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CODE/コード2話ネタバレ&考察。二宮湊人が挑む危険なミッションとエレベーター事故の真相

CODE/コード2話ネタバレ&考察。二宮湊人が挑む危険なミッションとエレベーター事故の真相

2023年夏に放送されたドラマ『CODE―願いの代償―』。第1話では、刑事・二宮湊人(坂口健太郎)が恋人・七海悠香(臼田あさ美)にプロポーズした直後、エレベーター事故で彼女を失うという衝撃的な展開が描かれました。

その背後には「どんな願いも叶える」と囁かれる謎のアプリ〈CODE〉が存在し、湊人は恋人の死の真相を追うため危険なゲームに足を踏み入れます。

第2話では、葬儀を経て深い悲しみに沈む湊人が、アプリに導かれるように新たなミッションへ挑む姿が描かれ、事故の裏に潜む陰謀が徐々に浮かび上がっていきます。

目次

CODE/コード2話のあらすじ&ネタバレ

CODE/コード2話のあらすじ&ネタバレ

プロローグ:1話の衝撃を受けて

1話のラストで刑事の二宮湊人(坂口健太郎)は恋人の七海悠香(臼田あさ美)にプロポーズし、幸せの絶頂にありました。しかしその直後、エレベーター落下事故で悠香は即死、湊人も重傷を負います。

事故の直前、湊人は謎の男からアプリ「CODE」を託されており、このアプリが願いと引き換えに危険な任務を課す恐ろしい仕組みであることが示されます。

序盤:悠香の死と残された謎

第2話は、悠香の葬儀と湊人の悲痛な日常から始まる。1話の事故は単なる不幸なエレベーター事故ではなく、誰かが仕組んだ殺人事件である可能性が示される。

湊人は警察の捜査を待てず、自ら調べ始め、同僚の刑事・椎名(染谷将太)や元刑事の二宮(松下奈緒)らを頼る。湊人が扱う死の悲しみと、かつての仲間たちとの温度差が序盤の見どころだ。

  • 湊人はエレベーターの落下事故を単なる機械故障だと片づけようとする内部調査に疑問を抱き、事故当日の監視カメラ映像を調べるが、肝心の部分がすべて消えている。
  • 悠香の遺品から、彼女がある事件の内部告発者であったことを示す資料が見つかり、彼女の死には組織犯罪が絡んでいる可能性が浮上する。

中盤:CODEアプリの真価

湊人は謎のアプリCODEに願いを入力する。「真相が知りたい」と願えば、すぐにアプリからミッションが届く。

第1話では現金輸送車襲撃という危険な任務を課され、実行後に報酬として資金を受け取ったが、そのために別の利用者が死んでいた。本話では湊人がより多くのミッションをこなす姿が描かれる。

ミッション1:謎の男を助けろ

アプリから指示された最初の仕事は「Aという人物を指定場所から救出せよ」。Aは半グレ集団の標的となっており、助けるためには犯罪スレスレの行為を求められる。

湊人は刑事としての倫理と、真相に近づくための執念の間で揺れるが、悠香の死の真相を追うために手を汚す決意をする。結果として湊人はAの救出に成功し、コードから次の手がかりを得る。しかしこの救出劇では、別の利用者が犠牲となり、アプリが「願いの代償」として他者の命や人生を奪っていることが改めて描かれる。

ミッション2:録画データの奪還

2件目のミッションは「エレベーター事故の真相を写した動画データを入手せよ」というものだった。アプリの案内に従い、湊人は特定の会社のサーバーに不法侵入しようとするが、これは完全な犯罪行為であり、警察に見つかれば自らの立場を失う危険がある。

ここで旧友の椎名や情報屋の教え子・羽澤(内田理央)らに協力を求め、彼らも湊人の執念に巻き込まれていく。結果的に、湊人は動画データの一部を入手するが、エレベーターの安全装置を意図的に切る人物が映っており、それが誰かは映像が不完全で判別できないまま。真犯人像を巡るミステリーがさらに深まる。

  • CODEは湊人に「対価」として別の利用者の願いを叶える代わりに殺人を命じるシーンもあり、湊人は殺さずに相手を無力化するなど、自分のモラルとアプリの指示の間で苦悩する。
  • これまでのミッションの中で、別の利用者たちの背景が断片的に示される。借金を抱えた母親、高級病院で治療を受ける子供の親、復讐を誓う元刑事など、それぞれが追い詰められ、CODEの利用に手を出している。

後半:事件の背後にいる人物

中盤までに、エレベーター事故の背後に大企業の不正と警察内部の腐敗が関わっていることが浮かび上がる。湊人はCODEアプリを作った謎の存在「管理人」に近づくため、アプリの開発者を名乗る人物との接触を試みるが、コードの運営者は正体を隠し続ける。

  • 湊人の調査で、悠香が告発しようとしていた企業の名前が浮かび、そこには政財界の大物が絡んでいることが分かる。その証拠を持つ人物がCODEの利用者におり、湊人は彼を保護しようと奔走する。
  • 同じ頃、椎名の恋人が誘拐される事件が発生。犯人はCODEアプリの利用者で、湊人が手を貸したことで救出に成功するが、椎名は湊人がアプリの利用者であることに気付き始める。この件が、後の対立の伏線になる。

クライマックス:連鎖する欲望と代償

終盤、湊人は第二の動画データを入手することに成功し、悠香の死が事故ではなく、意図的にエレベーターを故障させた計画的犯行であったと確信する。しかし、それを指示した黒幕にはまだ手が届かない。一方でCODEアプリはますます危険なミッションを課してくる。

湊人が願いを叶える度に、どこかで誰かが犠牲になる構図が続き、彼自身も罪悪感に苛まれていく。第2話のラストでは、湊人の携帯にCODEから新たなミッションが届き、「次の願いはなんだ?」というメッセージが画面に表示され、暗転して終わる。湊人は恋人の死の真相とアプリの秘密を追い続けることを誓い、さらなる危険へ飛び込んでいく。

CODE/コード2話の感想&考察

CODE/コード2話の感想&考察

法と正義の狭間で

二宮湊人という主人公は刑事でありながら、恋人の死の真相を追うためにアプリの利用者となり、自ら法を犯す行動にも手を染めていきます。

第2話では、彼が警察官としての倫理と愛する人を守りたいという私情との間で葛藤する姿が描かれました。湊人は「やらなければ真実にたどり着けない」「でも法を破ることは許されない」という二律背反の渦中にあり、善悪や正義を一枚岩として描かず、目的のためには手段を選ばない危うさを強調しています。

CODEアプリの設定と社会批評

CODEは「どんな願いも叶える代わりに代償を払う」アプリとして描かれている。

第2話では、アプリがもたらすメリットとデメリットがより鮮明になった。願いを入力すると瞬時に機会が提供され、現金や情報が手に入る。しかし、その代償として無関係の人々が事故や事件に巻き込まれる。

これは現代社会に蔓延する「自己責任」「成果主義」の暗部を示しているとも読み取れる。SNSや匿名性、アプリ社会が生み出す危険性を隠喩的に描きつつ、背後には人間の欲望と弱さがある。どんなに悲願があっても、それを叶えるために誰かを犠牲にして良いのか。

作中では様々な利用者が登場し、彼らの背景を通じて貧困・医療格差・復讐心など社会問題が浮かび上がる。第2話では、湊人が2つのミッションを遂行する過程で複数の利用者の悲惨な境遇が示され、視聴者に「自分ならどうするか」と考えさせる構造になっている。

ミステリー要素と伏線

第2話で最も興味深いのは、エレベーター事故の真相に迫る手がかりが少しずつ提示されることだ。湊人が入手した動画データには、エレベーターの安全装置を意図的にオフにする人物が映っていたが、その顔までは映っていない。

視聴者には「犯人は誰か」という謎が残る。おそらく、警察内部の誰かや大企業の関係者が関わっていると予想できるが、ドラマはその正体をすぐには明かさず、引き延ばすことで緊張感を高めている。また、湊人の周囲の人物――例えば椎名、二宮、羽澤、さらに元刑事の恩師など――がどのように事件に関わっているのか、今後の伏線が張られているように感じた。特に二宮の過去やCODEに対する知識がどこまでなのか、秘密を抱えている可能性もありそうだ。

サスペンスと人間ドラマのバランス

作品の魅力は、ハードなサスペンスと人間ドラマが絶妙に融合している点です。

第2話もスマホアプリを巡る危険な任務や銃撃戦、追跡劇など緊張感あふれる場面が続きました。その一方で、湊人が悠香の思い出を回想する場面や救出した利用者の家族との交流など、人間の心に寄り添う描写も豊富です。サスペンスと感情描写のコントラストが視聴者を飽きさせず、泣ける場面も盛り込まれていました。

今後の展開予想

2話のラストで示されたように、湊人はさらに危険なミッションに直面していく。

「願いの代償」シリーズは、希望を持つ者の願いが叶う一方で、その代償が誰かの命や人生で支払われることを浮き彫りにする。

本話で明らかになったエレベーター事故の背後には大きな陰謀が隠れており、今後、政治家や警察上層部の腐敗、企業の不正など社会的なテーマに切り込んでいくのではないかと予想する。また、湊人以外にもCODEを利用する複数のキャラクターの物語が進行しているため、それぞれの願いと代償が交錯し、新たな悲劇を生み出すだろう。

記者の波多野や絵本作家の真琴など、他のレギュラー陣がどう関わってくるかも気になるポイント。特に、CODEの開発者や運営者に関する情報が少しずつ明らかになり、最終的には湊人がアプリの根源に辿り着く展開が予想される。シーズン全体を通しては、湊人が恋人の死の真犯人を見つけること、CODEのシステムを止めること、自分自身の罪と向き合って救われることが大きなテーマになるだろう。

終わりに

第2話は、主人公が正義のために危うい道へと踏み込む姿を鮮烈に描き、強烈なインパクトを残しました。謎は深まる一方でキャラクターの人間味が厚みを増し、視聴者に強い余韻を与えています。

湊人がどこまで堕ち、どこで踏みとどまるのか、そしてアプリの背後に潜む黒幕は誰なのか。次回以降も「願いと代償」の物語に目が離せません。

全話のネタバレ&結論はこちら↓

次回のお話はこちら↓

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