2016年夏ドラマで注目なのは土曜の21時よりスタートする「時をかける少女」です。聞いたことがある方も多いと思いますが、筒井康隆(つついやすたか)さんがSF小説で何度もドラマ化してきた2016年リメイク版です。
他の番組との兼ね合いで今回は全5話と連続ドラマとしては短いかもしれませんが、今回は未来からくる翔平(ケン・ソゴル)の視点からも描かれているため、今までとは違った「時をかける少女」になるかもしれません。
そんな注目のドラマは2016年7月9日(土)の21時より日本テレビで第1話が放送スタートするため、あらすじと感想を書いていきます。
※以後ネタバレ注意
時をかける少女(ドラマ)第1話のあらすじ(ネタバレ)と感想
高校三年生の芳山未羽(演:黒島結菜)は高校受験を控えた高校三年生。ある夏の放課後に幼じみの朝倉五郎(演:竹内涼真)と一緒に学校の理科室の掃除をしていた。五郎がゴミを捨てに行って一人になった未羽は理科の準備室で何かが割れる音が聞こえた。
気になり、準備室を除いた未羽は、割れたのは試験管であることを確認。同時に試験管から漂う甘い香り(ラベンダー)を嗅ぎ、そのまま気を失ってしまう。
保健室で目が覚めた未羽は心配する五郎と同じ幼馴染の深町翔平(演:菊池風磨(Sexy Zone))に準備室で起きた一部始終を話す。しかし、翔平は未羽の近くに試験管などは落ちてなかったことを伝えた。
7月7日(1回目)
その日は朝からついていないことが多くあった。
・前の日に美容室に前髪を格好悪いとから変われる。
・同級生のリュウグウノツカイの発見のスターデビュー。
・数学の授業で問題が解けない。
・美術の時間で石膏を割る。
・学校の水道で使用した部分が壊れており、びしょ濡れになる。
・吾郎と翔平にじゃんけんに負けて、ジュースをおごる羽目になる。
その日の帰り道に未羽は運が悪すぎると疑問に思いながら帰っていると、道路に亀がいる。未羽は亀の写真を撮ろうとしていたところ、マンションの上から未羽の頭めがけて鉢植えが落ちてくる。未羽は自分に当たることを覚悟する・・・・・
しかし、気がつくとマンションの少し手前に立っていた。そして、未羽の目の前に鉢植えが落ちてきて「バリン」と割れた。手には先程の亀を持っていた。ここで未羽は自分が過去の時間に戻れるタイムリープの能力を手に入れて、鉢植えが落ちる少し前に戻ったのではないかと大騒ぎ。
そこに居合わせた翔平に自分がタイムリープの力を手に入れたと興奮して話す。しかし、翔平はこのことは誰にも口外しないように釘をさす。なぜなら、翔平の本当の正体は未羽の幼馴染ではなく、未来からやってきた科学者のケン・ソゴルであったからだ。ケン・ソゴルは未来へ帰る薬をなくしてしまったため、今の時代にいるのであった。
そんな、翔平の忠告を聞くわけがないのであった・・・。家に帰って、一度1日前の7月6日に時間が飛べることに気づくのであった。
7月7日(2回目)
未羽はタイムリープを使い1日前に戻り、悪いことあったのを全ていいことに変える。
・前の日に美容室に前髪を切らない。
・数学の授業で問題を積極的に解く。
・美術の時間で石膏を割らずにキャッチする。
・学校の水道で壊れてないところを使用する。
・吾郎と翔平にじゃんけんに全勝し、ジュースをおごってもらう。
と一回目の7月7日に起きた悪いことをいい方向に変え、髪の毛を吾郎の父がやっている「ハーバー朝倉」で切る。その日の夜にハーバー吾郎の近くの変電所でボヤ騒ぎがあった。吾郎と未羽と翔平は現場に集まる。その時の翔平の服装は水玉のパジャマであった。
この時に未羽達は電柱のはってある7月9日に開催される七夕祭りの日に学校でアイドルになった大西敦美(演:八木莉可子(やぎりかこ))のライブが行われることが追加されていた。大西は7月6日にリュウグウノツカイの発見をしてそこからスターデビューしたのだ。これを見た未羽は自分にも才能があると考える。。。
7月7日(3回目)
7月6日にタイムリープし、大西が見つけるはずのリュウグウノツカイを未羽が見つけるようにした。今度は自分がタイムリープし、未来のアイドルになるようにする。お昼の学校で、7月7日の夜に変電所でボヤ騒ぎがあると動画を撮り、これをネットにアップする。そして、翔平の服は水玉でもあると予言する。そして、予言を的中させる。
そこから未羽は瞬く間に全世界に、名を知れ渡り有名人となる。学校でも有名人になる。しかし、ダンスで努力をしていた大西は、他の人にいじめられるところに直面する。未羽の心の中で自分のせいだとという罪悪感を感じる。
7月9日(1回目)
未羽の家に警察が訪れ、7月7日の変電所のボヤ騒ぎの件について事情聴取をうけるため、警察署に連行される。7月7日③にタイムリープした時の夜に、変電所近くの監視カメラに未羽の姿が映っていた。これに警察が理由を聞くも、未羽は「タイムリープしたから」と答え続ける。結局誰とも七夕祭りに行けないまま、1日が終わろうとする。「自分はアイドルに向いてない」と思い、未羽は再びタイムリープする。
7月7日(4回目)
リュウグウノツカイは大西が見つけることになり、このまま学校生活を続けた。
7月9日(2回目)
翔平と吾郎と七夕祭りに行くことを約束していたが「翔平はこられなくなった」と吾郎に告げられ、未羽と吾郎の二人で七夕祭りに行く。そして、夜の花火の打ち上げの前に吾郎に告白される。未羽は吾郎との関係は今のままがいいとタイムリープする。
7月9日(3回目)
再び吾郎と七夕祭りに行くことになり、よそよそしくするも吾郎に告白される。再びタイムリープ。
7月9日(4回目)
再び吾郎と七夕祭りに行くことになり「恋人は今はいらない」と告げるも吾郎に告白される。再びタイムリープ。
7月8日(1回目)
未羽は学校で翔平に「七夕祭り」に来るようにお願いする。美羽は吾郎が美羽に恋をしていることを翔平に伝える。翔平は恋はどんな感じが聞く。翔平こと未来の研究者ケン・ソゴルは未来の恋は、遺伝子の適正で割り当て配偶者を決めることになるため、恋にすごい興味を持つ。
7月9日(5回目)
未羽と吾郎と翔平の三人で七夕祭りに行くことになる。未羽は恋については付き合ったから過去へ戻ることをしたくないからこそ、吾郎との今の関係を望む。無事に花火を見終わり、三人で屋台で食べ物を買うことになる。翔平は未来にはない食べ物を味わい興奮をする。未羽は少し離れた場所で焼きぞばを買っていたが、翔平が興奮した際に祭りの提灯(ちょうちん)が数十個ついている建物を倒してしまい、翔平が下敷きになってしまう。そのまま救急車に運ばれるのを見た未羽はタイムリープをする。
7月9日(6回目)
未羽は焼きぞばを買う前に戻り、翔平の元へかけつけ、翔平を勢いよく倒す。翔平は無事に提灯の下敷きにならずになった。未羽は翔平にこのままいったら、提灯の下敷きになっていたと泣きながら話す。これを見ていた吾郎は未羽は翔平のことを好きだと思い、未羽のことを諦める。
翔平と未羽は二人で一緒に帰り、無事に吾郎に告白をされずに終わった。翔平はおそらく自分が未羽に時間を戻して助けてもらったことと思い、喜びという感情を抱く。帰り道で犬に吠えられた未羽は、「小さい頃吾郎に吠える犬から助けてもらったこと」を翔平に話すが、翔平は記憶を操作し「小さい頃翔平に吠える犬から助けてもらったこと」と変えた。
翔平は未羽に少しずつ好意を抱くようになり、これが恋だということを感じ「帰れなかったその時代には夏と恋があった」と思うのだった。
感想
今期注目ドラマの「時をかける少女」でしたが、個人的にはとても面白かったです。アニメ映画の場合には、タイムリープする際には時間の進みをかけてましたが、ドラマ版では7月6日〜9日の間を何回もタイムリープし、事実を変えていたため、話も濃く面白かったです。
今回の注目部分の未来から来た科学者のケン・ソゴル(翔平)が現在と未来の違いを独特な視点を持つことです。今回わかったことはは未来の恋は「遺伝子で適合した同士が結婚する」ということでした。そのため、恋をしたことがなかった翔平が恋に興味を持ち始めて、最終的に吾郎に嫉妬し、未羽の記憶を変えてしまうのがとても印象的でした。
おそらく、翔平は始めて恋で嫉妬をしたのかなと思い、とてもキュンキュンする一面でした。そのため、第1話を観た若い男女にとってはとても楽しいドラマであったのかと思います。
2話目以降の翔平の恋の行方なども気になりますので、期待していきましょう。
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