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好きな人がいること第2話ネタバレ考察&感想。“元カノ登場”で揺れる恋心…夏向の「最高のご褒美」に隠された優しさ

好きな人がいること第2話ネタバレ考察&感想。“元カノ登場”で揺れる恋心…夏向の「最高のご褒美」に隠された優しさ

注目の月9ドラマ「好きな人がいること」ですが、面白かったですね。山﨑賢人さん演じる夏向(かなた)のツンツン具合にたまらない女子が多かったのではないでしょうか?

また、第1話の最後では三浦翔平さん演じる千秋が謎の女性と結婚式場へ行き、それを見た美咲がショックを受けてしまいましたが、相手は千秋の結婚相手でしょうか?

今クールの注目恋愛物ドラマである「好きな人がいること」の第2話(7月18日放送)のあらすじと感想を紹介したいと思います。

※以後ネタバレ注意

目次

好きな人がいること2話のあらすじ&ネタバレ

好きな人がいること2話のあらすじ&ネタバレ

結婚式場で見た衝撃のシーン

第1話で柴崎三兄弟と同居を始めた櫻井美咲(桐谷美玲)

第2話は、前話ラストで彼女が目撃したショッキングな光景から幕を開ける。美咲は買い出しの途中で、憧れの先輩・柴崎千秋(三浦翔平)と大学時代の同級生・高月楓(菜々緒)が結婚式場へ入っていくのを見てショックを受け、海辺で放心状態に。

恋心を自覚し始めていただけに、目の前に現れた“元カノ”の存在に動揺を隠せない。

海辺から『Sea Sons』に戻った美咲を迎えたのは、冷たい態度の次男・夏向(山﨑賢人)だった。「何をしていたんだ」と怒られても美咲は上の空。そこへ千秋と楓が現れ、美咲は気まずさから席を外そうとするが、千秋から「友人の結婚パーティーのウエディングケーキを作ってほしい」と頼まれる。

急な依頼に戸惑う美咲だったが、千秋と楓に頼まれては断れない。さらに夏向には50人分の料理を作る大役が課せられる。夏向は時間のなさを理由に渋るが、欲しかったサーフボードの件を千秋に持ち出され、最終的に引き受ける。

結婚式の準備とそれぞれの葛藤

結婚パーティーは2日後に迫っている。美咲は結婚するカップルから出会いの経緯を聞き、大学時代の写真を見せてもらう。

そこで千秋と楓が大学時代に付き合っていたことを知り、さらにショックを受ける。三男・冬真(野村周平)は料理学校へ行かず浜辺で遊び、同級生・二宮風花(飯豊まりえ)に「目指してねえし。俺、学校辞めるわ」と告げる。

一方、飲食業界のカリスマ・東村了(吉田鋼太郎)が柴崎家の戸籍を入手し、「この兄弟にこんな秘密があったとは」と意味深につぶやく——物語に新たな伏線が張られる。

美咲は千秋に「美咲のウエディングケーキを楽しみにしてる」と励まされ、料理人としての自信を取り戻す。レストランに戻った彼女はケーキ作りに没頭し、深夜2時にようやくウエディングケーキを完成させるが、厨房では夏向が大量の料理を仕込んでいた。美咲は「私にもジャガイモの皮くらい剥ける」と手伝い、2人は戦友のように肩を並べてキッチンに立つ。

夏向は報酬代わりにビールを差し出し、美咲は「大人になるとご褒美をもらえなくなるんだね」と少し寂しそうに笑う。彼女はビールを飲みながら「行き詰まった時に変わるきっかけをくれたのが千秋さんだった」と、千秋への想いをこぼす。

結婚パーティー当日の騒動

結婚パーティー当日。美咲のウエディングケーキは会場で披露され、参加者から大好評を得る。

しかし楓は美咲と千秋の様子を見て敵対心を燃やす。ブーケトスでは楓がブーケをキャッチし、司会の千秋が「その時は皆様、よろしくお願いします」と冗談を交えて場を和ませるが、楓は不満げに「もう少し乗ってくれても良かったのに」とこぼす。

やがて楓は美咲に見せつけるように千秋にキスをする。その姿を見た美咲は動揺し、落ち込みながらケーキを落として立ち去ってしまう。楓は「ちょっと飲み過ぎたみたい」と軽く笑って場を去り、千秋は美咲を追いかけようとするが楓に足止めされる。夏向は偶然その様子を目撃しており、美咲の心境を察する。

一方その頃、レストランでは電話が鳴り、千秋が応対すると女性から「拓海さんはいらっしゃいますか?」と尋ねられる。不思議な電話の主は誰なのか——柴崎家の秘密が次回以降の大きな伏線として提示される。

夏向が見せた最高のご褒美

披露宴後、美咲はバルコニーで落ち込んでいた。そこへ夏向が現れ、「ケーキ作るより、ドジョウをすくう方が才能があるんじゃないか」と茶化す。

さらに「行くぞ、つべこべ言わずに付いてこい」と強引に連れ出す。夏向は美咲を港へ連れて行き、日村信之(浜野謙太)のボートを借りて海に出る。

美咲が「助かった。これ以上千秋さんに恥ずかしい顔を見られたくなかった」と礼を言うと、夏向は「しけた面、丸ごと洗えばスッキリするだろ」と言い、なんと美咲を海に突き落とす。

ひとしきり笑い合った後、夏向は美咲を離島へ連れて行き、「ここからの夕日が一番綺麗なんだ」と夕日を見せる。そして「今日のお前は最高にかっこよかった」と褒める。その言葉に美咲は涙を浮かべ、スマホで夕焼けを撮影して「最高のご褒美を頂きました」とインスタに投稿。夏向のツンデレな優しさが詰まったこのシーンは、第2話のタイトル「最高のご褒美」を象徴するクライマックスとなった。

好きな人がいること2話の感想&考察

好きな人がいること2話の感想&考察

元カノ登場で一気に深まる三角関係

第2話は楓の登場によって、千秋・夏向・美咲の三角関係に新たな火種が投下された。美咲が見た結婚式場のシーンは、千秋がすでに婚約者と幸せになっているのではという不安を露骨に表しており、乙女心としては胸が痛む。

だが実際は、千秋と楓が友人の結婚パーティーの幹事を務めるためだったと判明し、前話の引きで作った不安を早々に回収する展開は巧みだった。

楓は美咲への牽制のように千秋にキスをし、ブーケトスでも「千秋と結婚する」と冗談を言ってみせる。彼女の行動はまだ千秋に未練があることを示しており、今後千秋の気持ちがどちらに傾くのかが気になる。

同時に、夏向が美咲を慰めるために海に連れ出し、「今日のお前は最高にかっこよかった」と励ますシーンでは、彼の素直じゃない優しさが際立ち、視聴者の心を掴んだ。夏向のツンデレぶりに胸キュンする人も多かっただろう。

美咲の成長と自立心

美咲は第1話から仕事と恋に一途で、今回も落ち込みながらもウエディングケーキ作りに全力を注いだ。

千秋から「美咲のケーキを楽しみにしてる」と言われて大喜びし、彼に認められたい一心で深夜まで作業を続ける姿は健気だ。さらに夏向が大量の料理を作る姿を見て「私も手伝える」と自ら声を掛け、黙々とジャガイモの皮むきをするシーンは、彼女が仕事人としての自立心を育てていることを象徴している。

ラストで夏向から「かっこよかった」と言われ、「きれい」「かわいい」ではなく「かっこいい」と認められたいという美咲の本音が描かれる。このセリフには、彼女が恋愛対象として見られるだけでなく、仕事人として対等に認められたいという意思が込められており、働く女性なら共感できる部分が多いだろう。

家族の秘密と伏線の提示

第2話では、東村が柴崎家の戸籍を入手して驚く場面があり、三兄弟に隠された秘密が示唆される。

さらにレストランに謎の電話がかかってきて「拓海さんいらっしゃいますか?」と尋ねられるシーンや、冬真が料理学校を辞めようとしていることが明らかになるなど、多くの伏線が張られている。今後、柴崎家の血縁関係や過去、そしてそれぞれの将来への選択が掘り下げられていくはずで、恋愛模様だけでなく家族ドラマとしての深みも期待できる。

ときめきポイント

女性ライターの視点から最も胸に刺さったのは、美咲が楓と千秋のキスを見てケーキを落としてしまうほど動揺する場面と、夏向に海へ突き落とされて泣き笑いする場面。

前者は恋に臆病な美咲のピュアさが際立ち、ハラハラしながらも応援したくなる。後者では、夏向の荒っぽい優しさと美咲の無防備な笑顔が夕焼けに照らされ、まるで青春映画のようだった。

さらに、「かっこいいと言われたい」と呟く美咲の気持ちは、多くの女性が抱える「かわいいだけじゃない自分を見てほしい」という願いそのもの。彼女の成長と恋の行方を見守りたくなる——第2話はそんなトキメキに溢れていた。

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