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黒幕の正体が判明!ON異常犯罪捜査官(ドラマ)第5話のネタバレ&犯人と動機

黒幕の正体が判明!ON異常犯罪捜査官(ドラマ)第5話のネタバレ&犯人と動機

毎週火曜10時から放送の「ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」ですが、第4話が終了しました。ついにハヤサカメンタルクリニック院長の早坂先生が出てきましたね。

東海林が裏調査を行ったところ、自殺した人の共通点がハヤサカメンタルクリニックでしたが、どのような展開になってしまうのでしょうか?

ドラマ「ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は2016年8月9日(火)の22時よりフジテレビ系で第5話あらすじと感想を書いていきます。

※以後ネタバレ注意

目次

「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」5話の見どころ…黒幕の正体と衝撃のトリック

「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」5話の見どころ…黒幕の正体と衝撃のトリック

第5話はシリーズ前半の大きなクライマックス。

5年前の猟奇事件と繋がる新たな殺人、そして“連続猟奇自殺”の黒幕がついに明らかになります。物語の核心に迫ると同時に、比奈子自身や周囲の人間関係にも決定的な変化が訪れる回です。ここからは、特に注目すべきポイントを整理していきます。

5年前の「キャンディ事件」と新たな殺人

物語冒頭、比奈子と東海林が駆けつけた現場には、5年前の女子中学生殺害事件と同じ手口で殺された女子高生の遺体が。

口にキャンディを詰め込まれたその光景は、過去の事件がまだ終わっていないことを示すかのようでした。捜査には当時の第一発見者でありトラウマを抱える中島も関わることになり、因縁の過去と現在が交錯していきます。

早坂院長への疑惑と不気味な対峙

捜査が進む中で浮かび上がるのが、ハヤサカメンタルクリニックの院長・早坂の存在です。

比奈子と厚田は監察医・石上から、中島と早坂が共同執筆した“脳に直接刺激を与え感情を操作する”という危険な研究論文を見せられ、疑念を抱きます。

クリニックに乗り込んだ比奈子と東海林は早坂を追及しますが、彼は一切の関与を否定。冷静かつ不気味な態度で「証拠を持ってきたまえ」と返す姿には、底知れぬ狂気を感じさせました。

真犯人・中島の正体と衝撃の告白

第5話最大の見どころは、連続自殺事件の黒幕が中島その人だったと明らかになる場面です。

中島は外部装置によって脳に“腫瘍=スイッチ”を生み出し、犯罪者たちを自殺へと追い込んでいたのです。しかも院長・早坂に復讐するため、彼の思想を利用して犯行を拡大。

さらに、かつての犯人・久保までも操り、自殺に追い込みました。

比奈子が見抜いた「腕時計のスイッチ」

久保の異常な自殺を目撃した比奈子は、中島の腕時計が装置の正体だと突き止めます。

追い詰められた中島は「犯罪者と向き合ううちに死にざまを見る喜びを覚えた」と異常な心理を吐露。比奈子へ「その手はまだ汚れていない」と意味深な言葉を残し自殺を図りますが、東海林の狙撃によって阻止され、逮捕されました。

シリーズ前半のクライマックス

第5話は、中島という“理解者”と思われた人物が一転して真犯人として姿を現す衝撃的な展開でした。

比奈子と中島の対比、そして東海林の存在が絡み合い、物語はさらに混沌とした方向へ。黒幕の正体と衝撃の手口が明かされたことで、シリーズ後半への期待と緊張感を一気に高める回となりました。

ON異常犯罪捜査官(ドラマ)第5話のあらすじ(ネタバレ)

ON異常犯罪捜査官(ドラマ)第5話のあらすじ(ネタバレ)

死体がある!と連絡があり、駆け付けた藤堂比奈子(とうどう ひなこ)(演:波留)東海林泰久(しょうじやすひさ)(演:横山裕)が部屋に入ると、少女の遺体があった。その遺体には口にキャンディーが詰められており、5年前に起きた猟奇殺人とそっくりであった。

まるで当時の犯人が、5年の時を経て自分の存在をアピールしているようだった。東海林は今回の事件もハヤサカメンタルクリニックの中島保(なかじまたもつ)(演:林遣都)にプロファイリングを依頼しようと提案する。中島が5年前の事件の第一発見者だったことを知る比奈子は心配していたが、中島本人は、過去の悪夢と向き合ういい機会だと話す。

同じ頃、比奈子と厚田巌夫(あつたいわお)(演:渡部篤郎)石上妙子(いしがみたえこ)(演:原田美枝子)にとある論文を見せられる。ネグレクトが原因で犯罪に手を染める人間の脳に直接刺激を与え、感情を操作するというテーマであり、論文の作成者は早坂院長(演:光石研)であった。

倫理的な面で、この研究は途中で頓挫したが、妙子は何か引っかかる様子であったのだ。

その晩、誰もいない院長室には、早坂のパソコンを起動させる中島の姿があった。

一方、東海林はこれまでに起きた、5件の猟奇自殺の発端は早坂の仕業ではないかと考えていた。比奈子を連れて、ハヤサカメンタルクリニックに向かった東海林は、自殺した5人は全てハヤサカメンタルクリニックと接点があることを指摘する。

比奈子も、自殺に追い込む方法として、例の論文を持ち出すが、早坂はきっぱりと否定する。そして、詰め寄る東海林に「証拠をもってきため」と告げるのであった・・。

「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」5話の感想&考察

「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」5話の感想&考察

第5話はシリーズの折り返し地点にふさわしい衝撃展開の連続でした。

中島先生の裏切りと逮捕、比奈子自身の危うさ、そして東海林との絆の深まり…。ここからは、特に印象的だった要素を順に掘り下げていきます。

中島の裏切りと歪んだ正義

第5話最大の衝撃は、中島が黒幕だったと判明したことです。凶悪犯たちを「同じ苦しみで裁く」という歪んだ正義のもと、腕時計型装置を使って脳を操作し、自殺衝動を引き起こしていた――という種明かしは予想外でした。

犯罪者の心理を追ううちに、自らも“神の裁き”を執行する怪物へ変貌した中島。味方として支えてきただけに、その裏切りは強烈で、「ミイラ取りがミイラになった」恐ろしさを実感しました。

科学的トリックとSF的大胆さ

今話で提示された「脳に腫瘍を作り電磁波で自殺衝動を操る」というトリックは、SFじみた大胆さに驚かされました。

現実的には無理がある設定ですが、ホラーテイストを持つ本作らしい突飛さとも言えます。グロテスクな映像表現――キャンディを詰められた少女や、刃物で自らを刺す犯人の最期――は過去最高レベルのインパクトで、視聴者に強烈な印象を残しました。

科学的リアリティよりもエンタメ性を優先した思い切りが、作品を独自の領域へと押し上げています。

東海林のヒーロー性と比奈子の変化

ラストで中島の自殺を阻止する東海林の狙撃は、まさにヒーロー的活躍でした。序盤から熱血漢ぶりを見せつつ、クライマックスで比奈子を救う姿は頼もしさに溢れていました。

比奈子も彼に信頼を寄せ、普段は見せない柔らかい表情を浮かべる場面も。感情を出さない彼女にとって、東海林の存在は人間らしさを取り戻す重要な支えとなりつつあります。

中島の残した言葉と比奈子の内面

中島が比奈子に残した「その手はまだ汚れていない」という言葉は、第5話の核心です。猟奇犯罪者に異常な関心を抱く比奈子にとって、自分も一線を越えてしまうのではないかという恐れは常に付きまといます。

その危うさを見抜いたうえでの言葉は、警告でありエールでもありました。刑事として踏みとどまるのか、それとも闇に呑まれるのか――比奈子の内面ドラマが後半の軸になることを強く示唆しています。

物語後半への布石

中島の逮捕で一件落着と思いきや「スイッチを押す者」や早坂院長の研究など、まだ謎は多く残されています。

第5話は大きな真相解明と同時に、物語を次のステージへ導く転換点でした。比奈子が自身の異常性とどう向き合い、新たな事件に挑むのか――後半への期待を高めるエピソードとなったのは間違いありません。

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