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日曜劇場「VIVANT」のあらすじを簡単に!シーズン1から2026続編VIVANT2までネタバレ解説

日曜劇場VIVANTのあらすじを簡単に!シーズン1から2026続編までネタバレ解説

日曜劇場『VIVANT』を簡単に言うと、平凡な商社マンに見えた乃木憂助が、実は日本を秘密裏に守る「別班」の諜報員であり、国際組織テントを追う中で、その指導者が生き別れた実父ノゴーン・ベキだと知る物語です。

物語は130億円の誤送金を取り戻す企業ドラマとして始まりますが、バルカ共和国での逃亡、別班とテントの攻防、父と息子の対決へ次々に姿を変えます。乃木は国を守る使命と、ようやく再会できた父への感情の間で、簡単には正解を出せない選択を迫られました。

シーズン1最終回で、乃木は復讐へ向かうベキへ銃弾を放ちます。しかし、すべてが終わったように見えた直後、神田明神の祠に置かれた赤い饅頭によって、乃木は次の任務へ呼び戻されました。

2026年の第2シーズンは、その赤い饅頭を見つけた直後から始まります。通算第11話/第2シーズン第1話では、黒須駿を含む別班員5人が拉致され、乃木は仲間を取り戻すため、再び世界をまたぐ事件へ飛び込みました。

この記事は、シーズン1の最終回と第11話までの内容を含むネタバレ記事です。日曜劇場『VIVANT』のあらすじ、主要人物、用語、2026年続編へつながるポイントを簡単に紹介します。

目次

日曜劇場VIVANTのあらすじを簡単に|30秒で結論

日曜劇場VIVANTのあらすじを簡単に|30秒で結論

『VIVANT』の全体像を理解するうえで、最初に覚えたいのは「乃木は商社マンであり別班員」「敵の指導者ベキは乃木の父」「続編では別班そのものが狙われる」という3点です。企業の誤送金事件は物語の入口であり、本当の中心は乃木が国家、父、仲間、新しい家族の間で何を守るかを選ぶことにあります。

時期簡単なあらすじ
物語の始まり丸菱商事で130億円の誤送金が発生し、乃木がバルカへ向かう
最初の反転気弱な会社員に見えた乃木が、秘密部隊・別班の諜報員だと判明
物語の核心追っていたテントの指導者ベキが、乃木の実父だと分かる
シーズン1の結末乃木が父の復讐を止め、仲間への狙撃も死亡偽装だったと判明
2026年続編赤い饅頭で招集された乃木が、拉致された別班員5人を追う

一言でいうと「別班員・乃木が父と国家の間で選ぶ物語」

主人公の乃木憂助は、表向きは丸菱商事に勤める会社員です。しかし本当の顔は、日本への脅威を秘密裏に排除する自衛隊の非公認部隊「別班」の諜報員でした。

乃木が追っていたのは、爆破や誤送金の先にいた国際組織テントです。ところがテントの指導者ノゴーン・ベキは、幼いころに生き別れた実父・乃木卓でした。

乃木は、国を脅かす組織を止める別班員である一方、父に愛されたかった息子でもあります。『VIVANT』は、その二つの立場を切り離せない乃木が、何を守り、何を失うのかを描く物語です。

シーズン1は誤送金から父ベキとの対決まで

シーズン1は、丸菱商事からGFL社へ130億円が誤送金される事件で始まります。乃木は金を取り戻すためバルカへ渡りますが、爆発事件の犯人と間違われ、公安の野崎守、医師の柚木薫とともに逃亡することになりました。

日本へ戻った後、乃木は社内に潜むテントの協力者を追います。その過程で乃木自身が別班員であること、テントの指導者ベキが実父であることが次々に明かされました。

最終的に乃木は、父への思いを抱えたままテントへ潜入し、ベキが日本で復讐を果たすことを止めます。企業の誤送金を追う話として始まった作品は、父と息子が国家と家族の間で向き合う物語へ変化しました。

2026年続編は別班員5人の拉致から始まる

第2シーズンは、シーズン1最終回の赤い饅頭直後から始まります。赤い饅頭は別班の緊急招集を知らせる合図であり、乃木が呼び出された理由は仲間5人の失踪でした。

日本で療養していた高田、和田、廣瀬、熊谷が病院から拉致され、バルカにいた黒須とも連絡が取れなくなります。敵は表向き死亡したことになっていた4人の生存だけでなく、療養先まで知っていました。

シーズン1では敵組織を追い詰めた別班が、続編では最初から狙われる側へ回っています。乃木の次の目的は、仲間を救い、別班の極秘情報を漏らした人物を突き止めることです。

VIVANTシーズン1のあらすじを簡単に5つの流れで解説

VIVANTシーズン1のあらすじを簡単に5つの流れで解説

シーズン1は全10話ありますが、大きく分けると5つの流れで理解できます。企業の誤送金事件から始まり、乃木の正体、父ベキ、別班への裏切り疑惑、最終回の父子対決へ進んでいきます。

1:130億円の誤送金で乃木がバルカへ向かう

丸菱商事で、1000万ドルのはずだった送金が1億ドルになる誤送金が発生します。日本円にして約130億円という巨額の金を取り戻すため、担当者の乃木憂助は送金先のバルカ共和国へ向かいました。

乃木は現地でテロリストのザイールへたどり着きますが、ザイールの自爆に巻き込まれ、爆破事件の犯人としてバルカ警察から追われます。乃木を助けたのが、公安警察の野崎守と医師の柚木薫です。

3人は日本大使館や砂漠を通り、何度も裏切りや危機に遭いながら日本への脱出を目指します。この段階では国際逃亡劇に見えますが、誤送金そのものがテントへ資金を流す計画の一部でした。

2:乃木の正体は秘密部隊「別班」の諜報員

日本へ帰国した乃木は、誤送金のシステム改ざんに関わった太田梨歩や、丸菱商事に潜んでいた山本巧へ近づきます。山本は、テントへ協力する「モニター」でした。

その山本を追い詰めた場面で、気弱な会社員に見えた乃木の本当の顔が明らかになります。乃木は、自衛隊の非公認部隊「別班」に所属する諜報員でした。

乃木がバルカへ渡ったのも、単に会社の金を取り戻すためではありません。テントの資金ルートを追い、日本への脅威を止めるという別班の任務が隠されていたのです。

3:追っていたテントの指導者は実父ベキ

乃木と別班員の黒須は、テント幹部のアリを捕らえ、組織の情報を聞き出します。そこでテントの指導者がノゴーン・ベキであることが分かりました。

さらにアリの証言や家族写真から、ベキが乃木の実父・乃木卓である可能性が高まります。乃木は幼いころ、バルカの内乱によって父母と引き離され、その後は人身売買や記憶喪失を経験していました。

乃木にとってベキは、日本を守るために追うべき敵であると同時に、長い間求め続けた父です。ここから物語は、別班とテントの戦いだけではなく、父を信じたい息子と任務を果たす諜報員の葛藤へ進みます。

4:仲間への狙撃は裏切りではなく死亡偽装

乃木は黒須、高田、和田、廣瀬、熊谷ら別班員とともに、テントのナンバー2・ノコルを捕らえる作戦へ向かいます。ところが乃木は現場で仲間へ銃を向け、ノコル側へ寝返ったように見せました。

乃木は別班を裏切り、父に会うため仲間を犠牲にしたように見えます。しかし最終回で、乃木は仲間の急所を正確に外し、死亡したように見せていたことが判明します。

狙撃はテントへ潜入するための死亡偽装でした。ただし乃木は計画の真意を黒須たちへ事前に話さなかったため、仲間の命だけでなく信頼まで危険にさらしています。

そして続編第11話では、死亡偽装された4人の生存情報と療養先が敵へ漏れ、拉致事件へつながりました。シーズン1で仲間を救った作戦が、第2シーズンでは新たな危機の原因へ反転しています。

5:最終回で父の復讐を止め赤い饅頭へつながる

テントは犯罪で資金を得ていましたが、その多くをバルカの孤児救済へ使っていました。ベキは単純な悪人ではなく、家族と祖国を失った後、孤児たちへ自分と同じ苦しみを味わわせないため組織を作った人物です。

一方で、ベキは自分と家族をバルカで見捨てた日本側の人物への復讐を捨てられませんでした。フローライト事業と孤児たちの未来をノコルへ託した後、日本で復讐を果たそうとします。

乃木は父への愛情を抱えながらも、その復讐を止めるためベキ、バトラカ、ピヨへ銃弾を放ちました。父を憎んで排除したのではなく、これ以上父が復讐へ飲み込まれないよう、自分の手で止めたと受け取れます。

事件後、乃木は薫とジャミーンのもとへ戻ります。しかし神田明神の祠には、次の別班任務を知らせる赤い饅頭が置かれていました。

シーズン1全10話の詳しい流れと最終回の伏線回収は、VIVANT全話ネタバレと最終回結末で詳しく紹介しています。

VIVANT2第11話までのあらすじを簡単に

VIVANT2第11話までのあらすじを簡単に

2026年の第2シーズンは、乃木がベキへ銃弾を放ち、薫とジャミーンのもとへ戻った同じ日の裏側から始まります。すでに世界各地では、別班そのものを狙う作戦が進んでいました。

赤い饅頭は別班の緊急招集だった

シーズン1のラストに置かれた赤い饅頭は、別班が乃木へ緊急招集を知らせる合図でした。乃木は意味を理解すると、薫へ本当の理由を話せないまま再び家を出ます。

父との対決を終え、ようやく帰る場所へ戻った直後にも任務が始まる構成は、乃木が普通の幸福だけを選べない人生を象徴しています。守りたい家族ができても、その家族を危険から遠ざけるため、乃木は秘密を増やし続けます。

黒須ら別班員5人が同時に拉致される

乃木が招集された理由は、熊谷、高田、廣瀬、和田の4人が、それぞれの療養先からほぼ同時に姿を消したことでした。さらにバルカでノコル周辺を監視していた黒須とも連絡が取れなくなります。

黒須は乃木家の守り刀を使って襲撃者へ抵抗しますが、麻酔弾を撃たれ、生きたまま連れ去られました。日本の4人とバルカの黒須が同時に狙われたため、敵は前作のテント潜入作戦へ参加した5人を把握していたと考えられます。

表向き死亡した4人の生存と入院先まで漏れていたことから、別班内部か、その情報へ触れられる人物の関与が疑われています。

AIハヤトは新庄の関与を示すが犯人確定ではない

別班の特別準備室には、スーパーコンピューター「AIハヤト」が登場しました。ハヤトは病院の監視映像やSNS投稿などを解析し、公安に潜伏していた元テントのモニター・新庄浩太郎が、情報漏洩へ関わった可能性を示します。

ただし、ハヤトが示したのは可能性です。新庄が情報を渡した人物だとしても、実際に5人を連れ去った部隊や、作戦全体を動かす首謀者とは限りません。

敵が新庄へ疑いを向ける痕跡を意図的に残した可能性もあります。AIの確率と、乃木や野崎が人間の行動から感じる違和感を重ねなければ、真相には届かないでしょう。

乃木はキプロスで元テント幹部アリを確保

乃木は野崎、ノコル、太田梨歩、ドラムらの協力を得て、黒須たちの移送経路を追います。その先で浮上したのが、ベネズエラへ逃亡したはずの元テント幹部アリでした。

アリはキプロスにおり、乃木とドラムによって確保されます。しかし、アリが拉致事件を計画したのか、旧テントの人脈を利用されたのか、家族を守るために従わされているのかは明らかになっていません。

第11話は、乃木がアリを捕らえたところで終了しました。アリの証言と別班員5人の移送先は、2026年8月2日放送予定の第12話へ持ち越されています。

別班員拉致からアリ確保までの詳しい展開は、VIVANT第11話のあらすじ・ネタバレ考察で整理しています。第12話以降の展開は、VIVANT2全話ネタバレと最終回結末考察で随時更新しています。

VIVANTを簡単に理解する主要人物

VIVANTを簡単に理解する主要人物

『VIVANT』には多くの登場人物がいますが、物語の大筋を理解するには、乃木を中心とした5組を覚えれば十分です。それぞれが乃木にとって、任務、疑い、家族、相棒、父という異なる役割を担っています。

乃木憂助|会社員に見える別班員

乃木憂助は、丸菱商事の社員でありながら、裏では別班員として活動する主人公です。穏やかで人を見捨てられない一面と、任務のために非情な決断を下す一面を持っています。

幼少期にバルカで両親と離れ、名前や記憶を失った経験が、乃木の強さと孤独の根にあります。国を家族の代わりとして守ってきましたが、父ベキや薫、ジャミーンと出会い、血縁や愛情にも向き合うことになりました。

乃木の正体、別人格F、仲間への狙撃の真相は、VIVANT乃木憂助の正体とF・裏切り考察で詳しく紹介しています。

野崎守|乃木を疑いながら支える公安

野崎守は、警視庁公安部外事第4課の捜査官です。バルカで乃木と薫を救い、その後も乃木の正体や目的を疑いながらテントを追います。

野崎は乃木を無条件に信じる人物ではありません。疑い、調べ、言葉の裏まで考えるからこそ、乃木が一人で暴走しそうな時に外側から支えられます。

第2シーズンでは、かつての部下・新庄を追う立場になりました。新庄が本当に敵なのか、その行動に別の目的があるのかを見抜く役割も担います。

柚木薫・ジャミーン|乃木の帰る場所

柚木薫は、バルカで乃木と行動した医師です。国家や組織の利益ではなく、目の前にいる命を救うことを優先し、心臓病を抱えるジャミーンの治療へ尽力しました。

薫とジャミーンは、乃木が別班員ではない一人の人間として戻れる場所になっています。しかし乃木は、二人を守るために別班や父の真実を話せません。

乃木の嘘は二人を危険から遠ざける一方、薫から事情を知り、自分で選ぶ権利を奪います。第2シーズンでは、守るための沈黙が信頼をどこまで傷つけるかが重要になります。

黒須駿|乃木に撃たれ再び信じた別班の相棒

黒須駿は、乃木と行動する別班員です。シーズン1で乃木に撃たれ、父に会うため裏切られたと思いましたが、最終的には死亡偽装の作戦だったと分かります。

第11話では、乃木から託された守り刀を持ち続けていました。乃木への不信を乗り越え、再び相棒として信じていたことが伝わります。

その黒須が敵に拉致されたことで、乃木は自分をもう一度信じた仲間を救う戦いへ向かいます。黒須救出は任務であると同時に、乃木が傷つけた信頼を守り直す機会でもあります。

ノゴーン・ベキとノコル|父ともう一人の息子

ノゴーン・ベキは、テントを率いていた乃木の実父です。家族を失い、日本に見捨てられた絶望を抱えながら、バルカの孤児を救う組織を作りました。

ノコルは血のつながりこそありませんが、ベキに息子として育てられた人物です。シーズン1では実子である乃木へ嫉妬しましたが、第11話では乃木を「兄さん」と呼び、黒須の捜索へ協力します。

乃木とノコルは、父の愛情を奪い合う関係から、父を失った兄弟へ変わり始めています。ただし、日本を守る乃木と、バルカの孤児やフローライト事業を守るノコルでは、背負う責任が異なります。

登場人物と2026年版の出演者は、VIVANTキャスト2026一覧で詳しく紹介しています。

VIVANTの用語を簡単に解説

VIVANTの用語を簡単に解説

『VIVANT』には独自の組織名や用語が登場します。別班、テント、モニター、F、赤い饅頭、フローライトの6つを覚えれば、シーズン1から続編までの大筋を追いやすくなります。

VIVANT・別班とは?

別班は、日本への脅威を秘密裏に排除する自衛隊の非公認部隊です。乃木や黒須が所属していますが、存在は一般社会に公表されていません。

劇中の「VIVANT」という言葉は「別班」へつながり、乃木の正体を示す最初の大きな伏線になりました。別班の組織やメンバーは、VIVANTの別班とは何者かで詳しく整理しています。

テントとは?

テントは、ノゴーン・ベキが率いていた国際組織です。金を得るため犯罪やテロに関わっていましたが、その資金をバルカの孤児救済にも使っていました。

犯罪組織であることは変わりませんが、ベキには子どもたちを救いたい目的もあります。テントを完全な悪と決めつけられないことが、物語の善悪を複雑にしています。

モニターとは?

モニターは、日本の企業や捜査機関へ潜伏し、テントへ協力する人物です。丸菱商事の山本や、公安の新庄がモニターとして活動していました。

テントが表向き解体されても、協力者の人脈や情報網まで完全に消えたとは限りません。第11話の別班情報漏洩も、残ったモニター網と関係する可能性があります。

Fとは?

Fは、乃木の中にいる「もう一人の自分」です。幼い乃木が家族を失い、孤独の中で生きることを諦めかけた時に現れ、強くなる道を示しました。

普段の乃木が共感や愛情を持つ一方、Fは合理性や危険への対応を担います。ただし、具体的な医学的診断名や、二人の意識交代の仕組みは明かされていません。

赤い饅頭とは?

赤い饅頭は、別班が乃木へ緊急招集を知らせる合図です。シーズン1最終回では意味が明かされませんでしたが、第11話で別班員5人の拉致を知らせる招集だったと判明しました。

乃木が薫とジャミーンのもとへ戻った直後に置かれたため、平穏と任務を切り替える象徴にもなっています。

フローライトとは?

フローライトは、バルカの土地に眠る貴重な鉱物です。ベキは採掘事業によって、犯罪収入へ頼らず孤児救済を続けようとしていました。

事業はノコルへ託されましたが、第11話では資料を狙う産業スパイも登場しています。救済の希望であると同時に、新たな利権争いを呼ぶ資源です。

作品タイトルや別班、テント、Fをさらに詳しく知りたい場合は、VIVANTの意味がわからない人向け解説も参考になります。

日曜劇場VIVANTは結局何の話?作品の本質を簡単に考察

日曜劇場VIVANTは結局何の話?作品の本質を簡単に考察

表面上の『VIVANT』は、別班とテントが世界規模で戦う国際諜報サスペンスです。しかし物語の中心にあるのは、家族を失った乃木が、父と再会し、新しい家族や仲間を得ながら、自分の居場所を探す過程です。

表面は国際諜報サスペンス

誤送金、爆破、逃亡、ハッキング、秘密組織、国際的な資金移動など、物語は次々に規模を広げます。敵と思ったチンギスが協力者になり、味方と思った山本や新庄がモニターだと判明するなど、敵と味方も何度も反転します。

そのため、一度見ただけでは誰を信じればよいか分からなくなります。しかし、この不安定さこそが、秘密を抱えて生きる乃木の感覚を視聴者にも体験させています。

本質は失った父と家族を求める乃木の物語

乃木は幼いころに家族、名前、記憶を失いました。日本へ戻った後は、国を家族の代わりとして守ることで、自分の居場所を作ろうとします。

その乃木の前に、敵組織の指導者となった父ベキが現れました。父に会いたかった息子としての感情と、日本を守る別班員としての責任は、どちらも乃木にとって本物です。

最終回で乃木が選んだのは、父を憎んで排除することでも、父のために国を裏切ることでもありません。ベキが守った孤児たちの未来を残しながら、復讐だけを止める道でした。

守るための嘘が信頼を壊す物語

乃木は誰かを守るため、何度も真実を隠します。死亡偽装のため仲間へ狙撃の真意を話さず、薫を危険へ巻き込まないため自分の正体を明かしません。

しかし、守るための嘘であっても、事情を知らされない相手には裏切りとして残ります。黒須は乃木に撃たれた恐怖を抱え、薫は何も説明せず姿を消す乃木を待ち続けなければなりません。

シーズン1では、乃木が一人で秘密を抱える強さが任務を成功させました。第2シーズンでは、その強さが仲間や家族との関係を壊さないよう、誰へ頼り、どこまで真実を共有できるかが問われると考えられます。

VIVANT第11話時点でまだ分からないこと

VIVANT第11話時点でまだ分からないこと

第11話では新庄やアリが怪しい人物として浮上しましたが、別班員拉致事件の首謀者はまだ確定していません。ここでは、第12話を見る前に覚えておきたい未解決事項を簡単に整理します。

別班員5人を拉致した黒幕と目的

敵は4人の療養先と黒須の居場所を知り、複数の国へ5人を移送しました。しかし、誰が情報を集め、誰が実働部隊を動かしたのかは不明です。

5人を殺さず連れ去ったことから、別班の情報を聞き出す、人質として乃木を動かす、救出部隊を分散させるといった目的が考えられます。

新庄は犯人かミスリードか

新庄は公安に潜伏していたテントのモニターであり、ベキたちの脱出も助けています。別班情報へ触れられる条件を持つため、AIハヤトが関与の可能性を示したことにも理由があります。

ただし、情報を漏らした人物と、拉致を計画した首謀者が同じとは限りません。新庄の過去が怪しすぎるため、真の内通者から目をそらすミスリードである可能性も残っています。

ベキは本当に死亡したのか

ベキ、バトラカ、ピヨは乃木に撃たれ、第11話では3人のものとされる骨壺も登場しました。現在は死亡した人物として扱われています。

一方で、遺骨の詳しい確認や銃撃後の経緯は描かれていません。ベキが生きていると断定することも、完全に生存の余地がないと言い切ることもできない段階です。

たとえベキ本人が死亡していても、乃木卓が日本側に見捨てられた理由や、ノコルへ残した理念は物語へ影響し続けます。

アリがキプロスにいた理由

アリはシーズン1で家族とベネズエラへ逃亡しました。それにもかかわらず、第11話では別班員の移送経路の先にあるキプロスで乃木に捕らえられています。

アリが自分の意思で事件へ関与したのか、旧テントの国外人脈を利用されたのか、家族を守るために従わされたのかは不明です。乃木への恐怖と、家族を救われた恩義の両方を持つ人物であるため、単純な敵や味方には分けられません。

シーズン1から続編へ持ち越された謎と最新の伏線は、VIVANTの伏線回収・未回収伏線まとめで詳しく考察しています。

日曜劇場VIVANTのあらすじに関するFAQ

日曜劇場VIVANTのあらすじに関するFAQ

ここでは、初めて『VIVANT』を見る人と、2026年続編の前に復習したい人が気になりやすい疑問へ、シーズン1と第11話終了時点の内容を分けて回答します。

VIVANTは簡単にいうとどんな話ですか?

『VIVANT』は、別班員の乃木憂助が国際組織テントを追い、その指導者が実父ベキだと知って、国家と家族の間で選択する物語です。企業の誤送金事件から始まり、国際諜報戦と父子の対決へ発展します。

乃木憂助の正体は何ですか?

乃木憂助は、丸菱商事の社員であり、自衛隊の非公認部隊「別班」に所属する諜報員です。会社員としての穏やかな顔と、別班員としての鋭い顔を持っています。

別班とテントの違いは何ですか?

別班は、日本を秘密裏に守る自衛隊の非公認部隊です。テントはノゴーン・ベキが率いていた国際組織で、犯罪によって得た資金をバルカの孤児救済にも使っていました。

別班とテントは敵対しますが、どちらも自分たちなりの方法で守ろうとする対象を持っています。そのため、単純な正義と悪だけでは整理できません。

VIVANTシーズン1の最終回はどうなりましたか?

シーズン1最終回では、乃木が父ベキの日本での復讐を止めるため、ベキ、バトラカ、ピヨへ銃弾を放ちました。その後、薫とジャミーンのもとへ戻りますが、赤い饅頭によって次の別班任務へ招集されます。

VIVANT2はシーズン1の続きですか?

VIVANT2は、シーズン1最終回のラストシーン直後から始まる直接の続編です。第11話では、乃木がベキを撃った同じ日の裏側で、別班員5人の拉致作戦が進んでいたことが明かされました。

2026年続編を見る前にシーズン1を見る必要がありますか?

第2シーズンは前作の人物関係と伏線を引き継ぐため、シーズン1を見ておくことをおすすめします。時間がない場合は、乃木の正体、ベキとの父子関係、死亡偽装、赤い饅頭の4点を覚えておけば、第11話の大筋を追えます。

VIVANTに原作はありますか?

『VIVANT』に漫画や小説の原作はなく、福澤克雄さんが原作・演出・プロデュースを手がけるオリジナルストーリーです。ドラマの結末を先に確認できる原作はありません。

最新あらすじは何話まで反映されていますか?

この記事は、2026年7月26日放送の通算第11話/第2シーズン第1話までのあらすじを反映しています。第12話は2026年8月2日放送予定です。

まとめ|VIVANTのあらすじは国家と家族の間で揺れる乃木の物語

まとめ|VIVANTのあらすじは国家と家族の間で揺れる乃木の物語

日曜劇場『VIVANT』は、丸菱商事で起きた130億円の誤送金をきっかけに、乃木憂助がバルカ共和国へ渡るところから始まります。乃木は野崎、薫と逃亡しながら事件を追い、やがて自分の正体が別班員であることを視聴者へ明かしました。

乃木が追っていたテントの指導者ノゴーン・ベキは、生き別れた実父・乃木卓でした。乃木は日本を守る諜報員と、父に愛されたかった息子の間で揺れながらテントへ潜入します。

仲間への狙撃は裏切りではなく死亡偽装であり、テントも日本を破壊するだけの組織ではありません。ベキは犯罪へ関わる一方、その資金でバルカの孤児たちを救っていました。

最終回で乃木は父の復讐を止め、薫とジャミーンのもとへ戻ります。しかし赤い饅頭による別班の緊急招集を受け、第2シーズンでは拉致された黒須ら5人を救う戦いが始まりました。

誤送金、別班、テント、父子対決は、いずれも物語の表面にある出来事です。『VIVANT』の本質は、家族と名前を失った乃木が、国家、父、仲間、薫とジャミーンの中から、自分が本当に帰る場所を探すことにあります。

シーズン1では、一人で秘密を抱え、嘘によって任務を成功させた乃木が描かれました。第2シーズンでは、その嘘によって傷ついた信頼をどう作り直し、誰へ助けを求められるのかが、次の大きなテーマになると考えられます。

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