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神の舌を持つ男第1話のあらすじ(ネタバレ)と感想

2016年夏のドラマで注目されているのが、金曜夜10時からスタートする「神の舌を持つ男」です。

主演の向井理さんがふんどし姿になるなど、これまでのドラマ至上でなかなかの問題作になるかと期待されているドラマです。

そんな注目のドラマは2016年7月8日(土)の夜10時よりTBSで第1話が放送スタートするため、あらすじと感想を書いていきます。

※以後ネタバレ注意

 

 

神の舌を持つ男第1話のあらすじ(ネタバレ)と感想

 

主人公の朝永蘭丸(ともなが らんまる)(演:向井理)は舌にのせたものをガスクロマトグラフィー並みに、成分を分析をする能力である「絶対舌感」を持っている。

※ガスクロマトグラフィー・・気化しやすい化合物の同定・定量に用いられる機器分析の手法。成分を分析することをできる。

しかし、祖父の葬式の際にキスをした女性:雅(ミヤビ)だけはキスをしても何も成分が浮かんでこなかった。これで蘭丸は惚れてしまう。

蘭丸が惚れた女であり、謎の温泉芸者の雅(ミヤビ)を探しに、ひょんなことから知り合った骨董屋の甕館墓光(かめかんぼ ひかる)(演:木村文乃)と正体不明の宮沢寛治(みやざわ かんじ)(演:佐藤二朗)と一緒に三人で一台のボロ車で旅に出る。

 

1日目

最初に三人が付いた場所は、栃木県奥日光にある秘湯「湯西川温泉」。ここの温泉には落人伝説が伝わっており、とても独特な温泉地である。

三人が「湯西川温泉」にたどり着くと、ちょうど蘭丸が探していたミヤビが男性が車で一緒に立ち去っていくとこに遭遇。これをすぐに追いかけようと、三人が車で出発しようとしたところガス欠になり、車が動かないため、そのまま、車を置きっぱなしにする。これに蘭丸はとても落胆する。

三人は泊まる宿がないため、寛治は宿の女将である美鈴(演:片平なぎさ)にある提案をする。蘭丸が温泉で三助として「垢すり」「湯かけ」「肩もみ」をやるから一泊できないか?と無茶な交渉をする。

蘭丸の祖父である朝永平助(ともながへいすけ)(演:火野正平)は幼い頃に引きこもりがちな蘭丸を見て心配になり、”手に職”をつけないといけないと思い三助を仕込んだのだ。平助は”伝説のヘースケ”と言われる程の”伝説の三助”であった。

伝説のヘースケの弟子はかなりの腕前と噂があり、それが蘭丸であったことをしった女将の美玲は蘭丸ら三人を泊めることを決める。幸いにも今朝一件宿泊のキャンセルがあったため、三人を宿に泊まることが決まった。

しかし、温泉組合長の石原(演:大河内浩)が近くの川で死体を発見したと駆け込んできた。そこで、石原と美玲と蘭丸ら三人は川へ向かった。

舌はボートの上に倒れており、口から軽い嘔吐がある。死体の身元は環境省の自然環境局の調査員である門倉太一(かどくらたいいち)であり、観光地の環境調査を専門に行う調査委員。

第一発見者は市役所の観光課の課長である水沼健一。事件当日に街のSNS用の写真を撮りに来たところ、ボートの上に人が倒れていることを見つけ警察に連絡。

その話を聞いた光が2時間サスペンス(通称、2サス)で鍛えた推理力で事件を勝手に推理する。役場の人間が市役所に連絡なく、平日に宿泊しているに違いないと踏んだ光は事件現場にいる「湯西のホタルを守る会」のメンバー数人を疑う。メンバーは県外から来ている蛍が湯西に放たれて、川の生態系を壊しているため、調査にきて欲しいと今回の被害者である門倉に依頼したと話す。

死体から嘔吐物があるため、中毒死と推理する光。しかし、光の自動車が置きっぱなしになっていたため、これを刑事達に疑われ蘭丸を含む三人は警察署に行くことになる。

しかし、女将の美玲が司法解剖が終わる明日の朝まで留置場に泊まるのなら、宿に泊まったらどうかと提案をし、これを承諾。提案をした理由は温泉のお湯を組み上げるポンプが壊れてしまったため、その日の温泉は水道水になってしまうため、蘭丸に三助として、宿泊客に泊まってもらいたいと思ったからである。

蘭丸は三助を行う。三助を行い、その日の温泉を舐めて次亜塩素酸ナトリウムの味があることに気づく。今日だけ水道水のため、納得し、成分をメモする。※次亜塩素酸ナトリウムは水を殺菌するために水道水に入っているもの。

夜に宿名物の「ビア酒」を飲む。蛍の活動時期は6~8月だが、川の上流ということでこの宿では活動時期以外でも蛍が観れると好評と女将の美玲は言う。そこに、お昼に雅と一緒に車に乗った男が現れ、蘭丸は問いただす。なんとその男はこの宿の亭主であり、雅を駅まで送っていたのだ。蘭丸が雅の行く先を聞くもわからなかった。

蘭丸は寝床につくが、蘭丸が途中から苦しむように寝ていた。

 

 

2日目

次の日の朝食中、蘭丸に苦しんだ理由を聞いた所”シアン化物で殺される夢”を見たためで、今回の被害者も司法解剖で”シアン化物による中毒死”であったと判明。死亡推定時刻は一昨日で泊まった宿も未定ということが判明。

船は「湯西のホタルを守る会」の所有物とわかり、恐ろしい薬(他の地域の蛍も殺せる殺虫剤)を鬼怒川県民健康スポーツ福祉グローバル薬科短期大学製作していることが判明。その殺虫剤にはシアン化物が含まれることがわかった。これにより、「湯西のホタルを守る会」のメンバーが警察署に連行。

蛍は県外の蛍を買った蛍を鬼怒川を下流に離しており、街の観光事業の一つとなっている。

宿に戻り、蘭丸ら三人は容疑者から疑いが晴れたため、押収された車が戻ってきたことを確認する。ガソリンは次の日に女将の美玲のご好意で満タンにすると約束する。宿のポンプの修理が完了し、再び三助をし一泊することになる。

再び三助を行い、相変わらず大好評であった。寛治に温泉に落とされ、お湯を舐めたところ昨日と違う成分が混じっていることに蘭丸は気づく。昨日は源泉の成分に水道水が含まれているが、今日舐めた源泉とは同じであるはずなのに、違う成分が含まれているのはおかしい。ここで何かを気づいた蘭丸はふんどし姿(三助の格好)のまま部屋へ走る。

部屋に戻り、布団が洗濯されていることに驚く。蘭丸は布団の周りの畳を舐めたり、探したりする。そして、何かを踏み、それを舐め一言「証拠を見つけました」。窓と観ながら「この美しい蛍こそ、恐ろしい殺人の証拠だったのです」と言い、宿の人たちを集めるように寛治とヒカルに言う。

蘭丸が宿の女将美玲の前で今回の事件の経緯を指摘。蛍が観れる宿で予約が殺到しているのに、昨日宿が急に一部屋空き、その部屋は殺された被害者が泊まるはずであったため、蘭丸達の部屋のシーツや枕カバーは変わっておらず、蘭丸が寝た際にシアンの味が残っていた。これを昨日の朝食の際に聞いていた美玲がシーツや布団カバーを全て洗濯した。しかし、畳にシアンの味が残っていると蘭丸が言う。

美玲は蘭丸の舌が証拠になるわけがないと言う。蘭丸は「僕を舐めないでもらおう」と言い続いて、
「事件の謎はこの舌が味わった」
とい言い、舌を出す。

そして、蘭丸は証拠として昨日踏んだ物を取り出す。これはビアの種のかけらであり、被害者の口から出た物と指摘する。女将が大量のビアの種を砕き、水に溶けやすい成分「アミグダリン」を加熱せずに抽出した。アミグダリンは毒性がないが小腸の粘膜にあるベータグルコシターと加水分解されてシアン化水素が発生する。これを被害者の夕飯に入れ、被害者を殺害した。死後に宿の近くの上流から、ボートに乗せて、川に流し下流に流れていき、今回の事件へと繋がった。

美玲と宿の亭主は罪を認める。

動機は源泉をくみ上げるポンプが壊れたことに被害者に気づかれたこと。実際は1年前にポンプが故障しオフシーズンに休業して修理しようと思ったが、その時期からこの蛍が観れると有名になってしまい、修理する機会がなくなってしまう。そこで壊れてからは水道水に入浴剤を入れて温泉と偽っていた。しかし、被害者が蛍の生態系を調査しに宿に止まったものの、温泉が水道水になっていることに気づいた。これにより、美玲と宿の亭主は今回は殺人に及んだ。

蛍が急にオフシーズンに現れたのは、壊れたポンプから源泉が流れ出し、川の温度があがり、蛍が住みやすい環境になったからと蘭丸は指摘。蘭丸は「偽装の蛍が偽装の温泉を教えてくれた」と言う。蘭丸は自分が真相を解決したから、宿を閉めることになってしまうと号泣する。

女将と亭主は逮捕されたが、亭主が雅の次の行き先は鐵友温泉(てつともおんせん)温泉宿「南出田楼(なんでだろう)」と蘭丸に伝える。亭主は雅に惚れていたため行き先は知らないと嘘をついていた。そして、雅は立ち去る前の日の夜に男と部屋へ入っていくのを亭主が目撃し、あの女は辞めたほうがいいと忠告する。

事件が終わり寛治が急に詩人宮沢賢治の一節を読む。

ほたるはみだれていちめんとぶ
・・・赤眼の蠍
萱の髪
わづかに澱む風の皿・・・・
蛍は消えたりともったり

引用:宮沢賢治 春と修羅 第二集

光が寛治は宮沢賢治と関係があるかもしれないと推理。

 

3日目

次の日、町長達は今後は蛍を県外から買うのを辞めると蘭丸ら三人に言う。よかったら蘭丸に町内の目玉として蘭丸に三助として残ってくれないかと依頼する。蘭丸は「会わないといけない人がいる」と言い、断る。

そして、雅がいる次なる目的地である鐵友温泉の「南出田楼」に三人は向かうのであった。

感想

ドラマを観る前からどんな作品になるのだろうか?と期待をしていた「神の舌を持つ男」ですが、期待通りの作品になりました。

やはり堤監督が演出を担当しているということで「TRICK」にやや近いのかな?と感じます。画面の使い方も何か似てる上に、ちょいちょい事件の中に逆やツッコミを入れたりと、堤ワールドが全開に出ていました。

特に、蘭丸が事件の犯人がわかった時に言う「事件の謎はこの舌が味わった」とか印象的でしたね。向井理さんのダサいキャラが特に目立ったシーンでした。

ドラマを観る前に、向井理さんがなんでこの役をやったのだろうと言っていた、やたらと舌で何かを舐めたり、温泉でふんどし姿になったり、現地に直接いくなど・・・苦労が見えた作品になりました笑

第2話は鐵友温泉の「南出田楼」ということて、テツ&トモがなんでだろうをモチーフにしたのは間違いないですね笑ちょいちょいこういうところギャグをいれてくるので、次回もたくさん面白いと思いますので、ぜひ観ていきましょう。

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