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ドラマ『黒革の手帖』の5話のあらすじ&ネタバレ感想。ルダン買収を狙う元子、裏切りと嫉妬が渦巻く大勝負

ドラマ『黒革の手帖』の5話のあらすじ&ネタバレ感想。ルダン買収を狙う元子、裏切りと嫉妬が渦巻く大勝負

ドラマ「黒革の手帖」第5話では、原口元子(武井咲)がついに銀座最高峰クラブ「ルダン」の買収に乗り出し、物語は大きな転換点を迎えました。

橋田(高嶋政伸)から料亭を奪い取り、巨額の資金を捻出しようとする元子の姿は痛快である一方、島崎すみ江(内藤理沙)の不穏な動きや岩村叡子(真矢ミキ)との決裂など、周囲では裏切りと嫉妬が渦巻き始めます。

さらに政界では安島(江口洋介)が「裏切り者」と罵られるなど、それぞれの立場で緊張感が高まりました。野望と裏切りが交錯するスリリングな一話は、クライマックスへ向けて加速する物語の大きな見どころとなりました。

目次

「黒革の手帖」5話の見どころ…裏切りと野望が交錯する大勝負

「黒革の手帖」5話の見どころ…裏切りと野望が交錯する大勝負

第5話は、原口元子(武井咲)がついに銀座最高峰クラブ「ルダン」買収に向けて大胆な賭けに出た回でした。

彼女の野望とその危うさが鮮烈に描かれる一方で、信じていた女性たちの裏切りや政界での波乱が重なり、物語はさらに緊迫感を増していきます。以下では、特に印象的だった見どころを整理します。

元子の“大勝負” ― 「ルダン」買収計画と黒革の手帖の威力

元子は、橋田理事長(高嶋政伸)が裏口入学で集めたリストと自らの黒革の手帖を武器に揺さぶりをかけ、料亭「梅村」をわずか2,000万円で手に入れます。その後2億円で転売し、自身のクラブ「カルネ」も売却することで3億円を捻出。「ルダン」を買収する資金を整えるための一世一代の勝負でした。

さらに彼女は「ルダン」の持ち主であり政財界のフィクサー・長谷川庄治(伊東四朗)と直談判。頭金5,000万円を即金で支払い、違約時は1億円という厳しい条件を呑んで契約を結びます。果敢さと無謀さが同居するこの取引は、元子の冷徹な決意を象徴していました。

“女の敵は女!?” すみ江の裏切りと岩村叡子との確執

第5話のサブタイトルを象徴するように、元子の周囲で女性たちの裏切りと対立が噴出します。

まずは島崎すみ江(内藤理沙)。一見忠実に見えた彼女が、深夜に橋田と密会している姿を元子に目撃され、不穏な影を落としました。信頼していた協力者の裏切り疑惑は、元子にとって大きな痛手となります

また、かつての恩人である岩村叡子(真矢ミキ)とも対立。元子の挑発的な言葉に叡子は逆上し、水を浴びせるという屈辱的な行動に出ます。冷静に受け流した元子でしたが、叡子の心中には若い後輩への嫉妬と悔しさが渦巻いていました。銀座で長年築いてきた誇りを脅かされた叡子の涙は、女同士の戦いの熾烈さを物語っていました。

安島の「裏切り」と意地 ― 政界での思わぬ展開

一方、政界を舞台にした安島富夫(江口洋介)の動向も見逃せません。彼は亡き大臣の後継候補に指名されますが、その過程で「裏切り者」と非難され、恩人筋の未亡人から罵声を浴びます。安島は土下座して「恩は返す」と誓いますが、それは彼なりの政治的計算でもありました。

さらに安島は、元子に「長谷川は危険だ」と忠告し、ルダン買収から手を引くよう諭します。しかし元子は聞き入れず、野望に突き進みます。安島の忠告と元子の意志のすれ違いは、二人の関係に複雑な影を落としました。

総括 ― 裏切りと野心が渦巻く転換点

第5話は「女の敵は女」という言葉通り、すみ江や叡子との関係が揺らぎ、元子の周囲の人間模様が緊張感を増した回でした。さらに政界で「裏切り者」と呼ばれる安島の姿も重なり、物語全体が裏切りと野望というテーマで貫かれています。

ルダン買収に向けた大胆な賭けは元子をさらに大きな舞台へと押し上げましたが、その足元では確実に敵が増えていることも浮き彫りになりました。果たして彼女はこの勝負に勝てるのか、それとも裏切りに足をすくわれるのか――次回以降への期待と不安を残すスリリングな一話でした。

ドラマ『黒革の手帖』5話のあらすじ&ネタバレ

ドラマ『黒革の手帖』5話のあらすじ&ネタバレ

新しくホステスになった島崎すみ江(演:内藤理沙)を使い、上星ゼミナール理事長・橋田常雄(演:高嶋政伸)の裏口入学斡旋者リストを手に入れた原口元子(演:武井咲)

。次は橋田が買おうとしている料亭『梅村』を奪い、それを2億円で転売して、銀座の老舗クラブ『ルダン』を手に入れようと考える。

その矢先、『ルダン』を所持している人物が政財界のフィクサー・長谷川庄治(演:伊東四朗)だとわかり、元子はいよいよ計画を実行に移す決意を…。

一方、亡き国土交通大臣・若槻の妻・貴子の対抗馬として同じ選挙区から出馬しようとしていた安島富夫(演:江口洋介)だったが、若槻夫妻に思いがけぬスキャンダルが発覚!

期せずして党の公認候補として選挙戦に臨むことになる。貴子から「裏切り者!」と罵られた安島は思わぬ行動に出る!そしてついに元子は橋田と対決するため、黒革の手帖を携えて、上星ゼミナールへと乗り込んでいく…。

「黒革の手帖」5話の感想&考察

「黒革の手帖」5話の感想&考察

第5話を見終えてまず感じたのは、物語がいよいよクライマックスへ向けて緊張感を一気に高めてきたということです。

原口元子(武井咲)の野望は留まることを知らず、“銀座の女王”の座を掴むために突き進む姿は痛快である一方、彼女の周囲には裏切りや嫉妬、思惑が複雑に絡み合い、不穏な影が差し込みました。

単なるサクセスストーリーにとどまらず、群像劇としての深みを増した回でもあります。ここでは、第5話の展開を論理的に振り返りつつ感想と考察を整理します。

原口元子の暴走とその代償 ― 野望に潜む危うさ

第5話の元子は、もはや誰の忠告にも耳を貸さず、一直線に野望へ突き進みました。横領で得た1億8千万を元手に始めた彼女の旅路は、ここでさらに3億円という巨額を動かす賭けに発展します。黒革の手帖に記された機密情報で橋田を屈服させ、不利な契約条件すら受け入れる姿には、強烈な意志と同時に無謀さも感じられました。

安島が「無謀すぎる」と忠告したのも当然で、長谷川庄治というフィクサー相手に単身で交渉すること自体、常識的には破滅への道です。実際、彼女が切り札である裏口入学リストをUSBメモリに入れ持ち歩く場面は、詰めの甘さを象徴するようでした。最強の武器である黒革の手帖すら、もし奪われれば全てが崩壊する――そんな危うさを漂わせ、次回以降の波乱を予感させる伏線にもなっています。

女たちの嫉妬と裏切り ― “女の敵は女”が映す人間模様

第5話では男性権力者以上に、女性同士の軋轢が濃密に描かれました。

特に岩村叡子と元子の対立は印象的です。銀座の恩人とも言える叡子が、若い元子の挑発に激昂し水をぶっかけるシーンは、女同士の意地とプライドの激突でした。世代交代の構図が見え隠れし、どちらの言い分にも一理あるため、視聴者としては複雑な気持ちで見守るしかありません。

さらに、信頼を寄せていたすみ江の裏切りが描かれたことも衝撃的でした。元子に尽くしていたはずの彼女が橋田と密会する姿は、信頼関係の崩壊を象徴しています。理由は語られないままですが、保身や金銭欲、あるいは野心が背景にある可能性は十分。協力者の背信という展開は、物語を一気に緊張させ、視聴者にも強いインパクトを与えました。

第5話のサブタイトル「女の敵は女!」が示す通り、元子の最大の敵は女性自身であるという皮肉な現実が浮き彫りになったのです。

安島富夫の信念と葛藤 ― 裏切り者か忠義者か

政界における安島富夫の動きも注目すべき点でした。彼は恩人の未亡人を押しのけ公認候補に選ばれ、「裏切り者」と罵られる立場に追い込まれます。それでも土下座をして「恩は必ず返す」と頭を下げる姿には、単なる野心家ではない義理人情と筋を通したい意地が垣間見えました。

また、安島は元子に「長谷川は危険だ」と忠告し、ルダン買収から手を引くよう諭します。これは政治的判断以上に、彼女への特別な感情の表れでもあるでしょう。しかし元子は耳を貸さず突き進む。野望を優先する二人は似た者同士でありながら、互いの存在がアキレス腱になりかねない危うさも抱えています。

張り巡らされた伏線と今後への期待

第5話はターニングポイントであり、数多くの伏線が張られました。すみ江の裏切り、叡子との断絶、長谷川の不穏な影、安島の「裏切り者」という烙印。

どれもが今後の波乱を示唆しています。特にラストでのすみ江と橋田の密会は衝撃的で、「次回どうなるのか」という期待と不安を強く残しました。

物語全体を通して見えてきたテーマは「野望の代償」と「信頼の崩壊」です。頂点に立とうとするほど孤立し、協力者は離反し、黒革の手帖すら奪われる危険が迫る――それでも元子は立ち止まらない。彼女がどこまで突き進み、何を失うのか。視聴者は不安と期待の入り混じる気持ちで次回を待つことになります。

総括 ― 欲望と裏切りのスリリングな一話

第5話は、元子が大勝負に出る痛快さと、裏切りや嫉妬が渦巻く人間ドラマの両面を兼ね備えた回でした。野望を燃やす元子の強さと、彼女を取り巻く人々の裏切りが鮮烈に描かれ、物語は一層深みを増しました。

男性ライターの視点から言えば、第5話は悪女の快進撃でありながら、その背後に破滅の影を感じさせるスリリングなエピソードでした。信頼の崩壊と野望の暴走というテーマが色濃く描かれた今、元子は“銀座の女帝”に近づくどころか孤立の道を歩んでいるのかもしれません。

次回以降、黒革の手帖が奪われるという最大の危機が迫る中、彼女がどのように逆境を乗り越えるのか、期待と不安が高まるばかりです。

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