言いながら、リングを見るたびに自分の存在を思い出させる狡猾さ。これに対し、美咲が堂々と自分の気持ちを伝え、楓に宣戦布告するシーンは痛快だった。筆者目線では、この瞬間に美咲が“受け身のヒロイン”から“自分の恋を掴みに行く女性”へと進化したと感じた。

楓もまた本気の恋敵として存在感を放ち、物語の緊張感を高めている。

夏向のプライドと本音

夏向は今回、自分の料理への誇りと店の経営の現実の間で揺れ動いた。赤字の原因が「オムバーグ」の高価なソースにあると知りながらも、缶詰に頼ることを拒む姿に、職人としての矜持がにじむ。だが、美咲に「嘘をつくならその程度」と返されると、彼は何も言い返せない。

このやり取りは、他人には厳しく自分にだけ甘い夏向の矛盾を突き、彼の成長のきっかけとなった。最終的に味を守る道を選び、千秋の記事で“家族と料理の誇り”を再確認する姿には、不器用な優しさが滲んでいた。

千秋への想いと夏向への揺れ動き

美咲は「可愛いと思われたい」と願いながらも、楓のキスを見て傷つき、自分の気持ちに正直になる決意をした。楓への「負けない」という宣言は、恋に臆病だった彼女の大きな成長を示している。一方で、江ノ島水族館で千秋と手をつなぎ走るシーンは、初恋のようなときめきに満ちており、視聴者の心を掴む美しい演出だった。

しかしその一方で、夏向への尊敬と親近感も深まっている。夏向が海での出来事を通して“自分の気持ちに正直であること”を教えたからこそ、美咲は楓に立ち向かえた。彼の一言一言が美咲の背中を押し、二人の間にはいつの間にか“恋より深い信頼”が芽生え始めている。

隠された家族の謎と今後の展開

第3話では、愛海が“タクミ”という名前を尋ねたり、東村が柴崎家の戸籍を調べて驚く場面など、三兄弟の過去に関する伏線が複数登場。

冬真が料理人を諦めかけている理由も、家族の秘密と関係している可能性が高い。今後は恋愛模様に加え、家族の過去や絆が物語の鍵を握る展開が期待される。


恋と誇りのバランスが生む“成長の回”

女性視点で見ても、美咲が楓に臆せず「好き」と宣言する姿には強さと勇気があった。恋敵に真正面から挑む潔さが、彼女を一段と魅力的にしている。一方で、夏向が海のように不器用な方法で美咲を支える姿も印象的だった。

「行動で見せる優しさ」は、彼の本質そのもの。二人がぶつかりながら成長していく関係は、単なる恋愛ではなく“人としての物語”に感じられる。愛海、楓、冬真——それぞれの選択が絡み合い、次回以降の波乱をどう導くのか。3話はその序章として、美しくも切ない余韻を残した回だった。

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