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ドラマ「多すぎる恋と殺人」7話のネタバレ&感想考察。神木の自首後も終わらない殺人と桐生疑惑への罠

ドラマ「多すぎる恋と殺人」7話のネタバレ&感想考察。神木の自首後も終わらない殺人と桐生疑惑への罠

『多すぎる恋と殺人』7話は、神木譲が“アイチャン”を名乗って自首したことで終わったように見えた連続殺人が、まったく終わっていなかったことを突きつける回でした。真奈美のマイラブたちを狙う事件は、神木ひとりの自白で整理できるほど単純ではなく、むしろ自首によって新しい疑惑が動き出します。

7話で本当に怖いのは、新たな殺人そのものより、真奈美の周囲にいる人間が一人ずつ“疑うべき相手”に変わっていくことです。高峰は真奈美を容疑者として見続け、黒岩は真奈美を信じながらも監視を命じられ、依織は高峰が桐生を尾行する姿を目撃します。

真奈美の恋人たちだけでなく、元夫、同僚、管理官、友人までが事件の輪の中へ引きずり込まれていくのが7話の大きなポイントです。

この記事では、ドラマ『多すぎる恋と殺人』7話のあらすじとネタバレ、伏線、見終わった後の感想と考察を詳しく紹介します。

目次

ドラマ「多すぎる恋と殺人」7話のあらすじ&ネタバレ

多すぎる恋と殺人 7話 あらすじ画像

7話は、神木譲が“アイチャン”を名乗って自首してきた後の物語です。神木が連続殺人の指示役だと認めたことで、真奈美のマイラブたちを狙う事件は一気に解決へ向かうように見えました。

しかし、神木の取り調べの最中に新たな殺人が起きたことで、事件は再び振り出しへ戻ります。神木が本当にアイチャンなら、拘束中に新たな指示を出すことは難しい。

では、神木意外にもアイチャンがいるのか。それとも神木が自首する前から仕込んでいた犯行なのか。

7話は、事件の指示系統そのものを疑わせる回になります。

神木の自首で終わったはずの連続殺人が、再び動き出す

6話で神木譲が自らアイチャンを名乗り、真奈美の前に現れた時、事件は大きく前進したように見えました。神木は、自分が真奈美のマイラブたちを狙った連続殺人の指示役だと話します。

ところが7話では、その自白が事件の終わりではなかったことが明らかになります。

神木が取り調べを受けている最中に新たな殺人が起きたことで、神木単独犯説は一気に揺らぎます。もちろん、神木が事前に実行犯へ指示していた可能性は残ります。

けれど、神木意外にもアイチャンを名乗る人物がいる可能性も出てきます。事件は“犯人が捕まった後”ではなく、“犯人を名乗る男が現れたことでさらに混乱した後”へ進んでいきます。

神木は本当にアイチャンなのか

神木は、アイチャンを名乗って自首してきた人物です。普通なら、指示役本人が出てきた時点で事件は解決に近づきます。

けれど神木は、取り調べの中で真奈美を揺さぶるような態度を見せ、事件の核心をすぐには明かしません。

神木の怖さは、犯人を名乗っているのに、真相を説明する気配が薄いところです。自首したのに、事件を終わらせるための証言をするわけではない。

真奈美を呼び、真奈美にだけ反応し、彼女の感情を乱すように言葉を投げていく。神木の目的は逮捕されることではなく、真奈美の心と捜査をコントロールすることに見えます。

7話で新たな殺人が起きたことで、神木はさらに不気味な存在になります。拘束中でも事件が進むなら、神木は実行犯ではなく演出家なのかもしれません。

あるいは、自分以外の誰かをアイチャンに見せるために動いている可能性もあります。

新たな殺人は“神木以外のアイチャン”を示すのか

神木の取り調べ中に起きる新たな殺人は、7話最大の転換点です。神木が拘束されている状況で事件が起きるなら、捜査側はすぐに「神木以外の指示役がいるのではないか」と考えることになります。

ここで重要なのは、事件が“実行犯探し”から“指示役の構造探し”へ変わることです。アイチャンとは一人の人物なのか。

それとも複数の人物が使う名前なのか。神木は本物のアイチャンなのか、それとも誰かの代わりに名乗っているだけなのか。

7話は、この疑問を強く残します。

神木意外にもアイチャンがいるなら、事件の規模はさらに大きくなります。真奈美のマイラブたちを狙う殺人は、単なる嫉妬や恋愛感情ではなく、組織的な支配や複数人による計画の可能性を帯びてきます。

高峰は真奈美を疑い、黒岩に監視を命じる

7話で真奈美を追い詰めるのは、神木だけではありません。捜査一課管理官・高峰綾乃は、真奈美を容疑者の一人として見続けます。

真奈美のマイラブばかりが殺されている以上、捜査上、真奈美が疑われるのは避けられません。

高峰は黒岩壮馬に、真奈美の監視を徹底するよう命じます。これは黒岩にとってかなりきつい命令です。

黒岩は真奈美を信じています。けれど刑事としては、上司の命令を無視することもできません。

7話は、黒岩の信頼と職務の間に強い緊張を生みます。

高峰の捜査は正しいのか、強引なのか

高峰は冷徹に見える人物です。真奈美がどれだけ否定しても、彼女を容疑者として見続けます。

身内をつるし上げるようなやり方は、黒岩の不信感を強めます。

ただ、高峰の疑いそのものが完全に間違いとも言い切れません。被害者は真奈美のマイラブたちです。

真奈美と関係を持った男性たちが次々と死んでいる。捜査のルールで考えれば、真奈美の周辺を徹底的に調べるのは当然です。

問題は、高峰が真奈美を疑う理由が本当に捜査上の合理性だけなのかという点です。真奈美の多重恋愛への嫌悪、警察内部の保身、あるいは高峰自身の隠し事。

7話で高峰の不可解な行動が描かれることで、彼女の捜査にも別の目的があるように見えてきます。

黒岩は真奈美を信じるが、刑事として揺れる

黒岩は真奈美に片思いしている後輩刑事です。彼の真奈美への信頼は、恋愛感情も混ざっています。

だから高峰から監視を命じられた時、黒岩はかなり複雑な立場に置かれます。

黒岩にとって7話は、真奈美を“好きだから信じる”のか、“刑事として信じる根拠があるから信じる”のかを問われる回です。ただ感情で真奈美をかばえば、捜査官としては危うい。

けれど、真奈美を疑う前提で動けば、彼女との信頼関係は壊れていきます。

黒岩の良さは、真奈美の奔放さに振り回されながらも、彼女の人間性を見ているところです。真奈美は多くの恋をしているけれど、人を軽く扱っているわけではない。

黒岩はそこを分かっているからこそ、真奈美の無実を信じたいのだと思います。

依織が高峰の尾行を目撃し、桐生徹に疑惑が向く

事件の流れが大きく変わるのは、真奈美の友人で暴力団対策課の豊橋依織が、高峰の不可解な行動を目撃する場面です。高峰は、真奈美の元夫で探偵の桐生徹を尾行していました。

ここで真奈美の疑いは、高峰だけでなく桐生へも広がっていきます。桐生は真奈美の元夫です。

現在のマイラブたちとは違い、真奈美の過去を深く知る人物です。高峰が桐生を追っているのは、桐生を守るためなのか、消すためなのか、それとも桐生を容疑者として見ているからなのか。

7話は、その目的をあえて分からないまま進めていきます。

桐生は真奈美の“元夫”であり、現在のマイラブとは違う存在

桐生徹は、真奈美の元夫です。この設定はかなり大きいです。

真奈美には多くのマイラブがいますが、桐生はその中の一人ではありません。過去に結婚し、生活を共有した相手です。

桐生が事件に関わることで、真奈美の現在の恋愛だけでなく、過去の結婚まで事件に引きずり込まれます。真奈美は自由に恋をする女性として描かれていますが、桐生の存在は、彼女にも過去にひとつの関係を深く選んだ時間があったことを示しています。

だから桐生に疑惑が向くと、真奈美は刑事としてだけでは動けません。元妻として、桐生がどんな男なのかを知っている。

だからこそ、桐生が犯人に見える証拠が出ても、簡単には信じられないはずです。

高峰は桐生を追っていたのか、守っていたのか

高峰が桐生を尾行していたことは、7話の大きな不穏要素です。真奈美たちから見れば、高峰がアイチャンの指示で桐生を消そうとしているようにも見えます。

しかし、高峰の尾行は必ずしも殺意や共犯を意味するわけではありません。桐生を容疑者として追っていた可能性もありますし、逆に桐生が誰かに狙われていると知って守ろうとしていた可能性もあります。

高峰は真奈美を疑っている一方で、事件の核心に近い情報を持っているようにも見えます。

7話の面白さは、高峰を一気に敵にも味方にも見せるところです。彼女の行動は怪しい。

けれど、怪しいから犯人とは限らない。この作品らしく、恋も疑惑も一方向に決めつけられません。

真奈美・由利子・依織の3人が高峰を追う

高峰を疑い始めた真奈美は、鑑識課の小野由利子、暴力団対策課の豊橋依織とともに、高峰の後をつけます。この3人で高峰を追う流れは、7話の大きな見どころです。

真奈美が孤立しそうな中で、由利子と依織が味方として動くことはかなり重要です。警察内部から疑われ、黒岩も監視を命じられている状況で、真奈美には味方が必要です。

由利子と依織は、それぞれ違う立場から真奈美を支えます。

由利子は鑑識として、感情ではなく違和感を見る

小野由利子は鑑識課の人物です。真奈美の友人として寄り添うだけでなく、物証や現場の違和感を見る立場でもあります。

由利子の役割は、真奈美の感情を支えることと、証拠を冷静に見ることの両方です。真奈美は桐生や神木、高峰への感情で揺れます。

そんな時、由利子のように少し距離を置いて証拠を見られる人物がいることは大きいです。

7話では、事件が警察内部や真奈美の過去へ広がるため、感情だけでは動けません。由利子の視点は、誰が怪しいかではなく、何が不自然かを拾うために必要になります。

依織は暴対の視点で、桐生と高峰の線を見つける

豊橋依織は、暴力団対策課の人物です。真奈美の友人でありながら、捜査官としては別の角度を持っています。

彼女が高峰の尾行を目撃したことが、桐生疑惑の入口になります。

依織の存在によって、事件は恋愛サスペンスだけでなく、警察組織や裏社会の線へ広がる可能性が出てきます。桐生は探偵で、過去の人間関係や裏の依頼にも触れる立場です。

高峰が桐生を追っている理由が、単なる恋愛絡みではない可能性もあります。

依織は真奈美の感情を知る友人であり、同時に別部署の刑事です。7話で彼女が動くことで、真奈美は警察内部で完全に孤立せずに済んでいます。

高峰の前に現れる中年の男が、新たな疑惑を呼ぶ

高峰を追った真奈美たちは、高峰の前に中年の男が現れる場面を目撃します。この男の正体は、7話の大きな謎です。

高峰の協力者なのか、脅迫者なのか、あるいはアイチャン側の連絡係なのか。はっきりしないまま、物語は次の疑惑へ進んでいきます。

中年の男の登場によって、高峰が単独で動いているわけではない可能性が強まります。もし高峰が誰かと接触していたなら、彼女の行動には捜査上の理由とは別の意味があるかもしれません。

真奈美を疑う高峰もまた、誰かに追い詰められている可能性があります。

中年の男は高峰の弱点を握る人物なのか

中年の男が高峰の前に現れる場面は、7話の中でもかなり不気味です。彼が高峰の過去を知る人物なら、高峰の強引な捜査にも説明がつくかもしれません。

高峰が真奈美を追い詰めているように見えながら、実は高峰自身も誰かに追い詰められている展開なら、事件の見え方は大きく変わります。高峰がアイチャン側の人間なのか、それともアイチャンに利用されているのか。

中年の男は、その分岐点になる存在です。

高峰は冷静で強い管理官として振る舞っています。けれど、もし弱点を握られているなら、その強さは仮面かもしれません。

7話では、真奈美だけでなく高峰の裏側にも疑いが向いていきます。

男の登場が、8話の桐生容疑へつながる

7話の終盤で中年の男が現れることで、事件は次のステージへ進みます。8話では、真奈美の元夫・桐生徹に容疑が向くことになります。

つまり7話の男の登場と高峰の不可解な行動は、桐生を“次の容疑者”にするための前振りとして機能しています。高峰が桐生を追っていたこと、真奈美が高峰を疑ったこと、中年の男が現れたこと。

そのすべてが、桐生疑惑へつながっていきます。

この流れを見ると、7話は真相解明の回というより、疑惑の矛先を真奈美から高峰へ、高峰から桐生へとずらしていく回です。誰が本当に怪しいのかを決めるのではなく、疑いが増殖していく構成になっています。

7話の結末:予期せぬ容疑者が真奈美を追い詰める

7話の結末は、真奈美をさらに追い詰める方向へ進みます。神木の自首で事件が終わるどころか、新たな殺人が発生し、高峰の動きが怪しくなり、桐生の存在が不穏に浮上します。

真奈美は、恋人たちを守る側でありながら、また疑われる側にも置かれていきます。自分のマイラブたちが殺される。

自分を信じてくれる黒岩は監視を命じられる。元夫の桐生にも疑惑が向く。

事件は真奈美の現在の恋だけでなく、過去の関係まで掘り返していきます。

真奈美は“恋多き女”であるほど疑われる

真奈美は、多くの恋人を持つ女性です。この作品は、その奔放さをコメディとして見せながら、同時にサスペンスの疑惑にも変えています。

真奈美の恋が多ければ多いほど、被害者も容疑者も増えていきます。誰と関係があったのか。

誰に恨まれていたのか。誰が真奈美に執着していたのか。

恋の多さは自由であると同時に、事件の複雑さにもなっています。

7話では、その多さがさらに真奈美を追い詰めます。元夫の桐生まで浮上したことで、真奈美の過去と現在の恋愛がすべて事件の材料に変わっていくのです。

7話は“犯人判明”ではなく“疑惑拡大”の回だった

7話は、誰がアイチャンなのかを明確にする回ではありませんでした。むしろ、疑惑を広げる回です。

神木、高峰、桐生、中年の男。事件に関わりそうな人物が増え、真奈美はますます誰を信じるべきか分からなくなります。

この回の役割は、事件を解くことではなく、真奈美の周囲を信頼できない関係へ変えることだったと思います。神木の自白は安心にならず、高峰の捜査は不信を生み、桐生の存在は過去の恋を掘り返す。

7話は、最終章へ向けて疑心暗鬼を一段深くする回でした。

ドラマ「多すぎる恋と殺人」7話の伏線

多すぎる恋と殺人 7話 伏線画像

7話の伏線は、神木の自首後に起きた新たな殺人、高峰の不可解な行動、桐生への尾行、中年の男、そして黒岩の監視命令に集約されます。

特に重要なのは、7話が“神木だけでは終わらない事件”だと明確にしたことです。ここから事件は、神木の動機を読むだけでなく、警察内部、真奈美の過去、桐生の行動、高峰の目的まで含む複雑な構造へ広がっていきます。

神木の取り調べ中に起きた新たな殺人

神木がアイチャンを名乗って自首した直後に、新たな殺人が発生します。これは7話最大の伏線です。

神木が本当にアイチャンなら、拘束中の殺人は事前指示か、共犯者の存在を示します。逆に神木が偽物のアイチャンなら、自首そのものが捜査を混乱させるための罠だったことになります。

アイチャンは一人ではない可能性

新たな殺人が起きたことで、アイチャンが一人ではない可能性が浮上します。アイチャンとは固有名詞ではなく、誰かが共有している名前なのかもしれません。

もしアイチャンが複数いるなら、事件は歪んだ恋愛感情だけではなく、複数人による計画的な支配へ変わります。神木はその中の一人なのか、それとも自分をアイチャンに見せているだけなのか。

7話はその疑問を残しました。

高峰が黒岩に真奈美の監視を命じる

高峰が黒岩に真奈美の監視を命じたことも重要な伏線です。高峰は、真奈美を容疑者として見ています。

これは捜査上は理解できますが、彼女のやり方はかなり強引です。

黒岩は真奈美を信じていますが、高峰の命令によって、真奈美のすぐ近くにいる監視役にもなってしまいます。

黒岩の片思いが、信頼と監視の間で試される

黒岩は真奈美に片思いしています。そのため、彼が真奈美を信じる気持ちには恋愛感情も混ざっています。

7話の黒岩は、好きだから信じるのか、刑事として信じるのかを試されています。監視命令を受けながらも真奈美を信じ続けるなら、その信頼には覚悟が必要です。

高峰が桐生を尾行していた理由

高峰が桐生を尾行していたことは、7話から8話へつながる大きな伏線です。真奈美の元夫である桐生が事件に関わっているのか、高峰が桐生を狙っているのか、あるいは守っているのかはまだ見えません。

この行動によって、桐生は一気に疑惑の中心へ近づきます。

桐生は真奈美の過去を知る人物として重要

桐生は、現在のマイラブたちとは違う存在です。真奈美の元夫であり、彼女の過去を知っています。

桐生が容疑者化することは、真奈美の現在の恋だけでなく、過去の結婚まで事件化する伏線です。アイチャンが真奈美の恋愛を狙っているなら、元夫という存在は避けて通れません。

高峰の前に現れた中年の男

中年の男の登場は、7話で最も謎を残す伏線です。彼が誰なのか、何の目的で高峰と接触したのかは、今後の大きなポイントになります。

高峰の協力者なのか、脅迫者なのか、アイチャン側の連絡係なのか。男の正体によって、高峰の見え方も大きく変わります。

高峰もまた誰かに動かされている可能性

高峰は強い管理官として真奈美を追い詰めています。けれど、中年の男の登場によって、高峰自身も誰かに動かされている可能性が出てきます。

高峰がただの敵ではなく、弱点を握られた人間だとすれば、彼女の強引な捜査も別の意味を持ちます。高峰の過去や警察内部の秘密が、アイチャンの事件とつながる可能性があります。

依織と由利子が真奈美側で動くこと

依織と由利子が真奈美側で動くことも、今後への伏線です。真奈美は警察内部で疑われており、黒岩も監視命令を受けています。

その中で、別部署や鑑識の仲間が動くことは大きな意味を持ちます。

真奈美が一人ではないことを示す一方で、彼女の周囲の人たちも危険に巻き込まれていく可能性があります。

真奈美を信じる人ほど危険に近づいている

この事件では、真奈美に近づく人間が狙われます。だとすれば、真奈美を信じて動く依織や由利子も危険です。

真奈美の味方が増えるほど、アイチャンに狙われる対象も増えるという皮肉があります。7話で味方として動いた二人の存在は、今後の危機にもつながる伏線になりそうです。

桐生疑惑への布石

7話は、8話で桐生が容疑者として浮上するための布石でもあります。高峰の尾行、桐生の存在感、中年の男、神木の自白の不確かさ。

すべてが桐生疑惑へ流れていきます。

真奈美が元夫を信じられるかどうかは、8話以降の大きな焦点です。

証拠が強すぎるほど、桐生は罠に見える

8話へ向けて、桐生にはかなり強い疑惑が向いていきます。けれど、証拠が強すぎる時ほど、逆に罠に見えることがあります。

7話の時点で桐生を不穏に見せたことは、8話で“犯人に見えすぎる桐生”を疑うための伏線です。元妻である真奈美だけが、桐生の不自然さを見抜く展開になるかもしれません。

ドラマ「多すぎる恋と殺人」7話の見終わった後の感想&考察

多すぎる恋と殺人 7話 感想・考察画像

7話を見終わって強く残るのは、事件が解決へ向かうどころか、さらに人間関係の泥沼へ沈んでいく感覚です。神木がアイチャンを名乗って自首したことで、普通なら物語は終盤の整理へ向かうはずでした。

けれど7話は、神木の自首を“解決”ではなく“新しい混乱の入口”として使っているところが面白いです。自白があるのに疑いは晴れない。

犯人を名乗る男がいるのに新しい殺人が起きる。刑事である真奈美は、真相を追うほど自分の恋愛や過去を掘り返されていきます。

神木は“沼男”としてかなり危険な存在になっている

7話のサブタイトルにある“沼男”という言葉は、神木の不気味さをよく表しています。神木は、ただの殺人犯らしい恐怖ではなく、相手を心理的に沈めていくような怖さを持っています。

真奈美へ向ける言葉、取り調べ中の態度、余裕のある表情。神木は、拘束されているはずなのに主導権を握っているように見えます。

神木は真奈美を憎んでいるのか、救いたいと思っているのか

神木の言葉には、憎しみと救済のようなものが混ざっています。真奈美を嫌っているのか、好きなのか、壊したいのか、助けたいのか。

はっきりしません。

この曖昧さが、神木を“沼男”にしているのだと思います。真奈美にとって神木は、犯人を名乗る危険人物でありながら、どこか自分の内側へ踏み込んでくる存在でもあります。

だからこそ危険です。

神木が本当にアイチャンなのかはまだ分かりません。でも、真奈美の心を揺さぶる能力は確かにあります。

7話は、神木の心理的支配がさらに強くなった回でした。

高峰がただの敵に見えないのが面白い

高峰は、真奈美を疑う管理官としてかなり強い圧を持っています。彼女のやり方は冷たく、黒岩に監視を命じる場面もかなり嫌な印象を残します。

ただ、7話では高峰自身も怪しい行動をしていて、彼女が単純な敵なのかどうかが分からなくなります。桐生を尾行し、中年の男と接触する。

そこには、高峰自身の事情がありそうです。

高峰の強さは、弱点を隠すための仮面かもしれない

高峰は強い人に見えます。真奈美を容疑者として見据え、捜査のためなら身内にも容赦しません。

けれど中年の男の登場によって、その強さは何かを隠すための仮面かもしれないと感じました。高峰が誰かに脅されているのか、過去の事件を握られているのか、あるいは警察内部の秘密を守っているのか。

まだ分かりません。

高峰を嫌な管理官としてだけ使わず、彼女自身にも疑惑を持たせているところが7話の面白さです。彼女が真奈美を追い詰める理由が、単なる正義感ではなかった場合、かなり大きな反転になりそうです。

黒岩の信じ方が試される回だった

黒岩は、相変わらず真奈美を信じています。ただ、7話ではその信じ方が試されます。

高峰から監視を命じられ、真奈美の近くにいること自体が別の意味を持ってしまうからです。

真奈美に片思いしている黒岩にとって、彼女を疑うことはつらいはずです。でも、刑事としては疑うことも仕事です。

黒岩は恋愛感情だけで真奈美を信じてはいけない

黒岩が真奈美を信じる姿は好感が持てます。けれど、恋愛感情だけで信じてしまうと、それは刑事として危ういです。

7話の黒岩には、真奈美を好きだからかばうのではなく、真奈美が犯人ではないと証明するために動く強さが求められています。そこが彼の成長になると思います。

真奈美の多すぎる恋に振り回されながらも、黒岩はずっと真奈美の人間性を見てきました。だからこそ、次は感情ではなく証拠で彼女を守ってほしいです。

桐生の浮上で、真奈美の過去の恋が事件化する

7話後半で桐生の存在が不穏に浮かび上がることで、真奈美の過去の恋も事件の中へ入ってきます。マイラブたちが現在の恋なら、桐生は過去に深く結びついた恋です。

元夫が容疑者化する展開は、真奈美にとってかなり痛いはずです。マイラブたちを守るだけでも精一杯なのに、今度は過去に選んだ相手まで疑わなければならない。

真奈美の恋は自由だが、事件はその自由を罪に変えようとしている

真奈美は、多くの恋を楽しんでいます。それは彼女の自由です。

けれど事件は、その自由を罪のように扱ってきます。

被害者が多いほど、恋が多い真奈美が疑われるという構図はかなり残酷です。真奈美が自由に愛した相手たちが殺され、その自由が捜査上の疑惑として返ってくる。

7話では、元夫・桐生の存在によって、その構図がさらに広がりました。

この作品はふざけたテンションも多いですが、実はかなり鋭いところがあります。自由に恋をする女性が、社会や警察からどう見られるのか。

その視線の怖さも、事件の一部として描かれている気がします。

7話は最終章へ向けた“疑惑の増殖回”だった

7話は、真相が分かる回というより、疑惑が増殖する回でした。神木が自首しても終わらない。

高峰は怪しい。桐生も怪しい。

中年の男も怪しい。真奈美はまた疑われる。

この疑惑の増え方は、最終章へ向けてかなり効果的です。誰がアイチャンなのかという単純な問いが、どんどん複雑になります。

8話では桐生疑惑をどう崩すかが焦点になりそう

7話の流れを受けると、8話では桐生疑惑が中心になりそうです。桐生が本当にアイチャンなのか、それとも罠に落とされたのか。

真奈美は元妻として、そして刑事として桐生をどう見るのかが問われます。

桐生が犯人に見えすぎるほど、逆に誰かが用意した筋書きに見えてきます。神木の自首、高峰の尾行、中年の男、桐生への証拠。

すべてが一つの罠なら、アイチャンはかなり用意周到です。

8話で真奈美が桐生を信じられるかどうかは、物語の大きな分岐点になると思います。恋人を守る刑事から、過去の夫を信じる刑事へ。

真奈美の人間関係が、また一段深く試されるはずです。

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