Netflixドラマ『今際の国のアリス』シーズン3の「ゾンビ狩り/Zombie Hunt」は、通常の数字カードと3種類の特殊カードを使い、20ターン後の人間とゾンビの人数を競うゲームです。
最終結果はゾンビ32人、人間13人となり、ゾンビ側がゲームクリア。少数派となった人間13人はレーザーで死亡しました。
このゲームで重要なのは、ゾンビになることが死亡を意味しない点です。むしろ感染は、敗北しそうな人間側から勝利するゾンビ側へ陣営を移す行為でした。
アリスはゲーム終盤、レイやテツたちをゾンビへ変えます。仲間を襲ったのではなく、多数派となるゾンビ側へ移して生き残らせたのです。
さらにアリスは、途中で感染したのではなく、作中の答えでは最初からゾンビでした。
全員がゾンビになれば全員生存できた可能性もあります。しかし、それには感染者を殺さず、全参加者が勝利条件を理解し、数字カードを失わないよう協力する必要がありました。
この記事では、ゾンビ狩りのルール、特殊カード、アリスの攻略、レイの信頼のバリケード、マサトとノブの選択、全員生存ルート、原作漫画との関係について詳しく紹介します。
『今際の国のアリス』ゾンビ狩りとは?結末を先にネタバレ

ゾンビ狩りは、研究施設内で数字カードの対戦を繰り返しながら、最終的に人間とゾンビのどちらが多数派になるかを競うゲームです。ゲーム名だけを見ると、人間側がゾンビを倒すことが目的に思えます。
ところが、実際の勝利条件はゾンビの全滅ではありません。20ターン終了時の人数が多い陣営が勝ちます。
この違いを理解できたかどうかが、最終的な生死を分けました。
ゾンビ側が32対13で勝利
20ターン終了時の集計は、ゾンビ32人、人間13人でした。人数で上回ったゾンビ側がゲームクリアとなります。
ゾンビになった人物の身体が怪物へ変化するわけではありません。ゾンビとは、このゲームにおけるカード上の所属陣営です。
感染した時点で死亡することもなく、その後も通常どおり数字カードの対戦へ参加できます。さらにゾンビカードを得るため、別の人間を感染させる側へ回ります。
人間側13人はゲーム終了後にレーザーで死亡
少数派となった人間13人は、ゲーム終了後に空からのレーザーで処刑されます。通常カードを多く持っていたか、ショットカードを使わず残していたかは関係ありません。
最終判定で問われるのは、人間とゾンビのどちらに所属しているかだけです。人間であり続けたことが善行として評価されるわけではなく、少数派なら死亡します。
人間側はゾンビを危険な存在と決めつけ、排除へ進みました。しかし結果として、生き残る側へ移ったのは感染者たちです。
ゾンビ狩りはシーズン3第2話から第3話に登場
ゾンビ狩りが始まるのは、シーズン3第2話の終盤です。おみくじを生き残ったアリス、テツ、サチコ、カズヤ、ノブ、シオン、ナツ、マサトたちは、次の会場となる研究施設へ移動します。
ゲームのルール説明と序盤の対戦が第2話で始まり、感染の拡大、人間派の処刑、アリスの真意、32対13の決着は第3話で描かれます。
第3話全体にはゾンビ狩り後の展開も含まれますが、ゲームの結末だけを知りたい場合は、第2話終盤から第3話前半を中心に確認することになります。
スートと数字のないJOKERゲーム
ゾンビ狩りには、ハート、ダイヤ、スペード、クラブのスートや数字の難易度が表示されません。シーズン3のJOKERトーナメントで行われるゲームの一つです。
内容だけを見れば、カード計算、集団協力、心理戦の要素が混ざっています。しかし、ハートの何番、クラブの何番といった分類は作中で設定されていません。
特に強いのは心理戦の要素です。感染者を信じるか、殺すか、人間という立場へ執着するかが、数字カード以上に勝敗を動かしました。
原作漫画にはないドラマオリジナルゲーム
ゾンビ狩りと同じ名称、同じカード構成、同じ勝利条件のゲームは、原作漫画には登場しません。シーズン3のために作られたドラマオリジナルゲームです。
原作漫画の世界観や、人間関係を壊す心理ゲームの性質は受け継いでいます。しかし対応する収録巻や、原作での別名はありません。
そのため、「原作の何巻で読めるか」という問いへの答えは、該当巻なしとなります。
ゾンビ狩りのルールと勝利条件をわかりやすく解説

ゾンビ狩りでは、通常の数字カードによる1対1の勝負と、人間・ゾンビの陣営争いが同時に進みます。片方だけを理解していても生き残れません。
数字カードを失えば途中で死亡し、数字カードを守り切っても最後に少数派なら処刑されます。個人戦と集団戦を重ねた構造です。
参加者は4つのグループに分かれる
参加者は、研究施設内の4つのグループへ分けられます。各グループには、ゲーム開始時点で一人の初期ゾンビが紛れ込んでいます。
アリスが参加したグループには16人が集められていました。4つのグループが同規模だったとすれば開始時は合計64人と考えられますが、全参加者数を明確に示す画面は読み取りにくく、4グループという確定情報を中心に見るのが自然です。
グループへ分かれていても、最終判定はグループごとの勝敗ではありません。4グループ全体の人間とゾンビの人数が集計されます。
1人7枚のカードを持ち20ターン戦う
参加者には、通常対戦で使用する数字カードが7枚配られます。これとは別に、ショットやワクチン、初期ゾンビへ与えられるゾンビカードなどの特殊カードが存在します。
ゲームは全20ターンです。参加者は施設内で指定された相手と1対1のカード対戦を繰り返します。
最後の人数判定まで生き残るには、数字カードを少なくとも1枚残す必要があります。陣営争いだけに集中し、通常対戦でカードを失い続けても死亡します。
指定されたマークのカードを出し合計値を競う
通常対戦では、その回に指定された同じマークの数字カードを手札から出します。劇中では複数枚、基本的には4枚を並べ、その合計値を競う形で進みます。
合計値が高い側が勝者です。ゾンビやショットなどの特殊カードが使われなければ、通常の数字勝負として処理されます。
手札に高い数字があっても、指定されたマークと合わなければ使えません。数字の強さだけでなく、残すカードの種類も重要です。
勝者は敗者から数字カードを1枚受け取る
通常対戦で勝った人物は、負けた人物から数字カードを1枚受け取ります。勝者は手札を補充でき、敗者は次の対戦へ使えるカードを減らします。
敗北が一度で死亡へ直結するわけではありません。しかし負け続けるほど選択肢が減り、数字カードの枯渇へ近づきます。
ゾンビ側へ移れば最後の多数派争いでは有利になっても、数字カードをすべて失えば途中で脱落します。感染だけで自動的に安全になるわけではありません。
数字カードがなくなるとゲームオーバー
20ターンが終わる前に数字カードが0枚になると、その人物はゲームオーバーになります。
この条件があるため、全員ゾンビ化を目指す場合も、感染だけを繰り返せばよいわけではありません。各参加者が通常対戦を続けられるだけの数字カードを確保する必要があります。
カードの譲渡や対戦結果まで全体で調整できなければ、陣営として勝っても途中脱落者が出ます。
20ターン終了時に人間とゾンビの多数派が勝つ
20ターン終了後、数字カードを残している生存者の中で、人間とゾンビの人数が比較されます。
人数が多い陣営はゲームクリアとなり、少数派はレーザーで死亡します。初期ゾンビを全員倒した時点で終了するルールではありません。
つまり、人間側が目指すべきなのはゾンビの全滅ではなく、20ターン後も人間を多数派として残すことです。ゾンビ側は感染を広げ、最終的な多数派を目指します。
ゾンビ・ショット・ワクチンカードの効果

ゾンビ狩りには、通常の数字カードとは別に3種類の特殊カードがあります。感染させるゾンビ、感染者を殺すショット、感染を治すワクチンです。
3枚は単純なじゃんけんではありません。増殖、処刑、治療という異なる働きを持ち、参加者の関係性まで変えていきます。
ゾンビカードは対戦へ即勝利し相手を感染させる
人間が通常の数字カードを出した対戦で、相手がゾンビカードを使うと、ゾンビ側の即勝利となります。
敗れた人間は死亡せず、ゾンビへ変わります。感染した人物にも新たなゾンビカードが与えられ、次の対戦相手を感染させられるようになります。
一人の感染者から二人、二人から四人と増えていくため、放置すればゾンビは急速に増殖します。
最初のゾンビは各グループ1人ずつ
ゲーム開始時点で、4つのグループには一人ずつ初期ゾンビが配置されています。全体では4人から感染が始まります。
初期ゾンビは、自分の正体を明かす義務がありません。通常の人間として振る舞い、対戦のタイミングを選んでゾンビカードを使えます。
正体が知られればショットで殺されるため、感染を広げるには人間のふりをする必要があります。
ショットカードはゾンビを死亡させる
ショットカードは、ゾンビへ使用すると対象を死亡させます。感染状態を解除して人間へ戻すカードではなく、感染者そのものを排除するカードです。
参加者一人につき一枚が配られており、ゾンビの増殖を止める強力な手段になります。
一方、一度使えば再利用できません。初期ゾンビを倒しても、別の場所で感染が進めば対応できなくなります。
ショットを人間に使っても効果はない
人間へショットカードを使っても、対象は死亡しません。使用者が罰を受けるわけでもなく、ショットカードだけが消費されます。
この性質を利用すれば、相手が人間かゾンビかを調べることもできます。しかし人間へ使えば貴重なショットを失い、本物のゾンビへ対応できなくなります。
レイが人間でありながらゾンビを名乗れた背景にも、ショットを人間へ使っても死なない仕組みが関わっています。
ワクチンカードはゾンビを人間へ戻す
ワクチンカードは、対戦相手が出したゾンビカードを無効化します。さらに相手のゾンビ状態を解除し、人間へ戻すことができます。
ショットが感染者を殺すカードであるのに対し、ワクチンは感染者を生かしたまま治療するカードです。
しかしワクチンは全員へ配られるわけではなく、ランダムです。総数も明示されておらず、すべての感染者を治せる保証はありません。
ワクチンは自分自身には使えない
ワクチンカードを、自分自身へ使用することはできません。感染した人物が人間へ戻るには、ワクチンを持つ別の参加者と対戦し、その人物から使ってもらう必要があります。
このルールによって、感染者は他人へ正体を打ち明けなければ治療を受けられません。
しかし正体を告白すれば、ワクチンではなくショットを使われる危険があります。治療を受けるには、他人を信じる必要があるのです。
ゾンビ狩りの参加者・キャストと対立する勢力

ゲーム開始時には、参加者全員が同じ生存者です。しかし感染者への対応をめぐって、治療を重視する者、処刑を進める者、正体を隠す者へ分裂していきます。
ゾンビ狩りの勝敗を動かしたのは、カードの数字だけではありません。人間とゾンビをどのように見るかという価値観の違いでした。
アリス側|テツ・サチコ・ノブ・カズヤ・シオン・ナツ・マサト
アリスを演じるのは山﨑賢人です。おみくじを生き残ったテツ、サチコ、ノブ、カズヤ、シオン、ナツ、マサトも同じ研究施設へ進みます。
テツ役は大倉孝二、サチコ役は須藤理彩、ノブ役は醍醐虎汰朗、カズヤ役は池内博之、シオン役は玄理、ナツ役は吉柳咲良、マサト役は三河悠冴です。
前のゲームではアリスを中心に協力した8人ですが、ゾンビ狩りでは秘密のカードと陣営変化によって信頼が揺らぎます。
レイ|信頼のバリケードを提案した人間
レイを演じるのは玉城ティナです。レイは、感染者を無条件に処刑するのではなく、申告させてワクチンで治療する「信頼のバリケード」を提案します。
感染者へ安全な場所を提供し、誰から感染したかを共有させ、数字カードも融通しながら生存させる作戦です。
ただし、レイは純粋な善意だけで動いていたわけではありません。自分の立場を偽り、人間とゾンビのどちらが勝ちそうかを見極める計算も持っていました。
イケノ側|ショットによるゾンビ排除を進める人間派
イケノを中心とする人間強硬派は、ワクチンによる治療よりも、ショットで感染者を排除する方法を選びます。
ゾンビの増殖を止めるだけなら合理的に見える行動です。しかし感染しただけで元の人格を失うわけではなく、ゾンビとなった人物も少し前まで同じ仲間でした。
処刑が始まると、感染者は治療を求めて名乗り出なくなります。人間派の強硬策は、ゾンビを減らすどころか、感染を地下へ潜らせました。
正体を隠して増殖するゾンビ側
ゾンビ側は、感染しても見た目が変わりません。カードを見せない限り、誰がゾンビなのか判別できません。
ショットで殺される危険があるため、感染者は人間のふりをして対戦相手へ近づきます。そしてゾンビカードを使い、さらに感染者を増やします。
人間側が疑心暗鬼になるほど、感染者は正体を隠しやすくなります。排除への恐怖が、ゾンビの増殖を助ける構造です。
ゾンビ狩りの全展開と主な死亡者をネタバレ解説

ゲーム序盤のアリスは、ゾンビを増やすより、感染者を治療して人間側を維持する方法を探します。しかし人間派が感染者を殺し始めたことで、治療による協力は成立しなくなりました。
ゾンビが増えたから人間側が暴力的になっただけではありません。人間側の処刑が、感染を隠す理由を作り、ゾンビの増殖を加速させています。
アリスは感染者を見抜きワクチンを探す
最初の対戦が進む中で、アリスは通常の数字計算だけでは説明できない勝敗へ気づきます。ゾンビカードがすでに使われ、感染者が増え始めていると判断しました。
アリスは、感染者をただ排除するのではなく、人間へ戻すワクチンを探します。感染が死亡ではない以上、治療できれば全員を人間側へ残せる可能性があるからです。
この時点のアリスは、最初からゾンビ多数派を作る計画だけで動いていたとは言えません。人間側で全員を救う道も捨てていませんでした。
レイが信頼のバリケードを作る
レイは、感染者が自ら名乗り出られる場所として信頼のバリケードを提案します。申告した感染者へはワクチンを使い、感染させた相手の情報も共有させる作戦です。
さらに、数字カードを失いかけた参加者へカードを融通し、20ターンを生き延びられるよう支えます。
感染者を殺すのではなく、治療と情報共有で人間側へ戻す。この仕組みが守られる限り、ゾンビは正体を隠して感染を広げる必要がありません。
ショットによる処刑で人間側の同盟が崩れる
人間強硬派は、ゾンビへショットを使い始めます。一度感染した人物を治療対象ではなく、排除すべき敵として扱いました。
ショットは本来、感染拡大を抑えるための抑止力です。しかし実際の処刑へ使われたことで、感染者が名乗り出る理由を失わせます。
信頼のバリケードは、感染者が告白しても殺されないという前提で成立していました。その前提が崩れた瞬間、バリケードは安全地帯ではなく、感染者をあぶり出す監視装置へ変わります。
マサトの感染と死がアリスの方針を変える
マサトはゲーム途中でゾンビへ感染します。人格や身体が怪物へ変わったわけではなく、カード上の陣営が変わっただけです。
それでも人間派は、マサトをショットの対象とします。マサトは感染者として殺され、前のゲームを共に生き残った仲間の中から最初の明確な犠牲者となりました。
マサトの死によって、アリスは人間側を維持することが必ずしも仲間を救う道ではないと理解します。ワクチンは有限で、ショットは感染者を治すのではなく殺します。
感染者を救えない人間側へ残すより、勝ちそうなゾンビ側へ移す方が生存につながる。アリスの作戦は、ここから大きく変わっていきました。
ノブが感染しゾンビ側へ移る
ノブもゲーム途中で感染し、ゾンビカードを持つ側へ移ります。ゾンビになったノブは、すぐに死亡することも、理性を失うこともありません。
むしろ、感染したことで最終的な多数派争いにおける選択肢が増えます。人間側が勝つならワクチンで戻り、ゾンビ側が勝つなら感染状態を維持できます。
しかし人間派の処刑が続くため、ノブは感染を隠さざるを得ません。正直に話せば治療ではなく、ショットを向けられる可能性があるからです。
ノブがカズヤを感染させて救う
ゲーム終盤、ノブはカズヤへゾンビカードを使います。表面的には、ノブがカズヤを裏切り、感染させたように見えます。
しかしその時点ではゾンビ側が多数派となる可能性が高まっていました。カズヤを人間のまま残せば、少数派としてレーザーで死亡します。
ノブはカズヤを勝つ側へ移すことで救いました。これまで守られる側に見えたノブが、強く振る舞ってきたカズヤの命を救う関係の反転です。
アリスがレイ・テツらをゾンビへ変える
アリスも終盤になると、レイやテツたちへゾンビカードを使います。人間側を裏切って人数を奪ったのではなく、ゾンビ側の勝利へ仲間を移すためです。
アリスは全員へ計画を説明し、同意を得てから感染させたわけではありません。相手の選択権を奪う危うさは残ります。
それでも、残りターンと陣営数を考えれば、感染させることが最も生存率の高い方法でした。アリスはゾンビという言葉の印象ではなく、勝利条件から行動を選びます。
最終集計はゾンビ32人・人間13人
20ターンが終わり、ゾンビ32人、人間13人という結果が発表されます。ゾンビ側が勝利し、アリス、レイ、テツ、ノブ、カズヤ、サチコらはゲームを突破しました。
人間側13人はレーザーで死亡します。ただし、ゾンビ狩り全体の死亡者がこの13人だけというわけではありません。
マサトをはじめ、ゲーム中にショットで殺されたゾンビや、数字カードを失った参加者もいます。32対13は、最終集計まで残った人物の陣営数です。
アリスはゾンビ狩りをどう攻略した?

アリスの攻略は、ゾンビを探し出して全滅させることではありません。勝利条件を読み直し、仲間を多数派になる陣営へ移すことでした。
ただし、アリスが最初から最後まで同じ計画で動いていたわけではありません。序盤は治療を探し、人間側の暴力とゾンビの増殖を見たあとで作戦を変えています。
序盤はワクチンで人間側を維持しようとした
アリスは感染者の存在へ気づくと、まずワクチンを探します。ゾンビカードを無効化し、人間へ戻せれば、感染者を殺さず人間側の人数を維持できます。
これは全員を人間として生き残らせる方法です。しかしワクチンはランダム配布で数が限られ、自分自身には使えません。
感染者が増える速度へ治療が追いつかなければ、人間側は少数派になります。
ショットによる処刑が治療ルートを壊した
ワクチンによる治療には、感染者が正体を明かす必要があります。ところが人間強硬派がショットを使い始めると、感染者は申告できなくなります。
人間側はゾンビの増殖を防ごうとして処刑しました。しかし処刑が怖いからこそ、感染者は人間のふりをし、別の人物へ感染を広げます。
排除するほど正体が見えなくなり、感染を止められなくなる。アリスは、人間側の戦略が自滅へ向かっていると見抜きます。
ゾンビは指数関数的に増殖できる
初期ゾンビは4人ですが、一人が別の人間を感染させれば8人になります。新たな感染者もゾンビカードを得るため、次の機会には16人、さらに32人へ増やせます。
ゾンビカードは感染を広げるほど使い手が増える一方、ワクチンとショットは一度使えば減る有限資源です。
時間が進むほど、ゾンビ側の増殖力が人間側の治療と処刑を上回りやすくなります。アリスはこの非対称性から、最終的にゾンビ側が勝つ可能性を読みました。
勝つ陣営へ移すことが救命になる
通常の物語では、感染させることは相手を害する行為です。しかしゾンビ狩りでは、感染しても死亡せず、ゾンビ側が多数派なら生き残れます。
アリスは、仲間を人間のまま守ることより、生存できる陣営へ移すことを優先します。
ゲーム名や人間・ゾンビという言葉の印象を捨て、カード上の勝利条件だけを見た判断です。
レイやテツへの感染は裏切りではなく救命
アリスがレイやテツをゾンビへ変えた場面は、本人たちへ真意を説明しないまま進みます。そのため、一時的には裏切りのように見えます。
しかし人間側が負ければ、レイもテツもレーザーで死亡します。アリスは感染させることで、二人をゾンビ32人の側へ移しました。
結果として二人はゲームを生き残ります。感染が攻撃から救命へ反転した場面です。
最初から全員感染を計画していたわけではない
アリスが最初からゾンビだったことと、最初から全員をゾンビにする計画を持っていたことは別です。
序盤のアリスは、ワクチンを探し、感染者を人間へ戻す可能性を考えていました。マサトの死、人間派の処刑、ゾンビの増加を見たことで、感染を救命へ使う方針へ切り替えたと考えられます。
アリスの攻略は完成済みの計画ではなく、ゲーム中の出来事から生まれた判断です。
アリスはいつゾンビになった?最初からだったのか

アリスがいつゾンビになったのかは、ゾンビ狩りで特に分かりにくい部分です。作中の答えは、途中感染ではなく最初からです。
ただし、アリスへ初期ゾンビカードが配られる場面は描かれていません。そのため、視聴者が途中感染だと考えてしまう余地が残っています。
アリスはレイへ最初からゾンビだったと明かす
ゲーム終盤、レイはアリスがいつ感染したのかを問いかけます。アリスは、最初からゾンビだった趣旨を明かします。
したがって作中の説明をそのまま受け取るなら、アリスはゲーム開始時に各グループへ一人ずつ配置された初期ゾンビの一人です。
途中で誰かからゾンビカードを出された場面は、作中にありません。
各グループに初期ゾンビが一人ずついた
ゾンビ狩りには4つのグループがあり、それぞれ一人の初期ゾンビが紛れ込んでいました。
初期ゾンビは通常の参加者と見た目が同じで、カードを隠していれば正体は分かりません。アリスも人間側の一人として振る舞い、治療や協力の可能性を探ります。
正体を明かせばショットで殺されるため、隠していたこと自体は合理的です。
初期カードの配布場面は描かれていない
アリスがゾンビカードを確認する場面や、初期ゾンビとして選ばれる場面は省略されています。
そのため、アリスが人間のように感染者を探していた序盤の行動と、「最初から」という告白がつながりにくく見えます。
演出上の驚きを優先し、初期カードの情報を視聴者から隠した構成と考えられます。
序盤の行動には分かりにくさが残る
アリスが初期ゾンビなら、早い段階で感染を広げることもできました。それでもワクチンを探し、人間側の作戦へ協力しています。
これは、アリスがゾンビ側の勝利だけを望んでいたのではなく、人間へ戻す全員生存ルートも考えていたためと受け取れます。
ただし、アリスがどの時点でゾンビ多数派を目指す決断をしたかは明確な台詞で区切られていません。マサトの死と人間派の暴走が転換点に見えます。
途中感染の場面を補って考える必要はない
アリスが誰かから途中で感染したと考えれば、一部の違和感は解消するように見えます。しかし、その場面は作中に存在しません。
記事では、確認できない感染者やラウンドを作り足すべきではありません。作中の結論は最初からゾンビであり、演出上の省略が分かりにくさを生んだと整理するのが適切です。
レイの信頼のバリケード作戦と本当の正体

レイの信頼のバリケードは、感染者を殺さず、人間へ戻すための合理的な仕組みでした。しかし、そこには監視と自己保身の要素も含まれています。
レイは完全な善人でも黒幕でもありません。他人を救える制度を提案しながら、自分が最後に勝つ陣営を見極めようともしていました。
感染者が名乗れば治療する約束
信頼のバリケードでは、感染した人物が正直に申告すれば、ワクチンによって人間へ戻すと約束します。
感染者にとって最大の問題は、名乗った瞬間にショットで殺されることです。レイは治療を保証することで、その恐怖を減らそうとしました。
感染者が隠れずに済めば、ゾンビカードを使って新たな感染者を増やす必要も弱くなります。
誰から感染したかを共有する
治療された人物には、自分を感染させた相手の情報を共有させます。感染源を特定し、ほかの人間が接触を避けられるようにする作戦です。
人間側は、見た目では判別できないゾンビの位置を少しずつ把握できます。感染者を殺すより、情報源として生かす方が合理的でもあります。
ただし、告発された人物が本当にゾンビかを確かめず排除すれば、別の冤罪と処刑を生みます。
数字カードを共有して途中脱落を防ぐ
バリケード内では、数字カードを失いかけた人物へカードを融通することも考えられます。
人間側を多数派に保っても、数字カードが0になれば個人はゲームオーバーです。陣営数と手札の両方を管理する必要があります。
信頼のバリケードは、感染対策だけでなく、通常対戦を20ターン生き延びるための共同体でもありました。
レイは実際には人間だった
レイは自らをゾンビだと名乗りますが、実際にはゾンビカードを持っていない人間でした。
人間へショットを使っても効果がないため、誰かがレイを撃ってもレイ自身は死亡しません。ゾンビを名乗ることで危険を引き受けたように見せながら、実際にはショットへ耐えられる立場だったのです。
レイは自分の弱みを見せて信頼を得る一方、自分だけは即死しにくい条件を作っていました。
人間とゾンビの勝ち馬を見極めようとした
レイは人間側の制度を作りながら、どちらの陣営が最終的に勝つかを観察していました。
人間側が優勢なら人間として残り、ゾンビ側が増えれば感染によって移る。最後まで選択肢を残すことが、レイ自身の生存戦略だったと考えられます。
その計算を見抜いたアリスは、ゾンビ側が勝つ状況でレイを感染させます。レイは自分が選ぼうとしていた勝ち馬へ、アリスによって移されました。
ショットが処刑へ使われたことで崩壊した
信頼のバリケードは、ショットを抑止力として持ちながら、実際にはワクチンで治療することを前提にしています。
しかし人間派が感染者を撃ち始めると、告白した人物が殺される場所へ変わります。
信頼を守るための壁は、感染者を監視し、処刑する壁になりました。制度のルールより、その制度を使う人間の恐怖が同盟を壊したのです。
全員ゾンビになれば全員生存できた?必勝法を検証

ゾンビ狩りで最も有力な全員生存ルートは、全参加者がゾンビになることです。ゾンビ化は死亡ではなく、多数派となれば全員がゲームクリアできます。
ただし、作中で正式な正解として発表された方法ではありません。カードの残量、対戦相手、ショット、参加者全員の合意など、実現には多くの条件があります。
ルール上は全員ゾンビ化が最有力
全員がゾンビなら、ゾンビ側が圧倒的多数となり、少数派の人間は0人です。最終判定で処刑される人間も存在しません。
感染者は死亡せず、ゾンビカードを新たに得ます。感染を繰り返すこと自体が、参加者数を減らす行為ではありません。
そのため、数字カードを残したまま全員がゾンビになれれば、全員生存の可能性があります。
4回の感染機会で全員へ広げられる計算
初期ゾンビは4人です。それぞれが一人ずつ感染させると8人、感染者全員が次に一人ずつ増やせば16人となります。
さらに16人から32人、32人から64人へ増やせます。4グループが各16人、合計64人で始まった前提なら、理論上は4回の感染機会で全員をゾンビ化できます。
ただし、毎回都合よく人間と対戦できること、全感染者が同じ方針で動くことが必要です。
ショットを使わない合意が必要
全員ゾンビ化を実現するには、参加者がショットカードを使わない必要があります。
ゾンビ狩りという名前と「増殖を防ぐ」という印象から、人間側はゾンビを敵と考えます。初期ゾンビが全員生存案を説明しても、罠だと疑われる可能性が高いでしょう。
正体を明かした瞬間に撃たれる危険があるため、初期ゾンビから全員へ計画を提案すること自体が難しいのです。
数字カードを残さなければ途中で死亡する
全員ゾンビになっても、数字カードを失えば20ターン終了前にゲームオーバーになります。
感染のための対戦だけでなく、通常カードの勝敗と譲渡も調整しなければなりません。カードの少ない人物へ意図的に負けるなど、全体管理が必要です。
陣営をそろえるだけでは不十分で、全員が最低1枚の数字カードを維持する必要があります。
全員人間で生存する方法も理論上はある
ゲーム開始直後に4人の初期ゾンビをワクチンで人間へ戻せれば、全員人間のまま20ターンを終えられる可能性があります。
しかしワクチンはランダム配布で総数が不明です。自分自身へ使えないため、初期ゾンビはワクチン所有者と対戦しなければなりません。
ショットで初期ゾンビを全員倒す方法なら感染は止められますが、4人が死亡するため全員生存にはなりません。
64人全員の合意は現実的に難しい
参加者は初対面で、誰が嘘をついているかも分かりません。ゾンビになれば助かると説明されても、人間という立場を捨てることへ強い抵抗を持つ人物もいます。
さらに感染を広げる側は、ゾンビ多数派を作ったあとに裏切られ、ショットで殺される可能性があります。
数学的には簡単でも、心理的にはほぼ実現不可能です。この落差こそが、ゾンビ狩りの難しさでした。
「ゾンビ狩り」という名前が参加者を誤誘導した
ゲーム名を聞けば、多くの人はゾンビを探し、倒すゲームだと考えます。しかし勝利条件に、ゾンビを全滅させるという文言はありません。
ゾンビという言葉へ悪や死のイメージを重ねたことで、参加者は人間であることへ執着します。
実際にはゾンビが多数派となり、人間側が死亡しました。題名そのものが、人間側へ誤った目的を与えるミスリードです。
全員ゾンビ化は有力説でも正式解答ではない
全員ゾンビ化はルール上成立し得る有力な攻略説です。しかしゲーム側が必勝法として発表したわけではありません。
開始人数、対戦の組み合わせ、特殊カードの総数、数字カードの移動を完全に管理できるかには不明点があります。
記事では「全員がゾンビになれば確実に助かった」と断定するのではなく、複数の条件がそろえば全員生存できた可能性が高いと整理するのが適切です。
ゾンビ狩りは原作漫画にある?ドラマ版との関係

ゾンビ狩りは、原作漫画をそのまま映像化したゲームではありません。シーズン3のオリジナルストーリーに合わせて作られています。
原作世界の心理戦やカードゲームの考え方を受け継ぎながら、人間とゾンビという属性対立を使った新しいゲームです。
原作漫画に対応するゲームはない
麻生羽呂による原作漫画『今際の国のアリス』に、ゾンビ狩りと同じゲームはありません。
数字カードの奪い合い、ゾンビ感染、ショット、ワクチン、20ターン後の多数決という一連のルールもドラマ版独自です。
そのため、ゾンビ狩りだけを読める原作巻は存在しません。
シーズン3は原作世界を基にしたオリジナルストーリー
シーズン2で原作本編の主要な結末まで描かれたため、シーズン3は原作の世界観や人物を使ったオリジナル色の強い物語です。
ゾンビ狩りも、今際の国のカードゲームらしい不条理さを持ちながら、ドラマのために新たに構成されています。
スートと数字を設定しないJOKERゲーム
ゾンビ狩りには、原作ゲームのようなハート、クラブ、ダイヤ、スペードの難易度がありません。
心理戦だからハート、協力が必要だからクラブと分類することは考察として可能ですが、作中の正式設定ではありません。
JOKERゲームでは、複数ジャンルを混ぜ、参加者がゲームの性質さえ見誤るように設計されています。
原作らしい心理戦は受け継がれている
原作に同じゲームはなくても、表面的なルールの裏に別の勝ち方がある点は『今際の国のアリス』らしい構造です。
ゾンビを倒すべきだと思い込むほど、人間側は仲間を殺し、感染者を隠れさせます。
敵だと思ったゾンビが生存側となり、味方だと思った人間派が処刑を進める。善悪と勝敗の反転が、このゲームの核心です。
ゾンビ狩り後の生存者はどうなった?

ゾンビ狩りをクリアしたことは、シーズン3の最後まで生き残ったことを意味しません。感染状態も次のゲームへ身体的な変化として残りません。
ゲームを突破した人物たちは、その後も暴走でんしゃ、かんけり、ミライすごろくなどへ進みます。
ゾンビ化は次のゲームへ残らない
ゾンビとは、ゾンビ狩りの勝敗を決めるためのカード上の陣営です。ゲーム終了後に身体が腐敗したり、理性を失ったりすることはありません。
生存者は通常の人間として次のゲームへ移動します。ワクチンで戻す必要もありません。
マサトはゾンビ狩り中に死亡
マサトはゾンビへ感染したあと、人間派のショットによって死亡します。
ゾンビ側が最終的に勝利しても、途中で殺されたマサトが復活することはありません。感染すれば安全になるのではなく、ショットを受けず最後まで残る必要があります。
カズヤ・シオン・ナツはかんけりで死亡
ゾンビ狩りを生き残ったカズヤ、シオン、ナツは、後の「かんけり」へ進みます。
しかし3人は、爆発する缶をめぐる戦いで死亡します。ゾンビ狩りで勝つ陣営へ移れたことは、その後のゲームまで保証する救済ではありませんでした。
テツはミライすごろくで死亡
テツもゾンビ狩りを突破しますが、最終ゲームのミライすごろくで命を落とします。
おみくじからアリスたちと行動し続けたテツの生存は、ゾンビ狩りで一度守られます。しかし今際の国を完全に脱出するまで、危険は終わりません。
レイ・サチコ・ノブは現実世界へ帰還
レイ、サチコ、ノブは後のゲームも生き延び、最終的に現実世界へ戻ります。
レイは信頼と策略の両方を使い、ノブは感染によってカズヤを救い、サチコも複数のゲームを越えました。
ゾンビ狩りでどの陣営にいたかではなく、その後も生きる選択を続けたことが現実への帰還につながります。
ゾンビ側32人全員が最終回まで生きたわけではない
ゾンビ側32人は、ゾンビ狩りをクリアした時点の人数です。その全員がシーズン3最終回まで生き残ったわけではありません。
次のゲームへ進む中で多数の人物が死亡します。ゾンビ狩りの記事では、ゲーム中の生存とシリーズ最終的な生存を分けて整理する必要があります。
ゾンビ狩りが描く本当のテーマを考察

ゾンビ狩りが描く本当の敵は、感染者ではありません。人間やゾンビという属性だけで、相手の価値と生死を決める集団心理です。
感染者を治療できるカードが存在するにもかかわらず、人間側は恐怖から処刑を選びます。その選択が信頼を壊し、感染をさらに広げました。
人間とゾンビは善悪ではなく所属の名前
ゾンビになっても、人格や記憶は変わりません。変化するのは、最終集計で数えられる所属だけです。
それでも参加者は、人間を正常、ゾンビを危険と考えます。言葉の印象が、ルールより強く判断を支配しました。
最後に生き残るのはゾンビ側です。人間という名前を守ったことが、人間らしい行動だったとは限りません。
排除が感染の拡大を加速させる
感染者が名乗り出れば、ワクチンで治療できる可能性があります。しかしショットによる処刑が始まると、誰も告白できなくなります。
隠れた感染者は人間のふりをして対戦し、さらに感染を広げます。
人間側は安全のために排除を選びましたが、その排除が最も危険な状態を作りました。恐怖に基づく強硬策が、問題を見えなくしていく構造です。
信頼のバリケードは保護と監視の境界にある
レイの作戦は、感染者を治療し、数字カードも共有する安全な共同体を目指していました。
一方で、感染者に正体と感染源を告白させ、ショットを持つ人間が管理する仕組みでもあります。
信頼が守られている間は保護になりますが、処刑が始まれば監視施設へ変わります。制度の善悪は、ルールだけでなく使う人間によって変わりました。
ノブとカズヤの関係が反転する
カズヤは強く振る舞い、ノブは守られる側に見える人物です。しかし終盤では、ノブがカズヤへゾンビカードを使い、命を救います。
感染は相手を支配する行為にも見えますが、この場面では敗北側から勝利側へ移す行為です。
弱く見えた人物が、強く見えた人物の生存を決める。ゾンビ狩りは立場の上下まで反転させました。
アリスの嘘は人を救う一方で選択権を奪う
アリスは自分が初期ゾンビであることを隠し、レイやテツへ十分に説明せず感染を広げます。
結果だけを見れば、二人を生存側へ移した救命です。しかし本人の同意を取らず、アリスが生存方法を決めた点には危うさがあります。
正しい結果を出すためなら嘘をついてよいのか。ゾンビ狩りは、アリスの判断を単純な英雄行為にはしません。
「ゾンビ狩り」という題名が最大の罠
題名は、ゾンビを狩るべき敵だと思わせます。ショットカードまで配られるため、人間側が処刑へ進むことはゲーム側に誘導された反応です。
しかし本当の勝利条件は多数派になることです。ゾンビを狩らず、全員が感染を受け入れれば、全員生存できた可能性があります。
参加者が倒すべきだったのはゾンビではなく、名前の印象と思い込みでした。
『今際の国のアリス』ゾンビ狩りのFAQ

ここからは、ゾンビ狩りの話数、参加人数、カード効果、アリスとレイの正体、全員生存ルート、原作漫画など、見終わったあとに残りやすい疑問へ答えます。
ゾンビ狩りはシーズン3の何話?
シーズン3第2話の終盤に始まり、第3話で決着します。
ゾンビ狩りの難易度やスートは?
スートと数字は設定されていません。シーズン3のJOKERトーナメントで行われるゲームです。
参加者は何人?
参加者は4つのグループへ分かれ、アリスのグループは16人です。各グループが同数なら全体64人と考えられますが、総人数を示す明確な画面表示は確認しにくいため、確定情報としては4グループとアリス側16人までが安全です。
4つのグループは何のため?
施設内で対戦相手と感染を分散させるためです。各グループには一人ずつ初期ゾンビが配置されていますが、最終判定は4グループ全体で行われます。
一人にカードは何枚配られる?
通常対戦用の数字カードは一人7枚です。これとは別に、ショット、ワクチン、初期ゾンビのゾンビカードなどの特殊カードがあります。
対戦ではカードを何枚出す?
劇中の通常対戦では、指定された同じマークの数字カードを複数枚、基本的には4枚出し、合計値を競う形式で進みます。
何ターン続く?
全20ターンです。20ターン終了時に、人間とゾンビの人数が比較されます。
数字カードがなくなるとどうなる?
20ターン終了前に数字カードが0枚になると、ゲームオーバーです。多数派の陣営に所属していても、途中で数字カードを失えば生き残れません。
ゾンビになると死亡する?
死亡しません。ゾンビ化は、このゲーム内で所属陣営が人間からゾンビへ変わることです。
ゾンビカードを使わず隠せる?
隠せます。ゾンビカードを使わず、通常カードだけで対戦すれば、人間のふりを続けられます。
ショットを人間へ使うとどうなる?
人間には効果がありません。対象も使用者も死亡せず、ショットカードだけが消費されます。
ショットカードは何枚ある?
各参加者に一枚ずつ配られます。一度使用すると再利用できません。
ワクチンを自分へ使える?
自分自身には使えません。感染者が人間へ戻るには、ワクチンを持つ別の人物から使ってもらう必要があります。
ワクチンカードは全部で何枚?
総数は作中で明示されていません。ランダムに配布され、全員が持っているカードではありません。
アリスは最初からゾンビだった?
作中の答えでは、最初からゾンビです。アリスは各グループへ一人ずつ配置された初期ゾンビの一人だったと考えられます。
アリスはなぜ最初から全員を感染させなかった?
序盤はワクチンによって感染者を人間へ戻し、人間側で全員を救う道も考えていたためと受け取れます。
人間派の処刑とマサトの死を見たことで、ゾンビ側へ移す方が生存につながると判断を変えました。
レイは本当にゾンビだった?
レイは実際には人間です。ゾンビだと名乗りましたが、ゾンビカードを持っていませんでした。
信頼のバリケードとは?
感染者が正直に名乗ればワクチンで治療し、感染源と数字カードの情報を共有する共同体です。
しかし人間派がショットで感染者を殺し始めたため、信頼が崩れて機能しなくなりました。
マサトはなぜ死亡した?
ゾンビへ感染したあと、人間派からショットカードを使われたためです。感染そのものではなく、感染者への処刑によって死亡しました。
ノブはなぜカズヤをゾンビにした?
人間側が少数派となる状況で、カズヤを勝利するゾンビ側へ移して救うためです。
アリスはなぜレイをゾンビにした?
人間のままではレーザーで死亡するため、ゾンビ多数派へ移して生き残らせました。
全員ゾンビなら全員生存できた?
ルール上は可能性があります。全員がゾンビとなり、数字カードを残して20ターンを終えれば、少数派の人間が存在しません。
ただし全員の合意、ショット不使用、対戦組み合わせ、数字カード管理が必要で、正式な必勝法として明言されたわけではありません。
全員人間で生存する方法はあった?
初期ゾンビ4人を、感染が広がる前にワクチンで人間へ戻せれば可能性があります。
ワクチンの数は不明で、自分には使えず、初期ゾンビも正体を隠すため、実現は極めて難しい方法です。
最終的なゾンビと人間の人数は?
ゾンビ32人、人間13人です。ゾンビ側がゲームクリアとなり、人間13人はレーザーで死亡しました。
ゾンビ側32人は全員シーズン3を生き残った?
全員ではありません。カズヤ、シオン、ナツは後のかんけり、テツはミライすごろくで死亡します。
レイ、サチコ、ノブらは最終的に現実世界へ帰還します。
ゾンビ狩りは原作漫画の何巻?
対応する原作巻はありません。ゾンビ狩りはシーズン3のドラマオリジナルゲームです。
まとめ

『今際の国のアリス』のゾンビ狩りは、数字カードの対戦を20ターン続け、最後に人間とゾンビの人数を比べるJOKERゲームです。最終結果はゾンビ32人、人間13人となり、ゾンビ側が勝利しました。
ゾンビ化は死亡ではなく、所属陣営の変更です。ショットはゾンビを殺し、ワクチンはゾンビを人間へ戻しますが、人間派が処刑を始めたことで感染者は正体を隠し、ゾンビの増殖が加速しました。
アリスは作中の説明では最初からゾンビです。序盤はワクチンによる治療を探していましたが、マサトの死と人間側の崩壊を見て、感染を仲間の救命へ使う方針へ変えました。
全員がゾンビになれば全員生存できた可能性はあります。しかし、それには初対面の参加者全員が、人間という立場への執着を捨て、ゾンビを敵と見なさず協力する必要がありました。
ゾンビ狩りは、ゾンビを倒すゲームではありません。人間と呼ばれることを守るのか、それとも人間らしく他人を生かすのかを試すゲームです。
感染を恐れた人間側が仲間を殺し、感染を受け入れた者が生き残った反転に、このゲームの本当の残酷さがあります。
今際の国のアリスの全ゲームについてはこちら↓


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