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好きな人がいること第5話ネタバレ考察&感想。花火大会で終わる初恋、始まる新しい恋…夏向の告白と楓の真実

好きな人がいること第5話ネタバレ考察&感想。花火大会で終わる初恋、始まる新しい恋…夏向の告白と楓の真実

注目の月9ドラマ「好きな人がいること」ですが、第4話が終了しました。

キャンプではいろいろなところで恋愛がこじれましたしたね・・。楓が六本木のクラブで働いていた真相はどうなんでしょうか?

今クールの注目恋愛物ドラマである「好きな人がいること」の第5話(8月8日放送)のあらすじと感想を紹介したいと思います。

※以後ネタバレ注意

目次

好きな人がいること5話のあらすじ&ネタバレ

好きな人がいること5話のあらすじ&ネタバレ

花火大会前夜、揺れる心と浴衣の準備

第5話では、花火大会という夏の一大イベントをめぐり、登場人物たちの気持ちが大きく揺れ動く。

櫻井美咲(桐谷美玲)は、柴崎千秋(三浦翔平)と花火大会に行く約束を交わし、恋の告白を決意する。だがその話を聞いた次男の夏向(山﨑賢人)は平静を装いながらも動揺し、「行くな!」と強い口調で美咲を引き留めるが、彼女には伝わらない。

翌朝、美咲は後輩・石川若葉に「千秋さんとお付き合いしたいと思うようになった」と本音を漏らし、背中を押される。

テレビでは浴衣特集が流れ、三男の冬真(野村周平)は「男は浴衣が好きだ」とアドバイス。

浴衣を見に行った美咲は、花柄の浴衣に心を奪われるが、自分に似合うか迷っていたところ、店主・日村信之(浜野謙太)に「清楚で主張しすぎないものを」と背中を押され、一式購入してしまう。花火大会への期待と緊張が高まり、支度をする過程が丁寧に描かれている。

西島愛海の来訪と楓の謎の行動

一方、レストラン「Sea Sons」には謎の女性・西島愛海(飯豊まりえ)が来店し、千秋に「磯山渚の娘です。お話があります」と名乗る

彼女は兄を探しており、柴崎家の秘密と関係しているようだが、千秋は「関わらないでくれ」と突き放してしまう。愛海の存在が物語にサスペンスを添え、今後の伏線となる。

買い物の帰り道、美咲は偶然、高月楓(菜々緒)がスーツ姿の男性に現金を渡す場面を目撃する。楓は「友人に借りていたお金を返しただけ」と言い訳するが、留学が嘘で六本木のクラブで働いていたことを知っている美咲は「ウソですよね?」と問い詰める。

楓は「退屈な男だったから留学って嘘をついた。明日の夜には街を出る」と告げ、美咲は複雑な思いに駆られる。楓が夜逃げのように去ろうとしている理由は、のちに明らかになる。

恋の花火大会と未完成の告白

花火大会当日。美咲は美容院で髪を整え、浴衣に似合う髪飾りを選ぶ。サロンの店員から「告白は花火の前がいい。恋人と見る花火は格別ですよ」と背中を押され、美咲は決意を新たにする。

一方、夏向は自室を訪れた美咲から楓の件を相談されるが、「別にいいんじゃね?見てたんだろ」と突き放す。美咲が「好きな人がいるってこんなに楽しい」と浮かれる姿に耐えきれず、「お前の浴衣姿なんか見たくない」と憎まれ口を叩いて追い出す。内心では彼女を思いながら素直になれない夏向の切なさが滲む。

夜になると、千秋は待ち合わせに現れ、美咲の浴衣姿を「可愛いね」と褒め、二人は縁日を楽しむ。美咲は花火が上がる前に「千秋さんのことが…」と告白しようとするが、無邪気な子どもに邪魔されて言えないまま千秋が飲み物を買いに行ってしまう。

その間、美咲は楓に金を渡していた男性と再会。彼が楓の兄であり、借金を抱えていること、楓が兄の借金を返すためにクラブで働き、千秋に迷惑をかけたくない一心で別れを選んだことを知る。美咲は楓の犠牲的な行動に胸を打たれ、千秋の幸せを思いながら楓のために動く決意をする。

美咲の決断と千秋の選択

美咲は秘密の花火スポットに戻り、千秋に「楓さんは今夜この街を出る。兄の借金を返すためにクラブで働いていただけで、全てはあなたのためだった」と真相を伝える。

そして「楓さんのもとへ行ってあげてください。私のことは気にしなくて大丈夫です」と涙ながらに背中を押す。美咲の言葉に千秋は驚きながらも走り出し、駅のホームで出発を待つ楓を見つける。

千秋は「ごめん、気づいてやれなくて。お兄さんのこと全部聞いた」と謝り、楓は「勘違いしないで。あなたのせいじゃない」と突き放しながらも涙を浮かべる。二人はもう恋人には戻らないが、互いの気持ちを確かめ合い、千秋は楓に別れを告げる。

夏向の告白と新たな三角関係

一方、美咲は約束の花火大会で一人寂しく空を見上げていた。そこへ夏向が現れ、「俺も楓さんの兄貴に会った。どんだけ馬鹿正直なんだよ」と呆れながらも、黙って隣に座る。

美咲は「本当は1%くらい期待してた。楓さんのことを知っても千秋さんが私のところに来てくれるって。でも一度も振り返らずに行っちゃった。私、みっともないよね」と泣きながら本音を吐露する。夏向はそんな美咲の頭を抱き寄せ、「悪くないじゃん。俺がいるだろ。俺がそばにいてやるよ」と優しく囁く。いつも毒舌で無愛想な夏向が見せた不器用な告白は、視聴者に大きなインパクトを与えた。

この瞬間、美咲の中で千秋への初恋が終わりを告げ、夏向との新しい恋が静かに始まったと言える。兄弟間の三角関係は新たな段階へ進み、次回以降の展開を大きく左右することになる。

好きな人がいること5話の感想&考察

好きな人がいること5話の感想&考察

楓の真実と悪女像の裏返し

第4話までの高月楓は、千秋にキスを仕掛け、美咲にペアブレスレットを渡すなど、いかにも“悪女”的に描かれていた。

しかし第5話で明かされたのは、兄の借金返済のためにクラブで働き、千秋に迷惑をかけまいとして自ら身を引いたという真実だった。楓は千秋と別れるためにボストン留学の嘘をつき、借金を完済した後にもう一度やり直そうと帰って来たが、再び兄が現れたために諦める。

優しさと強さを併せ持つ楓の描写は、単なる恋敵を超えた深みを持ち、女性としての悲哀を感じさせた。

美咲の恋の終わりと成長

美咲は千秋への片想いに終止符を打つ。憧れの人と花火大会に行くという夢のような状況で、彼の幸せを願って自ら身を引くという選択は、成熟した愛の形を示している。

楓の過去を知り、彼女の愛情を理解した美咲は「恋のライバル」ではなく「一人の女性」として楓を尊重した。この決断は女性同士の連帯を感じさせ、彼女が“少女”から“女性”へと成長したことを象徴している。涙をこらえて笑顔で千秋を送り出す美咲の姿に、多くの視聴者が心を打たれた。

夏向の変化と不器用な告白

夏向はこれまで、料理人としてのプライドや家族の秘密に縛られ、感情を表に出すことがなかった。

しかし美咲が花火大会に行くと聞いた時の「行くな!」という言葉、そして最後に「俺がそばにいてやるよ」と抱き寄せる場面は、彼の中にあった恋心が溢れ出た瞬間だった。

普段の無愛想さとは裏腹に、不器用な優しさが際立ち、ツンデレな彼の魅力を最大限に引き出している。夏向は楓の兄から事情を聞き、美咲の真っ直ぐな行動を理解した上で寄り添った。そのギャップが、視聴者の心を掴んで離さなかった。

柴崎家の秘密と愛海の伏線

西島愛海が「磯山渚の娘」と名乗り、千秋に接触を試みた場面は、柴崎家の秘密を一層深める伏線となった。

愛海が探している兄の名が「拓海」であることが明かされ、夏向と冬真が協力を申し出る。

三兄弟のうち誰かが血の繋がりのない養子である可能性が浮上し、恋愛ドラマにミステリー要素が加わった。家族と恋の両軸で進む展開が、物語の厚みを増している。

“失恋”がくれた新しい恋のはじまり

第5話は、夏の花火が象徴するように、儚さと再生が交錯した回だった。楓の真実を知った美咲は、恋敵への嫉妬ではなく、彼女の愛情深さに共感し、自ら身を引くという大人の選択をした。

その一方で、夏向の「俺がいるだろ」という告白は、傷ついた美咲の心をそっと包み込む。失恋は終わりではなく、新しい恋の始まり——そう感じさせる美しい余韻が残る。柴崎家の秘密や愛海の存在が絡み、恋と家族の物語はますます深みを増していく。

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