『犬飼さんは隠れ溺愛上司』は、2026年春ドラマの中でもかなり“王道なのに今っぽい”甘さを持った作品です。
有名インフルエンサーの妹と比べられ、自分をずっと“脇役”だと思い込んできた女性が、唯一ちゃんと自分を見てくれる上司と、魔法のようなきっかけから距離を縮めていく。設定だけ見ると夢のあるオフィスラブですが、実際には“自己評価の低さ”や“両片想いゆえのすれ違い”がしっかり土台にあって、単なる胸キュンものでは終わらなそうなところが魅力です。
原作は、いとすぎ常によるTLコミック『犬飼さんは隠れ溺愛上司 ※今夜だけは「好き」を我慢できません!』で、累計ダウンロード数は380万を突破しています。
ドラマ版は地上波放送版と配信版の2バージョンで展開され、TOKYO MXでの放送とDMM TVでの独占配信が予定されていることからも、この作品が“深夜の一作”というより、かなりしっかり育てられている企画だとわかります。
2026年4月〜6月の月曜深夜ドラマは「犬飼さんは隠れ溺愛上司」に決定!

2026年4月6日スタートで、TOKYO MXでは毎週月曜深夜25時05分から放送されます。あわせてDMM TVで独占配信、TVerで見逃し配信も行われる予定で、地上波だけでなく配信でもしっかり追える作品です。
しかも本作は、地上波放送版とは別に、恋愛・親密描写を強化した“配信版”も用意されていて、同じ物語を違う温度で楽しめるのが大きな特徴です。 主題歌はTRiDENTの「U」で、深夜TLドラマらしい甘さと勢いを音楽面からも支える構成になっています。
極甘オフィス溺愛ロマンスとしての基本設定
主人公は、自分を“脇役”だと思い込んでいるWEB編集者・愛多地渚です。そんな渚が密かに想いを寄せているのが、完璧でクールなのに、自分だけはちゃんと見てくれる上司・犬飼祈です。
“誰にも見つけてもらえないと思っていた女性が、たった一人だけ自分を見てくれる相手と出会う”という構図が、すでにこのドラマの一番強いときめきの核になっています。 そのうえで二人は両片想いのすれ違い関係として描かれるので、甘さだけでなく、なかなか前へ進めないもどかしさもかなり楽しめそうです。
“魔法のきっかけ”があるからこそ、本音の見え方も面白くなります
物語を動かすのは、飲み会でもらった怪しいアイテム“恋の魔法チャーム”です。帰りのタクシーで犬飼と話しているうちに渚が誤ってボタンを押してしまい、その直後に犬飼からキスと甘い告白を受ける、という展開から恋が一気に動き始めます。
ただ、この“魔法”が入ることで本作は単純な偶然の恋ではなく、「犬飼の行動は本当に魔法のせいなのか、それとももともと隠していた本音なのか」という別のドキドキまで生まれているのが面白いです。 渚が戸惑えば戸惑うほど、見ている側は“その気持ちは最初からあったのでは”と感じてしまうので、設定の可愛らしさ以上に恋の駆け引きが効いてきそうです。
ドラマ「犬飼さんは隠れ溺愛上司」のあらすじ

愛多地渚は、有名インフルエンサーの妹と比べられ続けてきたことで、自分をずっと“脇役”だと思い込んでいるWEB編集者です。そんな彼女が密かに想いを寄せているのが、口数は少ないのに、自分という人間をちゃんと見てくれる上司・犬飼祈でした。
ある夜、飲み会でもらった“恋の魔法チャーム”をきっかけに、犬飼から突然のキスと告白を受けたことで、渚の日常は大きく揺れ始めます。本作のあらすじを一言でいえば、地味で目立たないと思い込んでいた女性が、まっすぐすぎる溺愛を受け取ることで“自分は脇役じゃなかったのかもしれない”と少しずつ気づいていく恋の物語です。 魔法のような始まり方をしながら、実際にはかなりまっとうな自己肯定感の回復ドラマとしても読めるのが、この作品の強さだと思います。
渚は“自分なんて”が染みついたヒロインです
渚は、人気者の妹と比較されて育ったことで、自然と自分を“脇役”だと思うようになった女性です。仕事を頑張っていても、恋をしていても、どこかで“自分が選ばれるはずはない”と先回りしてしまうタイプに見えます。
だから渚にとって一番難しいのは恋愛を始めることではなく、“自分が誰かに本気で大切にされるかもしれない”という前提を受け入れることなのだと思います。 この自己評価の低さがあるからこそ、犬飼の好意はすぐにはご褒美にならず、むしろ戸惑いと不信感を伴って彼女の中へ入ってくるのでしょう。
犬飼祈は、クールなのに“渚だけは見ている”上司です
犬飼は完璧でクールな上司として紹介されていて、表向きは感情をあまり出さないタイプです。けれど渚から見ると、唯一ちゃんと自分という人間を見てくれる人であり、その一点だけで特別な存在になっています。
“優しい上司”ではなく、“渚の存在そのものを見逃さない上司”として描かれているからこそ、犬飼の溺愛は単なる甘さではなく、渚にとって救済にも近いものになっていくはずです。 ただ、彼が普段どこまで気持ちを隠していたのかが見えにくいぶん、そのクールさ自体が恋の緊張感を生む装置にもなっています。
“恋の魔法チャーム”は、恋を無理やり始める道具ではありません
飲み会で手に入れた怪しい“恋の魔法チャーム”が、渚と犬飼の関係を動かす引き金になります。けれど、公式のあらすじも「この恋は本当に魔法のせい?」と問いかける形になっていて、完全に魔法が恋を作るわけではないことがわかります。
このアイテムのおもしろさは、二人の関係をゼロから作ることより、“もともとあった気持ちを隠せなくする装置”として働いていそうなところです。 だからこそ、渚は“魔法のせいにしたい気持ち”と“本当は昔から好きだったのではという予感”のあいだで揺れることになりそうです。
突然のキスと告白で、渚の日常は一気に変わります
帰りのタクシーで犬飼と話しているうちに、渚は間違ってチャームのボタンを押してしまいます。すると次の瞬間、犬飼から突然のキスと甘い告白を受けることになり、平凡だった日常はそこから大きく変わり始めます。
渚にとってこの出来事が衝撃的なのは、恋が始まりそうだからではなく、“絶対に起こるはずがないと思っていたことが、いきなり自分の身に起きた”からです。 だから彼女の心はときめきと同時に混乱し、その混乱が本作の序盤の一番リアルな感情になっていくのだと思います。
本当の見どころは“魔法のせいか、本音か”の揺れです
犬飼の告白は、表面上は“恋の魔法チャーム”が引き起こした出来事として始まります。けれど、もともと渚と犬飼が両片想いの関係だと原作紹介や実写化記事で触れられている以上、視聴者はどうしても“これは本音が漏れたのでは”と感じてしまいます。
つまりこのドラマの緊張感は、魔法そのものより、“二人とも相手を好きなのに、その好きがどの時点から本音として成立していたのか”を探りながら見るところにあります。 渚も犬飼も、気持ちを認めれば一気に関係が変わってしまうからこそ、しばらくは“魔法のせい”という便利な逃げ道を手放せないのかもしれません。
両片想いだからこそ、甘いのにすれ違います
原作・ドラマともに、この物語は両片想いのすれ違いが核になっています。好きな気持ちは互いにあるのに、渚は自分が選ばれる未来を信じられず、犬飼はクールさや立場の問題から感情を露骨に出せない。
だから本作は、ただ溺愛される快感を見るドラマではなく、“好きと言われても信じられない人”と“好きでも簡単には見せられない人”のもどかしさをじっくり味わうドラマとして面白くなっていくはずです。 この“甘いのに進まない”感覚が、TL原作らしい濃度を持ちながら、かなり丁寧に描かれていきそうです。
“上司と部下”の関係があるから、恋にはちゃんと緊張があります
犬飼と渚は、同じ職場で働く上司と部下です。つまり恋愛感情だけで突っ走れる関係ではなく、仕事中の距離感や周囲の目、立場の違いが常に二人のあいだに存在します。
この“職場恋愛のブレーキ”があるからこそ、犬飼の独占欲や優しさは余計に破壊力を持つし、渚の戸惑いも単なる照れでは済まなくなるのだと思います。 ただ甘いだけではなく、仕事の顔と恋の顔をどう分けるのかという緊張があることで、物語は大人っぽいオフィスラブとしても成立していきそうです。
犬飼の“溺愛”は、甘いだけでなく独占欲も帯びています
公式あらすじには、犬飼から向けられるのは“まっすぐな独占欲と溺れるほどの優しさ”だとあります。つまり彼は、ただ優しく包み込むだけの理想上司ではなく、一度気持ちがあふれたら、かなりストレートに渚を求めるタイプとして描かれているわけです。
この“優しさ”と“独占欲”が同時に出てくるからこそ、犬飼は王子様ではなく、ちゃんと欲を持った恋愛の相手として立ち上がり、作品の甘さも一段深くなるのでしょう。 渚がその熱量に飲まれそうになりながらも、本当に信じていいのか迷う流れは、かなり見応えがありそうです。
渚の物語は、最後には“主役になる”話へ変わっていくはずです
渚は最初、自分を“脇役”だと信じ込んでいます。けれど恋愛は、自分が誰かの物語の中心になってしまう経験でもありますし、仕事の中でも自分をどう見せるかが変わっていく可能性があります。
私はこの作品の最終的な核が、犬飼と結ばれるかどうかと同じくらい、“渚が自分を脇役ではなく、自分の人生の主役だと思えるようになるか”にあると感じています。 だからこそこのドラマは、極甘ラブストーリーでありながら、実はかなりまっとうな自己肯定感の回復譚としても機能していくのではないでしょうか。
ドラマ「犬飼さんは隠れ溺愛上司」の原作はある?

本作には原作があります。いとすぎ常によるTLコミック『犬飼さんは隠れ溺愛上司 ※今夜だけは「好き」を我慢できません!』が原作で、ぶんか社から展開されている人気作です。
原作は累計380万ダウンロードを突破していて、ドラマ化に至るだけの強い読者支持をすでに獲得している点も見逃せません。 “溺愛が過ぎる上司”と“健気な片想い女子”の両片想いを描く極甘オフィスロマンスとして支持されてきたからこそ、実写化でもその王道の強さがしっかり活きてきそうです。
原作漫画の魅力は、“ただ甘い”で終わらない両片想いの濃さです
原作の渚は、上司の犬飼に片想いしているWEB編集者で、犬飼もまた彼女を気にかけている人物として描かれます。けれど、二人とも気持ちをすぐには言葉にしきれず、だからこそ“もう両想いなのに、まだ認めきれない”というもどかしさが物語の魅力になっています。
TL作品らしい熱さがありながら、土台にあるのは「好きと言われても信じられない気持ち」や「好きだからこそ隠してきた本音」で、感情の揺れがしっかり作られているところが原作の強みなのだと思います。 そのため実写版も、刺激だけで押すというより、気持ちのすれ違いを丁寧に見せることで厚みが出る作品になりそうです。
実写化でさらに映えそうなのは、犬飼の“静かな溺愛”です
漫画では視線や間、仕草で描かれる犬飼の“隠れ溺愛”は、実写になることでかなり説得力を持ちそうです。クールで口数が少ない上司が、ふとした瞬間にだけ独占欲や優しさを見せるという構図は、映像だと表情や距離感でより濃く伝わるからです。
この作品は、大きな事件よりも“近づきすぎた時の空気の変化”が魅力になるタイプなので、実写化によって一番おいしくなるのはむしろそういう繊細な部分かもしれません。 地上波版と配信版で濃度が変わることも含めて、原作の甘さをどう映像で料理するのかがかなり楽しみです。
ドラマ「犬飼さんは隠れ溺愛上司」の予想ネタバレ&考察

ここから先は、放送前に公開されている情報をもとにした予想です。実際の展開は本編で変わる可能性がありますが、少なくとも見えている設定だけでも、本作が“魔法のせいで恋が動く話”だけでは終わらなそうなことはかなりはっきりしています。
私はこのドラマの本当の軸が、魔法アイテムの不思議さより、“渚がどうやって自分は愛されてもいい人間だと信じられるようになるか”にあると考えています。 その意味で、ネタバレや考察のポイントも“誰が誰を好きか”以上に、“どこで本音を認めるのか”へ置くとかなり楽しめるはずです。
① 魔法チャームは“恋を作る道具”ではなく、“本音を漏らす装置”として機能しそうです
犬飼のキスと告白は、表面上は恋の魔法チャームがきっかけです。けれど原作もドラマ紹介も両片想いの物語として整理されている以上、完全にゼロから恋心を発生させるアイテムだとは考えにくいです。
私はこのチャームが、“本来なら理性や立場の問題で押し込めていた気持ちを、少しだけ外へ漏らしてしまう装置”として働くのではないかと予想しています。 そう考えると、渚が悩むべきは“魔法だったのか”ではなく、“魔法が切れたあとでも犬飼は同じ気持ちでいてくれるのか”という点になっていきそうです。
② 犬飼の溺愛は、途中からかなり自覚的なものへ変わる気がします
序盤では、犬飼の行動は“チャームの影響かもしれない”という曖昧さをまとって進むはずです。けれど独占欲と優しさが前面に出る人物設定である以上、物語が進むほど犬飼自身も“これはもう魔法のせいではなく、自分の意思だ”と認める局面が来るのではないでしょうか。
その瞬間からこのドラマは、ファンタジー寄りの胸キュンものから、“上司と部下が立場を越えて本気で向き合う恋”へ一段深く変わっていくはずです。 だから後半の見どころは、渚の受け止め方だけでなく、犬飼が自分の気持ちをどこまで責任を持って言葉にできるかにもありそうです。
③ 最後にいちばん大きく変わるのは、恋より“渚の自己評価”かもしれません
渚は最初、自分を“脇役”だと思い込んでいます。もし物語がそこで終わるなら、たとえ犬飼と両想いになっても、彼女はまた何かあるたびに「どうせ自分なんて」と揺らいでしまうはずです。
だからラストで本当に回収されるべきなのは恋の成就そのものより、渚が“誰かに選ばれる価値がある”ではなく“私は最初から私の人生の主役だった”と自分で思えるようになることだと感じます。 そうなれば『犬飼さんは隠れ溺愛上司』は、極甘ロマンスでありながら、ちゃんと自分を好きになるための物語としてもきれいに着地しそうです。
【全話ネタバレ】「犬飼さんは隠れ溺愛上司」のあらすじ&ネタバレ

※後ほど更新します。
ドラマ「犬飼さんは隠れ溺愛上司」のキャスト

現時点で公式に大きく発表されている主要キャストは、犬飼祈役の宮澤佑と、愛多地渚役の横野すみれです。各作品情報でもキャストはこの二人を中心に打ち出しており、追加の詳細キャストは“ほか”という表記にとどまっています。
つまり放送前の段階では、このドラマはまず“犬飼と渚の二人の距離感”をどう見せるかにかなり集中して宣伝されていて、作品の中心が徹底して二人の両片想いに置かれていることがよくわかります。 その意味でも、主演二人の相性が作品の印象を大きく左右することになりそうです。
宮澤佑/犬飼祈
宮澤佑が演じる犬飼祈は、完璧でクールな上司です。表向きは口数が少なく隙のない人物でありながら、渚のことだけはちゃんと見ていて、物語が動き出したあとは独占欲と優しさをまっすぐに向けてくる相手として描かれます。
宮澤佑の持つ端正さと柔らかい雰囲気は、“冷たく見えるのに実は一途”という犬飼の魅力をかなり立体的にしてくれそうで、クール系溺愛上司という役柄にとても合っています。 実写化記事でも主演として前面に打ち出されているため、犬飼の“静かな溺愛”をどう表情と距離感で見せるかが、ドラマの満足度を大きく左右しそうです。
横野すみれ/愛多地渚
横野すみれが演じる愛多地渚は、有名インフルエンサーの妹と比べられ、自分を“脇役”だと思い込んでいるWEB編集者です。犬飼に片想いしている一方で、自分なんて選ばれるはずがないという思い込みが強く、突然のキスと告白を素直に受け取れないヒロインでもあります。
横野すみれの可憐さはもちろん武器になりそうですが、それ以上に大切なのは“好きなのに信じられない”という渚のためらいをどこまで自然に見せられるかで、そこがはまればかなり愛されるヒロインになりそうです。 ドラマ版の渚が“守られるだけの女の子”ではなく、“自分の価値を見つけ直していく女性”として立ち上がるかどうかにも注目したいです。
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