2016年夏の注目ドラマの一つに毎週日曜日日本テレビ系で放送のドラマ「そして、誰もいなくなった」があります。毎週日曜夜10時30分〜11時25分という前クール放送のドラマ「ゆとりですが、なにか。」と同じ枠に入ることになります。(初回は30分拡大放送のため、夜10時スタート)
今回ドラマ出演はなんと藤原竜也さんです。最近は映画の出演が多く、ドラマの出演は「ST 赤と白の操作ファイル」ではないかなと思います。ドラマSTも面白かったですが、藤原竜也さんは映画「デスノート」や「カイジ」の役に入り込みあの迫真の演技をする姿を見たらファンになってしまいます。そんな藤原竜也さんが今回は主演のため、見ないわけにはいきません。
特に映画「カイジ」シリーズでは、藤原竜也さんが演じる「カイジ」はどん底を味わいます。今回はそれを再び彷彿させるような「藤堂新一」役を演じます。藤原さんまたか・・と思いますので、ぜひ、観てみてください!
2016年7月17日(日)夜10時00分放送(初回放送は普段は夜10時30分放送)のドラマ「そして、誰もいなくなった」第1話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介します。
そして、誰もいなくなった第1話のあらすじ(ネタバレ)と感想
主人公の藤堂新一(とうどうしんいち)(演:藤原竜也)は「ミス・イレイズ」というネット上に拡散した画像などのデータを消去する画期的なソフトを作った優秀な研究者だ。そんな新一には結婚を決めた倉元早苗(くらもとさなえ)(演:二階堂ふみ)がいる。早苗を新一の母である藤堂万紀子(とうどうまきこ)(演:黒木瞳)に紹介し終えたばかりで順風満帆な生活を歩んでいた。
そんなある日、突然会社から「お前は藤堂新一を名乗って潜り込んだ偽物ではないか?」という意味のわからない疑いをかけられる。会社では社員一人一人に割り振られた13桁の”パーソナル・ナンバー”の登録が義務つけられている。その中の一人のナンバーの持ち主が数日前婦女暴行事件で逮捕された同姓・同名である男の”藤堂新一”という全く赤の他人のものだと告げられ、新一は身元不明の存在として、自宅謹慎を命じられてしまう。
新一は総務省に勤める大学の友人の小山内保(おさないたもつ)(演:玉山鉄二)に相談する。小山内が新一について調べると、自分の存在を証明できるデータはどこにも存在しないことを知らされる。そして、自分名義のキャッシュカートやクレジットカードが全部使用不可になっている・・。
この不可解な事件をどうにかしないと思い、手がかりを探しに新一が大学時代を過ごした場所であり、ニセ「新一」が拘束されている新潟へ新一は向かった。新一の友人である長崎はるか(演:ミムラ)、斉藤博史(さいとうひろし)(演:今野浩喜)に協力により、自分がパーソナル・ナンバーを乗っ取られる「なりすまし」にあっているのだと知る。
そして、新一は自分が開発したソフト「ミス・イレイズ」を使用してでニセの「新一」の本名とデータをインターネット上で探し当てることにした。小山内より、「ニセ新一」の写真をもらって、探し当てることに成功した。
これにより、新一は自分がなりすましにあっている動かぬ証拠を手にいれ、新潟を後にする。その後、小山内と祝杯をあげるためにバーテンダーの日下瑛治(くさかえいじ)(伊野尾慧)が経営する行きつけのバー「KING」で祝杯をあげる。小山内にニセ新一の正体は川野瀬猛(かわのせたける)で高校中退などの個人情報を伝える。そこで次の日警察に行けることを伝える。
バーを出た新一と小山内であったが、新一の携帯に「ミス・イレイズ」にアクセスがあったことを確認するもスルーする。小山内は一度バー「KING」に戻り、瑛治に依頼するのであった。
次の日警察に行くも、パソコンの中に保存してあった川野のデータが消去されていた。「ミス・イレイズ」により、ネット上の川野瀬の写真が消されてしまい、ネットに繋がったPCの中にある川野瀬の写真が消えてしまったのだ。そして、ネット上で新一のデータが置き換わってしまったのだ。
そして、会社に行き、新一の後輩の五木(演:志尊淳)のIDで「ミス・イレイズ」にログインを試みるも権限が付与されておらず、ログインすることができなかった。そこに人事部がやってきた。なんと、新一はプロジェクトの経費である約2億円を自分が不正に使い込まれたことになっていることが発覚した。新一は経費関連は全て、上司の田嶋(演:ヒロミ)に任せているため、そんなことはあり得ないという。
会社内で警備に追いかけられているところ、出張にきていたはるかに助けてもらった。はるかに経費のことを話すと、会社ぐるみで新一をはめて「ミス・イレイズ」を狙っているのでは?と助言する。これを聞いた新一は新来のおける上司の田嶋に連絡を取る。
田嶋とあい、田嶋も犯人が会社の関係者であるのではないか、と疑っていた。田嶋に協力を仰ぎ、「ミス・イレイズ」のバックドアから不正アクセスした犯人を突きつめることを依頼する。新一はその終了連絡をバー「KING」で待っていた。バー「KING」で瑛治と話をし、瑛治は両親の顔を知らないということを聞いた。そこにいた、謎の常連客の馬場(演:小市慢太郎)に「親なら裏切らないなんてきれいごと。人は一人で生まれ、一人で死んでいく。それ以上でもそれ以下でもない」と言われる。
そんなところに、田嶋より連絡入る。裏ログを見たが、アクセスした記録はないとのことで、新一はそこから会社へ向かう。新一がバーを出た所、瑛治は新一が触ったコップを布で包み取るのであった・・・。
感想(予想)
※下にドラマ視聴後の感想を書いております。
前回の同枠の「ゆとりですが、なにか」と全く違うジャンルのものがきました。今回のドラマのテーマは今後現実の日本でも起こるかもしれない、個人番号を使用した“のっとり”の事件です。個人番号が自分以外の人が持っているだけで、その人になりすますことができる可能性があり、便利なものの裏にはこんなことが起きるかもしれません。というのを暗にしめしているドラマです。確かに、これを考えるとぞっとするような設定ですね。
ドラマの中では藤原竜也さんが演じる藤堂新一がなぜか、自分の番号を第三者にすり替わってしまいます。何個か予告を見る限りでは新一の周りにいる人が全員容疑者となっているので、最終的に全員いなくなって「そして、誰もいなくなった」という題名になったのかなと思います。最終的には新一の”パーソナル・ナンバー”が悪用しようとした首謀者との戦いが楽しみです。
個人的にはHey!Say!jumpの伊野尾君の演技はあまり見たことがないため”バーテンダー”役を務めますが、注目していきたいと思います。
感想
ドラマ「そして、誰もいなくなった」の第1話の感想を書きます。
今回の新ドラマは想像以上のものになりましたね。まさか、自分のマイナンバーが乗っ取られ、まったく違う人間に置き換わったりなど、現実で起きたら笑えないような事件ですよね・・・。
さて、今回のドラマの感想ですが、新一の周りに出てくる人全員が怪しいですよね・・。小山内はなぜか、瑛治に指紋をとるのを依頼したし、はるかもなぜか、東京にいるし、新一の母親と電話もしています。会社の後輩の五木と田嶋も怪しいし・・。本当に誰がいい人なのか視聴者もわからない状態ですので、新一も今後はどんどん追い込まれていくのかなと思います。
一つ言えることがあるとすると、「ミス・イレイズ」を狙っているということです。新一が開発してしまったが上に、今後もこれをめぐる事件が起きるでしょう。第2話では弁護士の西条、公安刑事の鬼塚という新たなキャラも出てきますので注億していきましょう!
コメント