2016年夏ドラマで注目の日曜劇場。通称“日9”枠を務めているのがドラマ「仰げば尊し」です。主演の寺尾聡さんが吹奏楽部の顧問となり、弱小美崎高校吹奏楽部で全国大会を狙うヒューマンドラマです。
その仰げば尊しが全8話で終了することで、世間に波紋が及んでいます。そんなに視聴率が悪くないはずなのに10話まで行かないで終わってしまうのは打ち切りなのでは?と噂されています。
また、仰げば尊しに出演していた高畑裕太さんが、8月の終わりに事件を起こしてしまったからなのでは?ともネット上では書かれています。
そんな、もやもやしている視聴者のため、出演している俳優陣のため、今回は日9ドラマの仰げば尊しが全8話である真相をお話しします。
ドラマ「仰げば尊し」が全8話で打ち切りの原因は視聴率!?
ドラマの打ち切りで一番多いのが“視聴率”の不振によるものです。ドラマはスポンサーがテレビ局にお金を支払って、CMを流します。そこに視聴率が高い番組だと、たくさんの視聴者が見ます。しかし、視聴率が低いと視聴者が少ないです。
これにより、スポンサーは多くの視聴者確保のためにCMを流しているため“視聴率が低い=CMを流す価値が低い”となり、ドラマを早々に打ち切り他の番組に変更するとなるのです。
では、仰げば尊しの前“日9”劇場「99.9」では、どのくらいの視聴率だったのでしょうか?
第1話:15.5%
第2話:19.1%
第3話:16.2%
第4話:16.3%
第5話:18.9%
第6話:13.3%
第7話:17.7%
第8話:18.6%
第9話:16.5%
第10話:19.1%
平均視聴率は17.15%と高視聴率をキープし続けました。確かに主演の松本潤さんと香川照之さんの掛け合いが面白かったです。これに対して、今期の仰げば尊しは以下のような視聴率になります。
第1話:11.4%
第2話:11.7%
第3話:9.9%
第4話:9.9%
第5話:9.3%
第6話:9.3%
第7話
第8話
以上のような数字になっています。99.9に比べて仰げば尊しの視聴率は低いですが、ギリギリ2桁にのるか乗るラインをキープしています。
ドラマの視聴率の打ち切りのラインは6.0%を下回った時が危ないと言われているため、仰げば尊しは6.0%には行かないので視聴率による打ち切りではありません。
実際にドラマの中では昔のドラマ「ROOKIES」を思わせる青春ドラマの内容。見ている人が引き込まれるような構成でとても面白いです。吹奏楽部なのに・・という偏見をなくしました。
では、全8話の原因は何でしょうか?次に仰げば尊しに出演していた高畑裕太さんについて触れたいと思います。
ドラマ「仰げば尊し」が全8話で打ち切りの原因は高畑裕太!?
さて、8月に芸能界で衝撃がうけました。高畑裕太さんが捕まってしまったことです。詳しい内容は割愛しますが、これにより様々な番組で影響が出たと言われています。
24時間テレビでは高畑さんが出演していた特別ドラマが放送の1週間前に撮り直しになるという事故が起きました。なんとかNEWSの小山くんが代役という形で回避できましたが、関係者は笑えない事件でした。
さて、そんな高畑裕太さんが出演していたドラマに仰げば尊しの名前があがりました。そのため、高畑裕太さんのせいでドラマは打ち切りになったのでは?と言われることも。
しかし、これは実際にドラマを見てないネットの人の意見であり、実際、仰げば尊しの全8話とは“関係ありません”。
なぜなら、高畑さんの役柄です。仰げば尊しのメインのグループ青島たちの高校の先輩不良役で出演しました。何度か喧嘩をしたりと激しい役回りでした。
しかし、第4話以降は青島達は吹奏楽部のメンバーとして、部活動に専念します。そのため、第3話で陣内との関係をきりました。
つまり、高畑さん演じる陣内は第4話以降は仰げば尊しの中ではそんなに重要な役柄ではなく、出てきません。全国大会のコンクールでおめでとうという形ででることもできましたが、おそらく、出ない予定だったでしょう。
まとめると、確かに高畑裕太さんはドラマ「仰げば尊し」に出演はしていたが、主演ではないため、第4話以降はでてきていません。高畑裕太さんが原因で打ち切りは考えることはできないということです。
では、全8話の真相は何でしょうか?
ドラマ「仰げば尊し」が全8話の理由はオリンピック!?
2016年夏ドラマの多くが影響を受けているのが「オリンピック」です。日本の選手の活躍により、過去最高のメダル数を獲得となりました。日本中が熱く燃えていた2週間でした。
その間に様々なドラマが影響を受けました。仰げば尊しもその内の1つです。
元々は第5話は8月14日に放送予定でしたが、8月21日に放送。1週間おやすみしてしまいました。テレビ局側はドラマよりもオリンピックの方が視聴率が取れるため、他局でもドラマを休止しています。
日本テレビの「時をかける少女」は“オリンピック”と“24時間テレビ”の影響で全5話でまとめていました。
では、仰げば尊しの全8話はもともと全10話の予定だったのか?と聞かれると答えは“NO”です。もともとオリンピック放送でドラマを全8話でまとめる方向になっていました。そして、第1話では少し時間を拡大して放送していました。
こういう風にし、仰げば尊しでは最終回の全8話までうまくまとめていたのです。
ドラマ「仰げば尊し」の打ち切りの噂は嘘。
最初は10話で放送予定でしたがあまりに視聴率が取れず、8話などにまとめてしまう「打ち切り」。
仰げば尊しは高視聴率をキープし続けており、打ち切りにしてしまうのはもったいないです。そのため、全8話の理由は打ち切りではありませんでした。
その原因は高畑裕太さんの事件では?とも騒がれていましたが、もともと高畑さん演じる陣内第3話までしか出演していないため、嘘。
やはり、他のドラマも影響が出ている「オリンピック」にあったのかな?と思います。しかし、一週間休んでもしっかりと結果を出し続けたドラマ「仰げば尊し」。2016年夏クールでは全8話で最終回でしたが、人気上位に入るドラマとなりました。
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