Netflixドラマ『今際の国のアリス』シーズン3で死亡する名前付き主要キャラは、本記事ではマサト、イケノ、ジュリ、タロウ、ヒマリ、シオン、ナツ、カズヤ、テツ、イツキ、リュウジ、バンダの12人として整理します。ただし、これはシーズン3に登場する全死亡者の総数ではありません。
ばばぬき、おみくじ、りずむ、暴走でんしゃなどでは、名前の明かされない参加者も複数死亡しています。また、死の渦へ落ちたリュウジ、Watchmanに殺されたバンダのように、通常のゲームオーバーとは異なる死を迎えた人物もいます。
一方、アリス、ウサギ、ノブ、サチコ、レイ、ユナは現実世界へ帰還し、アン、クイナ、チシヤも死亡していません。この記事では、『今際の国のアリス』シーズン3の死亡キャラ、直接の死因、生存者、原作漫画との違い、死が物語に残した意味について最新話時点で詳しく紹介します。
『今際の国のアリス』シーズン3死亡キャラ一覧|誰が死んだ?

シーズン3では、ゲーム中にルールによって処刑された人物、爆発や落下で死亡した人物、最終局面で死の側へ落ちた人物がいます。まずは、名前と物語上の役割を確認できる主要死亡キャラを一覧で整理します。
以下の12人は、本記事で扱う名前付き主要死亡者です。名無し参加者まで含む完全な総死亡数ではない点には注意してください。
名前付き主要死亡キャラの早見表
| 死亡キャラ | 俳優 | ゲーム・場面 | 話数 | 直接の死因 | 生死の整理 |
|---|---|---|---|---|---|
| マサト | 三河悠冴 | ゾンビ狩り | 第3話 | ゾンビ化が発覚し、ショットガンカードで撃たれる | 死亡確定 |
| イケノ | 落合モトキ | ゾンビ狩り | 第3話 | 人間側が敗北し、レーザーで処刑される | 死亡確定 |
| ジュリ | 難波なう | 暴走でんしゃ | 第4話 | 安全な列車へ移れず、元の列車に残される | 死亡が強く示唆される |
| タロウ | 森田甘路 | 東京びんごたわー | 第4話 | 東京タワーから落下する | 死亡確定 |
| ヒマリ | 磯部莉菜子 | 東京びんごたわー | 第4話 | 足場から転落し、地上へ落下する | 死亡確定 |
| シオン | 玄理 | かんけり | 第4話 | 爆発する缶を戻せず、爆発に巻き込まれる | 死亡確定 |
| ナツ | 吉柳咲良 | かんけり | 第4話 | 缶の爆発に巻き込まれる | 死亡確定 |
| カズヤ | 池内博之 | かんけり | 第4話 | アリスを守って戦い、時間切れの爆発で死亡する | 死亡確定 |
| テツ | 大倉孝二 | ミライすごろく | 第5話 | 必要ポイントを超える部屋へ入り、ポイントが0になる | 死亡確定 |
| イツキ | 岩永ジョーイ | ミライすごろく | 第5話 | 部屋のペナルティでポイントが0になる | 死亡確定 |
| リュウジ | 賀来賢人 | 死の渦 | 第6話 | ウサギに振りほどかれ、一人で死の渦へ落ちる | 死亡確定 |
| バンダ | 磯村勇斗 | Watchmanとの対峙 | 第6話 | アリスへ襲いかかろうとした直後、Watchmanに殺される | 死亡確定 |
ジュリ・タロウ・ヒマリも死亡キャラに含まれる
シーズン3の死亡キャラを整理する際、見落とされやすいのがジュリ、タロウ、ヒマリです。三人はアリス側の主要チームではなく、ウサギやリュウジと行動する側にいたため、マサトやシオンほど名前が残りにくくなっています。
ジュリは暴走でんしゃで安全な列車への移動に失敗し、その後のゲームへ現れません。死亡そのものを大きく映す場面ではないものの、元の列車に残った時点で生還できなかったと受け取れます。
タロウとヒマリは東京びんごたわーで死亡します。二人とも高所から落下するため、生死を曖昧にする余地はほとんどありません。
名無しの参加者を含む総死亡数は断定できない
主要死亡キャラを12人として整理しても、シーズン3の死亡者が全部で12人という意味にはなりません。ばばぬきでは勝者以外の参加者が死亡し、おみくじやりずむでも名前の分からない人物がゲームオーバーになります。
暴走でんしゃにもジュリ以外の参加者がいます。東京びんごたわーでもタロウとヒマリ以外に落下する人物がいるため、画面に映るすべての死者を数える場合、総数はさらに増えます。
そのため本記事では、名前、俳優、物語上の行動を確認しやすい主要人物と、人数だけ確認できる名無し参加者を分けて扱います。
死亡確定・生存・最終状態未確定を分ける
死亡キャラ一覧では、画面上で死亡が確認できる人物と、その後の不在によって死亡が示唆される人物を分ける必要があります。ジュリは後者に近く、タロウ、ヒマリ、シオンらは死亡を直接確認できる人物です。
アリスやウサギは最終局面で死んだように見えますが、現実世界へ帰還しています。アン、クイナ、チシヤもJOKERゲームには参加しないものの、生還後の現実世界で生きています。
ヤバはシーズン3へ登場しますが、最終時点の所在と生死を明確に確定できる情報が限られています。本記事では死亡確定者にも現実帰還者にも含めず、生死未確定として分けます。
序盤の死亡キャラ|ばばぬき・おみくじ・りずむ・ゾンビ狩り

シーズン3は、アリスがJOKERステージへ入る前から死者を出しています。序盤のゲームでは名無し参加者が多く、物語の中心となる名前付き人物の死はゾンビ狩りから本格化します。
特にマサトとイケノは、同じゲームで異なる立場を選びながら死亡します。二人の直接の死因は、性格の善悪ではなくゾンビ狩りのカードと勝敗条件です。
ばばぬき・おみくじ・りずむでは名無しの参加者も死亡する
シーズン3第1話のばばぬきでは、近死体験を目的とするゲームセミナーの参加者たちが命を懸けます。勝者となったリュウジ以外にも参加者がおり、敗者は電気刺激によって死亡します。
アリスが最初に挑むおみくじでも、多数の参加者が火矢の攻撃を受けます。誤答の程度に応じて火矢が増えるため、終盤では会場そのものが逃げ場のない火の海へ変わりました。
ウサギ側のりずむでも、光と障害物を避けられなかった参加者が命を落とします。ただし、これらの人物は役名が示されない場合が多いため、主要死亡キャラ12人には含めません。
マサト|ゾンビ狩りで死亡する
マサトは、アリスと同じチームでゾンビ狩りへ参加する人物です。穏やかそうに見える一方で、ゲームの中では感染の疑いを向けられ、集団の恐怖に飲み込まれていきます。
ゾンビ狩りでは、ゾンビカードを出した側が相手を感染させます。一方、ショットガンカードを使えばゾンビを殺すことができるため、感染者だと知られた人物は一気に標的になります。
マサトはゾンビであることが発覚し、人間側の参加者からショットガンカードを使われて死亡します。信頼を失ったことが感情面では死を早めていますが、直接の死因はゾンビへ有効なショットガンカードです。
イケノ|ゾンビ狩りでレーザーにより死亡する
イケノは人間側の中心に立ち、ゾンビを増やさないためには容赦なく殺すべきだと主張します。彼の判断には生存戦略としての合理性があるものの、恐怖によって集団を支配しようとしたことで、人間側は協力の幅を失っていきました。
アリスはゾンビ側を増やし、できる限り多くの参加者が勝者になれる形を作ろうとします。最終的にゾンビ側が人間側を上回り、人間として残ったイケノたちはゲームの敗者になります。
イケノは敗北後、今際の国のレーザーによって死亡します。傲慢だったから罰を受けたのではなく、人間側としてゲームに敗れたことが直接の死亡理由です。
中盤の死亡キャラ|暴走でんしゃ・東京びんごたわー・かんけり

第4話前後は、シーズン3で最も死亡者が集中する区間です。アリス側とウサギ側が別々のゲームを進み、暴走する列車、東京タワー、爆発する缶によって仲間が次々と失われます。
ここでは、名前付き死亡キャラとしてジュリ、タロウ、ヒマリ、シオン、ナツ、カズヤを整理します。コウスケらほかの参加者については、名前と死亡場面を確実に照合できる範囲を分けて扱います。
ジュリ|暴走でんしゃで元の列車に残り死亡する
ジュリはウサギ側のチームで暴走でんしゃへ参加します。毒ガスが発生する車両を進みながら限られた中和剤を使うゲームであり、終盤には列車自体が制御不能であることが判明します。
参加者たちは並走する別の列車へ飛び移ることで生き延びようとしますが、全員が移動できたわけではありません。ジュリは安全な列車へ渡れず、元の列車に残されます。
ジュリの最期は、ほかの死亡キャラほど明確には映されません。しかし、元の列車がそのまま走り去り、後のゲームにも登場しないことから、暴走でんしゃで死亡した人物として整理するのが自然です。
コウスケら暴走でんしゃ参加者は生死の確定範囲を分ける
暴走でんしゃには、ジュリ以外にも複数の参加者がいます。毒ガスによって倒れた人物や、別の列車へ乗り移れなかった人物がいるため、ジュリだけが死亡者ではありません。
ただし、画面上の人物、役名、エンドクレジットを照合しなければ、誰がどの場面で死亡したのかを確定できません。コウスケについても、本記事の主要12人へは入れず、名前と最終状態を確認する必要がある人物として扱います。
完全な死亡者一覧を作る場合は、暴走でんしゃの開始時点の人数、中和剤使用後の生存者、列車を移った人物を一人ずつ照合する必要があります。
タロウ|東京びんごたわーで落下し死亡する
タロウは鉄道に詳しく、暴走でんしゃでは列車の構造や進行を理解するうえで力を発揮します。しかし、その後に参加する東京びんごたわーで死亡します。
東京びんごたわーは、東京タワーへ設置されたボタンを押し、ビンゴを完成させるゲームです。高所を移動するだけでも危険ですが、上空から落とされる巨大な障害物が参加者を襲います。
タロウは足場から落下し、下の構造物へぶつかりながら地上へ落ちていきます。暴走でんしゃで仲間を助けた直後だからこそ、その死はウサギ側のチームへ大きな喪失を残しました。
ヒマリ|東京びんごたわーで落下し死亡する
ヒマリはジュリと親しい参加者で、暴走でんしゃを生き延びた後もウサギたちと行動します。ジュリを失った直後でありながら、東京びんごたわーでは高所を進まなければなりません。
ヒマリは障害物の衝撃によって足場を失い、鉄骨へつかまろうとします。ウサギも手を伸ばしますが支えきれず、ヒマリは東京タワーから落下して死亡します。
ジュリとヒマリの死は、親しい相手を失っても次のゲームが止まらない今際の国の残酷さを示しています。悲しむ時間すら与えられず、残った者は生きるために進み続けなければなりません。
シオン|かんけりの爆発で死亡する
シオンは冷静な判断力を持ち、アリス側のチームで作戦を支える人物です。ナツとは姉妹のような距離で接し、危険な場面でも彼女を守ろうとします。
かんけりでは、飛ばされた爆発物を制限時間内に所定の位置へ戻さなければなりません。缶をめぐって参加者同士が奪い合うため、単純に走るだけでは生き残れないゲームです。
シオンはナツを守ろうとする中で缶を戻せず、爆発に巻き込まれて死亡します。自己犠牲という言葉だけでまとめるより、シオンが最後まで他者との関係を切り捨てなかった結果として受け取れます。
ナツ|シオンを失った後に爆発で死亡する
ナツにとって、シオンはゲームの中で得た大切な仲間でした。シオンの死によって冷静さを失いながらも、ナツはその場から逃げるのではなく、缶をめぐる戦いへ戻ります。
しかし、感情が大きく揺れている状態で、ほかの参加者と缶を奪い合うことになります。最終的に時間内に安全を確保できず、ナツも爆発によって死亡しました。
ナツの死は、意志が弱かったから起きたものではありません。目の前で大切な相手を失った直後にも選択を迫るゲームが、彼女へ立ち直る時間を与えなかったのです。
カズヤ|アリスを先へ進ませ爆発で死亡する
カズヤはゾンビ狩りの序盤では強硬な人間側へ加わり、他者を切り捨ててでも生き残ろうとします。しかし、ノブに助けられたことで、自分だけの生存を優先する姿勢が変化していきます。
かんけりでは負傷したアリスを残さず、ほかの参加者から缶を守る役割を引き受けます。アリスが先へ進めるよう自分が戦場へ残り、最後まで相手を食い止めました。
カズヤは戦闘で傷つき、時間切れの爆発によって死亡します。序盤には他者を殺す側へ傾いた人物が、最後には他者を生かすために残る選択をしたことで、その死には大きな変化が刻まれています。
最終ゲーム「ミライすごろく」で死亡したキャラ

ミライすごろくは、アリス側とウサギ側の生存者が初めて合流して挑む最終ゲームです。参加者は15ポイントを持ち、サイコロによって通れる扉の人数を決めながら出口を探します。
移動や待機にはポイントが必要で、部屋によっては追加のペナルティもあります。ポイントが0になった人物はその時点でゲームオーバーとなり、テツとイツキが命を落としました。
テツ|必要ポイントを失いゲームオーバーになる
テツは依存症を抱えながらも、けが人を手当てする知識を持ち、アリス側のチームを支えてきました。ぶっきらぼうに見えて、誰かが傷つけば手を貸す人物です。
ミライすごろくでは、ノブと行動する中で一人残されます。離脱症状が強まる中、依存症を克服して別れた妻とやり直す未来を映す扉へ引かれていきました。
しかし、その先は出口へ向かう正しい経路ではなく、残りポイントを超える負担を求める部屋でした。テツはポイントが0になり、ゲームオーバーで死亡します。
テツの死を、未来の選択を間違えた罰と見るべきではありません。立ち直りたいという切実な願いそのものがゲームに利用され、最も欲しかった未来を見せられたからこそ、冷静な判断を奪われたのです。
イツキ|ペナルティでポイントが0になり死亡する
イツキは妹ユナを守ろうとする兄であり、二人で現実へ帰る未来を信じています。リュウジの言葉に揺さぶられ、アリスの作戦から離れて自分たちの未来を優先しようとします。
二人が選んだ部屋では、亡くなった両親と、イツキがユナの結婚式で隣を歩く未来が映されました。しかし次のサイコロによって二人は別々に進むことを迫られます。
イツキが入った部屋には予測できないポイントペナルティがあり、残りポイントが0になります。その結果、イツキはゲームオーバーとなり、ユナだけが残されました。
ユナは兄イツキを失いながら現実へ戻る
ユナはイツキの死を目の前で受け止めなければなりません。兄に守られることを当然としていたユナにとって、イツキの不在は現実へ戻った後にも消えない喪失です。
それでもユナはゲームを投げ出さず、ほかの参加者と出口へ進みます。最終的には現実世界へ戻りますが、その生還は兄を失わなかった未来ではありません。
イツキの死とユナの生還を並べることで、シーズン3は生き残ることを単純な幸福として描いていません。現実へ戻るとは、失った相手のいない人生を引き受けることでもあります。
アリスは自己犠牲を選ぶが死亡していない
出口の部屋へ到達した後、サイコロの合計により一人だけ残らなければならなくなります。アリスはウサギと生まれてくる子ども、ほかの参加者を帰すため、自分が残ることを選びました。
ところがゲームは、仲間を生かすために自分を犠牲にしたアリスを勝者と判定します。アリスは一度取り残されますが、死亡したわけではありません。
この判定は、ゲーム攻略としては都合よく見える部分もあります。一方で、誰かを生かすために自分だけが死のうとするアリスへ、自己犠牲だけでは物語を終わらせないという答えを返した場面とも受け取れます。

最終回で死亡したリュウジとバンダ

リュウジとバンダは、ポイント切れや爆発といった通常のゲームオーバーでは死亡しません。二人とも死の側へ強く執着し、アリスとウサギを現実から引き離そうとした末に死亡します。
ただし、二人の傷や孤独を理解することと、他者へ行った加害を美化することは別です。特にリュウジが最後にウサギを自発的に救ったとする旧解釈は、最終場面の行動と一致しません。
リュウジ|ウサギを死の渦へ引き込み一人で死亡する
リュウジは死後の世界を研究し、自らの実験で亡くなった共同研究者のもとへ行くことを望んでいました。バンダから情報を得る代わりにウサギを今際の国へ連れ込み、最終的には彼女を殺すよう命じられます。
最終ゲーム終了後、リュウジはウサギとともに激流へ流されます。さらに死の世界へつながる渦の中で、ウサギを抱え込み、自分と一緒に死の側へ連れていこうとしました。
ウサギはリュウジを拒絶し、自らその手を振りほどきます。リュウジだけが渦へ飲み込まれ、現実世界へ戻ることなく死亡しました。
リュウジは善意でウサギを手放したわけではない
リュウジはゲーム中にウサギや仲間たちとの関係へ揺れ、完全に冷酷な人物として描かれているわけではありません。しかし、最終局面でウサギを自分から解放したとは整理できません。
死の渦から離れたのは、ウサギが自らリュウジを振りほどいたからです。リュウジの迷いや罪悪感があったとしても、彼は最後までウサギを死の側へ引き込もうとしています。
リュウジの死が苦しいのは、彼に傷がなかったからではありません。救いを求める方法として死を選び、その願いへ他者まで巻き込もうとしたため、現実を選んだウサギとの違いが決定的になりました。
バンダ|アリスを国民にしようとしてWatchmanに殺される
バンダはシーズン2で今際の国への永住権を選び、国民になった人物です。シーズン3ではリュウジを利用してウサギを呼び戻し、アリスまで再び今際の国へ引き込みます。
バンダは、ウサギが死ねばアリスに現実へ戻る理由がなくなると考えていました。数々のゲームを生き抜いたアリスを国民として残し、今際の国のゲームをより面白くすることが目的でした。
しかしアリスは国民になることを拒絶します。怒ったバンダがアリスへ襲いかかろうとした直後、Watchmanが現れ、バンダを殺しました。
バンダの結末は消滅や行方不明ではなく、死亡です。国民になっても今際の国の最上位へ立ったわけではなく、Watchmanによって処分される側だったことが明らかになりました。

バンダはジョーカーでも最終黒幕でもない
バンダはJOKERステージの進行へ大きく関わっていますが、ジョーカー本人ではありません。Watchmanとも別の存在であり、今際の国を作った創造主でもありません。
シーズン3で示されたジョーカーは、特定の人間ではなく、トランプの数字札と絵札を現実世界の一年へ結びつける概念です。Watchmanはその境界を監視する役割を担い、バンダは国民としてアリスを残そうとした人物にすぎません。
バンダがWatchmanに殺されたことは、今際の国へ残る選択が万能の支配権を意味しないと示しています。支配する側へ回ったように見えても、バンダ自身もさらに大きな仕組みへ支配されていました。
シーズン3で生き残ったキャラ一覧

シーズン3では多くの死亡者が出ますが、最終ゲームへ到達した人物の多くは現実世界へ戻ります。生還は人格の善悪に対する報酬ではなく、ゲームの結果と、最後に現実を引き受けた人物たちの結末です。
ここでは、JOKERゲームの生存者と、シーズン1・2から現実世界で生き続けている旧キャラクターを分けて整理します。
アリスとウサギは現実世界へ帰還する
アリスとウサギは、シーズン3で死亡していません。アリスは最終ゲームで自分を残そうとし、ウサギはリュウジによって死の渦へ引き込まれますが、二人とも現実を選びます。
ウサギは亡き父の幻と向き合い、父を追って死ぬのではなく、父の死を抱えたまま生きる道を選びました。アリスもウサギを救い、二人は生まれてくる娘との未来へ戻ります。
ノブ・サチコ・レイ・ユナも現実へ戻る
| 生存キャラ | 俳優 | 現実帰還後 |
|---|---|---|
| ノブ | 醍醐虎汰朗 | 大学へ進み、自分の人生を作り直す |
| サチコ | 須藤理彩 | 支配的な夫から離れ、家族と新しい生活を始める |
| レイ | 玉城ティナ | アニメ制作の仕事へ戻り、家族との関係も見直す |
| ユナ | 池田朱那 | 兄イツキを失った悲しみを抱えながら生き続ける |
四人はミライすごろくの出口へ到達し、リュウジを除いて現実世界へ戻ります。それぞれの未来は完全に傷のない幸福ではなく、今際の国で突きつけられた問題と向き合い直すものです。
特にユナは、イツキと一緒に帰ることはできませんでした。それでも兄の死によって人生を止めず、自分の未来を生きる側へ戻っています。
アン・クイナ・チシヤら旧キャラは死亡していない
アン、クイナ、チシヤはシーズン3のJOKERゲームには参加しませんが、死亡していません。シーズン2で瀕死になった印象が強いため死亡説が残っていますが、三人とも現実世界へ帰還した生存者です。
アンは今際の国の記憶を持つ人物としてアリスの再突入を助けます。クイナとチシヤも最終話の現実世界に登場し、それぞれの人生を続けていることが示されます。
アグニやニラギらも現実側で生きています。シーズン3は旧キャラクターをもう一度ゲームへ集めるのではなく、今際の国を経験した後にどう生きているかを短い場面で見せました。
ヤバのシーズン3最終状態は確定分類しない
ヤバはバンダとともにシーズン2で永住権を選び、シーズン3にも登場します。しかし、最終回時点でどこにいるのか、Watchmanや国民側の変化によってどうなったのかは、バンダほど明確に描かれていません。
少なくとも、バンダのようにWatchmanに殺される場面は確認できません。一方で現実へ帰還した描写もないため、本記事では死亡確定者にも現実帰還者にも含めません。
死亡キャラに含める範囲|過去の死と名無し参加者を分ける

シーズン3の死亡者数は、どこまでを集計するかによって変わります。名前付きの主要人物だけを数えるのか、名無し参加者や回想内の死者まで含めるのかを先に決めなければ、正確な数字にはなりません。
本記事の12人は、シーズン3本編の現在進行の物語で死亡し、名前と役割を確認しやすい主要人物を中心にした整理です。
リュウジの過去で死亡した研究仲間はゲーム中の死者と分ける
リュウジは、近死体験を再現する研究によって共同研究者を死なせた過去を持っています。この死はリュウジが死後の世界へ執着する原因ですが、JOKERゲーム中に起きた死亡ではありません。
同様に、ウサギの父、登場人物の家族、現実世界で過去に亡くなった人物も、シーズン3のゲーム死亡者とは分ける必要があります。人物の動機には深く関係していても、死亡キャラ一覧の集計条件が異なるためです。
ばばぬき・おみくじ・りずむの名無し死亡者を別表にする
| ゲーム | 死亡者の整理 | 主要12人への反映 |
|---|---|---|
| ばばぬき | リュウジ以外の参加者が電気刺激で死亡 | 役名を確認できない人物は含めない |
| おみくじ | 火矢によって複数の参加者が死亡 | 名無し死亡者として別集計 |
| りずむ | レーザーや障害を避けられない参加者が死亡 | 名無し死亡者として別集計 |
| ゾンビ狩り | マサト、イケノのほかにも敗者が死亡 | 名前付きの二人のみ主要表へ掲載 |
| 暴走でんしゃ | ジュリのほか複数の参加者が死亡 | 役名と生死を確認できる範囲で掲載 |
| 東京びんごたわー | タロウ、ヒマリ以外にも落下者がいる | 名前付きの二人を主要表へ掲載 |
完全な総死亡数を名乗る場合は全6話の確認が必要
シーズン3の全死亡者数を断定するには、各ゲームの開始人数と終了人数を全6話で照合する必要があります。特におみくじ、りずむ、暴走でんしゃでは、短いカットの中で複数の人物が死亡しています。
また、エンドクレジットで役名が確認できても、映像内のどの人物と一致するのか分かりにくいケースがあります。コウスケら名前付き脇役を一覧へ加える場合は、顔、呼称、クレジットを照合しなければなりません。
したがって、検索者へ分かりやすい答えを出すなら「名前付き主要死亡者は12人」「名無し参加者を含む総数は12人より多い」と整理するのが適切です。
シーズン3死亡キャラは原作漫画にも登場する?

シーズン3の死亡キャラの多くは、原作漫画本編には登場しません。原作本編は全18巻で完結しており、Netflix版シーズン2でミラとの最終ゲームと現実帰還までが映像化されています。
シーズン3は、原作世界を土台に作られたNetflix版のオリジナルストーリーです。原作から一部のゲーム要素は使われていますが、人物と死亡展開は別に整理する必要があります。
シーズン3は原作本編後のNetflixオリジナルストーリー
原作本編では、アリスとウサギが永住権を拒否し、現実世界へ帰還するところで大きな結末を迎えます。原作のジョーカーも短く登場しますが、Netflix版シーズン3のようなJOKERトーナメントは描かれません。
シーズン3は、現実へ戻ったアリスとウサギが再び今際の国へ入る独自の物語です。したがって、シーズン3の死亡者一覧を原作本編の死亡者一覧へ混ぜると、作品の流れが分かりにくくなります。
マサト・シオン・テツらはドラマ版の新キャラ
マサト、イケノ、ジュリ、タロウ、ヒマリ、シオン、ナツ、カズヤ、テツ、イツキ、リュウジらは、Netflix版シーズン3の物語を進めるために配置された人物です。原作漫画本編に同じ人物と死亡展開があるわけではありません。
それぞれの過去や欲望は、JOKERステージが扱う未来、家族、喪失、死への誘惑を具体化しています。新キャラクターの死が多いのは、シーズン1・2の生還者を大量に死亡させるのではなく、新しい共同体を作り直したためです。
バンダは原作にも登場するが死亡展開はドラマ独自
バンダは原作漫画にも登場し、ハートのジャック「どくぼう」を生き残ります。ヤバとともに永住権を選び、今際の国へ残る結末も原作とドラマで共通しています。
しかし、原作では国民になった後のバンダがアリスを呼び戻し、リュウジとウサギを利用する物語は描かれません。Watchmanに殺される死亡展開もNetflix版シーズン3のオリジナルです。
シーズン3は『今際の国のアリス RETRY』の直接実写化ではない
『今際の国のアリス RETRY』は、現実世界で大人になったアリスが再び今際の国へ入る続編です。しかし、Netflix版シーズン3と同じ人物、ゲーム、死亡キャラが登場するわけではありません。
Netflix版シーズン3は、原作のゲーム要素を部分的に再構成しながら、アリスとウサギの結婚、妊娠、リュウジ、Watchman、ミライすごろくを新たに描いています。『RETRY』をそのまま実写化した作品ではありません。
死亡キャラから分かるシーズン3のテーマ

シーズン3の死亡者を追うと、死が単なるゲームの失敗として描かれていないことが分かります。ただし、死亡を意志の弱さや悪への罰として整理するのも適切ではありません。
ゲームのルール、偶然、身体状態、仲間の行動、本人の選択が重なって生死は分かれます。そのうえで、残された人物が死者との関係をどう引き受けるのかが、物語の感情的な中心になっています。
シオンとカズヤの自己犠牲を同じ意味にしない
シオンとカズヤは、どちらも仲間を守ろうとした末に死亡します。しかし、二人の選択が持つ意味は同じではありません。
シオンは最初から冷静に他者と協力し、ナツを守る関係を築いていました。カズヤは他者を切り捨てようとした人物が、ノブに助けられたことで考えを変え、最後にはアリスを守る側へ回っています。
シオンの死は守り続けた関係の終わりであり、カズヤの死は関係を信じ直した人物の変化です。どちらも自己犠牲ですが、そこへ至る人物の因果が異なります。
イツキの死はユナの生還を幸福だけで終わらせない
ユナはイツキに守られてきた妹であり、兄と一緒に帰る未来を望んでいました。ところがミライすごろくは、二人へ幸福な未来を見せながら、サイコロとポイントによって引き離します。
イツキの死後、ユナは一人で出口へ進みます。生還したから悲しみが消えるわけではなく、兄の不在を抱えた人生を選び直すことになります。
この結末によって、現実へ戻ることは単純な勝利ではなくなります。シーズン3が描く生還とは、失った相手を忘れることではなく、その喪失とともに生きることです。
リュウジとバンダは死や境界へ執着した人物
リュウジは死後の世界へ行きたいと願い、バンダは今際の国そのものを自分の居場所として選びました。二人は異なる動機を持ちながら、傷のある現実へ戻ることを拒んだ人物です。
しかし、現実を拒んだだけで死亡したわけではありません。リュウジはウサギを死へ巻き込もうとし、バンダはアリスの大切な相手を奪って彼を国民にしようとしました。
二人の死は死への憧れそのものへの罰ではなく、他者の意思を無視して自分の欲望へ組み込もうとした行動の行き着く先として描かれています。
死亡は意志の弱さや悪への罰ではない
シーズン3の死亡者には、仲間を守ったシオンやカズヤもいれば、支配的なイケノやバンダもいます。死亡した人物を一括して、現実へ戻る意思が弱かった人間と説明することはできません。
タロウやヒマリは高所ゲームの事故によって死亡し、イツキは予測できないポイントペナルティを受けています。生きたいと願っていても、ゲームの偶然とルールによって死亡する人物はいます。
反対に、生存者が全員正しい選択を続けたわけでもありません。生死は人格への採点ではなく、今際の国の理不尽さを通して分かれた結果です。
生還は死者を忘れず傷のある現実へ戻ること
アリスはカルベとチョータを失った記憶を完全に取り戻さなくても、誰かを生かそうとする行動を続けています。ウサギも亡き父を忘れるのではなく、父を追って死なない道を選びました。
ユナはイツキを失い、ほかの生還者も今際の国で見た死を無かったことにはできません。それでも現実へ戻るのは、苦しみが消えるからではなく、苦しみのある場所で関係を作り直せるからです。
シーズン3の死亡キャラは、生存者を輝かせるためだけの犠牲ではありません。それぞれの喪失が、生き残った人物へどのような未来を引き受けるのかを問い続けています。
『今際の国のアリス』シーズン3死亡キャラのよくある質問

ここからは、シーズン3の死亡キャラと生存者について、特に誤解されやすい疑問へ結論から答えます。
シーズン3で死亡した主要キャラは誰?
本記事では、マサト、イケノ、ジュリ、タロウ、ヒマリ、シオン、ナツ、カズヤ、テツ、イツキ、リュウジ、バンダの12人を名前付き主要死亡キャラとして整理しています。ただし、名無し参加者を含む全死亡者数ではありません。

シーズン3の死亡キャラは全部で何人?
名前付き主要死亡者は12人を基本に整理できます。ばばぬき、おみくじ、りずむ、暴走でんしゃなどの名無し死亡者まで含めると12人を超えますが、全死亡者の正確な総数は断定できません。
ジュリは暴走でんしゃで死亡した?
ジュリは安全な列車へ乗り移れず、元の列車に残されます。死亡する瞬間を大きく映す場面ではありませんが、その後に登場せず、元の列車が生還できない状態だったことから死亡が強く示唆されています。
タロウとヒマリは死亡した?
二人とも東京びんごたわーで死亡します。タロウもヒマリも東京タワーの足場から落下し、その後のゲームには参加しません。
マサトとイケノはどうやって死亡した?
マサトはゾンビであることが発覚し、ショットガンカードを使われて死亡します。イケノは人間側として残り、ゾンビ側が勝利したことで敗者となり、レーザーで処刑されます。
シオン・ナツ・カズヤは死亡した?
三人とも、かんけりで死亡します。シオンとナツは爆発する缶を戻せず、カズヤはアリスを守って戦った後、時間切れの爆発に巻き込まれます。
テツとイツキは死亡した?
二人ともミライすごろくで死亡します。テツは残りポイント以上の負担を求める部屋へ入り、イツキはランダムなペナルティによってポイントが0になります。
リュウジは最後に死亡した?
リュウジは死亡します。ウサギを死の渦へ引き込もうとしますが、ウサギに振りほどかれ、一人で渦へ落ちて現実世界へ戻れません。
バンダは死亡した?
バンダは死亡しています。アリスを国民にしようとして拒絶され、襲いかかろうとした直後にWatchmanに殺されました。
アリスとウサギは死亡した?
二人とも死亡していません。死の側へ引き込まれる危機を越え、現実世界へ帰還し、生まれてくる娘との未来へ進みます。
ノブ・サチコ・レイ・ユナは生き残る?
四人とも最終ゲームを生き残り、現実世界へ戻ります。ユナだけは兄イツキを失いますが、兄の死を抱えながら自分の人生を続けています。
チシヤ・クイナ・アンは死亡した?
三人とも死亡していません。シーズン2で瀕死になった印象がありますが、現実世界へ帰還し、シーズン3でも生存者として描かれます。
ヤバは死亡した?
ヤバの死亡を明確に示す場面は確認できません。一方、最終回で現実へ戻る場面も描かれていないため、本記事では死亡確定にも生存確定にも分類していません。
原作漫画にも同じ死亡キャラがいる?
シーズン3の主要死亡者の多くはNetflix版の新キャラクターであり、原作漫画本編には登場しません。バンダは原作にも登場しますが、Watchmanに殺される展開はドラマ版独自です。



シーズン3は『RETRY』の実写化?
直接的な実写化ではありません。大人になったアリスが再び今際の国へ入る点には共通性がありますが、登場人物、ゲーム、死亡キャラ、物語の結末は異なります。
まとめ

『今際の国のアリス』シーズン3の名前付き主要死亡キャラは、本記事ではマサト、イケノ、ジュリ、タロウ、ヒマリ、シオン、ナツ、カズヤ、テツ、イツキ、リュウジ、バンダの12人として整理しました。ただし、名無し参加者を含む総死亡数は12人より多く、完全な人数は集計範囲によって変わります。
テツとイツキはミライすごろくでポイントが0になり、リュウジはウサギに振りほどかれて死の渦へ落下します。バンダも生死不明ではなく、アリスを国民にしようとして拒絶された後、Watchmanに殺されています。
一方、アリス、ウサギ、ノブ、サチコ、レイ、ユナは現実へ帰還し、アン、クイナ、チシヤも生きています。シーズン3の生死は、意志の強さや人格の善悪だけで分かれたのではなく、ゲームのルール、偶然、他者との関係、本人の選択が重なった結果です。
だからこそ、生還は単なる勝利ではありません。死者を忘れず、失った相手のいない現実を引き受け、それでも生き直すことが、シーズン3が最後に残した答えです。

コメント