『今際の国のアリス』ゲーム一覧・差し替え用SEO記事
『今際の国のアリス』には、Netflixドラマ版シーズン1〜3、原作漫画本編、特別編、続編『今際の国のアリス RETRY』を合わせて、多数のゲームが登場します。ただし、短い映像だけのゲームや、カードの存在しか確認できないゲームもあるため、すべてを一つの数字で数えると混乱しやすくなります。
Netflix版シーズン3に登場する新ゲームは、全体で8種類です。冒頭の「ばばぬき」を除き、アリスとウサギたちがチームに分かれて進むJOKERトーナメント部分だけを数えると7種類になるため、「7ゲーム」と「8ゲーム」の二つの数え方があります。
ゲームの目的も、単に体力や知力の優劣を決めることではありません。「かくれんぼ」はアリスへ親友を失った罪悪感を残し、「すうとり」はタッタの自己否定とキューマの生き方をぶつけ、「くろっけぇ」は生きる意味を見失ったアリスの心そのものを狙いました。
この記事では、『今際の国のアリス』のゲーム一覧をNetflixシーズン1〜3、原作漫画、『RETRY』に分け、カード、ルール、クリア条件、参加者、死亡者、原作との違い、人物へ与えた変化まで最新話時点で詳しく考察します。
『今際の国のアリス』ゲーム一覧|原作漫画・Netflix全3シーズンを先に整理

『今際の国のアリス』のゲーム数は、何を集計対象にするかによって変わります。詳しく描かれたゲームだけを数えるのか、回想や短い映像、名前だけ判明したゲーム、別周期のゲーム、『RETRY』まで含めるのかを分けなければなりません。
まずは、Netflix版と原作漫画を混在させず、どの媒体に何が登場するのかを整理します。
ゲーム数は数え方で変わる|本編・短い描写・RETRYを分ける
Netflix版で名称または内容を確認できるゲームを、本記事ではシーズン1が11種類、シーズン2が11種類、シーズン3が8種類の合計30種類として整理します。ただし、シーズン2には飛行船が落下するだけで詳細が描かれない絵札もあるため、Netflix版の世界に存在したゲーム総数が30種類という意味ではありません。
原作漫画では、今回の周期においてルールまで具体的に描かれる本編・特別編のゲームが17種類あります。さらに、キューマたちの前回周期で描かれたスペードの3「てえまぱあく」と、『RETRY』のハートの9「ちきゅうしんりゃく」を加えると、内容を確認できるゲームは19種類です。
ただし、原作にもカードを取得した事実だけが示される数字札や、開催されたことしか分からない絵札があります。トランプ52枚すべてに対応する詳細なゲームが描かれているわけではないため、「原作のゲームは全部で52種類」と断定するのは正確ではありません。
| 対象 | 本記事で整理する数 | 数え方の注意 |
|---|---|---|
| Netflixシーズン1 | 11種類 | 主要6種類と短く描かれた5種類 |
| Netflixシーズン2 | 11種類 | 主要7種類と名称を確認できる短い4種類 |
| Netflixシーズン3 | 8種類 | 「ばばぬき」を除くトーナメント部分だけなら7種類 |
| 原作本編・特別編の今回周期 | 17種類 | ルールまで具体的に描かれるゲーム |
| 前回周期 | 1種類 | スペードの3「てえまぱあく」を詳しく確認できる |
| 今際の国のアリス RETRY | 1種類 | ハートの9「ちきゅうしんりゃく」 |
Netflixシーズン1〜3のゲーム早見表
Netflix版は、シーズン1で数字札、シーズン2で絵札、シーズン3でJOKERステージを描いています。シーズン1と2は原作を土台にしていますが、ゲームの参加者や開催順、同じカードに割り当てられた内容が変更されています。
| シーズン | 詳しく描かれた主なゲーム | 短く描かれたゲーム |
|---|---|---|
| シーズン1 | ♣3「生きるか死ぬか」、♠5「おにごっこ」、♥7「かくれんぼ」、♣4「ディスタンス」、♦4「でんきゅう」、♥10「まじょがり」 | ♠2「人間エレベーター」、♣2「借り物競争」、♥2「でんしゃ」、♠6「猛獣ハンター」、♣10「マッチ工場でBINGO」 |
| シーズン2 | ♠K「さばいばる」、♣K「すうとり」、♥J「どくぼう」、♠7「かまゆで」、♠Q「ちぇっくめいと」、♦K「てんびん」、♥Q「くろっけぇ」 | ♣J「みのむし」、♣Q「たーげっと」、♠J「ちゃんぴおん」、♥K「さいれんと」 |
| シーズン3 | 「ばばぬき」「おみくじ」「りずむ」「ゾンビ狩り」「暴走でんしゃ」「東京びんごたわー」「かんけり」「ミライすごろく」 | 短い映像ではなく、8種類すべてが物語の進行に関わる |

原作漫画本編・特別編・RETRYのゲーム早見表
原作漫画では、アリスが直接参加したゲームだけでなく、チシヤ、ドードー、ヘイヤ、バンダ、ヤバらを主人公とする特別編のゲームも描かれます。アリスの視点から離れることで、同じ今際の国でも、人物によって生きる理由や他者との距離が異なることが分かります。
| 分類 | ゲーム |
|---|---|
| スペード | ♠5「おにごっこ」、♠6「もうじゅう」、♠7「かまゆで」、♠K「さばいばる」 |
| ダイヤ | ♦4「でんきゅう」、♦6「ぶらっくじゃっく」、♦J「まあじゃん」、♦K「びじんとうひょう」 |
| クラブ | ♣3「おみくじ」、♣4「らんなうぇい」、♣K「すうとり」 |
| ハート | ♥2「でんしゃ」、♥4「あんけぇと」、♥7「かくれんぼ」、♥10「まじょがり」、♥J「どくぼう」、♥Q「くろっけぇ」 |
| 前回周期 | ♠3「てえまぱあく」など。前回の♥Kは存在のみ示され、内容は不明 |
| RETRY | ♥9「ちきゅうしんりゃく」 |
ゲームの基本ルール|トランプの数字・マーク・ビザの意味

シーズン1と2、原作漫画のゲームは、トランプのカードによって性質と難易度が示されます。シーズン3のJOKERステージは、この数字札と絵札を攻略する仕組みとは別に、複数のゲームを順番に勝ち上がる大会形式です。
ここでは、ゲーム一覧を理解するために必要な数字、マーク、ビザ、ゲームクリアの基本を整理します。
数字札は難易度、絵札は国民との直接対決
数字札はAを1として、Aから10まで数字が大きくなるほど難易度も高くなるのが基本です。ただし、数字が低ければ安全というわけではなく、ハートの2「でんしゃ」のように、判断を誤れば一度で死亡するゲームもあります。
数字札をすべて攻略すると、ジャック、クイーン、キングの絵札をめぐる「ねくすとすてぇじ」が始まります。絵札のゲームでは、前回の周期を生き抜いて永住権を選んだ国民が主催者となり、自らも対戦相手として命を懸けます。
数字札ではルールを突破することが中心ですが、絵札ではキューマ、九頭龍、ミラたちの価値観そのものがゲームへ反映されます。勝敗だけでなく、国民がなぜ今際の国を選んだのかを知ることも、絵札戦の重要な意味です。
スペード・ダイヤ・クラブ・ハートが試す能力
| マーク | 主に試される能力 | 代表的なゲーム |
|---|---|---|
| スペード | 体力、運動能力、戦闘力、生存技術 | 「おにごっこ」「かまゆで」「さばいばる」 |
| ダイヤ | 知識、計算、論理、相手の合理的判断を読む力 | 「でんきゅう」「てんびん」「ぶらっくじゃっく」 |
| クラブ | 能力の総合力、仲間との協力、役割分担 | 「ディスタンス」「すうとり」 |
| ハート | 心理、信頼、裏切り、執着、喪失への耐性 | 「かくれんぼ」「まじょがり」「どくぼう」「くろっけぇ」 |
マークは、ゲームを攻略するうえで中心となる能力を示します。ただし、実際にはスペードでも判断力が必要になり、ダイヤでも他者への理解が求められ、クラブでも体力を失えば脱落します。
特にハートは、単に嘘を見抜けば勝てるジャンルではありません。大切な相手への愛情、見捨てられる恐怖、生き残った者の罪悪感まで利用し、参加者自身に誰かを切り捨てさせる構造を持っています。
ゲームクリア・ゲームオーバー・ビザの仕組み
今際の国へ来た滞在者は、一定期間だけ生存を許される「ビザ」を持っています。数字札のゲームをクリアすると、カードの数字に応じた日数がビザへ加算されます。
ビザが切れると、空からレーザーを照射されて死亡します。そのため、参加したいゲームがなくても、滞在者は生きるために定期的な参加を強いられます。
ゲームオーバーの条件はゲームごとに異なり、時間切れ、誤答、会場からの逃亡、禁止行為、敗北などが設定されています。ゲームの途中で会場を出ようとした人物がレーザーで処刑される場合もあり、参加登録をした後に自由に降りることはできません。
絵札の段階では、国民を倒してすべての絵札を攻略することが目標になります。最後の絵札を倒した後、生存者には今際の国の永住権を受け入れるか、拒否して現実へ戻るかという最終選択が提示されます。
シーズン3のJOKERステージは固定順で進むトーナメント
シーズン3では、スペード、ダイヤ、クラブ、ハートの中から会場を選ぶ従来の形式がなくなります。参加者はチームを組み、指定された順序でゲームを進み、クリアしても現実へ戻らず次のステージへ送られます。
アリスとウサギは別のチームへ分けられ、それぞれ異なるゲームを経由します。「暴走でんしゃ」では並走する別の列車で互いの姿を確認しますが、最終ゲームの「ミライすごろく」まで同じチームとして行動できません。
JOKERは、スペードなどに並ぶ第五のマークではありません。各ゲームには身体、知性、協力、心理の要素がありますが、正式なカードや難易度は割り当てられておらず、複数の能力を連続して試すトーナメントとして構成されています。
Netflixシーズン1のゲーム一覧|数字札とビーチ崩壊

シーズン1では、アリスが今際の国へ入り、カルベとチョータを失い、ウサギと出会い、ビーチの崩壊を見るまでが描かれます。ゲームの規模は絵札戦より小さいものの、アリスの人生を決定的に変えた「かくれんぼ」と「まじょがり」が含まれています。
| カード・ゲーム | 主な参加者 | クリア条件 | 主な結果 |
|---|---|---|---|
| ♣3「生きるか死ぬか」 | アリス、カルベ、チョータ、シブキほか | 制限時間内に正しい扉を選び、建物の外へ出る | アリスたち4人が生還 |
| ♠5「おにごっこ」 | アリス、カルベ、ウサギ、チシヤ、アグニ、クイナ、タッタほか | 制限時間内に陣地の部屋を発見し、二つのボタンを同時に押す | 複数の参加者が死亡し、主要人物は生還 |
| ♥7「かくれんぼ」 | アリス、カルベ、チョータ、シブキ | 終了時点で「おおかみ」でいる | アリスだけが生存 |
| ♣4「ディスタンス」 | アリス、ウサギ、足を負傷した参加者ほか | 真のGOALへ到達し、試練を生き延びる | スタート地点のバスに残った者が生還 |
| ♦4「でんきゅう」 | アリス、アンら | 三つのスイッチから電球につながる一つを特定する | アリスとアンらが生還 |
| ♥10「まじょがり」 | ビーチの滞在者 | モモカを殺した「まじょ」を炎で燃やす | 魔女はモモカ本人。ビーチは崩壊 |
♣3「生きるか死ぬか」|デッド・オア・アライブ
アリス、カルベ、チョータ、シブキがドラマ版で最初に挑むゲームです。参加者は二つの扉がある部屋へ次々と入り、「生」と「死」のどちらかを時間内に選ばなければなりません。
誤った扉を開ければレーザーで処刑され、時間切れになれば床から炎が噴き出します。一見すると運だけの二択ですが、アリスは建物の外観、車の大きさ、各部屋の位置を思い出し、通過可能な経路を割り出しました。
ゲームクリアの鍵は、正解を知ることではなく、観察した情報を空間の構造へ組み直すことです。現実ではゲームばかりしていると否定されていたアリスの能力が、初めて仲間を救う力として使われました。
このゲームはドラマオリジナルです。原作漫画でクラブの3に設定されているのは、神社を舞台にした「おみくじ」であり、シーズン3で改めて映像化されています。
♠5「おにごっこ」
団地内を移動しながら、銃を持った二人のおにから逃げ、制限時間内に陣地を探すゲームです。陣地の部屋へ入った後も、離れた位置にある二つのボタンを同時に押さなければクリアできません。
アリスは、おにが銃撃した位置や参加者の動きから、陣地の場所を推理します。ウサギの身体能力、カルベの行動力、チシヤの冷静さ、アグニやクイナの戦闘能力など、異なる能力が初めて同じゲーム内へ集まりました。
スペードのゲームでありながら、単純に速く走れば勝てるわけではありません。おにへ対抗する者、陣地を探す者、最後に二つのボタンを押す者が必要であり、個人の力だけではクリアできない構造です。
ゲーム終了後、おにだった人物も処刑されます。おに側も今際の国を自由に支配する存在ではなく、役割を与えられた人間だったことが示されます。

♥7「かくれんぼ」
参加者はアリス、カルベ、チョータ、シブキの4人です。一人が「おおかみ」、残りが「ひつじ」となり、おおかみがひつじと視線を合わせると役割が交代します。
終了時点でおおかみだった一人だけがゲームクリアとなり、ひつじの首輪は爆発します。名前は「かくれんぼ」ですが、生き残りたいひつじは、おおかみに見つけてもらわなければならないという反転したルールです。
序盤では4人が生存本能に突き動かされ、武器を持っておおかみを奪い合います。しかしアリスがおおかみになった後、カルベとチョータは自分たちが隠れ、アリスへ生存を託しました。
カルベ、チョータ、シブキが死亡し、アリスだけが生き残ります。ゲーム上はクリアでも、アリスにとっては親友に生かされた罪悪感を背負う始まりとなりました。

♣4「ディスタンス」
参加者には、GOALまでの距離を示す数字がスマートフォンへ表示されます。多くの参加者は数字を減らすためトンネルの奥へ走りますが、本当のGOALはスタート地点に置かれたバスでした。
途中では猛獣が放たれ、最後には大量の水がトンネルへ流れ込みます。バスへ戻ったアリスたちは、残されていた燃料を使って車体を動かし、濁流を生き延びました。
「ディスタンス」という言葉と減っていく数字が、先へ走ることを正解だと思わせるミスリードです。負傷者を見捨てず、スタート地点へ戻ったことがクリアへつながります。
原作のクラブの4「らんなうぇい」と舞台や基本構造を共有していますが、原作では別主人公のヤマネが参加します。ドラマ版はアリスとウサギの関係を深めるゲームとして再配置されました。

♦4「でんきゅう」
水が流れ込む密室に電球があり、隣の部屋には三つのスイッチがあります。参加者は、どのスイッチが電球につながっているかを一度の解答で当てなければなりません。
扉を閉めている間はスイッチを何度でも操作できますが、開けた状態で押せるのは一度だけです。正解できなければ水位が上昇し、垂れ下がった高圧電線によって全員が感電死します。
解法は、一つのスイッチをしばらく入れてから切り、別のスイッチを入れた状態で扉を開くことです。電球が点灯していれば現在入っているスイッチ、消えていても熱ければ先に入れていたスイッチ、冷たければ残る一つだと判断できます。
原作ではアンと仲間たちのゲームですが、ドラマ版ではビーチがアリスを試す場面へ変更されています。アリスの発想力とアンの科学的な視点が、協力関係を作るきっかけになりました。
♥10「まじょがり」
ビーチのロビーで、モモカがナイフを胸に刺された状態で発見されます。参加者は制限時間内にモモカを殺した「まじょ」を見つけ、屋外ステージの炎へ投げ入れなければなりません。
魔女が女性とは限らず、犯人を殺す必要もありません。しかし疑心暗鬼に陥った武闘派は、ビーチの住民を次々に撃ち始めます。
真相は、モモカ自身が自分の胸へナイフを刺していたというものです。モモカの遺体を炎へ入れればクリアできたため、参加者同士で殺し合う必要は最初からありませんでした。
ハートの10が利用したのは、複雑なトリックではなく、帽子屋の死によって壊れかけていたビーチの人間関係です。アグニが抱えていた罪悪感、武闘派の暴力、集団から排除される恐怖が重なり、理想郷は自壊しました。

シーズン1で短く描かれたゲーム一覧
シーズン1には、主要人物の回想やビーチのカード収集場面で短く映るゲームもあります。詳しいルールが明示されないものは、映像から確認できる範囲だけを整理します。
| カード・ゲーム | 確認できる内容 | 描写の扱い |
|---|---|---|
| ♠2「人間エレベーター」 | 参加者が高所から落下する危険を伴う身体ゲーム | 短い映像のみで、全ルールは不明 |
| ♣2「借り物競争」 | 指定された物を探すクラブ系ゲーム | 短い映像のみで、クリア条件の詳細は不明 |
| ♥2「でんしゃ」 | シブキが毒ガスの可能性がある車両を進む | 原作と同じ基本ルールを回想で描写 |
| ♠6「猛獣ハンター」 | アグニたちが猛獣を倒して得点を獲得する | 原作の「もうじゅう」をアレンジ |
| ♣10「マッチ工場でBINGO」 | マッチの明かりを使い、工場内で数字を探してビンゴを作る | 短い映像で攻略が示される |



Netflixシーズン2のゲーム一覧|絵札の国民との戦い

シーズン2では、数字札をすべて集めた滞在者と、今際の国への永住を選んだ国民が対戦します。国民は安全な場所から参加者を処刑する運営者ではなく、自分の価値観をゲームに反映し、敗北すれば命を失います。
| カード・ゲーム | 主な参加者 | クリア条件 | 主な結果 |
|---|---|---|---|
| ♠K「さばいばる」 | 今際の国にいる全滞在者 | スペードのキングを殺す | 多数が死亡。アグニとアリスらが撃破 |
| ♣K「すうとり」 | アリス、ウサギ、クイナ、ニラギ、タッタ対キューマたち | 2時間後に相手チームより多くの得点を持つ | アリス側が勝利。タッタと国民チームが死亡 |
| ♥J「どくぼう」 | チシヤ、バンダ、ヤバ、マツシタら | 参加者に紛れたハートのジャックを死亡させる | チシヤ、バンダ、ヤバが生存 |
| ♠7「かまゆで」 | ヘイヤほか | 高温の湯が噴き出すスタジアムから脱出する | ヘイヤが片脚を失いながら生存 |
| ♠Q「ちぇっくめいと」 | アリス、ウサギ、コウタら | 16ターン終了時に相手より多くの人数を集める | チャレンジャー側が勝利し、クイーンが死亡 |
| ♦K「てんびん」 | チシヤ、九頭龍ほか | 数字選択を繰り返し、最後の一人になる | チシヤが生存し、九頭龍らが死亡 |
| ♥Q「くろっけぇ」 | アリス、ウサギ、ミラ | 途中棄権せずクロッケーを3セット終える | アリスとウサギがクリアし、ミラが死亡 |
♠K「さばいばる」
スペードのキングは、特定の会場で待つのではなく、今際の国全域を移動しながら滞在者を狙撃します。絵札戦が始まった時点で会場外にいる全員が、実質的な参加者です。
キングは銃器、爆発物、車両を使い、プレイヤーの位置を把握しながら攻撃します。ほかの絵札のゲーム会場だけは一時的な安全地帯となりますが、外へ出れば再び標的になります。
ドラマ版ではアリス、ウサギ、アグニ、ヘイヤ、チシヤ、クイナ、アン、ニラギらが同じ決戦へ集まります。多くの主要人物が致命傷に近い負傷をしながら、アリスが仕掛けた爆発とアグニの銃撃によってキングを倒しました。
スペードのキングは、生きることを苦痛と捉え、殺すことを救済だと考えています。彼に対してアグニが選んだのは、死んで罪から逃れることではなく、負傷しても生き残ることでした。

♣K「すうとり」
アリス、ウサギ、クイナ、ニラギ、タッタの5人と、キューマたち国民5人が戦うチーム戦です。両チームには1万点が与えられ、メンバーへ分配した後、「バトル」「アイテム」「陣地」の三つの方法で得点を奪い合います。
参加者同士が触れると、点数の高い側が低い側から500点を奪います。二人以上が手をつないで触れた場合は合計点で勝負できるため、個人の強さより役割分担と連携が重要です。
劣勢となったアリス側は、タッタが自分の手を潰して腕輪を外し、アリスへ渡す作戦を実行します。タッタの腕輪を持ったアリスがキューマの陣地へ触れたことで逆転しますが、タッタは負傷によって死亡しました。
キューマたちは敗北しても仲間を責めず、自分たちの生き方を最後まで肯定します。敵でありながら強い信頼で結ばれた国民チームと、自分の価値を認められず犠牲になったタッタの姿が、アリスへ大きな傷を残しました。

♥J「どくぼう」
参加者の首輪には、スペード、ダイヤ、クラブ、ハートのいずれかが表示されます。自分のマークだけは見えないため、ほかの参加者から教えてもらい、一時間ごとに独房で回答しなければなりません。
誤答や無回答では首輪が爆発します。ゲームは参加者に紛れ込んだハートのジャックが死亡するまで何度でも続きます。
鏡や反射物は排除されており、他者を信頼しなければ生存できません。しかし、相手が嘘をついている可能性を完全には消せないため、信頼するほど裏切りの危険も大きくなります。
ドラマ版では原作にいなかったチシヤが参加し、バンダとヤバも登場します。チシヤ、バンダ、ヤバが生き残り、ジャックだったマツシタは正体を暴かれて死亡しました。

♠7「かまゆで」
ヘイヤが今際の国へ来た初日に挑んだゲームです。野球場の地面から高温の湯が噴き出し、スタジアムが崩壊していく中、会場外へ逃げなければなりません。
ヘイヤ以外の参加者は序盤で死亡し、彼女も脚へ大きな傷を負います。意識を失いかけながらも生存へ執着し、崩壊したスタジアムから脱出しました。
ヘイヤは現実で母親との関係に傷つき、自分には幸せな未来などないと考えていました。しかし死を前にして初めて、母親と同じ人生にはならず、自分の未来を生きたいと願います。
ゲーム後、壊死した脚を切断して義足となります。生存は傷の消失ではなく、失ったものを抱えたまま未来を望む始まりとして描かれました。

♠Q「ちぇっくめいと」
クイーンチーム4人とチャレンジャーチーム16人による陣取りゲームです。各参加者の背中にはボタンがあり、相手に押されると次のターンから相手チームの駒として行動します。
各チームの王だけは所属を変更できません。16ターン終了時に人数が多い側が勝利し、敗北チームは王を含めて死亡します。
クイーン側につけば、身体能力の高いクイーンに守られ、現実へ戻らず今際の国で生き続けられるという誘惑があります。多くの参加者がクイーン側へ移る中、ウサギは現実で親を待つコウタへ語りかけ、チャレンジャー側へ戻るよう促しました。
アリスたちは最終ターンで人数を逆転し、クイーンが死亡します。このゲームはNetflix版オリジナルであり、原作漫画に同じルールのスペードのクイーンは登場しません。

♦K「てんびん」
参加者は0から100までの数字を一つ選び、全員の平均値に0.8を掛けた数字へ最も近い者が勝者になります。敗者は1ポイントを失い、マイナス10になると頭上から薬品を浴びて死亡します。
脱落者が出るたび、「同じ数字は無効」「正解と完全一致した場合は敗者の減点が増える」などの追加ルールが加わります。人数が減るほど相手の合理的な判断を予測する必要があり、単なる計算問題ではなくなります。
最後に残るのはチシヤと、ダイヤのキングである九頭龍です。九頭龍は、現実世界で命の価値が平等に扱われないことへ苦しみ、今際の国でも自分が他者の命を決めてよいのか迷い続けていました。
最終局面で九頭龍は、自分が有利になる選択ではなく、勝敗を相手へ委ねる選択をします。チシヤは勝利しますが、最後に自分の信念を選べた九頭龍を見て、命に無関心だった自分の生き方を問い直します。


♥Q「くろっけぇ」
最後に残った絵札は、ミラが主催するクロッケーです。アリスとウサギは、ミラを試合で倒す必要はなく、途中棄権せず3セットを終えればゲームクリアとなります。
ルールだけなら極めて簡単ですが、ミラはアリスが求め続けた今際の国の正体について、宇宙人、仮想現実、精神医療など複数の説明を語ります。さらに薬物による幻覚を利用し、カルベとチョータの死も今際の国の体験も妄想だったと思わせます。
ミラの目的はクロッケーで勝つことではなく、アリス自身に途中棄権を選ばせることです。アリスが生きる意味を失い、自分からゲームを降りれば、参加者全員がゲームオーバーになります。
ウサギの呼びかけによってアリスは現実感を取り戻し、二人は3セットを終えます。ミラが死亡したことで絵札はすべて攻略され、アリスたちには永住権を受け入れるかどうかが問われました。

シーズン2で短く描かれた絵札ゲーム一覧
シーズン2では、アリスたちが参加していない場所でも絵札が攻略されます。短い映像しかないゲームについては、確認できないルールを補わずに整理します。
| カード・ゲーム | 確認できる描写 | 詳細 |
|---|---|---|
| ♣J「みのむし」 | 参加者がロープへつかまり、高所を移動する | 全体のルールと勝敗条件は不明 |
| ♣Q「たーげっと」 | クイナとアンらがレーン上でボールを投げ合う | 得点方法とクリア条件の詳細は不明 |
| ♠J「ちゃんぴおん」 | クイナを含む多数の参加者が格闘する | 最後の一人になる形式かは断定できない |
| ♥K「さいれんと」 | 地下空間のような会場を参加者が逃げる | 映像が短く、正式なクリア条件は不明 |


Netflixシーズン3のゲーム一覧|JOKERステージ全8種類

シーズン3には、「ばばぬき」「おみくじ」「りずむ」「ゾンビ狩り」「暴走でんしゃ」「東京びんごたわー」「かんけり」「ミライすごろく」の8種類が登場します。
原作要素を持つのは「おみくじ」と「暴走でんしゃ」です。残る6種類はNetflix版オリジナルであり、JOKERという第五のスートではなく、異なる能力を連続して試すトーナメントを構成しています。
| ゲーム | 主な参加者 | 基本ルール | 主な結果 |
|---|---|---|---|
| ばばぬき | リュウジを含む7人 | 最後までジョーカーを持っていた一人が勝利 | リュウジが生存して次の段階へ進む |
| おみくじ | アリスを含む22人 | 全体で10回くじを引き、数値問題へ回答する | 誤差に応じた火矢で多数が死亡 |
| りずむ | ウサギ、リュウジら | 飛来するレーザーを避けて水槽内を進む | 一部の参加者が生存して次へ進む |
| ゾンビ狩り | アリス、カズヤ、シオンら | カード戦を20ターン行い、人間かゾンビの多数派へ入る | アリスたちはゾンビ側を多数派にして生存 |
| 暴走でんしゃ | アリス側とウサギ側の二つのチーム | 毒ガス車両を判断し、先頭車両で列車を止める | 両チームの生存者が次へ進む |
| 東京びんごたわー | ウサギ、リュウジら | 東京タワーを登り、ボタンを押してビンゴを完成させる | ウサギ側の生存者が最終ゲームへ進む |
| かんけり | アリス側を含む17人 | 爆発する缶を元の場所へ戻す | アリス、テツ、サチコ、レイ、ノブが生存 |
| ミライすごろく | アリス、ウサギら。胎児を含め10人分のポイント | サイコロとポイントを使い、5×5の部屋から出口を目指す | テツとイツキが死亡。残る参加者が出口へ到達 |
全8種類と本戦7ゲームで数え方が違う理由
シーズン3全体で登場する新ゲームは8種類です。「ばばぬき」も参加者を選別する命懸けのゲームであるため、作品全体の一覧には含めます。
一方、「ばばぬき」はアリスとウサギが再入国し、それぞれのチームでJOKERトーナメントを進む前に、リュウジが単独で参加したゲームです。その後のチーム制トーナメント部分だけを数えると、「おみくじ」から「ミライすごろく」までの7種類になります。
したがって、「シーズン3は8ゲーム」と「トーナメント本戦は7ゲーム」は、集計範囲が違うだけで矛盾しません。本記事では、シーズン3に登場した全ゲームという意味で8種類を基本とします。
「ばばぬき」|ジョーカーを最後まで持つ逆転ルール
リュウジを含む7人が参加する、通常とは勝敗が逆転したババ抜きです。配られた手札から数字のペアを捨て、隣の参加者から一枚ずつ引いていく基本的な流れは通常のババ抜きと変わりません。
ただし、勝者となるのは最後までジョーカーを持っていた一人です。ジョーカーをほかの参加者に引かれた者、手札がなくなった者、決着前に椅子から立った者は脱落します。
脱落者の手札は残る参加者へ再配布されるため、人数が減ってもジョーカーの位置を完全には追えません。普通なら早く捨てたいジョーカーへ執着しなければならず、常識と生存戦略を反転させるゲームです。
リュウジはゲームを生き残り、その後ウサギを今際の国へ導く役割を担います。この段階では、彼が死後の世界を研究する学者であると同時に、バンダの思惑に取り込まれていることが見えてきます。

「おみくじ」|原作♣3を大規模に映像化
神社を舞台に、アリスを含む22人が参加します。参加者は一人一回だけおみくじを引くことができ、全体で10回引き終えればゲームを進められます。
おみくじに数値問題が書かれていた場合、参加者は一分以内に整数で回答します。正解との差が、そのまま上空から降る火矢の本数となり、大きく外すほど会場全体が激しい攻撃を受けます。
自分が回答を拒めば、別の誰かが危険なくじを引かなければなりません。知識だけでなく、誰が責任を引き受けるか、間違えた者を集団が責めるのかという心理も試されます。
原作のクラブの3を土台にしていますが、原作では参加者全員が一度ずつ引きます。シーズン3では22人で10回という共同課題へ変更され、個人の誤答が集団全体へ被害を及ぼす構造が強められました。

「りずむ」|レーザーを避けて進む身体ゲーム
ウサギ、リュウジらのチームが、調圧水槽を舞台に挑みます。水槽の奥から色の異なるレーザーが次々に飛来し、参加者は軌道を見ながら前へ進みます。
レーザーへ触れた人物は、その場で身体を焼かれて死亡します。リズムや一定のパターンを見極める必要があると考えられますが、詳しい得点方式や正式なクリア条件は画面上で説明されていません。
そのため、何回避ければクリアになるのか、どの位置まで到達すればよいのかを推測で断定することはできません。確認できるのは、レーザーの動きを読み、チームで奥へ進む身体ゲームだったという範囲です。
ウサギは持ち前の身体能力で仲間を導きますが、リュウジとの間には信頼し切れない距離が残ります。協力しなければ死ぬ状況でも、相手の本当の目的が分からないという不安が、その後の関係へつながります。

「ゾンビ狩り」|感染・銃撃・ワクチンが交差するカード戦
参加者は4グループへ分かれ、一人7枚の数字カードを持って一対一の勝負を行います。同じマークのカードを出して数字の合計を競い、勝者は敗者が出したカードから一枚を獲得します。
20ターン終了時に、人間とゾンビのうち人数が多い側がゲームクリアです。少数派になった側と、途中で数字カードを失った参加者はゲームオーバーになります。
特殊カードには、相手をゾンビへ変える「ゾンビカード」、ゾンビを死亡させる「ショットカード」、ゾンビを人間へ戻す「ワクチンカード」があります。ワクチンは自分には使用できないため、救われるには他者の選択が必要です。
人間側はゾンビを排除しようとしますが、アリスはゾンビが多数派になれば、感染そのものが生存手段になると気づきます。敵として恐れていた存在へ自分から変わることで、排除される側と排除する側の立場が反転します。
マサトとイケノは、このゲーム内の対立によって死亡します。ルール上の「人間」という名称が正義を保証せず、恐怖によって他者を処分しようとした側が、かえって少数派へ追い込まれていきました。

「暴走でんしゃ」|原作♥2を拡張した毒ガスゲーム
参加者は9両編成の列車の最後尾から始め、8両の試験車両を通って先頭車両を目指します。試験車両のうち4両には毒ガスが噴き出し、ガスマスクを装着していなければ死亡します。
参加者にはガスマスクと、毒ガスを中和する5本のカートリッジが渡されます。毒ガス車両は4両ですが、どの車両か分からないため、すべての車両でカートリッジを使えば先頭へ到達できません。
各車両にはカナリアが置かれていますが、判断のために様子を見れば、自分もガスを吸う危険があります。限られた装備を誰へ使うのか、動物の反応をどこまで信じるのかが試されます。
アリス側とウサギ側の列車は途中で並走し、二人は互いが同じゲームに参加していることを知ります。しかし別の列車へ簡単に移ることはできず、それぞれの仲間を守りながら先頭を目指します。
原作のハートの2「でんしゃ」は、一人で5両編成を進み、4両のうち1両だけに毒ガスがあるゲームです。ドラマ版は車両数、毒ガスの数、参加人数を増やし、個人の判断からチームの信頼を試すゲームへ拡張しました。

「東京びんごたわー」|東京タワーでビンゴを完成させる
ウサギ、リュウジらのチームが東京タワーの鉄骨を登り、各所に設置されたボタンを押します。ボタンを押すまで数字は分からず、縦、横、斜めのいずれか一列をそろえれば、生存者全員がクリアです。
最上部には中央のマスに当たるFREEボタンがあります。しかし内部の階段や施設は使えず、参加者はロープを使って外側の鉄骨を登らなければなりません。
ボタンを押すたび、上空から複数の鉄球が落下します。番号を確認するために押す行為そのものが新たな危険を呼び、誰か一人が安全な場所から指示するだけではクリアできません。
ウサギは父から学んだ登山技術を使い、仲間を導きます。父の記憶は彼女を死後の世界へ引き寄せる傷でもありますが、同時に目の前の仲間を生かす技術として受け継がれていました。
「かんけり」|爆発する缶を奪い合うセミファイナル
吹き抜けのある高層ビルで、アリスのチームを含む17人が参加します。合計10個の缶が一つずつランダムな場所へ飛ばされ、参加者は缶を見つけて元のポケットへ戻さなければなりません。
缶は誰かが持った瞬間から60秒で爆発します。手放せば時間はリセットされますが、持ち主が変わるたびに制限時間が5秒ずつ減り、強い衝撃を受けても爆発します。
缶を元のポケットへ直接押し戻した人物だけがゲームクリアとなり、最大でも10人しか生き残れません。暴力が禁止されていないため、参加者は協力だけでなく、缶の強奪や妨害にもさらされます。
シオンとナツは死亡し、カズヤも仲間を生かすために命を落とします。アリス、テツ、サチコ、レイ、ノブがクリアし、最終ゲームへ進みました。
ゲーム名は子どもの遊びですが、実際には限られた生存枠を奪い合う構造です。自分だけが缶を戻せば終わるため、仲間を信じることと、自分の生存を優先することが激しく衝突します。

「ミライすごろく」|選んだ未来が現実になる最終ゲーム
アリス、ウサギ、リュウジ、テツ、サチコ、レイ、ノブ、ユナ、イツキが参加します。ウサギの胎内にいる子どもにも15ポイントが与えられたため、ゲーム上は10人分のポイントが存在します。
会場は縦5部屋、横5部屋の25室で構成され、参加者は中央のC3から出発します。各部屋で色付きのサイコロを振り、出た目と同じ人数だけ、対応する色の扉から隣室へ進めます。
一人15ポイントを持ち、扉を通ると1ポイント、部屋に残るSTAYを選んでも1ポイントを失います。ポイントが0になると首輪が爆発し、15ターン以内に出口へ到達できなくても生還できません。
扉には参加者の未来が映し出され、その扉を選ぶと、現実へ戻った後に示された未来が起きると告げられます。安全な道を選ぶだけではなく、成功、家族、愛情、死別など、どの人生を引き受けるかを決めなければなりません。
テツは依存症から立ち直り、別れた妻と再会する未来を選びますが、その先の部屋でポイントを失って死亡します。イツキもユナの幸せな未来を望みながらポイントを使い切り、ゲームオーバーとなりました。
出口の直前で、サイコロの目は全員を通すには一人分足りません。アリスは自分が残ることを選びますが、自己犠牲によって仲間を生かした行為がゲーム上の勝利と判定されます。
このゲームが試したのは、未来を正確に予測する能力ではありません。理想の未来を与えられても、それを選ぶために誰を残し、何を失うのかという責任です。

原作漫画『今際の国のアリス』ゲーム一覧|本編・特別編・前回のゲーム

原作漫画では、アリスが参加しないゲームも特別編として詳しく描かれます。スペード、ダイヤ、クラブ、ハートの特徴がより明確であり、Netflix版で参加者や順番が変更されたゲームの原型も確認できます。
ここでは、今回の周期でルールまで描かれる17種類と、キューマたちの前回周期で描かれたスペードの3を分けて整理します。
スペード系|♠5・♠6・♠7・♠Kと前回の♠3
| カード・ゲーム | 主な参加者 | ルール・結末 |
|---|---|---|
| ♠5「おにごっこ」 | アリス、カルベ、ウサギ、チシヤほか | 銃を持つおにから逃げ、制限時間内に陣地へ触れる |
| ♠6「もうじゅう」 | アグニ一派 | 動物園で襲ってくる猛獣をすべて倒す |
| ♠7「かまゆで」 | ヘイヤほか | 高温の湯が噴き出して崩壊するスタジアムから脱出する |
| ♠K「さばいばる」 | 今際の国の全滞在者 | 全域を移動しながらプレイヤーを殺すシーラビを倒す |
| 前回の♠3「てえまぱあく」 | キューマたち | 武装したマスコットに捕まらず、遊園地の正面ゲートから脱出する |
スペードは身体能力を中心としますが、武器や装備、会場構造を利用できるかでも難易度が変わります。「もうじゅう」は銃器を持ち込めば有利になりますが、「かまゆで」では装備より生存への執着が問われます。
スペードのキングは会場が今際の国全域であり、ほかの絵札ゲームへ参加している間を除き、すべての滞在者が攻撃対象になります。原作ではアグニ、ドードー、ヘイヤの関係が中心で、ドラマ版よりも三人の疑似家族的なつながりが厚く描かれます。

ダイヤ系|♦4・♦6・♦J・♦K
| カード・ゲーム | 主な参加者 | ルール・結末 |
|---|---|---|
| ♦4「でんきゅう」 | アンと仲間たち | 三つのスイッチから電球につながる一つを特定する |
| ♦6「ぶらっくじゃっく」 | チシヤほか | ビザをチップに換え、最後の一人になるまでブラックジャックを行う |
| ♦J「まあじゃん」 | 国民アモンと参加者 | 特殊なローカルルールの麻雀を行い、一位だけが生存する |
| ♦K「びじんとうひょう」 | チシヤ、九頭龍ほか | 平均値の0.8倍へ最も近い数字を選び、最後の一人になる |
ダイヤは知識だけでなく、限られた情報から他者が合理的に何を選ぶかを読むジャンルです。「ぶらっくじゃっく」ではチップがビザと結びつくため、失うのは金銭ではなく生存可能な時間です。
「びじんとうひょう」は、ドラマ版で「てんびん」と呼ばれます。計算の正解を求めるだけでなく、九頭龍が他者の命を自分の判断で決めることへ耐えられるかという倫理の問題へ変化します。


クラブ系|♣3・♣4・♣K
| カード・ゲーム | 主な参加者 | ルール・結末 |
|---|---|---|
| ♣3「おみくじ」 | アリス、カルベ、チョータ、シブキ | 一人一回くじを引き、数値問題の誤差と同じ本数の火矢を避ける |
| ♣4「らんなうぇい」 | ヤマネほか | トンネルで四つの試練に耐え、本当のGOALを見抜く |
| ♣K「すうとり」 | アリスたち対キューマたち | 5対5で得点を奪い合い、2時間後に高得点のチームが勝利する |
クラブは、体力、知力、心理のバランスと、仲間との協力を試します。「おみくじ」は計算問題に見えますが、火矢を避けるには全員の情報を組み合わせなければなりません。
「らんなうぇい」では、先へ進むことが正解だという思い込みを捨て、負傷者を含む仲間を守る必要があります。原作のヤマネは自分の生存を急ぐあまり本質を見失い、ドラマ版ではアリスとウサギが負傷者を見捨てなかったことで生還します。
ハート系|♥2・♥4・♥7・♥10・♥J・♥Q
| カード・ゲーム | 主な参加者 | ルール・結末 |
|---|---|---|
| ♥2「でんしゃ」 | シブキ | 5両編成の列車を進み、毒ガス車両を判断して先頭へ到達する |
| ♥4「あんけぇと」 | ドードーほか | 多数派・少数派を選び、清掃用リフトで20階を目指す |
| ♥7「かくれんぼ」 | アリス、カルベ、チョータ、シブキ | 終了時点のおおかみ一人だけが生存する |
| ♥10「まじょがり」 | ビーチの住民 | モモカを殺した魔女を炎で燃やす |
| ♥J「どくぼう」 | バンダ、ヤバ、マツシタほか | 自分の首輪のマークを他者から聞き、紛れたジャックを見つける |
| ♥Q「くろっけぇ」 | アリス、ウサギ、ミラ | 途中棄権せずクロッケーを3セット終える |
ハートの2「でんしゃ」は低い数字ですが、限られた酸素ボンベをどの車両で使うかという一人きりの判断を迫ります。シーズン3の「暴走でんしゃ」では、このルールがチーム戦へ拡張されました。
ハートの4「あんけぇと」では、多数派を選べば安全に見えますが、それだけでは最上階へ到達しにくく、どこかで少数派を選ぶ必要があります。他者を誤答へ誘導すれば大きく上昇できる隠しルールもあり、群衆へ合わせる安心と、裏切りによる近道が参加者を揺さぶります。
ハートの7、10、ジャック、クイーンは、それぞれ友情、集団心理、信頼、現実感を攻撃します。ゲームが進むほど、相手の嘘を見抜くことより、自分が誰を信じ、何を失う覚悟があるのかが重要になります。

カードや存在だけ示され、詳しいルールが描かれないゲーム
原作では、カードを取得した場面や、別の滞在者がクリアした事実だけが示されるゲームもあります。そのため、数字札A〜10と12枚の絵札すべてについて、名称、会場、ルール、参加者が判明しているわけではありません。
前回周期のハートのキングは、キューマたちが最後のゲームへ参加するところまでは描かれますが、内容は明かされません。前回のクラブのキング、スペードのキング、ダイヤのキング、ハートのクイーンも、今回周期とは別内容だったことだけが分かります。
同じカードであっても、周期が変わればゲーム内容も変わります。クラブの3が原作では「おみくじ」、Netflixシーズン1では「生きるか死ぬか」になったように、カードは特定の一つのゲーム名を永久に示すものではありません。
『今際の国のアリス RETRY』のゲーム|♥9「ちきゅうしんりゃく」

ハートの9「ちきゅうしんりゃく」は、本編全18巻ではなく、アリスが大人になった後を描く続編『今際の国のアリス RETRY』のゲームです。シーズン3と同じく結婚後のアリスが再入国しますが、ドラマ版シーズン3の直接的な原作ではありません。
シェルターとLIFE・DEATHカードのルール
会場は6つのホールで構成され、それぞれにUFO型のレーザー装置とシェルターがあります。各ホールの制限時間は10分で、時間切れになると大量のレーザーが照射されます。
最初のホールには参加人数分のシェルターがありますが、進むたびに一つずつ減っていきます。シェルターは十分な広さがあるにもかかわらず、一人分の認証しか受け付けません。
各参加者のスマートフォンには、6枚のLIFEカードと1枚のDEATHカードが登録されています。他者からLIFEを送られるとシェルターを開けられ、DEATHを送られると受け取ったLIFEが一枚分無効になります。
自分自身へLIFEを送ることはできません。つまり、どれだけ賢くても一人だけでは生存できず、必ず誰かから命を与えられなければなりません。
6つのホールを生き延び、7枚のカードを使い切ればゲームクリアです。LIFEを受け取れずシェルターへ入れなければ、レーザーによって死亡します。
原作本編のゲーム一覧と分けるべき理由
「ちきゅうしんりゃく」はハートの9ですが、原作本編の今回周期で行われたゲームではありません。アリスが現実へ帰還し、ウサギと結婚した後、再び生死の境界へ入った別の周期のゲームです。
本編では、自分が生きる理由を見つけられなかったアリスが現実へ戻ることを選びます。『RETRY』では、妻と生まれてくる子どものもとへ帰りたいという明確な理由を持ちながら、他者を犠牲にして自分だけ戻ってよいのかが問われます。
ハートの9が利用するのは、他者から必要とされたいという承認欲求と、自分のカードを渡せば損をするという恐怖です。LIFEという名前で善意を可視化しながら、DEATHを一枚混ぜることで、誰かを信じる行為そのものを疑わせます。

原作漫画とNetflix版でルール・参加者が違うゲーム

Netflix版は、原作ゲームを登場順にそのまま映像化した作品ではありません。主要人物を継続して描くため、特別編のゲームへアリスやチシヤを参加させたり、同じカードへ別のゲームを割り当てたりしています。
♣3|原作「おみくじ」とシーズン1「生きるか死ぬか」
| 比較 | 原作漫画 | Netflix版 |
|---|---|---|
| ゲーム名 | おみくじ | 生きるか死ぬか |
| 舞台 | 神社 | 高層ビル |
| 基本ルール | 数値問題へ答え、誤差と同じ本数の火矢を避ける | 「生」と「死」の扉から正しい方を選ぶ |
| 映像化 | シーズン3で拡張して映像化 | シーズン1第1のゲーム |
同じクラブの3でも内容は完全に異なります。シーズン1ではアリスの空間把握力を見せるため「生きるか死ぬか」が作られ、原作の「おみくじ」はシーズン3まで残されました。
シーズン3版「おみくじ」は原作要素を使っていますが、参加人数と必要な抽選回数が変更されています。原作の個人課題が、ドラマでは大人数の責任を共有するゲームへ変わりました。
♣4|原作「らんなうぇい」とドラマ「ディスタンス」
原作とドラマは、トンネル、スタート地点のバス、奥へ走りたくなるミスリードという基本構造を共有しています。違うのはゲーム名、参加人物、試練の内容です。
原作では特別編の主人公ヤマネが参加し、誰かを助けたいという気持ちを失ったことで正解から遠ざかります。ドラマではアリスとウサギが参加し、負傷者を見捨てなかった選択がバスへ戻る理由になります。
原作の「らんなうぇい」は、逃走だけでなく別の意味を持つ言葉として提示されます。ドラマの「ディスタンス」は、スマートフォンに表示される距離を信じすぎる心理を利用した名前です。

♥2|原作「でんしゃ」とシーズン3「暴走でんしゃ」
| 比較 | 原作「でんしゃ」 | ドラマ「暴走でんしゃ」 |
|---|---|---|
| 参加形式 | 一人 | 複数人のチーム |
| 車両 | 5両編成 | 9両編成 |
| 毒ガス | 試験車両4両のうち1両 | 試験車両8両のうち4両 |
| 装備 | 酸素ボンベ3本 | 中和剤入りカートリッジ5本とガスマスク |
| 追加要素 | 自分だけの判断 | カナリア、並走列車、チーム内の装備配分 |
原作は、一人で限られた酸素ボンベを使う孤独な心理戦です。シーズン3では参加人数と毒ガス車両が増え、仲間のために装備を使うか、自分の分を残すかという協力と疑念が加わりました。
アリスとウサギが別の列車にいる演出も、原作にはありません。互いを見つけても助けに行けない距離が、再会を望む二人の焦りを強めています。
♦4・♥J・♠K|参加者と見せ方の変更
ダイヤの4「でんきゅう」は、原作ではアンが中心です。ドラマではアリスも参加し、ビーチへ入った彼の能力を確認する試験として使われました。
ハートのジャック「どくぼう」は、原作で既存主要人物が参加せず、バンダとヤバを中心に描かれます。ドラマではチシヤを加え、他人の命に関心を持たない彼が、極端な支配者たちと対比される構成になりました。
スペードのキングは、原作ではアグニ、ドードー、ヘイヤが中心です。ドラマではアリス、ウサギ、チシヤ、クイナ、アン、ニラギも同じ決戦へ集まり、主要人物全員の生死を懸けたクライマックスへ再構成されています。
♠Qとシーズン3の6ゲームはNetflix版オリジナル
スペードのクイーンというカードは原作世界にも存在しますが、チームを入れ替える「ちぇっくめいと」というゲームはNetflix版オリジナルです。原作で同じルールのスペードのクイーン戦は描かれていません。
シーズン3では、「ばばぬき」「りずむ」「ゾンビ狩り」「東京びんごたわー」「かんけり」「ミライすごろく」の6種類がオリジナルです。「おみくじ」と「暴走でんしゃ」だけが、原作ゲームを土台にしています。
オリジナルゲームも、原作の四分類から完全に離れているわけではありません。「東京びんごたわー」はスペード、「ゾンビ狩り」はダイヤやハート、「ミライすごろく」はクラブとハートに近い要素を持ちますが、正式なマークを断定することはできません。
物語を動かした重要ゲームと人物の変化

『今際の国のアリス』で重要なのは、どのゲームが一番難しいかだけではありません。そのゲームを経験した人物が何を失い、どのような選択をするようになったのかが、物語全体を動かしています。
♥7「かくれんぼ」|カルベとチョータの死がアリスを変える
アリスはゲームに勝ったのではなく、カルベとチョータから勝者の役割を押しつけられる形で生き残りました。二人はアリスの才能を信じ、自分たちより彼が生きる未来を選びます。
しかしアリスにとって、その選択はすぐに愛情として受け取れるものではありません。自分だけが生き残った事実は、「三人を犠牲にした」という罪悪感へ変わり、生きること自体を拒絶させます。
この傷があるからこそ、その後のアリスは誰かの犠牲による勝利へ強く反応します。タッタが死亡したときにゲームから降りようとしたのも、「かくれんぼ」と同じ喪失を繰り返したと感じたからです。
♥10「まじょがり」|恐怖がビーチの支配を崩壊させる
「まじょがり」は、難解な犯人当てではありません。モモカの手の形、ナイフの入り方、遺体の状況を冷静に見れば、自殺へたどり着くことは可能でした。
それでも大量の死者が出たのは、帽子屋の死、アグニの罪悪感、武闘派の暴力、カードを奪われる不安によって、ビーチの信頼がすでに失われていたためです。
集団は、恐怖を共有すれば団結するとは限りません。誰か一人を悪者にすれば自分が助かる状況では、正義の名のもとに暴力が拡大します。
ビーチは現実から逃れる理想郷として作られましたが、最後には序列、支配、排除によって現実社会と同じ苦しみを再現しました。「まじょがり」は、その矛盾を一気に表面化させたゲームです。
♣K「すうとり」|タッタの犠牲とキューマの生き方
タッタは、現実でも今際の国でも、自分には特別な能力がないと思っていました。アリス、ウサギ、クイナ、ニラギの中で、自分だけが役に立てないという劣等感を抱えています。
その自己否定が、自分の手を潰して腕輪を外すという極端な自己犠牲へつながります。タッタは仲間を救いますが、自分も生きて帰る方法を最後まで求めたというより、命を差し出すことで価値を証明しようとしたようにも見えます。
一方、キューマは敗北して死ぬ瞬間まで、自分と仲間の人生を肯定しています。勝つことだけで生き方の価値が決まるのではないと、敵であるアリスへ示しました。
アリスが傷ついたのは、タッタが死んだからだけではありません。自分たちの勝利が仲間の自己否定に支えられていたことへ気づき、生き残る行為そのものに疑問を持ったからです。
♦K「びじんとうひょう/てんびん」|九頭龍とチシヤが命の価値を問う
九頭龍は、命の価値は平等であるべきだと信じながら、現実では経済力や立場によって人命が選別される場面を見てきました。今際の国でも、ゲームを作る側として誰を生かし、誰を死なせるかという矛盾から逃れられません。
チシヤは反対に、命へ特別な価値を感じず、自分の生死にも執着していません。合理だけで行動する彼にとって、九頭龍の苦悩は非効率に見えます。
最後に九頭龍は、自分の生存を優先する数字を選ばず、勝敗の決定をチシヤへ委ねます。命の価値を自分で決めないという生き方を貫いた結果、敗北して死亡しました。
チシヤはゲームには勝ちましたが、九頭龍が最後に信じるものを得た姿を見て、自分こそ何も選ばずに生きてきたのではないかと揺さぶられます。勝者が答えを得て、敗者がすべてを失うという単純な結末ではありません。
♥Q「くろっけぇ」|ミラがアリスの生きる意思を折ろうとする
最終ゲームが激しい戦闘ではなくクロッケーなのは、アリスがすでに身体能力や知力では簡単に倒せない人物へ成長していたからです。ミラが狙うのは、アリスの心に残るカルベとチョータの死です。
今際の国の真相を知りたいというアリスの執着も利用されます。世界の正体を理解できなければ現実へ戻れないと思わせ、彼が経験したすべてを偽物へ変えようとします。
アリスを戻したのは、論理的な反証ではなく、ウサギを失いたくないという感情でした。過去の死者へ引かれるのではなく、現在そばにいる人と生きたいと願ったことで、アリスはゲームを続けます。
最終ゲームのクリア条件は、真相を当てることでもミラを倒すことでもありません。答えの分からない状態に耐え、それでも自分から人生を降りないことでした。




「ミライすごろく」|アリスとウサギが死者ではなく未来を選ぶ
シーズン3のアリスとウサギは、すでに現実で結婚しています。それでもウサギは父の死を受け入れ切れず、もう一度会える可能性へ引かれて今際の国へ戻りました。
「ミライすごろく」では、参加者一人ひとりへ望んでいた未来が提示されます。しかし理想の未来を選んでも、そこへ続く部屋が安全とは限りません。
ウサギに胎児のポイントが与えられたことで、二人の選択は自分たちだけの問題ではなくなります。死者のいる過去へとどまるのか、生まれてくる子どもと不確かな未来へ進むのかが問われます。
アリスは最後に自分を残して全員を通そうとしますが、その自己犠牲が勝利と認められます。ただし、物語はアリスが死んで家族を救う結末にはせず、彼自身も現実へ戻り、父親として未来を生きる道へつなげました。
『今際の国のアリス』ゲーム一覧のよくある質問

最後に、ゲーム総数、マーク、難易度、原作との違いについて、よくある疑問を整理します。
ゲームは全部で何個ある?
集計範囲によって変わります。本記事では、Netflix版で名称または内容を確認できるゲームを、シーズン1が11種類、シーズン2が11種類、シーズン3が8種類の合計30種類として整理しています。
原作では、今回周期の本編・特別編でルールまで描かれるゲームが17種類あります。前回周期のスペードの3と、『RETRY』のハートの9を加えると19種類ですが、カードだけ示されるゲームや内容不明の絵札もあるため、これが今際の国に存在するゲームの総数という意味ではありません。
シーズン3は全体で8種類です。冒頭の「ばばぬき」を除くチーム制トーナメントだけを数えると7種類になります。
トランプの数字とマークは何を意味する?
数字札はAを1として、Aから10まで数字が大きいほど基本的な難易度も上がります。スペードは身体能力、ダイヤは知力、クラブは総合力と協力、ハートは心理や信頼を中心に試します。
ただし、マークは必要能力を完全に一つへ限定するものではありません。「すうとり」には体力と心理戦があり、「てんびん」には計算だけでなく相手の価値観を読む力も必要です。
一番難しい・残酷なゲームはどれ?
難しさの基準によって変わります。身体的な生存難易度では、会場全域から狙撃されるスペードのキング「さばいばる」が最上位候補です。
知力では、脱落者が出るたびにルールが追加されるダイヤのキング「びじんとうひょう/てんびん」が難関です。参加者全員の合理的判断を読みながら、自分の数字を決めなければなりません。
心理的に最も残酷なゲームとしては、親友4人のうち一人しか生き残れないハートの7「かくれんぼ」が挙げられます。生存者となったアリスへ、死者以上に長く続く罪悪感を残しました。
シーズン3のゲームは原作にある?
「おみくじ」と「暴走でんしゃ」には原作があります。「おみくじ」は原作クラブの3、「暴走でんしゃ」は原作ハートの2「でんしゃ」を土台にしています。
「ばばぬき」「りずむ」「ゾンビ狩り」「東京びんごたわー」「かんけり」「ミライすごろく」はNetflix版オリジナルです。シーズン3全体も『RETRY』の直接的な実写化ではありません。
スペードのクイーンは原作漫画に登場する?
スペードのクイーンというカードは原作世界にも存在しますが、ドラマ版の「ちぇっくめいと」と同じゲームは描かれていません。
クイーンチームとチャレンジャーチームがボタンを押して参加者を奪い合うルール、ウサギがコウタを説得する展開、アリスが参加する物語はNetflix版オリジナルです。
ジョーカーは原作でもゲームを行う?
原作漫画のジョーカーは、アリスと戦うゲームの主催者としては登場しません。ミラとの「くろっけぇ」が終わり、永住権への回答後に姿を見せますが、新たなゲームは始まりません。
シーズン3のJOKERステージは映像版独自の展開です。原作のジョーカーを、そのままシーズン3のゲームマスターと考えることはできません。
トランプ52枚すべてのゲームが描かれている?
描かれていません。原作でもNetflix版でも、ルールまで詳しく描かれるゲーム、短い映像だけのゲーム、カードの取得や飛行船の落下しか示されないゲームがあります。
同じカードでも周期によって内容が変わります。今回周期のハートのキングと、キューマたちが参加した前回周期のハートのキングは別ゲームですが、どちらも詳しい内容は明かされていません。
アリスとチシヤが参加したゲームはどれ?
Netflix版のアリスは、シーズン1で「生きるか死ぬか」「おにごっこ」「かくれんぼ」「ディスタンス」「でんきゅう」「まじょがり」へ参加します。シーズン2では「すうとり」「ちぇっくめいと」「くろっけぇ」に参加し、スペードのキング戦にも関わります。
シーズン3では「おみくじ」「ゾンビ狩り」「暴走でんしゃ」「かんけり」「ミライすごろく」へ参加します。「りずむ」と「東京びんごたわー」はウサギ側のゲームです。
Netflix版のチシヤは、「おにごっこ」「でんきゅう」「まじょがり」「どくぼう」「てんびん」へ参加し、スペードのキング戦にも巻き込まれます。原作では「どくぼう」へ参加せず、ダイヤの6「ぶらっくじゃっく」とダイヤのキング「びじんとうひょう」が、チシヤの重要なゲームです。
まとめ

『今際の国のアリス』のゲーム一覧は、Netflixシーズン1〜3、原作漫画、特別編、『RETRY』を分けて整理する必要があります。同じカードでも媒体や周期によってゲーム内容が変わり、参加人物や結末も異なります。
Netflix版で名称または内容を確認できるゲームは、本記事の集計ではシーズン1が11種類、シーズン2が11種類、シーズン3が8種類です。シーズン3は、冒頭の「ばばぬき」を除くトーナメント部分だけなら7種類と数えられます。
原作本編・特別編の今回周期では、ルールまで詳しく描かれるゲームが17種類あります。前回周期のスペードの3と、『RETRY』のハートの9を加えると19種類ですが、トランプ52枚すべての内容が描かれているわけではありません。
ゲームは、参加者の能力を測る試験であると同時に、その人物が隠していた傷を表面へ引き出す装置です。「かくれんぼ」はアリスへ喪失を残し、「まじょがり」は集団の支配を崩し、「てんびん」はチシヤへ命の価値を問い、「ミライすごろく」はアリスとウサギへ未来の家族を選ばせました。
生きる意思だけで勝敗が決まるわけではなく、能力、偶然、他者の犠牲、ルールの理解も生死を左右します。それでもすべてのゲームを通して残るのは、限られた命の中で誰を信じ、どの現実へ戻り、何を背負って生きるのかという問いです。

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